作品一覧

  • ブラウン神父全集
    -
    1巻2,420円 (税込)
    ホームズものとは一味ちがう、短編ミステリーの名手チェスタートンのブラウン神父もの51編を収録した初の全集。黒い大きな帽子とこうもり傘、丸顔でずんぐりした体型の神父が、どことなくユーモラスな雰囲気を漂わせながら意表をつく推理を披露する。
  • バトラー弁護に立つ
    -
    1巻990円 (税込)
    「わたしの災難のすべては、あなたの手袋が原因です。助けてくれないと殺人が起きます……」弁護士事務所にいたヒューと許婚のヘレンの前にトルコ帽の東洋人が現われた。予言どおり彼は他に誰もいないはずの部屋で死んでしまう。不可能犯罪に法廷弁護士パトリック・バトラーが挑む!
  • 華麗なるギャツビー
    5.0
    1巻550円 (税込)
    豪華な屋敷に住み、日ごと盛大なパーティーをもよおす謎の男ギャツビー。人妻となってしまったかつての恋人デイジーを取り戻そうとしながら、不慮の死を遂げる一途な男……。1920年代のニューヨークを舞台に、華麗にして悲劇的なギャツビーの生涯を描き、失われた青春の夢を哀愁をこめて謳いあげる名作。レオナルド・ディカプリオ主演映画原作。
  • 鳩のなかの猫
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    中東の小国で起きた革命騒ぎ。そのどさくさに、莫大な財宝が消え去った……一方、英国でも有数の女子学園メドウバンク校に事件の影が忍び寄る。新任の教師が何者かに射殺されたのだ。犯人は校内に? その狙いは? 二つの事件は、どこかでつながっているのか? ポアロの推理が冴えわたる。

    試し読み

    フォロー
  • 複数の時計
    3.4
    1巻1,100円 (税込)
    秘書・タイプ引受所から派遣されたタイピストのシェイラは、依頼人の家を訪れた。無数に時計が置いてある不思議な部屋で待っていると、柱時計が三時を告げた。その時シェイラは恐ろしいものを発見した。ソファの横に男性の惨殺体が横たわっていたのだ……死体を囲む時計の謎にポアロが挑む。

    試し読み

    フォロー
  • 木曜日の男
    -
    1巻550円 (税込)
    無政府主義者のグループは「日曜日」と呼ばれるボスによって統括され、幹部はそれぞれ曜日の名前を冠された7人で構成されていた。たまたまメンバーの「木曜日」が急死したため、まぎれこんだ詩人のサイムは「木曜日」に任命された……スパイもの? ファンタジー? 思想小説? チェスタートンならではのエンターテインメント。

    試し読み

    フォロー
  • 鏡は横にひび割れて
    4.0
    1巻1,078円 (税込)
    新興住宅地が作られ、セント・メアリ・ミードの風景もどんどん変わってゆく。だがミス・マープルの好奇心だけはいつも変わらない。有名女優が村に引っ越してきて、いわくつきの家に住み始めた。その引っ越しパーティの席上、招待客が死亡してしまう。永遠の名老婦人探偵マープルが謎に挑む。

    試し読み

    フォロー
  • クリスマス・プディングの冒険
    3.7
    1巻1,078円 (税込)
    英国の楽しい古風なクリスマス。そんな時でもポアロは推理にあけくれていた。外国の王子がある女に由緒あるルビーを奪われたので、それを見つけてほしいというのだ。女が潜む屋敷へと赴いたポアロは探偵活動を開始する。表題作ほか短篇の名手クリスティーによる短篇のフルコースを召し上がれ。

    試し読み

    フォロー
  • ブラウン神父の純智1
    4.0
    1~2巻330円 (税込)
    「純智」は、ホームズ物とは一味ちがう、短編ミステリーの名手チェスタートンのブラウン神父物第一巻。黒い大きな帽子とこうもり傘、丸顔でずんぐりした体型の神父が、どことなくユーモラスな雰囲気を漂わせながら意表をつく推理を披露する。本編には「青い十字架」「密閉された庭」「奇妙な足音」「飛ぶ星」「見えない人間」「イズラエル・ガウの厳正さ」の6編をおさめた。

