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優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバクダードからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる……女の愛の迷いを冷たく見すえ、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。
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Posted by ブクログ
自分の正しさを疑わず、回りの人間にもそれを押し付け、それにより他の人が悲しんだり怒ったりしていても、それを見ずに済ませ、簡単に忘れてしまう。 そんな人物がふとなんもない場所にポツンと取り残されてしまったとき、 初めて自分の真実と対峙する。 そして現実を受け入れ、赦しを乞う決意をするのだが。 ラス...続きを読むトで視点が反転し、もう一方からの視点が入ることに、 今作の計り知れない深みがある。 誰かが悪くて、誰かが正しいとか、そんなシンプルなもんじゃない。 いわば倦怠夫婦ものと言っていいのか、 ものすごい読後感でした。
ゆるやかな導入から、主人公の内省が深まっていくにつれて、怖くなってきてしまう。 心の奥底からジワジワと冷たい水が湧いてきて、冷たくて、いてもたってもいられない感じ… ポッドキャスト「文学ラジオ空飛び猫たち」さんで紹介されて、積読になっていたことを思い出し。よいきっかけをいただきました。 ジョーン...続きを読むの発言に対して、家族から返ってくる言葉の数々。離れてみていれば、そのすれ違い加減がみえて、痛いし怖い。しかし渦中にいると全然見えてない。見ようとしていないのか。 生きていくためには見ないことも必要なのよって言われそうだけど、それってやっぱり無理があるかもなぁ。 時代も場所も違う、同じような状況でもない。 しかしこういうこと自分にも思い当たる節がある。 あなたのためを思ってという言葉って本当にあなたのためを思っているなら、そう簡単には言えない言葉。なのに、近しい人にほどつい言ってしまいそうになる言葉。 夫のロドニーも一見理解者っぽく見えて、実は結構なかなか…夫婦、家族、人間関係は鏡に映るようなものなのでしょうか。
幸せな家庭の主婦、ジョーン。バグダッドまで娘に会いに行っていたが、帰る時になって天候不順のため足止めをくらってしまう。有能な主婦としてあくせく生きてきたジョーンは、そこで自分の人生を振り返ってみると… ジョーンがどんな人物か前情報を入れた上で買っていたんだけど、自分も子持ち主婦なので、読むのが怖く...続きを読むて積読してた。ちょっと気分が明るくなってきたところで読み始まったら、もう読むのが止められない。ジョーンには共感しないけど、自分も同じことやってんじゃないかと不安に襲われる。 そしてラストもすごい。もうさすがアガサ・クリスティー。みんな読むべき。
これほどまでに自分の家族とこれまでの人生について考えさせられた本は無かった。私は他人から見てどんな人間かしら、家族に幸せを与えられているかしら…忘れがちだからこそ、ふとした時に読み返したい。反面教師的な意味で、人生のバイブル。
Poor little Joan... 改心しなかったか…旦那のロドニーがあまりにも気の毒だけど、彼が選んだ道とも言えるからな… 面白かった。 満ち足りていて、周りも自分のおかげで上手く言っていると信じて疑っていなかった主人公ジョーンが、バグダッドで1人立ち往生している間に自分と周りの人間の真意を見...続きを読むつめ直す話。自分が周りのこと(特に旦那と子供たち)を何もわかっていなかったことに気がついたのに、結局元の生活に戻ってしまうところまでが趣深い。
娘を見舞う旅の帰りに、砂漠で足止めされた美しい主婦ジョーン。汽車を待つ間、やる事なくてヒマすぎていろいろ考え始めます… 怖すぎる話でした。 友達の言葉が引き金になって、無意識に自分が見ないようにしてきた様々な事象が次々頭に浮かんでしまう。それがパズルのピースようにカッチリはまって、今までの自分の「良...続きを読むかれ」が全否定されてしまいます。 その過程も怖いのですが一番はラスト。 「ああ〜〜〜(脱力)」ってなるけど、でもわからないでもない。 ロドニーを想うとやるせない。 そして「じゃ自分はどうなのか」と、もうずーっと怖いです。
幸せな家庭を築けたと信じる中年主婦が、旅を通じて自分を見つめ直し思考していく物語。さすがのクリスティで読みやすさ抜群、冒頭からの展開も面白く、若い頃ではなく主人公と同年代の今、読めて良かったです。人生は何が大事なのか、人生に正解はないのか、考えさせられます。
「春にして君を離れ」…なんて心惹かれる美しいタイトルなんだろう、と手に取って、ストーリーにグッサグサに突き刺された。 ジョーンを愚かで滑稽だと嗤うことは簡単だけど、自分の人生も離れたところから眺めてみたらこんな風に見えるのかもしれない。 ラストの展開も、後味は悪いけれど好み。
22歳の私には、ジョーンの愛もロドニーの優しさも理解することが難しかった。 いつか数年後に読み返したら、様々な感想が思いつくのかもしれない。
ミステリーじゃないクリスティ作品 夫婦の愛、親子関係って結局のところ お互いの距離感が大事なのかもしれない 干渉しすぎても行けない 真実を真っ直ぐ伝えてしまっては 良い関係が崩れてしまう 相手への思いやりが愛情なんだ
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春にして君を離れ
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アガサ・クリスティー
中村妙子
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