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現代日本の政治と報道を問う三部作。3カ月連続刊行一九七一年、新潟。野心に燃える政治家と、正義を求める記者。その五十年にわたる闘いが始まる――高度経済成長下の1971年12月。衆議院選挙目前、東日新聞新潟支局の若き記者・高樹治郎は幼馴染みの田岡総司と再会する。田岡は新潟選出の与党政調会長である父の秘書として選挙応援に来ていた。彼らはそれぞれの仕事で上を目指そうと誓い合う。だが、選挙に勝つために清濁併せ呑む覚悟の田岡と不正を許さずスクープを狙う高樹、二人の道は大きく分かれようとしていた……大河政治マスコミ小説三部作開幕。解説/佐藤憲一(読売新聞東京本社文化部)
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Posted by ブクログ
いきなり“国鉄”“安保闘争”に“赤電話”とくる。
時代は1970年代の新潟、高度成長期中の真っ只で、ネットやスマホ、コンビニはもちろん無く、町かどに自販機すら無い。
そんな時代の新潟の政治家とくれば当然、“列島改造論”のあの人が思い浮かぶ。演説が上手く行動的で人を惹きつける魅力に溢れた政治家だった。
幼い頃から夢を語りあった友人二人が、政治家と新聞記者に分かれて対立していく様子が描かれていく。
『犬の力』という海外小説を思い出した。
政治と金はいつまで経っても付き纏う。
「有能な政治家はいらない、清廉でただひたすら正直であること。あとは冷静に判断できる国民が居てさえいれば良い」と誰かが言っていた。
いま、我々は冷静に選択できているだろうか……。
今、例えば、誰かと誰かが政治舞台で手を組む、SNSやネットニュースでフェイクギリギリの話題を盛り上げて、敵対する陣営を蔑めると同時に、視聴拡散を通じてアフリエイト収入を得、さらに関連株を操作する。
結局、世の中は金でできているらしい。
Posted by ブクログ
衆議院議員選挙が迫る1971年12月。
東日新聞新潟支局記者・高樹治郎と幼なじみの田岡総司は、新潟で再会した。
田岡は父である民自党政調会長・田岡一郎の私設秘書となっていた。
田岡は、民自党候補者・本間の当選のために、裏で動く…
本間陣営での選挙違反の情報を手にした高樹は、スクープを狙い、奔走する…
不正を許さないという正義感の強い高樹。
総理大臣になるという野心に燃える田岡。
幼なじみで友達だった2人の戦いが始まる。
高度成長期の選挙はどこでも現金がばら撒かれていたんだろう、普通に。
田岡のやっていることが正しいとは思わないが。
高樹が正義であることには間違いない。
隆子の父・阿部貢は、高樹が不正を記事にしたことに『新潟を潰すつもりか!』激昂、隆子との交際を禁じた。
高樹の立場を理解できる人かと思ったが…
隆子が高樹の元に…
隆子が高樹の正義を理解し、寄り添うことを決めたことに安堵した。
高樹と田岡、2人の闘いはどうなっていくのか…
正義が勝つのか…
正義が勝たなければならないのだが…
まだまだ続く。
先は長い…
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