Sの継承(上)

Sの継承(上)

小説・文芸
638円 (税込)

3pt

3.6

捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。――東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが……。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できるのか?

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Sの継承 の一覧

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1~2件目 / 2件
  • Sの継承(上)
    638円 (税込)
    捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。――東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが……。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できるのか?
  • Sの継承(下)
    638円 (税込)
    毒ガス犯人だけど、何か質問ある?――捜査一課の峰脇らを嘲笑うかのように、ネット掲示板にスレッドが立つ。犯人しか知り得ない事実を次々書きこむスレ主の「S」を、警察は追う。やがて、毒ガスを盾に国会議員総辞職を求めたSは、国会議事堂前で車に立てこもる。噴射のタイムリミットまで、約七時間。峰脇はSを止められるか?

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Sの継承(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    全体としてみれば、警察小説といえるだろうが、上巻はまるで政治小説の感がする。
    時は戦後17年を経過したばかりの、高度成長前夜の日本。
    財界の重鎮がクーデターを計画?
    ちょっと、あり得ないケースだと思うが・・・
    彼の戦争体験が、その信念を納得させる。
    「真の独立、真の民主主義を目指し、世界に類のない政治体制を整える」-そんな理想を掲げて、日本を変えなければならないと行動を起こす。
    仲間を募り、計画を進めるが、彼の思惑を超えて暴走し始める若者たち。頓挫したかの計画。
    そして、50年後の白骨死体の発見にどうつながって行くのか、下巻を読まねば。

    0
    2017年12月25日

    Posted by ブクログ

    ぼんやりと見える話の構造。
    この先の展開が楽しみすぎる。
    どう導入に着地していくのか。。
    さぁ、早く下巻に取り掛かろう。

    0
    2026年01月30日

    Posted by ブクログ

    政治色が強めの大長編作。50年の時を越えて革命が実行される。安保の問題はここ最近に通ずるものがあって興味深かった。政治思想も過激ではあるが、実際に政治家の人数が多すぎるとは思う。ネット民や首相の描き方が少しお粗末なものに感じたが、結構面白かった。

    0
    2020年08月26日

    Posted by ブクログ

    捜査一課特殊班を翻弄する毒ガス事件が発生。現場で発見された白骨死体は、五十年の時を超え、過去のクーデター計画へと繋がっていた。―東京五輪前夜の一九六三年、国を正す使命感に燃える理系の大学生・松島は、財界の重鎮である国重に誘われ、毒ガス開発に踏み出したが…。政治家を排除しての直接民主主義は、実現できるのか?

    スケールの大きなポリティカル・フィクションになるのか、パニック・サスペンスになるのか。下巻に続く。

    0
    2017年12月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上下巻で、上巻は序章と第1部(317頁)、下巻は2部(323頁)の構成となっています。
    序章で、犯罪かと思われる事件が発生し、第1部でその背景となる50年前の事柄が語られ、第2部で現在に戻って事件継続、そして解決へ向かいます。
    第1部がとにかく長い。2百数十ページにわたり、それだけで独立した社会小説にでもなりそうなボリュームがあります。
    上巻が終わるまで、第一部では捜査の話なし。盛り上がれなかったです。(政治、革命、戦争などにまつわる物語を読みたいわけではなかったので)
    中央公論社が「イッキ読みしてください」というのは営業的な意味もあったかと思いますが、別の意味でもうなずけました。

    とはいえ、話の質が低いということではなく、むしろ、昭和初期から高度成長期入口までの社会経済情勢とともに物語が展開され、読み応えがある社会小説と言ってもいいのかもしれません。
    というわけで、堂場作品の多くを占める警察小説とは異なるのだ、と承知して読むことをお勧めします。

    0
    2016年11月03日

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