飼いならす――世界を変えた10種の動植物
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飼いならす――世界を変えた10種の動植物

2,200円 (税込)

11pt

4.3

各氏絶賛、書評続々!
飼いならした自然とわれわれ自身に対する責任を問い、 サピエンスの原罪を鮮やかにあぶり出す、 コロナ時代の必読書。 ――福岡伸一氏“絶対"推薦!

『銃・病原菌・鉄』『サピエンス全史』に続く人類史の傑作! ――英ガーディアン紙

英エコノミスト誌ブック・オブ・ザ・イヤー2017

◎書評・メディア掲載◎
2021年2月13日 信濃毎日新聞(読書面)―小松由佳氏
2021年1月15日 『Pen』2021年2月1日号「pen SELECTION」―今泉愛子氏
2021年1月10日 東京スポーツ1面「GIIIフェアリーS」―虎石晃氏
2020年12月12日 毎日新聞「2020 この3冊」―中村桂子氏、伊藤亜紗氏(2氏)
2020年12月6日 愛媛新聞「新鮮★新選」―渡邊十絲子氏
2020年12月1日 『週刊朝日』「ベスト・レコメンド」―永江朗氏
2020年11月21日 日本経済新聞「この一冊」―長谷川眞理子氏
2020年11月17日 『サンデー毎日』「科学のトリセツ」―元村有希子氏
2020年11月4日 朝日新聞「じんぶん堂」―成田聡子氏
2020年10月31日 毎日新聞「今週の本棚」―伊藤亜紗氏

ヒトが動植物を手なずけたことで、文明が始まり、歴史が変わった。
われわれの“盟友"となった種についての、驚くべき物語(ストーリー)。
狩猟採集民だった人間(ホモ・サピエンス)は、野生の動植物をそのまま享受するだけだった。やがて人間がいくつかの野生の種に手を加えて飼いならす(家畜化・栽培化する)ようになると、歴史は激変する。人口は増え、文明が興った。そしてそれらの種は人間の生存と繁栄にますます欠かせない存在となっていった……。該博な知識と非凡な行動力を兼ね備えた著者が、考古学や最新の遺伝学の知見等も織り交ぜながら、人間とその盟友となった種とのかかわりを軸に、人間とは何者なのかを探究する旅に読者を誘う。生動感あふれる筆致で描かれた「われわれの物語」の金字塔。


(あらすじ)
古来、人間(ホモ・サピエンス)は狩猟採集民として、実や種を摘んだり、野生動物を狩ったりすることで食物を得、ありのままの世界を享受し、生きてきた。やがて人間は農耕・牧畜をはじめ(新石器革命)、ここから人間と自然とのかかわり方は大きく変わっていくことになる。

人間は他の野生種を飼いならすことで、人口増を支えることができ、文明や社会を発展させることができるようになった。一方で、拡大する人間の活動は、地球規模で自然界・生態系に大きな影響を及ぼすようにもなっていく……。

食べ物として、あるいはペットや家畜として、あたりまえのように現代人の生活の中にあるこれらの種と、人間のきつく結ばれた関係を明らかにするとともに、われわれ人間の自然・野生とのかかわり方のあるべき方向を模索する、われわれ自身のための物語。

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飼いならす――世界を変えた10種の動植物 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    こういう本は大好きである.
    ちなみに10種とはイヌ,コムギ,ウシ,トウモロコシ,ジャガイモ,ニワトリ,イネ,ウマ,リンゴ,ヒト,である.ヒトとその他の動植物との長年の相互依存関係を展開してたどり着いた,遺伝子組み替え(GM)食品に関する著者の考えには,同意できないところもあるのだが,近年のすさまじい

    0
    2021年03月24日

    Posted by ブクログ

    科学技術の発展に伴い、文明以前の深いヴェールに覆われていた歴史が垣間見ることが出来るようになったことがわかる。
    専門的な見地からは、微に入り細に入りで素人目線には明快な答えがポンと出るわけでもない部分もあって無味乾燥に思えるところもあるが
    歴史のダイナミズムを捉える視座を提供する意味で、本作のような

    0
    2023年06月25日

    Posted by ブクログ

    ポケモンとかラノベやゲームの影響でTame、テイムとかテイマーとかってよく聞く言葉になってる感あり。ポケモンなどではモンスターをテイムして、プレイヤーに使役させる。ともかく、本作では人類がテイムしてきた主要10種類について語られる。イヌ、コムギ、ウシ、トウモロコシ、ジャガイモ、ニワトリ、イネ、ウマ、

    0
    2020年11月23日

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