作品一覧

  • 侍女の物語 グラフィックノベル版
    4.2
    1巻5,390円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【カラー/固定型】カラー・大画面での閲覧に最適化されたコンテンツです/ギレアデ共和国の侍女オブフレッドは、司令官の子を産むための存在だ。監視の目に怯える彼女だが、ある日、交流が禁じられている司令官の部屋に招かれる。ノーベル文学賞受賞が期待される作家による名作を、気鋭のイラストレーターがグラフィック・ノベル化。
  • 侍女の物語
    4.2
    1巻1,320円 (税込)
    【カナダ総督文学賞受賞】男性絶対優位の独裁体制が敷かれた近未来国家。出生率の激減により、支配階級の子供を産むための「侍女」たちは、自由と人間性を奪われた道具でしかない。侍女のオブフレッドは生き別れになった娘に会うため恋人と共に脱出しようとするが……。辛辣なシニシズムで描かれた戦慄の世界。

ユーザーレビュー

  • 侍女の物語

    Posted by ブクログ

    ようやく読めた。
    約1か月くらいかけてちょこちょこ読んだ。
    でも薄まらなかった。
    すごい世界観。
    『誓願』も読みたい。

    0
    2025年11月20日
  • 侍女の物語

    Posted by ブクログ

    個人的に久しぶりの読書体験だったが、物語に引き込まれてあっという間に読み切ることが出来た。
    ディストピア小説として分類されるらしいが、欧米での代理母を使って子供を持つセレブリティやゲイのカップルの存在を知ることが少なくないため、女性の身体を出産の商品としている現実とこの小説の世界は意外と遠くはないのではと感じた。
    また聖書の言葉を勝手な解釈で自分たちの主張を強化する流れは既に現実の世界でも起きていそうだし、これからもっとありそうだなぁと思った。

    0
    2025年11月07日
  • 侍女の物語

    「侍女の物語」について

    この物語は、ギレアデ政権の間、バンゴア市と呼ばれていた場所から発掘された、およそ30本のカセットテープに吹き込まれていたものを文章に起こしたものという設定。

    語り手の女性は、出産を目的に集められた女性の第1陣のうちの1人。ギレアデ政権は、その後、様々な粛清と内乱を経て崩壊したようですが、まだまだその初期段階にあり、日々の監視が厳しく、違反者は容赦なく処刑されていた時代です。

    各個人からその個性を奪い取るには、名前と言葉を取り去るのが効果的なのですね。
    単なる出産する道具である侍女たちの名前は「オブ+主人の名」。

    この物語を語っているのは「オブフレッド」と呼ばれる女性です。
    侍女たちはくる

    #深い #シュール

    0
    2025年09月22日
  • 侍女の物語

    Posted by ブクログ

    2025年6月のNHK Eテレの「100分de名著」が「侍女の物語」とその続編とされている「誓願」だと聞いて急遽2冊入手。
    「侍女の物語」は1990年に「ブリキの太鼓」のフォルカー・シュレンドルフが映画化。
    2017年のHuluでのドラマ化では、より原作に忠実で現実の世界がこうしたディストピア小説と見紛う状況もあり話題となった。
    物語はキリスト教原理主義者たちのクーデターによって全体主義国家と化した監視社会の中であらゆる自由を奪われ、まさに「産む機械」として名前さえも男性に所有される女性たち「侍女」のひとりが主人公。
    彼女の視点によって語られるディストピア世界の現在とそれクーデター以前の過去が

    0
    2025年09月20日
  • 侍女の物語

    Posted by ブクログ

    今を予兆する話。
    でも予兆する話に人間はなんと騙されやすいことか。
    でもそれは悪いことではない。騙されて傷つかないとわからないことが多いのだ

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    2025年09月14日

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