橋本福夫のレビュー一覧

  • 複数の時計

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    ネタバレ

    ポアロシリーズ29作目。
    あらすじの内容に惹かれて読みはじめたのだけれど、<死体を囲むあまたの時計の謎に、ポアロが挑む>というほど時計は多くない。笑
    そして晩年の作品だけあって、年老いたポアロの登場が少ないのが残念。
    ほとんどが情報部員のコリンとハードキャスル警部の捜査でストーリーが進む。

    でも、いいとこ取りのポアロの謎解きスピーチはやっぱり引き込まれる。
    複雑な人間関係と、こことここが繋がるのか、と読んでいるだけでは想像つかない結末だったけれど、ポアロの謎解きでおおー!と合点がいった。
    ポアロが読み耽っていた歴史ミステリーと、その講義のような紹介も大事な構成のひとつだったのだと納得。

    ヘイスティングズを想い、回想するシーンは切なくなってしまった。
    ポアロシリーズ、やはりポアロとヘイスティングズのバディがいちばん好きだ!

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    2020年01月20日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    アガサ・クリスティのポアロ作品を中心とした短編集。

    表題作の「クリスマス・プディングの冒険」はクリスマスの雰囲気を楽しめるお話。

    どちらかというとほのぼのするエピソードですし、短めなのでクリスマスの当日に読むのもおすすめです。

    わたしのお気に入りは「24羽の黒つぐみ」。登場する料理がなんともおいしそうでした。

    「習慣」に対する違和感から始まるポアロの推理もさすが!という感じです。

    ポアロの生活圏内で起こる事件のほうが個人的には好きなので、その点もよかったです。

    ◇おすすめポイント
     ・表題作のクリスマス感
     ・さまざまなポアロ作品+マープル作品1つを楽しめる
     ・お気に入りのエピソードを見つけて楽しめる

    ◇こんな方におすすめ!
     ・クリスティの短編を読みたい
     ・クリスマスは本を読んで過ごす
     ・イギリスのクリスマスの雰囲気を楽しみたい

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    2019年12月22日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    「クリスマス・プディング」の冒険:さる王国の皇太子が伝家のルビーを女友達に盗られてしまった。ポワロに極秘奪還の依頼がきたが、意外な所に隠されていた。イギリスの古典的なクリスマスが出てくる。映像で見てみたい。(ドラマでは「盗まれたロイヤル・ルビー」)(ポワロ)

    「スペイン櫃の秘密」:さる女性に思いを寄せてるらしい男が3人。女性はそれを恋愛感情とは気づかず、そういう態度が殺人を起こさせた。クリスティに繰り返し出てくる「おめでたい女」の亜種か。(ポワロ)

    「負け犬」:さるお屋敷で主人が殺された。犯人はよくある設定だがクリスティではめずらしいかも。メイヒューという名の弁護士が出てくる。(ポワロ)

    「二十四羽の黒つぐみ」:火曜と水曜に決まってレストランに食事をしにくる老人が死んだ。いつもはこない月曜に来て、いつもは頼まない黒いちごのタルトを注文した後だった・・ (ポワロ)

    「夢」:ある金持ちから最近決まって3時28分にピストルで頭を撃つ夢をみる、とポワロは相談された・・

    「グリーンショウ氏の阿房宮」:その昔財を成したグリーンショウ氏は大きな家を建てた。今そこには孫娘が一人住んでいるが、殺された。(ミス・マープル)

    「阿房宮」が何かわからなくて検索したら、秦の始皇帝が建てたばかでかい王宮。生前には完成しなかった。原題:Greenshaw's Folly  Follyは愚行、金ばかりかかるばかげた事業[計画,建造物];〔景観のアクセントとして作られる〕新奇[華美]な建築物  などとあった。

    2018.5.31に買っているのだが読みかけのままだった。

    1960発表
    200411.30初版 2012.6.15第4刷 購入

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    2019年07月25日
  • 複数の時計

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    映像で見たことがあったので、犯人はなんとなく覚えていたけど、やっぱり本で読むと詳細がわかる。もう一度映像を見直したい。

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    2018年03月25日
  • 鳩のなかの猫

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    どのようにポワロと関わりがあるのかな、と思いながら読んでいたが、ポワロの出番は後半からだった。
    こんな結末かぁ、、

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    2018年02月25日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    傑出した出来の作品はなく、すべて平均点程度の出来で、一番良かったのは「クリスマス・プディングの冒険」。

    「クリスマス・プディングの冒険」
    ある国の王子の高価なルビー盗難事件を秘密裏に解決してほしいとの依頼を受けるポアロ。推理物ではなく、ポアロが巧みな策略で事件を解決する話。奇妙な手紙が置かれていたり、子供たちが殺人事件の芝居でポアロをかつごうとしたリと、楽しめる筋書き。

    「スペイン櫃の秘密」
    スペイン櫃の中で殺された男の妻が容疑者の無実を信じ、その無実の証明をポアロに依頼する話。偽装された手紙の謎や衝立が動かされた謎など、シェークスピアの「オセロ」になぞらえて、ポアロは意外な真相を暴き出すが、証拠は不十分。

