朝ごはんぬき?

朝ごはんぬき?

605円 (税込)

3pt

3.8

私、明田マリ子、ハイ・ミス。OLのとき年下の男に失恋して、いまは有名な女流作家、秋本えりか先生の家でお手伝い兼秘書兼イヌの散歩係。月末になると、いろんなタイプの編集者が原稿催促におしかけてくるが、なかでも美青年編集者鈴木ノボルクンがくると、先生は仕事そっちのけでウロウロソワソワ……。人気女流作家の私生活と、ハイ・ミスの複雑な心境をユーモラスなタッチで描く。

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朝ごはんぬき? のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    私は31歳。明田マリ子、独身。
    女流作家の秋本えりか先生のところで住み込みで働いている。
    前に勤めていた会社は、失恋が原因で辞めてしまった。

    主人も高校生の娘もいる先生のお宅には、月末の締め切り日が近づくと、いろんなタイプの編集者がおしかけてきて、修羅場どころの騒ぎではないのです。
    作家先生の家族

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    昭和51年に出版された作品が、今でもこんなに楽しく読めるのって純粋にすごいなぁと。失恋をきっかけに有名作家のえりか先生のもとで住み込みで働くことになったマリ子を主人公に、えりか先生の家でのドタバタ劇が描かれている。"ハイ・ミス"って言葉は初めて知った。現代では絶対使えない言葉だな

    0
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    出てくる人みんな訳わからん。マリ子は大変やろなあと思っていたけど、最後の方なんてマリ子も楽しんでる。読むと元気な出る話。

    0
    2020年02月21日

    Posted by ブクログ

    本を読んでるのに、そうとは思えないくらい笑えるユーモア小説。グングン読めます。田辺聖子さんが書く女性はおもしろいひとが多いと思います。

    0
    2013年09月10日

    Posted by ブクログ

    人生初の田辺聖子さんの作品。
    ユーモア溢れ、読み終わったらほっこりするような作品だった。また登場人物が個性的で面白かった。
    解説にも書いてある通り、「さ、また生きていこ」って思えるような感じ。

    0
    2021年12月19日

    Posted by ブクログ

    何でもない日常がほっこり続く幸せ。昭和54年の時代に書かれた作品だとはとても思えないくらいハイミスの事情が可笑しくて新鮮。

    0
    2015年06月07日

    Posted by ブクログ

    この小説が書かれたのは私が生まれる前!それなのにとても共感して読めるのは、女性の普遍的な心理がキチンと表現されているからなのかなと思う。重くなく、柔らかく、とても読みやすいのに、鋭い。やっぱり田辺聖子さんは凄い。昔母も読んだ小説を、古ぼけた感が全くないままで私も楽しめるっていいなぁ。

    0
    2015年05月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。何回も読んだ作品。1976年刊行。
    人気女流作家の日常を住み込みの秘書兼お手伝いの女性 ・マリ子を通して描いたユーモア小説。
    きっかけは昼の連続ドラマ、女流作家役は園佳也子さん。
    読み始めた当時は、普段は亭主をほったらかしにしていながら、亭主がちょっと家を空けようものなら烈火のごとく怒るくせ

    0
    2015年09月01日

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