中原の由緒正しき王国パロは、新興モンゴールの侵略の前に一夜にして滅び去った。王家の血をひくリンダとレムスの双子の姉弟は、ある力によって妖魔の跳梁する辺境の森に逃れた。だが追手の厳しい追及は、たちまち3人を窮地に追い込む。そのとき忽然とあらわれた豹頭人身の怪人・グインが二人を救い出すのだった! 壮大な構想のもとに繰り広げられる絢爛たるドラマの開幕!(※電子書籍版には口絵・挿絵が収録されておりません)
Posted by ブクログ 2020年08月30日
もう30年以上前になるが、中学生の頃夢中になって読んでいた。50巻ぐらいまで読んだ記憶があるが、
だいぶ前に100巻を突破しており、ほぼ記憶に残っていないし、今から読むのはかなり覚悟が必要である。
作者が亡くなった際に未完で終わるのかと残念に思っていたが、複数の小説家が協力して継続している
ようで是...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月30日
先日亡くなられた栗本薫氏の超有名シリーズ「グイン・サーガ」の第1巻です。
既に出版されているのは正伝129巻・外伝21巻で未完に終わった大シリーズの第1巻で、1979年に出版されましたが、後に1983年に改訂されました。
物語はモンゴールに攻め落とされ、父王夫妻を殺害された世継ぎの双生児レムスと...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月21日
本をここまで読むきっかけになったのは、中学校3年の時に行ったスキー旅行。友達から言われた「たまにはお前も本読めよ」という言葉でした。その時に富山の本屋さんで見かけたグインサーガという本。実はファミコン通信、通商ファミ通の広告にグインサーガの31巻の広告がついていたのでした。なじみ深いファイナルファン...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年04月02日
再読。
グイン・サーガの中で間違いなく一番読んだ回数が多い1巻(笑)。初めて読んだ頃は『光の公女』まで刊行されていて、それこそ寝る間も惜しんで一気に読みました。やっぱり当初の方がファンタジーらしいですね。
突然現れた訳ありな高貴な双子、豹頭の謎の男、そしてどんな生物がいるのか人も入りたがらない辺境の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月04日
高校生の頃に読み始めて、読書する楽しさを教えてくれた記念碑となる自分にとってあまりに偉大な作品です。その頃第50巻刊行記念フェアをやっていて、最新刊に追いついたころには確か第75巻くらいだったと思います。読んでも読んでも続きがあるという幸せが、やがて100巻を超えたあたりから、再びグインが記憶喪失に...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月25日
中学から読み始め、留学時代にも、新刊が出るたび書店アルバイトだった妹に懇願して送ってもらったグインサーガ。途中の展開の遅さや、文体のくどさに辟易したこともあったけど、やはり自分の読書歴の中で捨てられない作品。未完のままで置いてほしいのか、他の作家でもいいから完結させてほしいのかすら、まだ判断がつかな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月17日
ついにアニメ化されたグイン・サーガを、今しがた見終わったばかりです。
1979年に、この第一巻『豹頭の仮面』が出てから、30年を経ての満を持した初めてのアニメ化ということで、ドキドキ期待して見ましたが、残念ながら、それほど、感心した出来栄えではありませんでした。
あまりにも、子ども向けすぎるので...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月08日
誰がなんと言おうと、稀有で壮大なファンタジーの幕明けです。
著者の不幸によって、もう物語は幕を下ろす事すら出来なくなった。
今は外伝として他の作家さんが新たな物語を紡ぎ始めておられますが、いつの日か、本編の続きをどなたかが引き継いでくれる事を願うばかりです。
本作を含む辺境編は、特に濃厚なヒロイッ...続きを読む
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