橋本福夫のレビュー一覧

  • 鳩のなかの猫

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    中東で殺害された皇子と専属パイロット、行方不明になった皇子の宝石。
    イギリスのとある女学校で起こった3つの殺人事件。
    女学校を抜け出してきた少女に事件の解決を依頼され、エルキュール・ポアロが動き出す。

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    中々ポアロが出て来なかったけど、面白かった。
    宝石の在り処は途中で直ぐに分かったけど、犯人はちょっと意外だったかな。
    途中まで違う人が犯人だと思ってた笑
    ビックリとか凄くて興奮、と言うほどでもないけど、面白い作品だと思う。

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    2015年05月20日
  • 複数の時計

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    ポアロシリーズ久しぶりだぁ。
    でも、あんまりポアロ出てこなかった。。。の割に、面白かった。
    最初読んでたときは犯人を予想出来てたんだけど、いろんな人が次々に出てくるもんだから、頭の中こんがらがったよ。
    ほんと、ポアロの言うように真相は単純だったわけですね。
    しかし、その犯人とは別に衝撃的な真実も最後にわかってびっくりしました。あれは予期せぬことだった。
    盲目のペブマーシュさんの毅然とした態度、素敵です。
    もっと、彼女を登場させてもらいたかった。
    したら、もっと感慨深いものになったのに。。。ざーんねん。

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    2015年03月15日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    100ページから50ページの短編6篇(ポアロ5篇、ミス・マープル1篇)が収めてある。探偵小説や推理小説にありがちなスリリングな展開やハラハラする感情からは少し遠い小説である。本書はクリスティーの特質か、劇的要素を抑えて、事件が淡々と進んでゆく。しかし、この小説の面白いところは、事件に隠された「なぜ」が巧妙に筋だてられ読者に少しずつ開示されてゆくところだと思う。論理的な構成に、なぜ、なぜ、の気持ちを持ち続けたまま読んでゆき、思いがけない謎解きと結末を迎える。そこが面白い。

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    2013年12月05日
  • 鳩のなかの猫

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    ポワロ作品

    【ストーリー】
    あるアラブ国家でクーデターが発生した。その事態を予期していた若き領主は、代々受け継がれた宝石を友人に託し、やがて秘密の手段で国外へと持ち出される。
    それから6週間後。上流階級の子女を多く集め、領主の友人の妹も通う女学院で、新任の体育教師が射殺体で発見される。

    【解説】
    国家の動乱と女学院での殺人。犯人像や動機は序盤から暗示され、該当者も徐々に絞られてくるが、終盤意外な流れになり、飽きさせない展開だった。

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    2013年08月12日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    第7回福岡翻訳ミステリー読書会の課題本(課題作は、表題の短編のみ)。

    読書会が終わってから、詳しい感想を書く予定。

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    読書会終了! いやはや、今回もツッコミどころ満載で(笑)とても楽しい読書会でした。

    クリスティーということで、代表作はほとんど読んでる~という人からこれが初めて、という人まで、読者層は割りとまちまち。
    私もクリスティを読むのはこれが4冊目だったので、先輩方のお話をふむふむと参考にさせてもらうなど。。

    さて、そんな楽しい会話の中で出たのは、以下のようなこと。
    ・クリスマス・プティングってそもそもどんなお菓子?
    ・クリスティはこの短編では、あまりミステリーを書く気がないみたい? イギリスのクリスマスを書きたかっただけ?
    ・この話はあまりポアロっぽくない。ミス・マープルでもよかったのでは?
    ・話を読んでいる途中、○○が怪しい、と思ってたのに、全然関係なかった(笑)。
    ・第一章と第二章の隔絶間が甚だしい。話についていけなくなりそうだった。
    ・クリスティはやはり、おばさんの視点を書くと冴える!
    ・最後(第六章)の意味深な表現は何? ポアロ何したのと思ったよ(笑)!

