逢坂冬馬のレビュー一覧

  • ブレイクショットの軌跡

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    登場人物それぞれが放った一手<ブレイクショット>がきっかけとなって、さまざまな人や組織を巻き込み、イベントを起こし、国を超えて大きく膨らみ国際問題にまで発展していく。全てがつながる時に物語への没入感が気持ち良かった。

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    2026年07月19日
  • ブレイクショットの軌跡

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    今日現在、私の中で今年ナンバーワンヒット作です。
    伏線に次ぐ伏線が、つながってきたとき、登場人物たちの幸せが続くことを祈った。

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    2026年07月18日
  • ブレイクショットの軌跡

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    読み応え十分の作品でした。善良さを失わずに生きることの難しさと大切さを教えてもらいました。個人的には、後藤友彦さんの物語に思えました。彼が報われて良かったです。

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    2026年07月10日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    「ブレイクショット」という車に関わった人の群像劇。一つひとつの章がそれぞれ読み応えがあったが、最終的にはどうなるのだろう?という感覚で読み進めた。
    エピローグではたくさんあった点が綺麗に繋がった。世玲奈さんの正体には「あっ、なるほど」という感じだった。昴と付き合った訳もこれまでのエピソードでしっくりきた。

    物語として綺麗に収束したが、この物語が主張したいことは何なのか?

    悪どいビジネスをゲームのようにコントロールしようとした志気は失敗した。そして、物語の最後に、全て台の上を把握できると思うような人は傲慢である、と門崎は言う。
    これはつまり、人生は思い通りにコントロールできないということだろ

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    2026年07月09日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    独ソ戦下、村と家族を奪われた少女セラフィマは、赤軍の女性狙撃兵として戦場へ向かう。
    復讐を胸に銃を取った彼女が、過酷な戦場で「敵」とは何かを突きつけられていく物語。

    ずっと読みたかった一冊。
    読み始めると止まらず、一気に読んでしまった。

    まず驚かされたのは、ソ連軍には実際に女性兵士が存在し、女性狙撃兵として戦場に立った人たちがいたという事実だった。
    史実とフィクションの間を行き来する本作は、当時の文献や手紙も相まって、ドキュメンタリーを観ているかのようなリアリティがある。
    そのリアリティがあるからこそ、物語の中で何度も描かれる受け止めきれない現実が、こちらの心に重く残った。

    狙撃描写の細

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    2026年07月07日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    600ページもあると思えないくらいのスピードで読めた。すごく面白かった。
    戦争の悲惨さと、主人公の目的を貫く姿になんとも言えない気持ちになった。
    戦争がない世界にならなきゃいけない。

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    2026年07月03日
  • ブレイクショットの軌跡

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    逢坂冬馬さんの本は登場人物に自分の心までなり切れるくらいにその分野の知識量が豊富で深みがある所が好き。

    階層社会・特殊詐欺・SNS・貧困・差別・LGBTQ…社会が抱えるあらゆる問題をひとつの国産SUV車と巡る物語、と思いきや…!!!
    こんなに沢山詰め込んだ社会問題すべてを繋げて、なおかつ美しい着地点を持って感動できた長編!汚い世界で生き抜くのは大変だけど、ゴールを見失わずに選び取る選択がもたらす幸福とは何かを考えさせられます。逢坂冬馬さんめちゃくちゃ推す!!

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    2026年07月01日
  • ブレイクショットの軌跡

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    いろんなストーリーが絡んで、一つ一つが面白い!本当は3冊分くらいのネタが入っていそうなのに、逢坂さん太っ腹!
    そして今の社会にあるマイノリティの方の思い、障害を持った家族との関わりなど考えさせられることがてんこ盛り。ワクワク、ハラハラ、切なさぜーんぶ味わえます。

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    2026年06月30日
  • ブレイクショットの軌跡

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    人間の闇と光を描いている作品です。面白かったです。エピローグの伏線回収、人間関係は圧巻でした。どの人物にもそれぞれの心理描写が施されていて、読み応えがありました。長編小説ですが、飽きずに最後まで楽しめました。

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    2026年06月30日
  • ブレイクショットの軌跡

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    前2作とはがらりと趣を変え、現代日本が舞台、さらに自動車工場の期間工が語り手だったので、読み始めは「?」。「未明の砦」みたいな話なのかと思ったり。でも、みるみるうちに舞台を変え、語り手を変え、盛り沢山のネタに仕込まれた点と点が細い線で結ばれていって、段違い平行棒の着地のように、複雑な技のあとにストッとおさまって、ため息。
    期間工の話も、LGBTQ+の話も、ビジネスや投資の話も、予測不能な不運の話も、レイシズムの話も、もっと言えば前2作も、私には人の尊厳とは?という物語に感じられる。人と人と、お互いに尊重し合える世のなかにしたくないですか?っていう。

    ちょっと生真面目な雰囲気も漂ってはいるけれ

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    2026年06月29日
  • ブレイクショットの軌跡

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    逢坂氏の作品に触れるのは『同志少女よ、敵を撃て』に続いて2作目。

    ブレイクショットと呼ばれる1台のSUVから始まるそれぞれの登場人物の物語。570ページと分厚い1冊、、、出勤移動中にコツコツと。読み切れるか不安でしたが、読み始めるとどんどん引き込まれて行く感覚でした。だんだんとストーリーが進み、交わると共に伏線が回収・繋がって行くのが気持ちよかった。
    キャラクターそれぞれの内面や行動、セリフも印象的。特に中盤で出てくる女性が魅力的でした。
    読後感も非常によかったです。

