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東大卒業後に待ち受けていたのは、メガバンクでのつるし上げ、ブラックな官僚人生、市役所での壮絶ないじめ、終わらない大学院生活、地下街の警備員暮らし。華やかな未来とは程遠い現実に苛まれる卒業生を徹底ルポ。そんな東大入学を後悔する5人の姿から見えてきたものとは? 天才型・秀才型・要領型という「東大生の3タイプ」や学生の家庭環境など、知られざる東大の実態についても紹介する。
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Posted by ブクログ
私自身は東大なんか到底及ばない大学出身だけれど、本書における「要領型」の東大生と通ずるものがあると思った。 レベルは違うけれど、そこそこ頑張っただけでどこも落ちず、志望校に入れた。 結果たいした根性もない人間ができあがり、今、何者にもなれずいる。
周りからの期待や評価を気にしすぎるが、 その期待に応えられないという、 理想と現実のギャップに苦しむ東大卒の気持ちが痛いほど伝わってきた。自分もかつてはそうだった。
東大に入学した神童達(本書で取り上げられる元東大生たちは、何故か地方出身者が多いような気がするが…)の卒業後の進路・人生を追跡調査したルポ。 はじめのほうに、現在の東大の入試実態と学生生活とが明らかにされた後に、本書の中心となる5人の元東大生たちの挫折・苦悩がクローズアップされる。とはいえ、本書は全...続きを読むてが悲壮感に満ちた内容ではなく、途中たびたび筆者独特のユーモラスなツッコミが冴え渡っていて、そこまで暗澹たる読後感にはならないので、ご安心あれ。 こういった「エリートの蹉跌」ものを読んでつくづく感じることは、大切なのは、学歴や学校歴ではなく、「自分のキャリアについて早いうちから真剣に考えること」と、「周りの大人(家族や教師)が、そういった意識付けを子ども達に早い段階から施してあげること」ではないだろうか(しかし、そういった環境作りもまた、すごく困難な課題だが…)。 読者諸賢にとっては、本書で展開されるエピソードの一つ一つが、他人事ではなく、ぜひ他山の石にすべきであり、本書の眼目もそこにあるのではないかと思う。
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東大なんか入らなきゃよかった(新潮文庫)
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池田渓
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