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Posted by ブクログ
スーパーじじい魔道大戦はどこいった?(笑)
ブランのフロリー救出行に始まって、ケイロニアのアッシャ絡みの話が一区切りします。
ケイロニアに匿われていた、リギアやマリウス、ヴァレリウスは、山間の城にまで迫った竜王の殺戮の手によって、城を出ていくことになります。なかなか凄惨で悲しい場面が続き、ヤガ編にもう一度切り替わった時に、戦闘というかブランの窮地から始まったもので、「うわぁ、もう怪物見たくない!」って、一瞬引いてしまいました。
が、まあ、魔道士の面々(それも伝説みたいな人たち)が罵り合いつつ魔道を使う場面は、本当は緊迫してるのに笑いを誘いました。栗本さんの、老人や魁偉な人物の描き方が非常に軽妙だったので、それが五代さんにも遺憾なく引き継がれていて、こうでなきゃなぁ、と思わせてくれます。
ようやくフロリーとヨナにも救いの手が伸びたはいいのですが、ミロク教の動きは新たな局面に入って、非常に不気味です。私達の知る新興宗教とも趣が被るので、なおさら気味が悪い気もしますが…。次の巻では激しい魔道戦と脱出劇、そして中原における竜王の、人類に対する公然の宣戦布告が聞けるのでしょうか。
あ、でも次は宵野さんで、ケイロニアの中央のお話だったのでしたっけ。お二人のお筆が、違和感なく進むので、時折、そうだ共同執筆だったとはっとします。最初栗本さんのお色が濃いと感じた宵野さんより、五代さんのお筆のほうがグイン・サーガの空気に馴染んでこられた気がするのも、感慨深いです。無論お二人とも、良い書き手であられるのですが。
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