愛国殺人

愛国殺人

小説・文芸
1,430円 (税込)

7pt

歯医者での治療を終えてひと息ついたポアロの許に、当の歯医者が自殺したとの電話が入った。なんの悩みもなさそうな彼に、自殺の徴候などなかった。これは巧妙に仕掛けられた殺人なのか? マザー・グースの調べに乗って起こる連続殺人の果てに、灰色の脳細胞ポアロが追い詰めたものとは?

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愛国殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    まさかのエルキュール・ポアロが歯医者に行くシーンから物語は始まります
    歯医者に行くポアロ…これがいつになく人間くさい
    そしてポアロが歯医者に行ったまさにその日に件の歯医者が死亡したことからポアロが捜査に乗り出します

    0
    2026年07月07日

    Posted by ブクログ

    ポワロ行きつけの歯医者で殺人が起きるミステリー。トリックとしては先行作品に似たのもあるが真犯人の胆力と技術は凄いの一言。

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    まず読み始めて思ったのは、

    「歯医者で殺人?…古畑任三郎にもそんな回あったよね?」と。大地真央さんが犯人の回(笑)

    ていう謎の既視感からのスタート。
    古畑の歯医者回はクリスティーのオマージュだったのかもなあなんて思いながら読み進めた。

    そしてそして話は思わぬ展開へ…
    え!そっち!?たしかにタイトルは「愛国殺人」。
    何やらきな臭い匂いがしてきたよ。

    どうなっちゃうの?全然先が想像できない!

    しかもカーターとレイクスが混ざっちゃって、これはもしやカーターとレイクスは同一人物か?なんて思ってたらあれよあれよとその推理は撃沈し、
    犯人はそっちかーい!のオチでした。

    毎回毎回ノーマーク過ぎる人が犯人で、毎回毎回本当に楽しめて、毎回毎回「やっぱアガサ最高!」てなるのが幸せ(笑)

    0
    2025年06月20日

    Posted by ブクログ

    複雑な話でした。ドラマ化されて見たものでしたが話が入り組んでいて難しく、以前だったらたっぷりと時間をかけて読んだはずが、和洋問わずミステリーに浸かっている為かサクサクと読み進めました。クリスティは流石です。犯人が自分を国にとって大切な人物だから、被害者など取るに足りないと4人の命を軽く話す後半を読み、殺人犯を決して許さないポアロに納得、それで良いんだよと思わずガッツポーズ。そしてオリエント急行殺人事件のポアロの最後の行動が思い出されました。デビット・スーシエのポアロが涙を浮かべて犯人達を庇った時の心の葛藤と苦悩。正しく苦悩ですね。

    0
    2025年02月21日

    A

    購入済み

    面白かった

    トリック自体は運任せといえなくもないが
    捜査を撹乱するには十分だったりする。
    そんなところがなんともいえない現実感を感じて、
    少し怖くなる。
    犯人の言い分も、さもありなんという感じで
    アガサ・クリスティって天才だね。

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    「アガサ・クリスティ」の長篇ミステリー『愛国殺人(原題:One, Two, Buckle My Shoe)』を読みました。

    「アガサ・クリスティ」作品は、5月に読んだ短篇集『マン島の黄金』以来ですね。

    -----story-------------
    憂鬱な歯医者での治療を終えてひと息ついた「ポアロ」の許に、当の歯医者が自殺したとの電話が入った。
    しかし、なんの悩みもなさそうな彼に、自殺に徴候などまったくなかった。
    これは巧妙に仕掛けられた殺人なのか?
    マザー・グースの調べに乗って起こる連続殺人の果てに、灰色の脳細胞「ポアロ」が追い詰めたものとは。
    -----------------------

    1940年に刊行された「エルキュール・ポアロ」シリーズ長編第19作目の作品、、、

    原題はマザー・グースの童謡の1節『いち、にい、わたしの靴の留金を締めて』から引用されていて、以降20までの数え歌の歌詞が作品の章のタイトルとなっています。

     ■1. いち,にい,わたしの靴のバックルを締めて
     ■2. さん,しいそのドアを閉めて
     ■3. ごお,ろく,薪木をひろって
     ■4. しち,はち,きちんと積みあげ
     ■5. くう,じゅう,むっくり肥っためん鶏さん
     ■6. じゅういち,じゅうに,男衆は掘りまわる
     ■7. じゅうさん,じゅうし,女中たちはくどいてる
     ■8. じゅうご,じゅうろく,女中たちは台所にいて
     ■9. じゅうしち,じゅうはち,女中たちは花嫁のお仕度
     ■10. じゅうく,にじゅう,私のお皿はからっぽだ

    ちなみに邦題の『愛国殺人』は、アメリカ版の原題『The Patriotic Murders』の訳題のようですね。

    登場人物が多く、頭の中で一人ひとりの特徴が整理でき読み進める感じとなり、序盤~中盤は少しもどかしい感じでしたが、終盤はバラバラのピースが埋まっていく愉しい感覚が存分に味わえる展開となっていました。

