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ラブレターにはろくな文例がない、と悦子は発見した。相思相愛の文例はあっても、片恋の苦しさをしみじみ訴えるというのは、ない。――スキデス。いろんなことがありました――これ以上、何も浮かんでこない。親友の信子とすごした、田舎での夏休みは、高校生になったばかりの二人にとって忘れられないものとなった。16歳のひと夏の思い出を、爽やかに描く表題作、他3篇を収録。
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Posted by ブクログ
田辺聖子さんが書く、高校生の女の子達のお話。 大人が主人公の恋愛小説はたくさん読んだけど、おせいさんの青春風味なこういうお話は初めて。 作風が氷室さんと似てる。氷室さんはかなりおせいさんに影響を受けたんだろうな、と思いました。 気の強い女の子、恋には少し不器用、いつもお友達に囲まれ、不思議なキャラ...続きを読むの家族、うまくいきそうでいかないストーリー。 底抜けに明るく、楽しい雰囲気、目指すのはこれ! 秋のわかれ 岡山での一夏。秀兄さんへの恋 海、絵、お寺! 私の姉ちゃん 社会人の姉が恋をして結婚するまで ぼくの心は風船玉 詩人を目指す気弱な男の子から心を寄せられる話 姉妹は他人のはじまり 貧乏くじな次女が養女に出るも、やっぱり家族がいいという話 おせいさんは大家族で育ってきたし、結婚後もおおぜいの子どもの面倒を見てきたから、家族のあったか話が本当に上手なんだよなあ。「私の姉ちゃん」のような、家で聞く姉の外での生活、とかうまいよね。それでいて、女の子がふとんの皮をはいだり、豆剥きやら、墓掃除やらを手伝うという古き良き習慣も書かれていて、ほっこり。 いいなあ、おせいさんは。明るいし、ほのぼのした詩情!「小説」という「小説」。いいなあ。
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