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ミステリの女王の名作を新しいカバーと解説で! 孤島に集められた十人の男女が童謡の歌詞どおり一人ずつ殺されていく!? 不朽の名作を改訳し、新たなカバーと解説をつけた新版
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Posted by ブクログ
私の人生において「この歳まで読まないでいたことが心から恥ずかしくなる本」にあたる。諸兄姉は10代のうちに、なるべくなら中学卒業までに読まれたし。 私は年長者が年少者(特に実子)に本を薦めることに警戒的だがこの本は稀な例外だ。いかに日本の(というか世界中の)ありとあらゆる創作界隈がこの作品を擦り...続きを読む尽くしてきたか(そして絶対にこれからも延々と擦り続けるか)をまざまざと味わえるだろう。例えばイカゲームのようなドラマ作品なども「要するに『そして誰もいなくなった』だろ?」と言われたら反論は不可能なはずだ。そして、別に反論する必要もない。それがいかに凄まじいことであるかをも、この本を読むことで呆気なく感じ取れるだろう。 こんな明白な事実を10代のうちに「体感」していなかったなんて恥ずかしくて死にたくなる。後進たちには私と同じ目にあって欲しくない。
十角館のあとに続けて読みました。 翻訳家さんのおかげもあると思うが、読みやすい文体、量。 構成に無駄がない。そしてタイトルの秀逸さ。 これが87年前の作品だなんて。面白い作品は時代を超えますね。今この時代に読めて感謝です。
言わずと知れたクリスティーの名作中の名作。読んだことがない人でも、タイトルだけはなんとなく聞いたことがあるのではないかと思う。再読なのだが、詳細は忘れていて、犯人は後半を過ぎたところで推理することができた。それでも、楽しむことができたのは、こんな設定をクリスティーが緻密に細部まで丁寧に描き出している...続きを読むからだろう。 閉ざされた孤島、童謡殺人、そして1人も生き残れないという結末。ミステリマニアにはこれ以上ないというくらいの魅力ある設定がたまらない。それなのに、名探偵がいない。それはそうでしょう、『そして誰もいなくなった』だから。最後には、招待された10人がみんな死んでしまい、謎を解く者は誰もいない。それでも、作者は以外な形での解決手段を提示し、犯人が誰で、どのような方法を使い、殺人を実行したのかを明かし、動機まで語られている。 現代では実際には難しいかのようなミステリに魅了されてしまう作家たちがどれだけいるだろう。綾辻行人の「十角館の殺人」のように、本作へのリスペクトによって生まれてくる作品は今後も途切れることはないと思う。それほど本作の魅力は語り尽くしても足りない。ミステリの女王と称されるアガサ・クリスティーは、この1作だけでも充分に値する。(もちろんまだ多数あるが)
兵隊さんが1人、また1人と。人形の置物が1つ、また1つと。…ドラで集まり、たっぷり美味しい食事に満足した後、前ぶれもなく流れてくる声。告発される罪状。突き付けられる後ろめたい過去。心に傷を持つ10人が島に孤立する。そして、最後はタイトル通りとなる。ボトルに流されたメッセージ。果たしてそれが真相なのか...続きを読むの余韻も残す。…ミステリーの金字塔として、あまりにも有名なこの作品。改訳新版での初読。ページを捲る手が止まらない。中身を知らずに過ごしてたこれまで。知ってしまったこれから。何かが変わる。想像する楽しみが増える。
クローズドサークルミステリーの代表作と言われる作品。個人的に1番好きなジャンル。 序盤はカタカナの名前や都市名に若干苦労したものの、後半は怒涛の展開であっという間に読み終えることができた。 1930年代にはこのクオリティの作品が既にあった事を知って衝撃も受けた。名作と言われるのも納得だし、数々の...続きを読む作品が本作の影響を受けていると感じられた。 もっと早く出会いたかった。10代で『そして誰もいなくなった』を読んだ人が羨ましい。
あまりにも有名ミステリーをやっと読んだ。 途中、思ってた人が犯人だった!と思ったら結果全然違ってとても爽快感のある裏切り方をされた。 ミステリーなのに軽快で爽やかな印象。過剰な演出がなかったからさっぱりと読めて本当に面白かった。 他の作品も読みたいです。
湊かなえさんミステリー教室その2。多くの作家さんが原点にされているという1939年作品の古典。最近、新訳本が出て、とても読みやすい。孤島に集められた10人の登場人物が、順番に殺されて最後は0人に。
孤島に集められた10人の参加者。 最初は呑気なバカンスかと思っていたけど、次第に疑心暗鬼の渦に巻き込まれて行くのが、読んでてハラハラする。 童謡とリンクしながら進んでいくストーリーがまた読者の緊張感を煽ってくるのが面白い。 最初は難しそうだけどシーン毎に細かく区切られていて、読みやすい本だった。
古い作品だから、読み切れるか不安だったけど、全然余裕で面白かった! 訳のおかげもあるのかな?? なんかスっと世界に入り込めるし、いつの間にこんな読んだの!?ってぐらいスイスイ進める。 やっぱ面白い小説って集中できちゃう。 あと余談で、ブックカバーに入らなくて、なんか一回り大きい?と思ったら、ハヤカワ...続きを読む文庫さんて大きいんだね。知らなかったー
翻訳の文ってあまり好きじゃなくて(特に昔の作品)(まぁ、なんですって!みたいな言葉遣いが苦手)この本も最初は抵抗ありつつだったけど、章がかなり小分けになってて読みやすいし、想像以上にコンパクトにまとめられててよかった。テンポよく人が死んで話もどんどん進んでいくので、ストレスなく読めたかんじ。犯人と、...続きを読むその犯罪を犯した理由、殺害方法、いずれも斬新でよかった。
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そして誰もいなくなった〔改訳新版〕
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アガサ・クリスティー
青木久惠
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