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ユーザーレビュー

  • イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)

    Posted by ブクログ

    極めて面白い。ここまでやらないと中東では生き残れないのか、と。陰謀論の世界と隣り合わせの民主主義社会という、イスラエルならではの状況も垣間見える。

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    2020年06月27日
  • イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)

    Posted by ブクログ

    イスラエルに関する本を読む度に国家存続、民族存続にかける思いや危機感が他国とは全く異なることを痛感させられる。
    時には民間人を巻き添えにすることも顧みず、平気で事実を歪めてまで自国を守るために敵対するテロリストを殺害する。
    この姿勢は時の首相により濃淡はあるものの歴史を通して一貫しており、今のガザ地区の惨状もこの国家感を考えれば不思議では無い。
    過去のホロコーストの被害が、現代の加害の免罪符になっていないか。

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    2025年12月21日
  • イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「全史」銘打つだけあって、第二次大戦の終わりからのイスラエルxパレスチナの攻防の流れを逐次追って書かれている。上巻はインティファーダを経てオスロ合意、パレスチナ自治政府樹立までを扱う。

    正直、イスラエル内部の予想外のカオスっぷりに頭が痛くなり、酔いそうになった。イスラエル人とはもっと合理的な人々ではなかったのか? ヨーロッパ出身の教育があり、お金もある層がイスラエルという国の運営を行っており、先進的で洗練された圧政を敷いているイメージがあったが、これでは法治国家とは言えないようだ。
    暗殺の手際がお粗末で失敗続きでも継続したり、私的なこだわりから効果の薄いターゲットに力を費やしたり、他国の法も

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    2024年10月19日
  • イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)

    Posted by ブクログ

    まるで映画や小説のように思えるほど臨場感が溢れる内容。
    こんな世界があったのかと信じられない気持ちになり、でもそれが事実なのでとてもやるせない気持ちになる。
    明日、日本がなくなるなんて今の自分には想像つかないけれど、イスラエルには国の成り立ちからして闘わないいけないと思ってしまう理由がある。
    闘いを続ければ続けるほど、どんどん複雑化しているように思う。

    教科書的な事実羅列ではなく、色々な立場の人間のリアルな発言があふれている。
    著者のインタビューにかけた時間と労力が計り知れないし、それをこの本にまとめたのがすごい。
    翻訳も読みやすかった。

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    2021年08月21日
  • イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史(上)

    Posted by ブクログ

    国家とユダヤ人を危害から守るためにあらゆる手段を講じるイスラエル。イスラエルの新聞記者が政府・軍関係者への膨大な聞き取り から明らかにした、イスラエルで特殊任務にあたるモサド、シン・ ベト、アマンの3機関による、諜報活動と要人暗殺作戦の初の通史。
    めちゃくちゃ面白そうだけど買う人少ないだろうな・・・と思いながら読み始めました。序文からして恐ろしいにおいがぷんぷん漂うんですけど、あまりに平和ボケした日本人にはかなり衝撃的な内容で、でも怖いもの見たさであっという間に読み終えてしまった。この著者、近いうちに消されるとかない・・・よね?ここまでの証言をよく集めたなあと感嘆しかないです。すごすぎる。筆者

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    2020年12月12日

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