    ……と、私の覚えている限りこのようなところでした。他にも途切れることなく会話が続き、とても面白かった。

    私の感想も大体似たような感じで、クリスティはこのお話を自分のために楽しんで書いたのではないかなぁ、と。あまりミステリーとしてこだわらず、割とおおらかな気持ちで、筆の赴くままに書いたのでは。

    これまでに読んだクリスティ作品を振り返ってみても、クリスティの魅力はパズル的なミステリーにあるのではなく、人間観察にあるのではないかと思う。
    なので、私個人としては、課題作になった「クリスマス~」よりも、「負け犬」では人物描写の点で、「二十四羽の黒つぐみ」や「夢」では発想と視点の点で、それぞれ優れていて面白いと感じた。

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    2012年11月20日
  • 複数の時計

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    1963年というクリスティにしては晩年に近い作品。
    ポワロ物だが登場は後半。

    ドラマを見たら原作と違うようだったので、再読。
    そう探偵役というか語り手がコリン・ラムだったよね。
    レイス大佐の息子の人格に疑いがかかるような改変でした。不自然に思えた部分はほぼ改変。まあさらっと見ればいいんだけど。

    高齢で盲目の女性ペブマーシュさんの所へ、秘書斡旋会社から派遣された若い女性シェイラ・ウェッブ。
    名指しでの依頼で、入って待っているように言われた部屋には、時計がやけにいくつも置いてあった。
    そして、ソファの陰には男性の死体が!
    悲鳴をあげて飛び出してきたシェイラを受け止めた若い男性コリンは、ある仕事の捜査に来ていたのだったが…?
    ウィルブラーム・クレスントという三日月型に2列に並んだややこしい家並み。裏庭が接しているのだ。
    クレスントとは、新月の意味。クレスントというのは実際に幾つかある地名らしい。

    見えそうで見えない隣近所。
    ペブマーシュさんは秘書を依頼したことはないという。
    男性のことは近所の誰も見たことがない。
    各家の住人達の個性が面白い。
    猫を14匹飼っていて、猫のことしか見ていない隣人とか。
    男の子二人の子育てに疲れ切っている主婦とか。
    たまたま警部と友人だったコリン・ラムは捜査にも同行。
    シェイラへの好意をからかわれつつ。
    半ば隠退して、退屈しているポワロに連絡を取る。ヘイスティングスは南米に行ってしまったとか。
    さて、ポワロの推理は。

    後書きは脇明子さん。
    巻末の著作リストが親切。

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    2012年03月03日
  • 複数の時計

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    面白い!(^^)
    ポアロが動かないで解決しちゃってかっこいい!すごい!
    ラム氏も助手むいてるなぁ(^p^)

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    2010年05月27日
  • 複数の時計

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    訳がちょっと不自然だったりしてひっかかるが、しくみとしては面白い筋書き。
    ポアロがけむたい老人扱いされてるのがおもしろい。
    ヒロインはいつも通りでクリスティーって感じの扱いです。

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    2009年12月05日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    鳩のなかの猫というタイトルと女子校が舞台ということで、生徒達が何かしでかすのかと思ったけど、メインとしては大人の争いや欲望という形だったのがギャップだった。
    絶対この人被害者になるよ!と思ってた先生が第一被害者になっていてちょっと笑った。
    犯人に関しては何となく目星はついていたのであまり驚きはなかったかな。
    宝石の行く末についても、まあ1番幸せな形なのではないでしょうか。

    というかアンカラまでバスで旅立つ母親、自由すぎる。15年前スパイしていたというしキャラが濃い。気になる存在。

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    2026年10月10日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    賢い女の子が出てきて面白いけど二人の学生の名前が似ていて紛らわしい。この手の作品は、前世紀の英国と中東の関係の評価によって今後だんだん微妙になってしまうかもしれない。学園内の人事関連の方が重さがあって結構心に響くものがあった。昔知っていた顔、が意外と若い人だったのが今回ミステリ作家としての騙しのテクニックかな。

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    2026年08月30日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    イギリスの往時の豊かなクリスマス風景が目に美味しい。表題作もほかの短編も現在なら成立しないトリックだけど、楽しいのはなぜかいな。ポアロ5編にミス・マープル1編。

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    2026年01月06日
  • 鏡は横にひび割れて

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    ネタバレ

    犯人て…


    第1、第2の犯人は同じ人、第3、第4は夫だと思ったんだけど…合ってるかな?

