黒猫と歩む白日のラビリンス

黒猫と歩む白日のラビリンス

880円 (税込)

4pt

若き大学教授とその付き人という関係から一歩踏み出し、新たな生活を送り始めた黒猫と私。ある日「本が降ってくる奇妙な夢を繰り返し見る」という女子学生の相談を受けた私は、黒猫と共にその言葉の真意を探り始める。だが、まもなく当の女子学生が詩集に“降られ”昏倒する事件が……巻頭作ほか芸術展への脅迫事件、覆面画家が残した風刺画の真実など、現代アートをめぐる5つの謎に黒猫と付き人が迫る書き下ろし短篇集

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黒猫と歩む白日のラビリンス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編集
    相変わらず楽しませてくれる作品
    灰島教授が出てくる作品も含まれているとは…
    黒猫シリーズを読むと読書をする際に背筋が伸びる気がします(笑)

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    現代芸術をテーマに話が進む。
    芸術と言っても、絵画だけでなく、詩や服飾、パフォーマンス…。アートと芸術の違い。
    深く考えたことなかった分野だったからそういう考え方があるんだと新鮮な気持ちで読んでた。贋作とオリジナルなんてわたしには見比べることはできない。きっと贋作でもら感動しそう。何が真実なのかなん

    0
    2023年05月21日

    Posted by ブクログ

     現代アートをめぐる謎について、黒猫と付き人が迫る。1つの話で、付き人がシャーロックホームズ・灰島がワトソンとして書かれていた。ワトソンである灰島が、気づかずにヒントを出しすぎていて、シャーロックホームズである付き人に指摘されるところが面白かった。アートに含まれる意味が、大衆に伝わるものもあれば、本

    0
    2022年03月16日

    Posted by ブクログ

    黒猫と付き人の美学の物語。
    今回は「ポー」の短編に擬えた考察。短編。
    それにしても、二人の関係が一歩ずつ近寄って来ていることが微笑ましい。
    相変わらず、クセの強い人間は登場するし、心穏やかに対処出来ないことも。
    だけど、黒猫が付いていれば大丈夫。なるほど、解決!

    0
    2020年11月28日

    Posted by ブクログ

     付き人と黒猫の関係が、一方的に頼るのでは無く、付き人の自立が好ましかった反面、前回での結婚が保留のままで寂しい。
     相変わらず付き人に甘い黒猫が可愛いです。

     黒猫の姉・冷花のデザイナーとしての原点が素敵です。ここで大手に誘われてもなびかないのが冷花らしいかな。

     灰島と付き人のコンビも中々板

    0
    2020年11月18日

    Posted by ブクログ

    黒猫と付き人の二人が出会う、現代美術にまつわる謎を解き明かします。謎解きは、ポーの研究者である付き人がポーの短編小説の解釈をしながら、進めます…また、恋人になった二人の思いも散りばめられています。

    0
    2021年04月27日

    Posted by ブクログ

    久々の黒猫シリーズ。昔を思い返しながら読み進めたら、思ったより時間がかかりました。二人の進みそうで進まない関係もデフォルトで、まあ、二人だからなぁと思いつつ、謎解きを楽しみました。

    0
    2020年12月17日

    Posted by ブクログ

    現実に起きた出来事をイメージさせる出来事が作中で起きていることから、いつもよりも作品に入りやすかった。長さもちょうど良く、これだと蘊蓄も無理なく入ってくる。

    相変わらず2人の距離感も良い。
    でも今回1番印象的だったのは冷花がメインのお話。

    2020.11.16
    115

    0
    2020年11月16日

    Posted by ブクログ

    黒猫シリーズの短編集。リアルに話題になっている事象をモチーフにしたであろうストーリーもあり、面白い。黒猫と付き人との関係は以前と変わったようで同じようでもある。きっとこれからもそうやって続いていく関係なのだろうなとあたたかい気持ちになれるのが不思議。
    紙の本を買う場合は、初回帯に特典がついているので

    0
    2020年11月01日

    Posted by ブクログ

    現代アートとは何なのか。前作での私の感想に一部答えてくれるような本作だった。

    ▼シュラカを探せ
    でも、落書きとアートもしくは芸術との違いは結局分からないまま。日本でも最近、NFTアートと称して小学生の落書きに100万円以上の値がついたそう。個人的には、そういうのは芸術じゃないように感じるけど、じゃ

    0
    2022年02月06日

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