橋本福夫のレビュー一覧

  • 鳩のなかの猫

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    イギリスの名門校で教師が殺害される。その少し前に起こった中東での革命で、莫大な価値を持つ宝石が消え失せた。この二つの事件の関連は?
    ここに誘拐事件なんかも絡んできて、事件だらけ。ポアロも中々出てこない!!

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    2023年09月19日
  • 複数の時計

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    大好きなポアロシリーズ。
    ポアロの活躍がもっとあると良かったな〜。
    ポアロ途中で登場だった。
    内容は、ん〜という印象だった。

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    2023年07月16日
  • 鏡は横にひび割れて

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    再読で、すっかり忘れていたのに
    ある一行を読んだ瞬間
    犯人も動機も思い出しました!
    なんでこんなインパクトの強い事件を
    忘れていたのやら。
    しかし、この「一行でひっくり返る」感が
    ミステリを読む楽しみのひとつでもある。

    マープルさんは事件関係者ではなくて
    顔見知りの婦人が被害者だったのね。
    村に越してきた女優さんが開いたパーティで
    毒殺されてしまった女性。
    ちょっと親切の押売りが強くもあったけど
    それで殺すほど恨みを買ってたとも思えない。
    ならば、本来は女優がターゲットで
    間違って殺されたのでは?となるわけです。
    仮にそうだとしても残る
    誰がどうやって…の謎にマープルさんが挑む。

    家政婦に

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    2023年04月14日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    2023.2.4
    ポアロをたくさん楽しめる短編集。

    お気に入りは
    表題作のクリスマス・プディングの冒険
    二十四羽の黒つぐみ


    表題作はすごく好き。
    クリスマス近くなったらまた読み返したい。

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    2023年02月04日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    国外に持ち出された宝石と、メドウバンク校の殺人事件。
    どの事象が宝石に関係するのか?
    誰がどう絡んでるのか?
    ポアロはいつ来るのか?
    と言う部分を気にしながら読んでました。

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    2023年01月04日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    ポアロもの5篇と、ミス・マープルもの1篇が収録されている、中短編集。

    「はじめに」の中で、本書はクリスティー曰く“料理長のおとくい料理集”とのことで、ポアロとマープルが一冊でお楽しみ頂ける、小粋なクリスマス・プレートとなっております。

    個人的に好きだったのは、表題作の第一話「クリスマス・プディングの冒険」。謎解きは勿論、まさにこの時期にぴったりな、英国の伝統的なクリスマスの雰囲気を味わえるお話です。
    舞台となる一家の少年少女たちが、ポアロにドッキリを仕掛けようとするのも微笑ましいですね。
    特に、コリン少年が朝にポアロを起こしにいった時に、ポアロのかぶっているナイト・キャップ目にしたとたん“

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    2022年12月21日
  • 鏡は横にひび割れて

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    もっと凄く面白い作品が沢山現れている。が、めまぐるしいITの進化でも、人の思いや行動の進化の速度は緩やか。クリスティの作品は兎に角普遍的。それが走り過ぎる自分の気持ちを整えてくれる。

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    2022年11月07日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    クリスティーの本は結構読んでるけど、短編は初めて。最後の一つはミス・マープルの話で残り5編はポワロ。イギリスのクリスマスってすごい憧れがあるんだけど、表題の話は特に古き良きクリスマスって感じでよかった。タイトルからして愉快だしね。

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    2022年10月25日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    アガサの短編を読むのは火曜クラブに続き2作目になる。

    もちろんトリックとそれを紐解くロジックは秀逸で、特に題目にもなっている「クリスマス・プディングの冒険」は感動すら覚える。

    しかし逆にこの素晴らしい短編集のおかげで、自分はミステリは長編の方が好みだということがわかった。十重二十重に人間の思惑が錯綜し、そこに妙味を感じるのである。

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    2022年03月25日
  • 複数の時計

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    アガサ・クリスティー。ポアロシリーズ。
    盲目の教師の家でタイピストが謎の男の死体を見つける。
    現場には謎の複数の時計が置かれていた。
    ポアロシリーズではあるがポアロの出番は少なく、ぽっとでの情報部員が語り手となり進んていく。
    正直平凡以上のできではなく、複数の時計の意味も拍子抜けで、情報部員側の任務も、なぜ混ぜたのかわからないできでした

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    2022年03月18日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    ポワロが5話、ミス・マープルが1話の短編集。
    それぞれ翻訳者が違うがどれも読みやすくおもしろい。ただミス・マープルの話は少しわかりにくかった。

