五匹の子豚

五匹の子豚

16年前、高名な画家だった父を毒殺した容疑で裁判にかけられ、獄中で亡くなった母。でも母は無実だったのです……娘の依頼に心を動かされたポアロは、事件の再調査に着手する。当時の関係者の証言を丹念に集める調査の末に、ポアロが探り当てる事件の真相とは? 過去の殺人をテーマにした代表作。

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五匹の子豚 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年01月13日

    私はポアロ

    会社で不正事件が発覚

    毎日関係者に聴き取りを行い
    証言を突き合わせると辻褄が合わない

    誰かが嘘をついている
    でも、それは誰だ

    何が真実で何が嘘なのか
    関係者が隠そうとしている真実は何だ

    ↑というのは私の話で
    これを聞いた友人が貸してくれた本

    まさに私はこの本のポアロだった

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月29日

    再読。
    クリスティの中で好きな作品の一つ。
    回想の殺人をあつかうものとしては「スリーピング・マーダー」と並ぶ傑作だと思う。クリスティを読んで思うのはミステリー以上にストーリーテラーとして優れているということ。上手いよねぇ。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月12日

    数年振りの再読。
    やっぱり面白い。
    初めて読んだ時はとてつもなく感動したし、“回想の殺人”というジャンルもこの作品で知った。
    過去の事件の真相を関係者五名の証言から導き出す過程が見事。
    これこそがポアロの真骨頂だな。
    犯人も分かっているのに、あっという間に読み終えてしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月25日

    ぐいぐいと引き込まれていく、トリック的なものは存外と簡単だけれど、人の思惑というものの絡み合いというものが丁寧に描かれていて、普遍的な愛憎がもたらす悲喜劇がとても魅力的だった。

    0
    購入済み

    面白かった

    A
    2023年08月18日

    面白かった。
    つくづく自分の目は節穴だなと思った。
    なるほど、人間の心理ってそういうことなんだね。
    いや自分が世間知らずなだけかな。
    とにかく面白かった。

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月02日

     クリスティの長編ミステリー。ポアロシリーズ。
     クリスティの傑作は沢山あるが、今作は紛れもなく傑作の一つであり、名探偵エルキュール・ポアロとは何物なのかを理解する上で欠かせない作品だ。ポアロの推理方法は人々の心理の中にあり、足跡やタバコの吸い殻といったものを拾い集めるのはかれのやり方ではない。今回...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月30日

    キャロラインが庇うとしたら妹に違いない、だから真犯人は妹!と見せかけて違う人だろう、というところまでは読めた。犯行のタイミングがズレているんだろう、ということにも勘付いたのに、だけれど真犯人・真相はまったく想定外のものだった。ただ、その結果明らかになった動機や犯人の本質と生き様の苛烈さに圧倒されてし...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年05月01日

    これも読みやすくてあっという間だった!まったく予想していなかった真相だったけど、読み終わってみると完全に納得。
    亡くなっている2人の人物像も、語られる印象はバラバラなのに、重ねると本来の姿が見えてくる。
    思い返して辛い余韻に浸ってます。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月28日

    回想の殺人ということで、物的証拠もなく推理が進んでいく。この点はあまり好みではない。

    しかし登場人物の証言によって構成される偽りの事件と真相が、あまりにかけ離れているにも関わらず論理的で自然なものだった。したがって、事件と証言に関しては最高峰だと思う。

    以上より、好みではないが、しかしそれでも最...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月20日

    美しく悲しいラブミステリー
    クリスティの隠れた名作です。
    同じような記述を何回も読むことになるので飽きっぽい人には不向きかも

    0

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