逢坂冬馬の作品一覧

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作品一覧

2023/10/18更新

ユーザーレビュー

  • 歌われなかった海賊へ
    ・差別、偏見、分断が渦巻く社会の中で。何が正しくて何が間違っているのかという価値観なんて、簡単にねじ曲げられてしまう社会の中で。彼らは表面上自分たちの正体(同性愛者であることや、ロマ人の血筋であること)を隠せていたから(本人が望まない形ではあったが)、ナチスの迫害を受けずに済んでいただけで、彼らの心...続きを読む
  • 歌われなかった海賊へ
    エーデルヴァイス海賊団、ヒトラー・ユーゲント、初めて知ることばかり。
    学校で何を学んできたのか。

    この時代の歴史について、『数々の残虐行為と殺されたその責任は、ヒトラーとナチ一党のみにあったのではなく、市民の間にも存在した。』しっかり学ばなければならない。

    最後に、
    『どうしてみんな、自分の都合...続きを読む
  • 同志少女よ、敵を撃て
    ★4.6
    「戦いたいか、死にたいか」
    独ソ戦前線で、銃を構えた女性狙撃兵たち。ありきたりの夢を抱いていた彼女たちは、戦地で何を思う。


    敵は誰だ。お前の敵はどこにいる。
    『敵』というのは個人単位で変わる。それはもちろん国単位でも変わるし、なんなら敵側からはこちらは敵、それぞれの「正義」を掲げ今でも...続きを読む
  • 歌われなかった海賊へ
    第二次世界大戦末期のドイツ、ナチスに疑問を持つ少年少女の話。

    自らの抱えるマイナーな部分への葛藤を爆発させることで、強制収容所で虐待を受ける(受けるであろう)一部の人々を救うことにつながった。
    人々を救うという部分に不純なものが一切ないかと言えばそうではないかもしれないが、マイナーであるが故に得た...続きを読む
  • 文学キョーダイ!!
    きょうだいがいるっていいな、と思いました。
    幼い頃、共通のあたたかな経験と記憶があって。成長とともに違う道を歩み、今、重なり合うところにきている。けれど、少し違っている。

    文学、生き方、政治との付き合い方など、深く、骨太で、興味深い対談でした。

    本とともにある生き方。本によるつながり。
    時代や地...続きを読む

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