スタニスワフ・レムの作品一覧
「スタニスワフ・レム」の「ソラリス」「インヴィンシブル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「スタニスワフ・レム」の「ソラリス」「インヴィンシブル」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
始まりさえも覚えていないこの存在が経てきた、様々な経験や感情の一覧表だろうか?束の間の生を享けて解放された山々の願望と情熱、希望と苦悩の記述だろうか。数学が存在に、孤独と断念が豊穣に変容することだろうか。しかし、このすべては伝達不可能な知識なのだ。もしもそれを地球のいずれかの言語に翻訳しようとしても、価値と意味のあらゆる探索は無残な失敗に終わり、向こう側に残ったままだろう。しかし、結局のところ、『信者』たちが期待しているのは、そういった科学より詩学の名に相応しい新発見の数々ではないのだ。なぜならば、彼らは自分でもそれとは知らずに、〈啓示〉を待ち望んでいるのだから。それは人間自身の意味を説明して
Posted by ブクログ
惑星ソラリスの海へ
探索 実験と称してX線を照射してから
客人として登場するようになった
得体の知れないもの
その現象は
人間の潜在意識の中に深く沈む何者かを具現化
実体化したもので
知性を持つソラリスの海から
未知なる人間へ向けての
コンタクトのようでした
その具現化したものに
恐怖 混乱 懐かしさ 愛情を感じてしまう人間の弱さが浮き彫りになっていました
ソラリスの海の精緻でダイナミックな情景描写には
ただただ圧倒され続けた
人間の叡智が全く及ばない未知なる存在の
ソラリスの海
それに対峙した時の
人間の奢り 愚かさ 生物としての限界を
はっきりと見せつけられた気がしました
それで
Posted by ブクログ
1.理系っぽい解決プロセス
問題に対して観察、分析、先行研究を確認して、解決策を考えるのは理系っぽくて面白かった。自分が正常かどうかを確認するために天体物理学の計算をするなんて考えられない。研究のためにどんな犠牲も厭わない覚悟は素晴らしい。(ただ文献調査パート長すぎ...)
2.ミステリっぽい空気感
なにが起こるのかわからない不穏な空気感がミステリっぽかった。会話シーンもどこか探り合いを行っているようで、衝突しているところもあって、なにか起きそうな緊張感が常に伝わった。先が気になってどんどん読み進めてしまった。
3.未知の存在とのコンタクト
意図があるのかないのかすら読めない未知の存在との
Posted by ブクログ
20代の頃にタルコフスキーの「惑星ソラリス」を観て、ソダーバーグの「ソラリス」を観ました。
そして最近コミック化されたと知り、原作の本書とコミックを同時に読みました。
うっすらとそうじゃないかなぁとは思っていましたが、タルコフスキーもソダーバーグも原作とはかけ離れていて、自分としては原作が1番面白く、知性が高く感じました。
原作は未知とのコンタクトを本質的な主題にしていて、1番リアリティを感じました。
途中のソラリス研究の史実を語るところは冗長になりましたが、意図している所だなと理解できたので、全体としては読みやすく、とても深みのある内容でした。
アクション要素や派手な展開は皆無で、静か
Posted by ブクログ
ポーランドのSF作家スタニスワフ・レムによる『架空の書籍』の書評集。
本の内容を個別のパーツにばらして、ひとつひとつを解説・批評することが書評のおもしろさだとすれば、架空の本の書評はそもそも「全体」がないのに「一部」だけを切り取って摂取することになってまずその経験自体が奇妙で楽しかった。
それを前提に、この本は架空の書評をするというアイデアを超えてすごい。ひとつひとつの「架空の書籍」につぎ込まれている想像・思考が尋常ではない。
『新しい宇宙創造説』『とどのつまりは何も無し』『生の不可能性について/予知の不可能性について』など、いくつの分野でどれだけの教養を蓄えたら書けるのかちょっと想像もつ