タングステンおじさん 化学と過ごした私の少年時代

タングステンおじさん 化学と過ごした私の少年時代

1,364円 (税込)

6pt

4.3

〔化学と過ごした私の少年時代〕のちの脳神経科医、サックス先生は年少時、化学に夢中だった。物質の化学的な振舞いの面白さを説き語ってやまないおじ、「タングステンおじさん」がいたから……科学への憧れを育んだ楽園の日々を綴りながら、化学史を一風変わった切り口から紹介ずる自伝的エッセイ、待望の文庫化。

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タングステンおじさん 化学と過ごした私の少年時代 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年12月31日

    脳神経科医のオリヴァー・サックスが幼少期に夢中になったのは化学だった。医者の両親と電球を開発していたおじたち、植物に造詣の深いおばや年の離れた兄たちに見守られながら、化学の化学の実験に明け暮れ、先人たちの発見に心躍らせた少年時代を振り返る、ジュブナイル小説のような回想エッセイ。


    サックスの家はユ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月23日

    "学ぶことの喜びがじわじわと伝わってくる。脳神経外科である著者の子供時代、戦争の惨禍を経験しつつ、科学の世界に足を踏み入れる。彼の周りには歩く百科事典のような人たちにあふれており、恵まれた環境にあったことは確かだが、それでも、あくなき好奇心を持って学ぶ喜びを育んだのは彼天性のものであろう。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    短い25番目の章が悲しくさみしいけれど、本当の感じ。このようにして心ははなれてゆくし、感覚は失われ、意識して取り出すことはできなくなる。

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    Posted by ブクログ 2018年03月22日

    脳神経科医のオリヴァー・サックスの14歳に至るまでの自伝。恵まれた環境のもと、優秀な親族に囲まれ、知的好奇心を存分に発揮しながら、類い稀なる才能が開花していく有り様がつぶさに綴られている。化学への深く掘り進んでいく探究心や、歴史をなぞるように自己体験していく執拗さには、早熟さという言葉ではおさめられ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月22日

    化学に魅せられた少年時代のサックス。多感な時期に無我夢中になった事への思いが伝わってきた。化学は改めて面白いと思った。量子力学と化学の別れの最終章はせつなくとても感動した。

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    Posted by ブクログ 2017年09月16日

    ここ最近、自然科学分野が楽しそうで。なんだろ、『麻布ハレー』の影響かな。違うでしょうね、きっと。

    時代が時代といえど、こんなステキな環境で、ステキなおじさんがいるのは素晴らしいですね。

    どうにもこうにも、「なぜ?」という感覚は忘れないように。

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    Posted by ブクログ 2016年10月04日

    夏に、理科的なものを読みたくて新刊で買ったけど、結局読み終えれずに秋になりました…

    続きは来年の夏にまた読もうかな!

    エッセイです。

    原子や分子、化合物…なんてロマンチックなんだろう。

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    Posted by ブクログ 2021年04月19日

    学校で習った元素周期表(水平リーベぼくの船…)とか
    理科室で実験した水分解とか
    当たり前に習ったけど、それを発見するのにたくさんの科学者が
    いろんな仮説たてて実験してめちゃくちゃ時間かけてたんだなあとしみじみ。
    つぎつぎと解明されていく元素の事実を、科学にのめり込んだ少年の目線で読んでいると自然と自...続きを読む

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