作品一覧

  • 白昼の悪魔
    3.6
    1巻1,034円 (税込)
    地中海の避暑地の島の静寂が破られた。島に滞在中の美しき元女優が、何者かに殺害されたのだ。犯人が滞在客の中にいることは間違いない。だが関係者には、いずれも鉄壁とも思えるアリバイが……難航する捜査がついに暗礁に乗り上げたとき、滞在客の中からエルキュール・ポアロが進みでた!

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  • ねずみとり
    3.8
    1巻902円 (税込)
    若夫婦の山荘に、大雪をついて五人の泊り客、そして一人の刑事がやってきた。折しも、ラジオから凄惨な殺人のニュースが流れる。やがて不気味に緊張感がたかまり、舞台は暗転した! マザー・グースのしらべにのって展開する、スリリングな罠。演劇史上類をみないロングランをほこるミステリ劇。

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ユーザーレビュー

  • 白昼の悪魔

    Posted by ブクログ

    王道のミステリーで、最高のポアロ作品でした。これぞ名探偵の活躍するミステリー作品、アガサ・クリスティーの作品集の中でも上位に入りそうです。邦題タイトルが地味だからでしょうか、あまり有名な作品ではなさそうですが。
    小さな孤島の避暑地で起こる殺人事件。全体にカラッとしていて作品のカラーも好みでした。
    ベタな展開で話が進みますが、これを読みたかったんです!

    0
    2025年07月17日
  • ねずみとり

    Posted by ブクログ

    mousetrapを見に行く前に原作を予習しようと思って読み始めた。
    読み終わってまず初めの感想としては、短いのにめちゃくちゃ満足感がある。主な理由としては1つ、戯曲なだけあってテンポが良くキャラも立っていること。カタカナの名前を覚えるのが苦手なわたしでもすぐに登場人物を自分の世界にインプットできた。さらにもう1つ、話の構成がわかりやすく、いい意味でミステリーのテンプレをいっていること。大体流れは読めるが、不思議と肩透かしをくらった感じはない。
    れっきとした殺人事件が起きているのに、いまいち舞台に緊張感がなく、終始なごやかで間の抜けた雰囲気が漂っているのもこの作品の愛すべき点。ぬるっと殺されて

    0
    2025年05月29日
  • ねずみとり

    Posted by ブクログ

    【戯曲】
    「吹雪の山荘もの」で大好きなクローズド・サークル!

    タイトルからは全くクローズド・サークルだと想像できなくて、攻略本でも★3だったのでノーマークだった。
    正真正銘のこれぞ王道クローズド・サークルという作品だった。

    魅力的なキャラクター、ストーリー、戯曲っぽいラストと全てのバランスが良い。
    特にラスト好きだー。

    1952年から世界で最長連続上映をしている理由は、このバランスの良さのような気がする。

    以前に★10を付けた戯曲『検察側の証人』の方が意外性や面白さからすると断然優れていると思う。
    でも子どもでも、ミステリー好きじゃなくても、誰でも楽しめるわかりやすさは『ねずみとり』だ

    0
    2024年08月19日
  • ねずみとり

    Posted by ブクログ

     僕は舞台の事は詳しくないが、イギリスでもっともロングランしていた作品がこの作品の様だ。
     過去に小説版を読んでいるが、戯曲についても楽しむ事が出来た。戯曲の方が少し抒情的に感じるのは小説版から時間が経っているせいか。戯曲構成の為か。いずれにせよ、クリスティ作品の中でも完成度は抜群で余計なものが無い、研ぎ澄まされた様な作品だ。
     クリスティの傑作、名作は数十作に上るが、今作では「これぞクリスティ!!」と舌を巻く、王道の「雪の密室」と「フーダニット」そして「メロドラマ」の組み合わせだ。最後のオチまでしっかりと描かれており、舞台は観ずともミステリーとして面白い。
     舞台用なので登場人物が小説よりも

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    2024年05月05日
  • 白昼の悪魔

    Posted by ブクログ

    久しぶりにアガクリさんの小説を読んだ。
    ポアロシリーズ好きだな〜

    島の中の事件だから、宿泊者に犯人が居るんだろうなーと思いながら読むが、全然犯人を推測できなかった。
    ポアロの話し言葉や考え方が面白くて好き!

    0
    2023年06月08日

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