エリザベスギルバートの作品一覧
「エリザベスギルバート」の「食べて、祈って、恋をして〔新版〕」「女たちのニューヨーク」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「エリザベスギルバート」の「食べて、祈って、恋をして〔新版〕」「女たちのニューヨーク」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
雑誌「VERY」のシスターフッド特集の中で紹介されていた1冊。
読み始めたら止まらない。特に中盤からぐいぐいひきこまれる。1940年代のニューヨークを舞台に、自らが世界の中心であることを証明するように、嵐のような生活をするヴィヴィアン。若さゆえの自分本位の言動に居心地の悪さを感じる前半。しかし、あるスキャンダルにより二度と癒されない傷、取り戻せない信頼があることを知った彼女。自分を見つめなおし、彼女を愛する周囲の人々との生活のなかで培った、彼女らしい生き方考え方に元気づけられる。
ヴィヴィアンが、自分を責めるフランクに対して「あなたが役立たずだっていうのが事実だったら、それがなんだっていうの
Posted by ブクログ
登場人物がもれなく全員素晴らしい。人間味にあふれていて魅力的で、1番好きな人を決められない。
私はもちろんこの時代を知らないし、NYという街も知らない。なんとなくSATCを思い出した。ちょっと違うけど。でももっとうんと前の時代の話ってことは、なんて前衛的なんだろう。
なによりも、世界は”ただそこにある”。
そのことを描いた作品に出会ったのはこれが2回目。私はそういう世界の捉え方をする物語が大好きなんだよな〜。
物語の大筋とは別に、日本の真珠湾攻撃がアメリカ側の視点で、しかも戦場の話ではなく一般市民の目線での戦争の影響が語られるのもなかなか考えさせられた。カミカゼについては描かれるが、
Posted by ブクログ
控えめに言っても最高な一冊。
どうして2021年になるまでこの本が存在しなかったのかと責めたくなるほど、これは女として生まれたからには避けては通れないバイブルのような一冊だ。
嫌悪する人もいるだろうし、うんざりする人もいるかもしれない。でも目を逸らせないだろう。
だって、ヴィヴはわたしたちが目を背けたものをすべてから目を逸らさず、そして思うままに生きている。
取り返しのつかない失敗を経て、彼女はようやく自分になれたのかもしれない。
あの時代にこんな風に生きた人がいるなら、それならば、21世紀に生きる私たちが日和ってる場合ではない。
曲がった世界で、自分を見つけて自分の人生を生きていかな