言語が違えば、世界も違って見えるわけ

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1,298円 (税込)

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古代ギリシャ人は世界がモノクロに見えていた? 母語が違えば思考も違う? 言語と認知をめぐる壮大な謎に挑む、知的興奮の書!

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言語が違えば、世界も違って見えるわけ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    英語と日本語が喋れる(英語を大人になってから学んだような)人が日本語で喋ると内気になるけど英語で喋ると性格が変わったかのように自分が積極的でポジティブで行動的になる、みたいな事を言ってるのを以前Xのポストで見かけたので、そういう事が書いてあるのかな〜言語が性格に与える影響って何だろうと思い、読んだ。

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    言語が私たちの思考や世界の見方にどのような影響を与えるのかを、色覚・方位感覚・文法的ジェンダーなどの例から探る一冊。
    どんな言語でも同じことは表現できるが、話す際に“何を強いられるか”が異なるという表現が新鮮でした。
    英語と日本語を使う自分の感覚の違いとも重なり、言語が思考だけでなく、性格や居心地の

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    「認知能力において、人類は基本的に平等であり、民族間、種族間での差異を説明するのに遺伝子に着目するということはなくなった」ということを前提に、異なる言語を話すことによって身についた思考方式の違いについて、「色覚」「語構造」「空間表現」「ジェンダー文法」という4つの観点から論じている。

    結論からいう

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    「色」を手がかりに、言語という文化的慣習が如何に人間の世界認識に影響を与えているかを紹介してくれる本
    人間の無意識下でも作用している言語の力が近世の賢人から現代の科学者にかけて明らかになっていく過程が面白かった
    絶対方位感覚を備えさせるグーグ=イミディル語の話者がどういう世界なのかを紙面で体験させた

    0
    2025年02月20日

    Posted by ブクログ

    面白い。
    言語が人間の認知機能にどの程度影響をあたえうるのか、というシンプルな命題に空間、ジェンダー、色を中心に実例を出しながら丁寧に分析を行っていく。
    文化的土壌がアプリオリに人間の主観的判断や認知に言語を通じ、変化させ、どのように変化させ続けているのか。
    物事を捉える際、言語が人に課す認識の方向

    0
    2024年11月30日

    Posted by ブクログ

    言語の違いが思考にどのような影響を与えるのか。欧米における研究の歴史を振り返りながら、丁寧に説明されている。その歴史はバイアスとの戦いであり、それゆえに本書の説明はとても慎重であり、誠実な印象。

    「絶対方位」しか使わないグーグ・イミディル語など、具体的な言語も紹介されていて、興味深く読めた。

    0
    2023年02月23日

    Posted by ブクログ

    生得主義が言語学の主流であるとは聞くのだが、面白そうだと思って手に取る本は、この本も含めて「非主流派」の本になりがちだ。本書の立場は生得主義に真っ向から反対するものでもないみたいで、自然により与えられた「制約のなかの自由」により、文化もある程度まで言語に影響を及ぼす、さらにその逆として、言語が文化に

    0
    2022年07月16日

    Posted by ブクログ

    やっと読み終えたー。
    第二章の初めがどうしても進まなくて、断念しようかと思ったけどそこを過ぎたらまた興味深くなって読み切れました。
    へぇ〜って内容が盛り沢山で、全体としては面白いです。
    ただ、普段小説という厳選された言葉と文章を読んでばかりいるので、論文的なしつこい口調は辛かったです。
    例えが多過ぎ

    0
    2022年06月02日

    Posted by ブクログ

    「母語の言語体系(文構造、文法、語彙)が、話者の知覚・認知・思考を規定している」という命題について。

    その言語によって「何を伝えることができるかではなく、何を伝えることをを強いられるか」という観点に拠ってみると、↑の命題は正しいようだ。
    そして特に色の見え方について、碩学の方々が導いた結論はかなり

    0
    2022年05月14日

    Posted by ブクログ

    言葉は、発する人の世界の見方にどう影響を与えるかについての考察本。

    ウォーフの仮説が妙に気になる、だけど信じていいのかな、と思ってたところでこの本に出会い、読んだ。結局ウォーフの仮説は今は否定されていることがわかったけど、でもだからと言って言語と思考が全くの無関係でもないということがちゃんと説明し

    0
    2022年05月07日

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