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    2021年12月23日
  • 複数の時計

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    クリスティーでよくある展開。特に目立ったトリックやキャラはいなかった。柿沼瑛子さんの後書きが良かった。

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    2021年03月01日
  • 複数の時計

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    ネタバレ

    ポアロシリーズ29作目。
    あらすじの内容に惹かれて読みはじめたのだけれど、<死体を囲むあまたの時計の謎に、ポアロが挑む>というほど時計は多くない。笑
    そして晩年の作品だけあって、年老いたポアロの登場が少ないのが残念。
    ほとんどが情報部員のコリンとハードキャスル警部の捜査でストーリーが進む。

    でも、いいとこ取りのポアロの謎解きスピーチはやっぱり引き込まれる。
    複雑な人間関係と、こことここが繋がるのか、と読んでいるだけでは想像つかない結末だったけれど、ポアロの謎解きでおおー!と合点がいった。
    ポアロが読み耽っていた歴史ミステリーと、その講義のような紹介も大事な構成のひとつだったのだと納得。

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    2020年01月19日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    アガサ・クリスティのポアロ作品を中心とした短編集。

    表題作の「クリスマス・プディングの冒険」はクリスマスの雰囲気を楽しめるお話。

    どちらかというとほのぼのするエピソードですし、短めなのでクリスマスの当日に読むのもおすすめです。

    わたしのお気に入りは「24羽の黒つぐみ」。登場する料理がなんともおいしそうでした。

    「習慣」に対する違和感から始まるポアロの推理もさすが!という感じです。

    ポアロの生活圏内で起こる事件のほうが個人的には好きなので、その点もよかったです。

    ◇おすすめポイント
     ・表題作のクリスマス感
     ・さまざまなポアロ作品+マープル作品1つを楽しめる
     ・お気に入りのエピソ

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    2019年12月22日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    「クリスマス・プディング」の冒険:さる王国の皇太子が伝家のルビーを女友達に盗られてしまった。ポワロに極秘奪還の依頼がきたが、意外な所に隠されていた。イギリスの古典的なクリスマスが出てくる。映像で見てみたい。(ドラマでは「盗まれたロイヤル・ルビー」)(ポワロ)

    「スペイン櫃の秘密」:さる女性に思いを寄せてるらしい男が3人。女性はそれを恋愛感情とは気づかず、そういう態度が殺人を起こさせた。クリスティに繰り返し出てくる「おめでたい女」の亜種か。(ポワロ)

    「負け犬」:さるお屋敷で主人が殺された。犯人はよくある設定だがクリスティではめずらしいかも。メイヒューという名の弁護士が出てくる。(ポワロ)

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    2019年07月25日
  • 複数の時計

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    映像で見たことがあったので、犯人はなんとなく覚えていたけど、やっぱり本で読むと詳細がわかる。もう一度映像を見直したい。

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    2018年03月25日
  • 鳩のなかの猫

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    どのようにポワロと関わりがあるのかな、と思いながら読んでいたが、ポワロの出番は後半からだった。
    こんな結末かぁ、、

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    2018年02月25日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    傑出した出来の作品はなく、すべて平均点程度の出来で、一番良かったのは「クリスマス・プディングの冒険」。

    「クリスマス・プディングの冒険」
    ある国の王子の高価なルビー盗難事件を秘密裏に解決してほしいとの依頼を受けるポアロ。推理物ではなく、ポアロが巧みな策略で事件を解決する話。奇妙な手紙が置かれていたり、子供たちが殺人事件の芝居でポアロをかつごうとしたリと、楽しめる筋書き。

    「スペイン櫃の秘密」
    スペイン櫃の中で殺された男の妻が容疑者の無実を信じ、その無実の証明をポアロに依頼する話。偽装された手紙の謎や衝立が動かされた謎など、シェークスピアの「オセロ」になぞらえて、ポアロは意外な真相を暴き出す

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    2016年12月19日
  • 複数の時計

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    「ことにワトスン医師というすばらしい人物の創造。あれはまさに大成功だよ。」
    「あの愛すべき友。ヘイスティングズ。きみにも幾度となく話したことのあるわが友、ヘイスティングズ。」
    歳をとったポアロのこういう発言はなんだか切ない。

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    2016年05月20日
  • 複数の時計

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    数あるアガサ・クリスティ作品としてそれほど目立ったものがあるとは思いませんでしたが、1960年代の作品とあってか当時ブームとなったスパイ要素が加味されていてそこが面白かった

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    2016年01月10日