    どこかで読み落としたのかなぁ、とちょっとモヤモヤ。
    読み落としていないのなら、全部を明かさず、余韻を持たせたラストという事になるのかな。いつかまた読んでみよう( ´ー`)

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    2025年12月23日
  • 鏡は横にひび割れて

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    ミス・マープルシリーズ。
    わたしにとっては「ポケットにライ麦を」
    「パディントン発4時50分」「カリブ海の秘密」、短編集に続く5作目。

    ミス・マープルも70代。
    クリスティもこの時72歳だったということで、
    作品の中でおばあさん扱いに憤慨する姿や
    自分の老いに対する不安などが描かれ、
    うんうんわたしも…と共感。

    自分の発した何気ないひと言が人に与える影響の大きさ。
    このことを深く考えさせられる一作だった。

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    2025年12月18日
  • 複数の時計

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    ネタバレ

    殺された男と時計の謎。

    タイプの仕事を依頼された家を訪ねたら男が死んでいた。住人は外出中で、近所の家に聞き込みをしても特に何も見ていないと言う。増えていた時計は何を意味するのか。そして死んでいた男は何者なのか。

    時計の謎それだけ? タイトルにまでしているのにミスリードのためだけに増やしていたとは。よくある「実はAは実母だった」「実はBとCは姉妹だった」パターンだが、片方はわかりやすかった。教師のキャラが1人しかいないから。

    この作品のハイライトはむしろポアロによる探偵小説講義にあるのかも。ドイルを褒めるところにクリスティーの人格が出ている。

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    2025年10月26日
  • 鳩のなかの猫

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    ネタバレ

    宝石を巡るサスペンスの舞台は名門女子校!

    とある中東の小国で革命が起こり、宝石が消えた。一方、ロンドンにある名門女子校では新しい先生と新しい生徒たちを迎える。新設の室内競技場で新任の体育教師が殺された。殺人事件が続き、外国の王女の誘拐まで起きた。ポアロは学校の危機を救えるか——。

    面白い。ポアロはラストに少しだけ出てくるに過ぎないが、そのきっかけになる少女ジュリアの賢さと勇気が快い。しかもあのモーリーン夫人の関係者である。『マギンティ夫人は死んだ』を読んでいれば、ポアロがその宿でどれだけうんざりする目に遭ったか思い出せるし、しかもオムレツは美味しかった、とくるのである。ファン向けの描写だ。

    登場人物たちの好ましい面が印象的なので、読後も気持ちいい。実務的で柔軟性もある校長、教職に対する強い想いを持つ先生、残念ながら道を外れてしまったベテランにも悩み苦しむ場面を与えて同情を誘う。生徒たちのいきいきとした会話や保護者の言動も、現代につながるところもあって面白い。ラストの宝石の行方もロマンティックで幸福な終わりだ。

    ミステリ的には小粒かもしれないが、楽しい読書としては満足。

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    2025年08月24日
  • 複数の時計

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    ポアロが完全に脇役で、あまり登場しません。
    時計という題名がつけられているわりには、事件のメインではありません。
    一度読んで犯人などがわかっているうえで、再読すると違った面白さがあるように思います。

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    2025年04月26日
  • 鳩のなかの猫

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    冒頭こそとある女学校の入学模様を描きつつも、それに続くは中東のある国で起こった革命に拠る余波。また、革命を逃れた宝石の行方を公安やら殺人鬼が追うというのはスリリング有る展開
    けれど、メドウバンク校で生じる事件の発展はじっくりと行われるね
    王国で起きた革命はお偉いさんを走らせるものでは有るけれど、イギリスの女学校では遠い話。遠縁とされるシャイスタが入学してきたとしても扱いに困るような事はない。むしろ、ちょっとやそっとじゃ揺らがない軸を持っている学校だと判る
    そんな女学校で教師が何人も殺される。しかもそのうち二人が殺された現場は室内競技場という殺人の動機を見出すのが難しい場所
    読者には動機が何となく見えはする。けれど、何故現場に室内競技場が選ばれたのか?何故体育教師は殺されたのか?そして宝石はどこに隠されているのか?
    錯綜する幾つもの謎が本作をワクワクとしたミステリにしてくれるね