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    2026年06月28日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    命の意味を平和の世界に生まれ、生きている我々には本質的な理解には及べないのではないだろうか。
    戦争という異常事態が起きている最中、人は大きく変わってしまう。人を殺すことで生き残るという動物的な一面が露呈する。そして、人間らしい「精神」を納得させるために非人道的な行為に及ぶこともある。

    本当の敵とは何であるか?それを問い続ける作品であったと思う。また、それを明言化していないことが本作品の良さであり価値であると思う。
    私は絶えず、自身に問い続けることが先の大戦を日本最後の戦争とするために一国民として向き合うべきであると確信している。

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    2026年06月27日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    感無量——としか言いようのない、堂々たる圧巻の一作。
    第二次世界大戦を戦ったソ連の女性狙撃兵。その主人公の視点を通して、戦争が描かれていく。
    八十年も前の世界でありながら、登場人物たちの苦しみは、読む者の眼前に突きつけられる。それはおそらく、いままさにロシア・ウクライナ戦争が続いているからだろう。
    だからこそ、題名に掲げられた「敵」という言葉の重みを、否応なく考えさせられる。
    そして、第二次世界大戦をもう一度学び直したい——そう強く思わされた。

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    2026年06月26日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    敵も味方も、一人ひとりがそれぞれの物語と正義を抱えており、読み進めるほどにその境界線が曖昧になっていく。敵のように冷酷に見える人物にも仲間への情や人間らしさが垣間見え、単純な善悪では語れない魅力がある。戦場の空気感もリアルで、物語にどんどん引き込まれた。読み終えた後もずっしりと余韻が残る作品だった。
    時間を空けて再読したい。1度目とは違った見え方ができそうで気になる。

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    2026年06月20日
  • ブレイクショットの軌跡

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    著者渾身の大長編、ブレイクショットという車に纏わる物語、生産された所から不穏な空気が流れそこで落下したボルトが最後に大事故を起こすのだろうと思っていたらラストにそれは解決し舞台はあらゆる所へ拡散していった、社会格差の話になるのか思ったらヤクザ詐欺グループの話になりLGBTQの話になっと思ったらイスラム戦場に突入、そしてSNSの無責任な拡散の話に、そしてある音楽バーでのビリヤードブレイクショットで白いボールが弾かれ散らばったボールはポケットに落ちる。

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    2026年06月18日
  • 歌われなかった海賊へ

    購入済み

    終戦間際のドイツの少年たちの物語です。
    ナチスによる残虐行為を見て見ぬふりをする市民と、自分らしく生きたい少年たちの姿が、入れ子構造で描かれています。
    他者を自分の想像どおりのひとと捉えてしまうのはある程度避けられないことだと思います。わかったふりをせずありのままでいようとする少年たちが純粋で素晴らしいです。生き残ったひとはせめて幸せになってほしいと思いました。

    #切ない #ドキドキハラハラ #泣ける

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    2026年06月15日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ページ数も多く武器の名称だけでも聞き慣れない言葉ばかりでしたがあまり苦に感じることなく読みきれました、個人的には戦車犬の描写が1番刺さりました犬を飼っていることもありショックが大きく読むのを止めようかと思いながらも何故かその苦手なシーンを繰り返し見ながら読み進めました、動物が兵器として使用されたという事実を知り平和な世の中でないと愛玩動物として愛でることもできないと思うとより一層家族として愛しさを確認できました。
    本書と全く関係ない感想ばかり書きましたが物語はきちんと伏線を回収しタイトルの意味を理解し戦後の様子も確認できとても満足できるラストでした、繰り返し読み返したくなる本には中々出会わない

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    2026年06月15日
  • ブレイクショットの軌跡

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    なんとなくバタフライエフェクト的な話でしょ
    と読みはじめたら
    いやいやそんなシンプルなものじゃなくて

    人生のままならなさに深く心を抉られて
    ハラハラする展開に
    その先を見届けなくては済まされなくなり
    ページを繰る手が止まらなかった

    以前同志少女が読み進められず
    この作家さんの文章は合ってないのかもとひそかに思っていたので
    遅読の自分がほぼ一日で読み切ったことに驚いてる

    仕事柄思いあたる節があったりなかったり
    人それぞれの頭の中をのぞくような面白さもあり

    群像劇としていい結末だったし
    読書の楽しさをたっぷり味わえて満足♪

    あなたの夢は?

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    2026年06月15日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    狙撃兵という特殊な役割で、戦争を生きた生きた少女の話。物語としてて狙撃兵としての話が多いが、狙撃兵となる前そして戦争が終わった後の話も非常に感慨深い。
    それぞれの個性がある狙撃兵仲間とともに戦うが、私たちの誰もが、それぞれの個性を少なからず持っていると思う。
    私はオリガが好きかな。つらい生き方だと思うけど。

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    2026年06月11日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    初めて戦争小説を読んだが、独ソ戦の戦況や当時の情景が思い浮かぶことが一先ず知恵を得た気になる。
    女性スナイパーがいたとは…。

    生と死について考えさせられ、戦争の惨禍をひしひしと感じるが、そこには人間ドラマがあり、戦い方があり、その時の感情が様々だ。

    命と自分の信念を大切にしたいと思える作品であった。

    最後のシーンは痺れた。

    繰り返し読みたい名著である。

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    2026年06月10日