春にして君を離れ

春にして君を離れ

優しい夫、よき子供に恵まれ、女は理想の家庭を築き上げたことに満ち足りていた。が、娘の病気見舞いを終えてバクダードからイギリスへ帰る途中で出会った友人との会話から、それまでの親子関係、夫婦の愛情に疑問を抱きはじめる……女の愛の迷いを冷たく見すえ、繊細かつ流麗に描いたロマンチック・サスペンス。

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春にして君を離れ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    クリスティーの作品はまだ10冊くらいしか読めていませんが、一番没頭して読めました。

    主人公ジョーンの気持ちが徐々に変化していく様が繊細に描かれており、終盤に向けて物語はどんどん盛り上がり…

    そしてラストは…


    読みながら私も自分の人生を振り返り、ジョーンと似たことろはなかったか考えてしまいまし

    0
    2025年05月30日

    Posted by ブクログ

    読み終わって…"仮面夫婦"という言葉がピッタリなんじゃないかと思った。
    主人公(ジョーン)の自己都合的な考え方、夫(ロドニー)の受け入れているようで内心は突き放している考え方。

    『かわいそうなリトル・ジョーン』
    ⇒たびたび夫が(おそらく嫌みで)言っているが、当人のジョーンには全

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    率直な感想を言うと、あまりに読みやすく驚いた。そしてこの読みやすさがなんなのか考えてみると、恐らくジョーンに共感する部分が多かった。少なからず、過去の私自身はジョーンに近い人間で、けれどロドニーや子供たちのようにそれを見て見ぬふりすることなく叱ってくれた人がいた。ジョーンの気持ちに共鳴しながら、今少

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    夫と大きなケンカする事もなく子育てを終えた婦人(ジョーン)が、1人で旅に出る。 時は第二次世界大戦の足音が聞こえてくる11月(全く春じゃない)。
    駅で惜しみつつ別れた夫を振り返ると、夫は早くも帰路に向かっており、その足取りは何故か軽いものであった…。

    旅路での旧友との偶然の再会やボロ宿での足止めを

    0
    2025年04月28日

    Posted by ブクログ

     優しい夫にかわいい子供達に恵まれ理想の家庭を築き上げたと自負する女性が、旅先で出会った友人との会話から「自分が築いてきた親子関係、夫婦関係は本当に良いものだったのか」と思い悩む場面から過去の家族とのやり取りを経て次第に疑心暗鬼になっていく姿からホラーとはまた違う不気味さが感じられ、ラストもゾクッと

    0
    2025年04月13日

    Posted by ブクログ

    とても恐ろしい、そして哀しい。
    自信満々の本人は周りにどう思われているか真実を知らずに一生を終えて幸せなのか、それとも不幸なのか。
    人はそれぞれ自分の正義、信条などがあって、自分の都合のいいようにしか周りを見ていない。
    私もそうだ。客観的真実が見えていない。そう思うとものすごく恐ろしくなった。

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    自分に迷った時や、思考に雑念が混じった時に読むようにしてる。
    自分が一番正しい。一番誠実で、一番頑張ってる。でもそれは、自分勝手で自己中心的な思考で周りを困惑させてるのかも。アガサの洞察力はほんと凄いなって思う。

    0
    2025年05月15日

    Posted by ブクログ

    とっても面白かった。哀しくて恐ろしい話だ。

    順風満帆に生きる中流階級の弁護士の妻が、旅行途中で足止めをくらい、手持ち無沙汰になって自分自身を見つめ直す話。
    特に舞台展開はなく、基本的に主人公の回顧を追ってるってだけの珍しい構成。
    でも全然読み飽きなくて、めっちゃ惹きつけられた!

    思考の過程を描く

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    クリスティーのノンシリーズです。ミステリーではないので別の名前で出版されていた作品だそうです。なるほど、クリスティーの名を使わず出版されていたのはなんとなくわかりました。
    主人公ジョーンはかなり病んでますね。
    離れた土地から帰宅途中で足留めされ、辺鄙な土地で色々なことを回想していくのですが、とにかく

    0
    2025年04月03日

    Posted by ブクログ

    面白いわけではないけど、最後まで読むと読む意味のある本だなぁとずーんとなった。
    やたらに人のことを可哀想がる人って嫌いだなと改めて思う。
    きちんと話し合うということをせずにと年月が経つとこうなるんだなという怖さがあった。

    0
    2025年01月16日

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