    ポアロの登場は終盤になってからであり、それまではスパイのアダムやケルシー警部が推理や捜査を担当するだけあって、真相究明は一向に進展しない
    けれど、そうした遅々とした展開が逆にサスペンス風な本作の内容を活かしているね。アダムやケルシーの懸命に関わらず事件は起きるし犯人の尻尾すら掴めない。平穏に包まれていた筈の女学校が混沌と化していく様子には緊迫感が有る

    そうした緊張を強いる要素すら有る展開だからこそ、とある少女が見せた勇気によってポアロが舞台に登場し、事態が打開されていく展開は爽快感が有りましたよ


    事件とは別方面の要素だけれど、本作に登場するバルストロード校長は傑物だね
    たった一代でメドウバンクを英国では名の知れた学校に育て上げた。また、校内で殺人事件が続く中でも全く取り乱さないどころか、事件が終わった後に学校を復調させる道筋まで思い描いている。また、作中で彼女が掲げる教育理念も素晴らしいもの

    事件が終わった後に彼女がどうなったかは流石に本筋から外れるから描かれないけれど、彼女ならば、そして彼女が新たに得た共同経営者とならば、メドウバンクを再び偉大な学校に出来ると容易く想像できる程の人物に思えたよ

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    2025年04月07日
  • 鳩のなかの猫

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    【ポアロ】
    1959年クリスティー69歳の作品。
    あれ?これポアロシリーズだよね?と読んでる途中に何度も確認してしまうくらい全然ポアロが出てこない。

    同じくポアロの出番が少なくて覚えているのは『ホロー荘の殺人』だけど、あれは全員のキャラが濃すぎてポアロの出る幕がなかった。

    この作品は真面目な教師と生徒ばかりで地味な展開なので「早くポアロ出てきて!」とポアロの登場を今か今かと待ち望んだけど、結局ポアロが登場したのは最後の方。

    ポアロにうんざりしていたのに出版社からの圧力でポアロシリーズを書いていたクリスティーの抵抗だったのかはわからないけど、ポアロ自身はもっと早く出たかったと思う^_^;

    待ちに待ったポアロの観察眼鋭い「ある1言」がすごかった。さすがポアロ。さすがクリスティー。

    何だかこの表紙に見覚えがあると思ったら、土瓶さんの本棚で見たトマス・H.クックの『夜の記憶』の表紙と似てる!
    背景は違うけど構図はほぼ同じで、少女の足が浮いていて首吊りを連想するもの。
    だけどこの作品にはそんなシーンは全く出てこなかった。何でこの表紙なのか謎( -᷄ω-᷅ )…??

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    2025年03月04日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    ネタバレ

    英国の楽しいクリスマスをポアロとご一緒に。

    ポアロがいくつかとミス・マープルがひとつの短編集。クリスマスのご馳走になぞらえて「はじめに」で紹介されているようにどれも素敵なご馳走。

    特に「クリスマス・プディングの冒険」は、イギリスの古風なクリスマスは楽しいと思わせる作品。そこに宝石を巡る謎と偽装の殺人事件。クリスマス・プディングに銀貨や色々なものが埋め込まれているというのは、ミステリにぴったりだ。

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    2024年12月22日
  • クリスマス・プディングの冒険

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    【ポアロ・マープル短編】
    久しぶりのクリスティー。
    Audibleに未読のクリスティーが追加されていて大興奮!
    クリスティーの短編は苦手で全く手を付けていなかったので、Audibleで聴けるのはありがたい。

    「クリスマスにはクリスティーを」ということで、12月にピッタリのこの作品。

    〈はじめに〉で語っている、クリスティーの子供時代のクリスマスの様子がとても素敵で幸せそう。聴いていてこちらまでほっこりした気分になった。
    「読者の皆様に。クリスマスおめでとう!」というクリスティーからのメッセージが嬉しかった(⁠*⁠˘⁠︶⁠˘⁠*⁠)⁠.⁠。⁠*⁠♡

    『グリーンショウ氏の阿房宮』は、お久しぶりのマープル!この短編集はポアロとマープルの2つが楽しめる。

    ポアロにもタイトルがほぼ同じの『グリーンショアの阿房宮』があるので、何か繋がっているのかと期待したけど、全く別の違うストーリーだった。

    1話ずつが少し長めの短編で、人間関係の描写が丁寧に描かれているので短編でも初めて楽しめた♪

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    2024年12月08日