黒原敏行の一覧

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作品一覧

2020/03/03更新

ユーザーレビュー

  • アメリカン・ウォー(下)(新潮文庫)
    プロローグがそのままエピローグに。その最後の行がこの物語を的確に言い表しているので、抜粋。

    これは戦争の物語ではない。破滅の物語である。

    また、本編の最初と最後の行に、同じ文章が使われている。最後まで読むとどういう文章なのかわかるんだけど、、、

    待っているのが破滅である以上、心穏やかには読み進...続きを読む
  • エンジェルメイカー
    いやー長かった。1冊の本にこんだけかかったの久しぶりやわ。本の重み(内容じゃなくて重量)で腕つりそうになるし、肩凝るし…。

    話の筋は単純な冒険活劇勧善懲悪もん。地味な時計職人が巻き込まれていく全世界崩壊的悪巧みを防ぐために獅子奮迅の大活躍。

    それだけの話にどれだけ盛るんやと…スチームパンクありゴ...続きを読む
  • ザ・フォックス
    わたしが一番好きなのは、イギリス視点の国際謀略小説なんだよなぁ、ということを再確認しました。

    引退したスパイマスターが請われて復帰し、アメリカ、ロシア、イラン、イスラエル、北朝鮮を相手に活躍。実在の世界をフィクションに移し込む、さすがの巨匠の手腕を堪能させていただき幸せです。

    わたしが大好きなチ...続きを読む
  • Xと云う患者 龍之介幻想
    『彼はある郊外の二階に何度も互いに愛し合うものは苦しめ合うのかを考えたりした。その間も何か気味の悪い二階の傾きを感じながら―芥川龍之介「或阿呆の一生」昭和二年(一九ニ七年)』―『地獄変の屏風 HELL SCREEN』

    芥川龍之介の文章から受けるイメージは読むたびにその鈍色(にびいろ)の光沢が薄れる...続きを読む
  • 幻の女〔新訳版〕
    変わった作品だった。最初の方でに主人公がナンパして一緒に食事をした女性の顔を思い出せないために殺人犯にさせられてしまう。「いくら初対面でも数時間一緒にいた人間の顔をまったく覚えていないはずがないでしょ!」と、かなり違和感を覚えた。
    しかし、なぜか続きを読みたくなってしまう。「寝る前に10分」と思って...続きを読む