橋本福夫のレビュー一覧

  • 鏡は横にひび割れて

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    若いころはポアロが好きだったけど、自分がこの年齢になって、ミス・マープルの魅力がよくわかるようになった気がする。チャーミングな名探偵。これは名作ですね。

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    2025年06月30日
  • 鏡は横にひび割れて

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    真相を知った瞬間、戦慄してしまった。

    本当に悲しい展開です。

    ミス・マープルの推理力と観察眼が素晴らしいです。



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    2025年03月14日
  • 鏡は横にひび割れて

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    学生時代に読み漁ったアガサ・クリスティ
    探偵ポアロもミスマーブルも、どちらのシリーズも好きで、読み尽くしたと思っていた。
    他の作家の作品の中で、このタイトルが引用されていたので気になって読んでみた。
    100年経っても色褪せず、読者を惹きつけるのは圧巻!
    ミスマーブルの観察眼と行動力は、年を重ねても健在だった。
    またシリーズ全編、読み返したい。

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    2024年09月10日
  • 鏡は横にひび割れて

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    【マープル】
    マープル2作目『書斎の殺人』から20年経って、クリスティー72歳の時の作品。

    『書斎の殺人』の現場となった屋敷が、売りに出されたり、放牧場だった所が新興住宅地になっている。
    美しい田園風景が時を経て近代化へと変わりゆく姿に寂しさを感じた。

    この作品はポアロではなく絶対にマープルだ。クリスティーがマープルの年齢になってきて2人が重なる。
    自分はポアロから読み始めたので、最初はマープルのことが好きになれなかった。
    でも今ではマープルならば間違いないという安心感、同性だからこそわかる繊細な気持ちと、美しい田園風景のセントメアリミードが大大大好きだ。

    この作品は今までと同じような作

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    2024年07月29日
  • 鏡は横にひび割れて

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    ネタバレ

    マープルシリーズ8作目。今回もハズレ。第二次大戦後、時代は変わり、セントメアリミードにも新興住宅地の嵐が!マープルは70歳を超え、身体も衰えてきた。ゴシントンホールに大女優マリーナ・グレッグ夫妻が引っ越してきた。そこで行われたパーティーでヘザー・バドコックが飲んだお酒で急死した。自殺の可能性はほぼない。事件直前のマリーナの不審な視線とヘザーのドレスにわざと飲み物をぶちまけたのは誰だ?マリーナの結婚と出産、ヘザーの性格、マリーナの夫、秘書、執事、怪しい者ばかり。犯人動機は自分が授業で教えていることだった!⑤

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    2024年07月21日
  • 鏡は横にひび割れて

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    ネタバレ

    面白すぎる。動機の処理が本当に上手い。途中でもしかして…とは思ったが、この動機を明かすのはポアロよりマープルのが適しているのだろう。鏡がひび割れてしまった瞬間のマリーナの顔を見たいような見たくないような。

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    2024年02月04日
  • 鏡は横にひび割れて

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    この作品を読んで、ミス•マープルがとても好きになりました。

    きっと何年か経っても思い出すのは、「凍りついたような表情」の一場面。
    記憶に残るミステリーだと思う。

    また、これから歳を重ねて、力を失うような寂しさを感じた時に、今作のマープルの奮起を思い出して、勇気づけられたいと思う。

    ミステリーとしての魅力と、物語の力強さを持ち合わせた傑作。わたしはとても好みです。

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    2023年11月08日
  • 複数の時計

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    ネタバレ

     クリスティの長編ミステリー。ポアロシリーズ。ポアロが安楽椅子探偵を演じている作品。(結局は好奇心に敗れ行動してしまうわけだが)
    クリスティ作品はある程度学生時代に読んでいたのだが(特に長編は沢山読んだ)今作は未読だったらしい。幸い、ポアロシリーズの目新しい作品を読んだ気分であり得した気持ちだ。作中、驚いた事にポアロがミステリーにのめり込んでいた(オリヴァの作品がお気に召さないのは彼らしい)ポアロのミステリー批評は面白いが、ポアロらしくない印象を受けてしまう。(作家や作品への言及はクリスティ自身を反映しているかもしれないが、クリスティとポアロが同じ批評になるとは思えない。)まただいぶ長いパ

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    2023年08月07日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    ポアロシリーズはあと6冊。革命で身の危険を感じた中東ラマット王子は家宝の宝石を友人に託したが、飛行機事故で友人とともに死亡。宝石の行方は?そして話は一変する。イギリスの名門女子高メドウバンク校で、新任教師が何者かに殺害される。さらに、中東の王女が誘拐事件、第二の殺人まで起きる。1人の女子学生が宝石を発見し、ポアロに助けを求め一時避難する。殺人と宝石、登場人物の教師たちが癖ある人物で犯人を絞れない・・・色々調査したポアロが最後にはすべて解決した。ただ、この表紙絵は何だったんだ?今回も犯人予想、完敗。⑤

