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【グイン・サーガ134】ケイロニアの皇女シルヴィアの行方が知れなくなった。幽閉されていた闇が丘の館が何者かに襲撃され、地下の水路深くへとその姿は消え失せてしまったのだ。そして、死霊の口が語る彼女の大罪をめぐり、シルヴィアには、〈売国妃〉の汚名が冠されることとなる。また、大帝アキレウスの病状が思わしくなく、継承問題も持ち上がっていた。容赦なくふりそそぐ多様な艱難に対処すべく、グインはまた一歩前へ踏み出すのであった。
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Posted by ブクログ
シルヴィアという人は行動の結果ばかりを取り沙汰されて人柄の芯のところを見てもらえなかった気の毒な女性だと思うのですが、ここに来て彼女の考えや心のうちがしっかり見えてきましたね。彼女の悲劇をなかった事にしてケイロニアが隆盛を誇るというのは、私は虫が良いかなと考えていたので、むしろグインとの情愛を含めてしっかり書き上げていただける事を待っていました。
言われているより可憐で知性的な、但し繊細すぎる。そんな女性像で、アウロラじゃなくてもかばってあげたくなります。ロベルトがかつて言っていたように、闇から掬い上げるとしたらグインしかいないのですが。
グラチウスの企みに乗ってほしくはなかったなあ、と。
むしろ不満をいうならハゾスのネチネチウジウジした自己正当化のほうが、彼らしくなくて嫌というか残念です。そんな人じゃなかったし、選帝侯もロクでなさすぎる。もっと一枚岩だったはずで、グインを戴くことにももっと現実的に考えてOKを出すと思うのですが。
さてどうなることやら。続き、読みましょうかね。
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