    試し読み

    フォロー
  • おしどり探偵(1)
    5.0
    1~2巻396円 (税込)
    トミーとタペンスという若夫婦が〈国際探偵事務所〉という素人探偵事務所を開設する。二人の唯一の強みは、これまでの探偵小説を全部読破していて、各探偵の探偵術を記憶していることだ。彼らは名探偵の誰かのやり方を頭に浮かべながら、事件の解決に乗り出す。茶目っ気たっぷりのクリスティの面目躍如。ここには8編をおさめた。

    試し読み

    フォロー
  • フローテ公園殺人事件
    -
    1巻660円 (税込)
    南ア連邦国営鉄道のトンネル内で無惨な轢死体が発見され、事故死と見せかけた他殺であることが判明する。容疑者を死刑から救ったのは、陪審員たちの賢明な判断だった。だが二年半後、スコットランドで手口の酷似した殺人事件が起こる。捜査に当たるロス警部は、関連する糸をたぐっていく……元鉄道技師だったアリバイ研究家としてのクロフツの、面目躍如たるミステリー。

    試し読み

    フォロー
  • 鏡は横にひび割れて

    Posted by ブクログ

    学生時代に読み漁ったアガサ・クリスティ
    探偵ポアロもミスマーブルも、どちらのシリーズも好きで、読み尽くしたと思っていた。
    他の作家の作品の中で、このタイトルが引用されていたので気になって読んでみた。
    100年経っても色褪せず、読者を惹きつけるのは圧巻!
    ミスマーブルの観察眼と行動力は、年を重ねても健在だった。
    またシリーズ全編、読み返したい。

    0
    2024年09月10日
  • 鏡は横にひび割れて

    Posted by ブクログ

    【マープル】
    マープル2作目『書斎の殺人』から20年経って、クリスティー72歳の時の作品。

    『書斎の殺人』の現場となった屋敷が、売りに出されたり、放牧場だった所が新興住宅地になっている。
    美しい田園風景が時を経て近代化へと変わりゆく姿に寂しさを感じた。

    この作品はポアロではなく絶対にマープルだ。クリスティーがマープルの年齢になってきて2人が重なる。
    自分はポアロから読み始めたので、最初はマープルのことが好きになれなかった。
    でも今ではマープルならば間違いないという安心感、同性だからこそわかる繊細な気持ちと、美しい田園風景のセントメアリミードが大大大好きだ。

    この作品は今までと同じような作

    0
    2024年07月29日
  • 鏡は横にひび割れて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マープルシリーズ8作目。今回もハズレ。第二次大戦後、時代は変わり、セントメアリミードにも新興住宅地の嵐が!マープルは70歳を超え、身体も衰えてきた。ゴシントンホールに大女優マリーナ・グレッグ夫妻が引っ越してきた。そこで行われたパーティーでヘザー・バドコックが飲んだお酒で急死した。自殺の可能性はほぼない。事件直前のマリーナの不審な視線とヘザーのドレスにわざと飲み物をぶちまけたのは誰だ?マリーナの結婚と出産、ヘザーの性格、マリーナの夫、秘書、執事、怪しい者ばかり。犯人動機は自分が授業で教えていることだった!⑤

    0
    2024年07月21日
  • 鏡は横にひび割れて

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白すぎる。動機の処理が本当に上手い。途中でもしかして…とは思ったが、この動機を明かすのはポアロよりマープルのが適しているのだろう。鏡がひび割れてしまった瞬間のマリーナの顔を見たいような見たくないような。

    0
    2024年02月04日
  • 鏡は横にひび割れて

    Posted by ブクログ

    この作品を読んで、ミス•マープルがとても好きになりました。

    きっと何年か経っても思い出すのは、「凍りついたような表情」の一場面。
    記憶に残るミステリーだと思う。

    また、これから歳を重ねて、力を失うような寂しさを感じた時に、今作のマープルの奮起を思い出して、勇気づけられたいと思う。

    ミステリーとしての魅力と、物語の力強さを持ち合わせた傑作。わたしはとても好みです。

    0
    2023年11月08日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!