新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)

新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)

671円 (税込)

3pt

平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる……。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現代に蘇らせた田辺版・新源氏物語、待望の完結編「宇治十帖」上巻。

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新源氏物語 霧ふかき宇治の恋 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上)
    671円 (税込)
    平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる……。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現代に蘇らせた田辺版・新源氏物語、待望の完結編「宇治十帖」上巻。
  • 新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(下)
    671円 (税込)
    大君亡きあと中の君への情念にもだえる薫の前に現れたのが、中の君の異腹の妹・浮舟であった。彼女は薫に惹かれる一方で、色好みの匂宮とも通じ、恋の板挟みに思い悩んだ末に霧ふかい宇治川に身を投げるが…。極限の愛を余すところなく描いて、圧倒的な感動をよぶ田辺版・新源氏物語、堂々の完結編「宇治十帖」下巻。

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新源氏物語 霧ふかき宇治の恋(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    宇治十帖はよく面白くないと言われているようですが、こちらの訳だとドラマチックでとても面白いです。薫にはどこまでもムカムカイライラさせられますが、匂の宮のストレートでからりとした女好きは笑って許してしまいそうになるし、翻弄される浮舟が最後にみせた意地も「よくやった」とほめてあげたくなります。

    0
    2011年04月19日

    Posted by ブクログ

    内容紹介:平安王朝の宮廷ドラマの華麗な覇者、光源氏の、因果応報ともいうべき秘められた業を背負って生れた、もの静かな貴公子・薫。彼を敬愛するがゆえに、その切実な求愛に応えることを拒みとおして逝った大君。運命の恋人たちの愛は、さらに変転しながら、川をくだる…。流麗な文章と巧みな構成を以て、世界の古典を現

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    はじめは中々読めなくって、、、
    2〜3ページ読んでは数ヶ月放置と言うのを繰り返していました、けれど、実際読み始めてみたら一気によんでしまいました。。。
    ちゃんと読み始めるまでに半年くらい掛かっているのですが、学校の合間と家で読み二日間で上下読み終わりましたです。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    3につづいて読んだが、宇治編は初
    1-3に比べると、宇治は地味だけど、やっぱり田辺先生の源氏物語の世界はとても素敵

    0
    2020年10月27日

    Posted by ブクログ

    上下巻合わせてのレビュー

    光源氏が他界し、その子供や孫たちの代の話。
    夕霧は順調に出世し、たくさんの子供たちが成長しているが、
    本書では『分別くさく面倒な大人』として描かれている。
    本書の中心となるのは、女三の宮と柏木の子である薫と、
    明石の姫君の息子である匂宮。
    薫と匂宮の恋物語が本書の中核を占

    0
    2019年10月10日

    Posted by ブクログ

    紫式部の『源氏物語』のストーリーを、現代の言葉で語りなおしたシリーズ「新源氏物語」の続編です。「宇治十帖」と呼ばれる巻が上下2巻に収められています。

    本編以上に、平安時代の恋愛譚が現代的なロマンとしてよみがえったという印象が強く感じます。とくに、恋にややおくての薫と情熱的な匂宮が対比されていて、つ

    0
    2014年03月12日

    Posted by ブクログ

    源氏物語の最後の章「宇治十帖」。
    青年・薫が「・・自分はどこから来たのだろう・・いったい、自分は誰の子なのだろう・・」
    この言葉から物語は始まる。
    「宇治十帖」の主人公薫は光源氏の実の子供ではない。
    こんな悩みを持った薫の物語。
    大君、中の君、浮舟をめぐり、薫と匂宮との関係、それぞれに思いが交錯し

    0
    2012年05月31日

    Posted by ブクログ

    <源氏物語>の後半<宇治十帖>に的を絞った作品をほとんど知りません。
    あまり採り上げられることのない<宇治十帖>ですが、個人的に好きな十帖ですので、大変面白く読むことができました。

    ※〈上〉以降省略※

    0
    2011年12月29日

    Posted by ブクログ

    主人公の薫の君のひたすらな純愛が生んだ悲喜交々なエピソードが書かれていて、愛することの難しさを思い知らされました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    宇治十帖編です。
    源氏の子どもってことになってるけど、実は女三の宮と柏木の子である薫が主人公。
    なんだか、源氏物語を読んでると、時の流れのはかなさに涙したくなることがある。
    こんな長編恋愛小説書いて、紫式部って本当すごい。

    0
    2009年10月04日

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