    読み終わったときには、さすが「アガサ・クリスティ」作品って感じでしたね。


    動機が、公的な理由だと思っていたら、実は個人的な理由だったり、

    狙われていると思われた人物が、実は狙う側だったり、

    「ポアロ」も惑わされる真相でした。


    それにしても、、、

    「国を愛するがゆえの殺人」という真犯人の動機は、余りにも利己的な思考… 人間に優劣を付け、公を護るために犠牲を強いるというのは、到底納得できるものではなかったですねぇ。

    たまたま人物を覚えることが得意だった(不都合なことを覚えていた)ために殺されたり、邪魔な人間を(歯科で)油断させて殺すために歯科医が殺されたり、、、

    たまったもんじゃないですよ。


    本書を読んで、歯科について考えさせられた、、、

    受診するときは誰もが無防備… 確か「ヒッチコック」の映画でも、歯科医に殺害されそうになるシーンがあったような気がします。

    歯医者に行くのが怖くなりましたね。


    あと、ちょっと気になったのは装丁に使われている靴の写真、、、

    これは「メイベル・セインズバリイ・シール」の履いていた、バックル付きのイヴニング用の靴の方に変更した方が雰囲気が出ると思います。



    以下、主な登場人物です。

    「ヘンリイ・モーリイ」
     歯科医

    「ジョージイナ・モーリイ」
     ヘンリイの妹

    「ライリイ」
     ヘンリイのパートナー、アイルランド人

    「グラディス・ネヴィル」
     ヘンリイの秘書

    「フランク・カーター」
     グラディスの恋人

    「アグネス・フレッチャー」
     モーリイ家の小間使

    「アムバライオティス」
     ギリシャ人

    「メイベル・セインズバリイ・シール」
     元女優

    「レジナルド・バーンズ」
     内務省退職官吏

    「アリステア・ブラント」
     銀行頭取

    「ヘレン・モントレザー」
     アリステアのまた従妹

    「ジェイン・オリヴェイラ」
     アリステアの姪

    「ジュリア・オリヴェイラ」
     ジェインの母

    「ハワード・レイクス」
     ジェインの恋人

    「アルバート・チャップマン」
     セールスマン

    「シルヴィア・チャップマン」
     アルバートの妻

    「ジャップ」
     主任警部

    「エルキュール・ポアロ」
     私立探偵

    0
    2022年07月18日

    Posted by ブクログ

    すごくおもしろかった。

    ポアロファンが好きなものが詰め込まれている1冊だと思いました。

    ポアロシリーズのなかでも、読み応えのある作品だと思います。

    まずポアロの登場シーンが多いのがいい。

    ヘイスティングスがいないのが残念ですが、ポアロによる調査シーンが多くてうれしかったです。

    ジャップ警部は出てくるので、二人の掛け合いも楽しめます。

    ミステリとしては、最後まで読者に頭を使わせてくれる構成で、一度流れに乗るとページをめくる手が止められませんでした。

    日本語のタイトルからは想像できませんが、実はマザーグースの暗記唄をモチーフとしたお話です。

    章タイトルが、マザーグースの暗記唄の一節になっていて、全章のタイトルをならべると一つの暗記唄になっています。

    マザーグースに興味がある方も楽しめるのではないでしょうか。

    また、冒頭でポアロが歯医者さんに行くのですが、そうしたほのぼのとした生活感のある描写も、非常に魅力的です。

    ◇おすすめポイント
     ・ポアロがほぼ出ずっぱり
     ・生活感のある描写も豊富
     ・最後まで読者に頭を使わせるミステリ

    ◇こんな方におすすめ!
     ・とにかく頭を使いたい
     ・マザーグースに興味がある
     ・ポアロが好き

    0
    2019年09月01日

    Posted by ブクログ

    動機も犯人も、クリスティの目論み通りに騙されて予想外でした。
    歯医者での殺人と言うことで、確かに誰しもが無防備な姿だよなーとおもしろく感じたのですが、浅いけれど政治思想かぶれの登場人物が出てきたせいか、読み進むのが辛くなった。時代背景の差のせいか。でもラストで盛り返して★4つ。

    0
    2018年05月20日

    Posted by ブクログ

    ちょっと読みづらい。スケールが大きくて、似たような世界観のビッグ4と比べると分かりづらかった。ポアロの混乱が私にも伝わってきた。トリックは面白かった。

    0
    2024年10月31日

    Posted by ブクログ

    クリスティー作品でつまらないと思った初めての作品。
    話の展開もあまりわくわくしないけど、翻訳が合わなかった。「…だと思っていますのですよ」とか、ポアロさんはそんな話し方しない、と思ってしまった。
    とはいえ、最後の犯人との会話がよかったので⭐︎3つ。

    0
    2024年10月02日

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