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Posted by ブクログ 2021年04月18日
同じ訳者による『白昼の悪魔』を読んだときに、なんだか癖のある文体の人だと思っていたので不安だったが、こちらは気にならなかった。
舞台の大道具の配置図が載っており、また、話が一つの場所だけで進行するというのもあり、読みやすくもある。内容も短くまとまっていて面白い。しかし、大団円のところで、登場人物が...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月26日
アガサクリスティーがミステリーの女王と言われる理由は、ミステリーとしての組み立ての見事さはもちろんだと思うのですが、英国文化にあまり詳しくない私でも登場人物のキャラクターがきちんと判別出来る、関係性をそれとなく感じるといった表現にあるのだと思った。
よく結末が見えてしまって興醒めすることもあるので...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月27日
ミステリーの女王アガサクリスティー戯曲
1952年S27ロンドン初演以来2万回以上世界で最も上演させている作品。若き夫婦が山荘を開業させた日ロンドンでは殺人事件発生し犯人が逃走中山荘は大雪に見舞われ孤立にどこか怪しげな宿泊客がやって来てそして殺人事件が発生する。カーテンコールでは観客に筋書きの結末...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月17日
本国では60年のロングランだというこの舞台。2013年3月、六本木にて上演された日本人キャストの「マウストラップ」を見ました。
セリフはほぼ文庫の戯曲のまま忠実でした。
犯人を知らずに舞台を見たら、面白いだろうなあ…
カーテンコールでキャストが「結末は誰にも言わないでください」と言うのもやってまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月03日
僕が最初に触れたミステリは、『シャーロック・ホームズ』と、『そして誰もいなくなった』だと思う。
ミステリ界の巨人と言えば、コナン・ドイルとアガサ・クリスティ。
そのクリスティの傑作戯曲と言えば、なんといっても、『検察側の証人』でしょう。
ぐいぐい見るものの興味を引きつけ、一瞬たりとも目が離せな...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年12月12日
きょう開店の、雪の中のペンションが舞台。
舞台の脚本用らしく、動きと連動しての演技の指示も入っている
閉鎖された空間・知らないもの同士・・と そしてだれもいなくなったを少し思い出します
事件も解決も「らしい」かんじで迎えます。
短めでさらっと読めるので、ちょっとミステリーがよみたい、という時にい...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
これの本には、ト書き・セリフ・人物の動きが書かれていて、まるで台本のよう。
ロンドンでどうしてもこの舞台が見たくて、でも英語を聞き取る自信がなくて飛行機の中で読みました。
舞台見たから、本の印象が変わった!
悲劇であり、喜劇である脚本。本読んだだけじゃ笑えないんだけど、舞台で見て「あぁ、笑いどころだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月23日
最初は脚本のような書き方に慣れず、なんだか違和感を抱えたまま読み進めた。いや、脚本だからこういった書き方なのかな?
舞台用に作ったのだと全面に押し出しているので、自分が観客なのかキャストなのかただの読者なのか分からなくなり、いつの間にか作品に魅せられ読み終えていた。
戯曲はファウスト以来だからか、あ...続きを読む
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