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新興住宅地が作られ、セント・メアリ・ミードの風景もどんどん変わってゆく。だがミス・マープルの好奇心だけはいつも変わらない。有名女優が村に引っ越してきて、いわくつきの家に住み始めた。その引っ越しパーティの席上、招待客が死亡してしまう。永遠の名老婦人探偵マープルが謎に挑む。
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Posted by ブクログ
若いころはポアロが好きだったけど、自分がこの年齢になって、ミス・マープルの魅力がよくわかるようになった気がする。チャーミングな名探偵。これは名作ですね。
真相を知った瞬間、戦慄してしまった。 本当に悲しい展開です。 ミス・マープルの推理力と観察眼が素晴らしいです。
学生時代に読み漁ったアガサ・クリスティ 探偵ポアロもミスマーブルも、どちらのシリーズも好きで、読み尽くしたと思っていた。 他の作家の作品の中で、このタイトルが引用されていたので気になって読んでみた。 100年経っても色褪せず、読者を惹きつけるのは圧巻! ミスマーブルの観察眼と行動力は、年を重ねても健...続きを読む在だった。 またシリーズ全編、読み返したい。
【マープル】 マープル2作目『書斎の殺人』から20年経って、クリスティー72歳の時の作品。 『書斎の殺人』の現場となった屋敷が、売りに出されたり、放牧場だった所が新興住宅地になっている。 美しい田園風景が時を経て近代化へと変わりゆく姿に寂しさを感じた。 この作品はポアロではなく絶対にマープルだ。...続きを読むクリスティーがマープルの年齢になってきて2人が重なる。 自分はポアロから読み始めたので、最初はマープルのことが好きになれなかった。 でも今ではマープルならば間違いないという安心感、同性だからこそわかる繊細な気持ちと、美しい田園風景のセントメアリミードが大大大好きだ。 この作品は今までと同じような作品だと思っていた。 でも読み終わった後は、今までにない悲劇に読んだ後もずっと辛かった。今も辛い。 小説なのにリアルな怖さがあった。 この作品はネタバレなしでは語れないので、ここからネタバレしてます。 今回初めて犯人に同情し、犯人と同じ気持ちになった。同じ立場だったら私も犯人と同じことをしてしまうかもしれない。 そのくらい今回の被害者は許せなかった。 こういう人の人間描写がクリスティーは抜群に上手い。 そして怖いのは、この被害者みたいな人は身近に普通にいるということ。 自分の周りにもこの被害者みたいな人はいるし、どこにでも結構いると思う。 この作品は実在するアメリカの女優の人生から着想を得て執筆されたと後から知った。 リアルだと思ったらやっぱりそうだったんだ…。 私はこういう作品は心に強く残りすぎて辛くなってしまう…。元気が出る音楽を聴いてリフレッシュしよう。
この作品を読んで、ミス•マープルがとても好きになりました。 きっと何年か経っても思い出すのは、「凍りついたような表情」の一場面。 記憶に残るミステリーだと思う。 また、これから歳を重ねて、力を失うような寂しさを感じた時に、今作のマープルの奮起を思い出して、勇気づけられたいと思う。 ミステリーと...続きを読むしての魅力と、物語の力強さを持ち合わせた傑作。わたしはとても好みです。
マープルシリーズ長編8冊目。セント・メアリ・ミード村にも色々変化があり、シリーズを順番通りに読んでいるので時の流れを感じた。高齢になったマープルはほとんど家にいて、安楽椅子探偵っぽくなっている。捜査担当のクラドック警部、友人のバントリー夫人、ヘイドック医師とお馴染みのメンバーも登場してくれて嬉しい。...続きを読むあとマープルが若かったらクラドック警部とお似合いだっただろうなあとちょっと思った。 マープルは高齢とはいえ頭の良いしっかりした女性なんだけど、お年寄り扱いされることに複雑な感情を抱いているのは共感した。事件についても、トリック云々より人間心理のほうに重点を置いているのがクリスティらしくて良かった。