    「負け犬」
    殺人事件の容疑者の無実を直観で信じた女性より、無実の証明を依頼されるポアロ。アフリカでの鉱山の出来事、医者による催眠術の聞き取り調査など、色々と話を膨らませてはいるが、真相は腰砕け。推理ではなく、ポアロの策略によって、解決する話。

    「二十四羽の黒つぐみ」
    料理店に毎週火曜日と木曜日に現れる男が一度月曜日に現れ、その2週間後から姿を見せなくなった謎にポアロが興味を持ち、解決する。

    「夢」
    3時28分にピストル自殺するという、同じ夢をずっと見続ける男から相談を受け、事件に関わるようになるポアロ。実際に、その男が3時28分にピストルで死ぬ。ポアロが間違えて渡した手紙が事件解決に結びつくところが面白い。

    「グリーンショウ氏の阿房宮」
    奇妙な建築物「阿房宮」の所有者、ミス・グリーンショウが弓矢で撃たれて殺される事件。容疑者3人には鉄壁のアリバイがあるが、事件の背景にあるカラクリをミスマープルが暴く話。既視感ありありのトリックだし、このように巧く騙せるのか、疑問に感じる。

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    2016年12月19日
  • 複数の時計

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    「ことにワトスン医師というすばらしい人物の創造。あれはまさに大成功だよ。」
    「あの愛すべき友。ヘイスティングズ。きみにも幾度となく話したことのあるわが友、ヘイスティングズ。」
    歳をとったポアロのこういう発言はなんだか切ない。

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    2016年05月20日
  • 複数の時計

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    数あるアガサ・クリスティ作品としてそれほど目立ったものがあるとは思いませんでしたが、1960年代の作品とあってか当時ブームとなったスパイ要素が加味されていてそこが面白かった

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    2016年01月10日
  • 複数の時計

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    ポアロはほとんど登場せず。
    おいしい所だけちゃっかりと持っていく。

    主人公の出番が少ないのは
    「バートラム・ホテルにて」と似ているが、
    それと比べると物足りない。
    ポアロもので彼の出番が少ないのはいまいちかも。

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    2015年07月01日
  • 鳩のなかの猫

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    作中の、「人生では自分で間違いをおかしてみるしかないわね」って言葉がすき。
    人が撃たれてるのに淡々と推理を披露するポアロはどうかと思ったしそもそも危険すぎるし、もっと他に手段はなかったのか?と思うし、必ずしも彼女がああいった行動にでるとも限らないのに考えが足りないのではないか、とポアロさんに対して思ってしまう。結果的に自分の策でああいう結果になったわけだけどそのことに対してなんも思ってなさそうなところがなんか腑に落ちない…
    宝石の在処だとかそれをめぐる殺人だとかは読んでてハラハラした。

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    2015年07月02日
  • 複数の時計

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    ポワロ作品

    【あらすじ】
    タイプ事務所に勤める女が訪ねた家で男の死体が見つかった。死体のあった部屋には複数の時計が置かれていたが、事件の後処理の最中、その1つがなくなった。別件で付近にいた情報機関の男は、警察と一緒に聞き込んだ情報を持って、ポワロの元を訪れる。

    【感想】
    今回、ポワロはあまり表に出ず、情報機関の男の目線で多くが語られている。話の構成としては、住民の聞き込みから不審な点を調査している内に、気になる動きを見せた人物が魔の手に…という展開になっている。
    序盤に興味を引く伏線が幾つか張られているのだが、あまり意味が無かったり、軽い説明で片付けられるため、全体的に拍子抜けしてしまう点が残念。タイトルの「複数の時計」もさほどトリックには関係なく、読み始めの期待が裏切られた感が残る。
    なお、本中にはポワロを通して語られる推理小説の批評があり、古典が好きな人は読んでおく価値はあるかも。

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    2014年05月04日
  • ブラウン神父の純智1

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    短編集。
    どうも「ブラウン神父の童心」の一部が本作らしいです。しかも3分割の真ん中。失敗した…。
    過去に古典の名作と呼ばれたものを幾つか読みましたが、うち本作は僕の好きではない「容疑者インタビュー形式」ではなかったので、道中非常に楽しく読めました。
    神父の設定もカッコ悪さが粋で、古典はこのキャラ作りがいいんだよなぁとしみじみ。
    しかし肝心の謎解きは、神父が天才過ぎるのか僕が馬鹿チンなのか、何を言っているのかチンプンカンプン。
    中の何話かは解決したのか否かもわかんないまま終わった感じでした。
    修行して出直してきます…。

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    2014年03月31日
  • クリスマス・プディングの冒険

    Posted by ブクログ

    どれも読みやすかったけど、何が1番印象に残ったかは、よくわからない。
    クリスマスプディングのお話は昔アニメで見た気がするけど、同じ話だったのかなー。

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    2012年11月27日
  • 複数の時計

    Posted by ブクログ

    中学生の時から、どうしても途中で退屈になっちゃって、どうしても最後まで読めなかった。私にはまだ早いということなのだろうか……。もう二十を過ぎたというのに。

    またいつか再挑戦したい。

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    2012年09月21日