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作品一覧 2021/05/18更新 女たちのニューヨーク 試し読み フォロー 食べて、祈って、恋をして〔新版〕 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> エリザベスギルバートの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 食べて、祈って、恋をして〔新版〕 エリザベスギルバート / 那波かおり 人から薦められて手に取ったら、想像以上に分厚くて驚いたが、するすると読めた。 特にインドの章が好きだった。 小説みたいな波瀾万丈な人生で、筆者の行動力がすご過ぎる! Posted by ブクログ 女たちのニューヨーク エリザベスギルバート / 那波かおり ヴィヴィアンという90歳近い主人公が、アンジェラという女性に手紙を書く形で物語が語られる。 この2人の関係が、最後のほうまで謎だったが、そこがいい仕掛けになっていると思った。 ヴィヴィが一番馴染めない堅物のオリーヴ。でも彼女の行動力や格言が、大事な転換点になっていたのも興味深い。 「名誉の戦場は痛み...続きを読むを伴う場所なの。」 心に刻んでおきたい。 Posted by ブクログ 女たちのニューヨーク エリザベスギルバート / 那波かおり 雑誌「VERY」のシスターフッド特集の中で紹介されていた1冊。 読み始めたら止まらない。特に中盤からぐいぐいひきこまれる。1940年代のニューヨークを舞台に、自らが世界の中心であることを証明するように、嵐のような生活をするヴィヴィアン。若さゆえの自分本位の言動に居心地の悪さを感じる前半。しかし、あ...続きを読むるスキャンダルにより二度と癒されない傷、取り戻せない信頼があることを知った彼女。自分を見つめなおし、彼女を愛する周囲の人々との生活のなかで培った、彼女らしい生き方考え方に元気づけられる。 ヴィヴィアンが、自分を責めるフランクに対して「あなたが役立たずだっていうのが事実だったら、それがなんだっていうの?」「それって重要なこと?」と言い放った言葉が印象的。世界はまっすぐじゃなく、だれもがそれぞれの業を抱えて生きていて、いろんなことが人生に降りかかる。公平じゃないことも、人生に降りかかる。でも、だからなんなの?と言い切れる彼女の強さ、潔さはとても清々しい。 Posted by ブクログ 女たちのニューヨーク エリザベスギルバート / 那波かおり 登場人物がもれなく全員素晴らしい。人間味にあふれていて魅力的で、1番好きな人を決められない。 私はもちろんこの時代を知らないし、NYという街も知らない。なんとなくSATCを思い出した。ちょっと違うけど。でももっとうんと前の時代の話ってことは、なんて前衛的なんだろう。 なによりも、世界は”ただそこ...続きを読むにある”。 そのことを描いた作品に出会ったのはこれが2回目。私はそういう世界の捉え方をする物語が大好きなんだよな〜。 物語の大筋とは別に、日本の真珠湾攻撃がアメリカ側の視点で、しかも戦場の話ではなく一般市民の目線での戦争の影響が語られるのもなかなか考えさせられた。カミカゼについては描かれるが、原子爆弾については一切触れない辺りも興味深い。もちろんカミカゼはストーリーに関係あるが、原子爆弾は関係ないので出す必要がそもそもないけども。 Posted by ブクログ 女たちのニューヨーク エリザベスギルバート / 那波かおり 控えめに言っても最高な一冊。 どうして2021年になるまでこの本が存在しなかったのかと責めたくなるほど、これは女として生まれたからには避けては通れないバイブルのような一冊だ。 嫌悪する人もいるだろうし、うんざりする人もいるかもしれない。でも目を逸らせないだろう。 だって、ヴィヴはわたしたちが目を背...続きを読むけたものをすべてから目を逸らさず、そして思うままに生きている。 取り返しのつかない失敗を経て、彼女はようやく自分になれたのかもしれない。 あの時代にこんな風に生きた人がいるなら、それならば、21世紀に生きる私たちが日和ってる場合ではない。 曲がった世界で、自分を見つけて自分の人生を生きていかなくては。 叶うことならヴィヴと友人になってみたかった。 Posted by ブクログ エリザベスギルバートのレビューをもっと見る