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    2023年04月16日
  • 鳩のなかの猫

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    めちゃめちゃ面白かった!
    有閑倶楽部の第一話、ルビーをめぐって起こるてんやわんやを思い出した。
    アダムのイメージは完全にコナンの安室さん。
    いつまでたってもポアロ出てこねぇ…と何回も残りページ数確認してしまった。

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    2021年11月20日
  • 鳩のなかの猫

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    スリリングな展開で面白い。
    最後、ポアロの謎解き劇場で人が殺されてしまうのはポアロらしくない!って感じ...そこだけスッキリしない...

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    2020年10月30日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    「クリスマスプディングの冒険」
    サクッと楽しめてほっこりするけどちゃんとミステリー。こういうミステリーがもっと読みたいと思った。

    ほかの物語も面白かったが★3〜4くらい。

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    2020年05月09日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    ほぼポアロの短編集
    初めてのポアロ作品です!
    とっても華麗に事件を解決していく感じ・・・
    そりゃ人気になるわ!
    って思いましたw
    本当に1つの探偵の完成形です!
    かっちょいい!!
    最後にミスマープルの短編が1話あります。
    マープルさんのね安心感すごい!

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    2015年11月09日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    半分以上読んで、やっとやっとポワロさん登場!
    なかなか出てこないから、ポワロさんの本を読んでるんだよね…?って途中不安になったよ。。


    宝石に目が眩む人々…怖かった。
    最後は本当に相応しい人のもとへ最良と思われる形で遺贈されて、本当によかった。

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    2012年12月12日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    エルキュール・ポアロ・シリーズ

    ラマット国で起きた革命。アリ・ユースフ王から宝石を託されたの友人ボブ・ローリンスン。姪であるジェニファーの持ち物に隠された宝石。国からの脱出中に死亡したアリ王とボブ。ジェニファーが入学した名門校メドウバンク。入学手続きの時にジュリアン・アップトンの母親が目撃した人物。アリ王の従姉妹シャイスタの入学。彼女に送られる荷物を監視するために庭師として潜入したアダム。何者かに殺害された体育教師スプリンガー。殺害現場の体育館。ジュリアとジェニファーのテニスラケットの交換。校長の秘書アンのアリバイ。校長の引退と後継者の噂。殺害されたドイツ人教師ヴァンシッタート。後見人の公爵

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    2012年08月03日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    ネタバレ

    クリスマスに家庭でプディングを作る習慣があることを始めて知りました。
    最初のクリスマスにプディングを作る話は、ポアロものにしては、つくりが丁寧な気もしました。
    ただ、なぜ、ポアロがプディングの中のものが予測できたのかの説明が、なんとなく不十分で、消化し切れていない気がしました。

    シャーロックホームズと違って、ワトソン役のヘイスティングがいなくても、平衡感覚は崩れないのが面白いような気がします。むしろ、ヘイスティングがいない方が、均衡がとれているかもしれません。

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    2011年08月14日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    最初はポアロものだとは気が付かなかった。

    アガサクリスティの分身は誰だろうかと思いながら読み進んだ。
    ジュリアだろうか。

    女学校のあり方を問うような内容があるが、
    最後は急展開で、うまくついていけなかった。

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    2011年08月04日
  • 鳩のなかの猫

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    2010年9月にNHKでオンエアされた、デビット・スーシェ主演のポアロ物新作4本のうちのひとつ。珍しく、これはほぼ原作に忠実に映像化されていました。
    ポアロ物の中では好きな作品なので、脚色の少ない映像化は嬉しかったな。

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    2010年11月07日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    英国ならではの伝統的なクリスマスを味わいたいとスペインから訪れた孫娘。
    迎えた家族の思惑は様々。
    事件に巻き込まれた元気な若い娘。
    ポワロの推理は…?!

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    2010年01月15日
  • 華麗なるギャツビー

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    アメリカ文学の代表作のひとつ。今更僕が語るまでもない有名な小説ですが、人間の夢や想いに対する儚さ、虚しさの表現の傑出っぷり、そこから来るだろう切ない読後感、僕は好きです。

    ギャツビーの「美しい破滅」的生きかた、物事に対する病的な執念を含んだ感覚や身のこなし、話しかた…等、まさに村上春樹文学の原点を見る思いです。

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    2009年10月04日