斎藤英治の一覧

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作品一覧

2014/12/02更新

ユーザーレビュー

  • 侍女の物語
    アメリカがキリスト教原理主義勢力のクーデターにより全体主義的統治をされるようになった近未来を描くディストピア小説.主人公は「オブフレッド= of Fred」という名前で呼ばれる女性.この時代,汚染や環境破壊によって出生率が低下しているため,出産可能な女性は権力者の妾,いや,もっといえば出産機として,...続きを読む
  • 侍女の物語
    自立していたはずの女性が、名前を奪われ、思考を禁じられ、アイデンティティが少しずつ崩壊していく。
    聡明だった主人公が、生きるために無気力に何も考えなくなって、過去の記憶も曖昧に混乱し始めるのが痛々しくて怖かった。
  • 侍女の物語
    "百年の誤読”から。そして、ノーベル賞に近い作家ってことで、早めにトライ。でも、ちょっとタイミングが…って思われたのは、”1984年”と方向性が似てたこと。もちろん、細かい部分とか作品の味わいとかは随分違うけど、解説でも”1984年”について触れられているくらい、ベクトルが共通していた。本作では、タ...続きを読む
  • 侍女の物語
    女性の尊厳が奪い尽くされたディストピアを描く筆致の、恐ろしいまでの正確さ。時代に淘汰されない、常に新しい作品こそが古典、というけれど、これが予言として現在進行形でバリバリ有効なのは冗談じゃない、早く古びてほしい。っていうか今でさえ、日本の女性は大半が結婚したら名前を半分剥奪されているじゃないですか?
  • 侍女の物語
    SFギミックを用いて、あるいはSFギミックは別としても、「産む機械」と女性が呼ばれてしまうことに対する、痛烈な批判の書。

    アメリカが聖書原理主義にクーデターで倒されて、ギレアデ独裁に。ユダヤ教徒など異教徒は国外追放。
    妻が女召使を夫に差し出す。これは聖書に倣って。
    さらには妻が、男召使を侍女に差し...続きを読む