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Posted by ブクログ 2009年10月04日
内容紹介:平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる…。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年10月10日
上下巻合わせてのレビュー
光源氏が他界し、その子供や孫たちの代の話。
夕霧は順調に出世し、たくさんの子供たちが成長しているが、
本書では『分別くさく面倒な大人』として描かれている。
本書の中心となるのは、女三の宮と柏木の子である薫と、
明石の姫君の息子である匂宮。
薫と匂宮の恋物語が本書の中核を占...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月12日
紫式部の『源氏物語』のストーリーを、現代の言葉で語りなおしたシリーズ「新源氏物語」の続編です。「宇治十帖」と呼ばれる巻が上下2巻に収められています。
本編以上に、平安時代の恋愛譚が現代的なロマンとしてよみがえったという印象が強く感じます。とくに、恋にややおくての薫と情熱的な匂宮が対比されていて、つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月31日
源氏物語の最後の章「宇治十帖」。
青年・薫が「・・自分はどこから来たのだろう・・いったい、自分は誰の子なのだろう・・」
この言葉から物語は始まる。
「宇治十帖」の主人公薫は光源氏の実の子供ではない。
こんな悩みを持った薫の物語。
大君、中の君、浮舟をめぐり、薫と匂宮との関係、それぞれに思いが交錯し
...続きを読む
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