ホワイダニットものとしては上位に入るぐらい好きだ。 悲劇的で泣きそうにはなるけど。 ホント記憶を抹消して読みたかった、とつくづく思う。 この意外性のある動機に純粋に驚かされたかったな。 周囲の人間の話から徐々に事件の輪郭が浮かび上がる。 その過程がめちゃくちゃ面白いんだよねえ。
たぶん初アガサ・クリスティ。 どう着地するのか最後までわからず、おもしろかった。 感想を一言で言うと、現実的! トリックが理解しやすく簡単で真似できそう。(しないけど) 動機も起こりうるだろう大変納得のいくものだった。 ミステリーと言えば、これまで頭脳派の犯人or探偵役で構成される別世界のフィクショ...続きを読むンという認識だったのが、他人事ではない身近なミステリーとして読めてとても新鮮だった。 あとは、セリフの後にいちいち続く、「〜と、◯◯が言った。」がめっちゃ多くて気になった。
1962年の作品。 ミス・マープルシリーズ長編8作品目。 ミス・マープルの暮らすイギリスの田舎街、セントメアリミードにも近代化の波が押し寄せ、新興住宅地には若い家族連れや夫婦が越してきて住むようになった。マープルの友人のバントリー夫人は、かつて住んでいたゴシントンホールを女優のマリーナ・グレッグ...続きを読むに売却した。 マリーナ・グレッグと夫のジェイソン・ラッドは村の人々や映画関係の人々をゲストに呼んで、ゴシントンホールでチャリティーパーティーを開いた。そのパーティーの最中、新興住宅地に住むバドコック夫人が突然倒れ、死亡してしまう。このバドコック夫人には、ミス・マープルが散歩中に倒れたときに大変親切にしてもらったことがあったのだった。 事件の捜査には、主任警部となったクラドック警部があたるが、バドコック夫人の死因が酒に含まれた精神安定剤の過剰接種であること、マリーナと間違えて殺された可能性があることを突き止める。 大好きなクラドック警部が大活躍のお話です。 が、、「書斎の死体」から何十年も経ち、セントメアリミードにも近代化の波が…。1962年という時代背景をよく表していますね。日本では高度成長期。 バントリー夫人が未亡人になっていたり、時の流れを感じセンチメンタルになります…。でもイケメンクラドック警部がまだ独身なことがちょっと嬉しいw 暗い話ではありますが、クラドック警部がおばさん助けてくださいとミス・マープルに甘えまくり(この甘え上手!)マープルとクラドック警部の心温まる関係にほっこりします。 また、犯人と思しき怪しい人物に次々ミスリードされそうになります。 殺された女性は大変親切なのだが、いろんなことに首をつっこみたがり、周りがどう思うか考えもしない女性…アガサクリスティの別の作品で、「春をして君を離れ」という作品の主人公の女性を思い浮かべてしまいました。もしかしたらアガサクリスティが自分のある一面を写した人物像なのかな?想像を膨らませてしまいました。
アガサクリスティのミス・マープルシリーズ。 マープルの友人のバントリー夫人が以前住んでいたゴシントンホールという屋敷にアメリカの大女優、マリーナ・グレッグとその夫が引っ越してくる。そこで盛大なパーティーが開かれるが、招待客の女性が毒入りの飲み物を飲んで死亡するという事件が起きる。 ミスマープルは、...続きを読む周りの人から話を聞いた情報だけで事件を解決してしまう、まさに安楽椅子探偵。普段は穏やかなおばあちゃんなのに、謎を前にしたらワクワクしちゃう好奇心旺盛なところがなんともチャーミングでした。 犯人が誰か、というのもそうですが、この作品の一番の見どころは何といっても殺人の動機。すごく納得のいく理由だと思った。そこからするすると謎が解けていく快感がたまらない、最高のホワイダニット小説でした。 やっぱりアガサクリスティは面白くて読みやすい。 ミスマープル物も色々読みたいな。
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アガサ・クリスティー
橋本福夫
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