作品一覧 2023/06/23更新 ソラリス 試し読み フォロー インヴィンシブル 試し読み フォロー 火星からの来訪者 試し読み フォロー 完全な真空 試し読み フォロー 泰平ヨンの未来学会議〔改訳版〕 試し読み フォロー 地球の平和 試し読み フォロー マゼラン雲 試し読み フォロー 1~7件目 / 7件<<<1・・・・・・・・・>>> スタニスワフ・レムの作品をすべて見る
ユーザーレビュー ソラリス スタニスワフ・レム / 沼野充義 すごい。 ハードSFで全編走るのかと思ったら、想像以上に多層的なスルメ小説だった。 学術的な科学の知見をフルに使ってSFの「リアリズム」を構築している。 愛の物語ではあるが、ノスタルジックに埋没していることを本人が自覚してるゆえのヤバさがある。 Posted by ブクログ ソラリス スタニスワフ・レム / 沼野充義 SF文学の偉大な傑作。伝え聞いていたよりはるかに首尾一貫とした話で、コンタクトというテーマを様々な角度から見事に描き出し、安易な解決を決してつけず、何よりその奥行きの深い掘り下げに、完全に圧倒されました。素晴らしい作品と出会えて幸せです。 Posted by ブクログ ソラリス スタニスワフ・レム / 沼野充義 人間とは異なる理で生きる存在との意思疎通を可能だと考えることの浅ましさを見せつけられた感覚。最後までソレの特徴はあくまで人間側からの視点に過ぎず、積み上げた研究を無視する様にソレが悠然と存在し続ける絶望感 最高 なんとなくメッセージと対極をなす様な感じ Posted by ブクログ ソラリス スタニスワフ・レム / 沼野充義 ファーストコンタクト三部作『ソラリス』『砂漠の惑星(インヴィンシブル)』『エデン』 原作を読んだのは中学生の時で細部は覚えていないものの、私の価値観に稲妻の一撃を与えた一作。 この本のお陰で宗教や不可知論に傾倒していったので間違いなく個人的インパクトファクター。 緻密に練られた設定、惑星ソラリス...続きを読むの謎、終盤で提示される新たな神と奇蹟。 人間的な物差しで推し量れない「究極的他者」(ソラリス)とは、人間至上主義に対するアンチテーゼであり、地球上の枠組みを超越した存在である。 人類(地球)の延長線上における生や死、愛といった人間的概念をこの銀河に当てはめる試みは果たして可能なのだろうか? Posted by ブクログ ソラリス スタニスワフ・レム / 沼野充義 本作を読む前にタルコフスキーとソダーバーグの映画どっちも観ていて別に特別好きな作品というわけではなかったのだが(というかあまり覚えていない)原作のほうはかなりおもしろかった。タルコフスキーの映画の方は映像は綺麗だったけど全体的にセリフが少なくてケルヴィンらにあまり人間味を感じないような印象があった ...続きを読む本作で好きな部分はステーション内の人間模様とソラリス学のところで映画版はそこがどちらも削ぎ落とされているから(仕方ないが)そこまで刺さらなかったのだろう。名前を忘れたがヘリコプター運転手のソラリスがでかい子供やら庭を作り出したって話はとても不気味で良かった 現代のCGかなにかで対象体の映像でもみてみたいものだ。でも想像だからいいのかもしれないね Posted by ブクログ スタニスワフ・レムのレビューをもっと見る