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Posted by ブクログ
いやホラーすぎる。
こんなにずっと不快な本は初めてかもしれない。
勘の悪い女...人格も終わってて最悪。
.....でも果たして自分はそうじゃないと言い切れるだろうか?
みたいな反省をしてしまうのも含めて、不快な本だった...
特に最後の展開はショックだったし、深く心に刺さった。
現実って、ドラマチックではなくて、実際はこんなもんだよなと、がっかりした。
何かを変えるには勇気が必要で、そんなに簡単ではない。プライドなんかそんなに持ってなかったとしても、なかなか勇気が出ないものだと思う。
まぁでも、流石にここまでとち狂った女はなかなかいないと思うけど。
Posted by ブクログ
あっけないというか、そうだよなというか、結局それか、というエンディング。旅をしながらの長い回顧録で物語るという構成は、カズオ・イシグロの「日の名残り」を想起させる。話が進めば進むほど、主人公のジョアンのことが嫌いになっていく。そして、ジョアン自身も向き合っていなかった自分自身を発見し、目醒める。しかし、その気づきで得たことを現実に還元することはなかった。目醒める前の自分にあっけなく回帰してしまったのだ。
最後、エピローグの賞だけ、ジョアンの夫のロドニーの視点で描かれる。僕はずっと彼にシンパシーを持って読み進めていたし、歯痒かった。そして、歯痒さマックスで物語は終わった。結局それでいいのか?その答えは読者に委ねられているのだろう。
人生初のアガサ・クリスティ。ずっと名前を知っているのに、触手が伸びなかった作家。三宅香帆さんのレコメンを見て読んでみた。ストーリーの展開を楽しみつつ、読み手にも深く問いかける良い小説だと思う。
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