逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 文学キョーダイ!!

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    奈倉有里さんを読み始め、この本を知り、ええー、まさかの姉妹!と驚きました。

    共感することが多い対談で、奈倉さんの本を読むことへの気持ちの純度に痺れました。

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    2026年05月04日
  • ブレイクショットの軌跡

    購入済み

    国産SUVブレイクショットに纏わる連作短編集です。人生は思い通りにはいかないけれど、善良にできることをするしかないと思わされました。稚拙ですがとんでもなく面白かったです。

    #感動する #エモい #憧れる

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    2026年04月05日
  • 文学キョーダイ!!

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    ご両親がりぼんをふたりで熟読して、子どもたちに読ませていいか議論してくれたーーというエピソードが印象的。過干渉な親だぜという捉え方もできるだろうに、それを娘も息子も全肯定している姿勢もすごい。信頼、尊敬できる親がいるって素敵。

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    2026年03月22日
  • 文学キョーダイ!!

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    とても良かった。
    私自身を肯定してくれるようであり、叱咤激励してくれているようにも感じた。

    このお二人がご姉弟であることを知った時の驚きはここ数年ですごく驚いたことの一つで、金原ひとみさんのお父様が金原瑞人さんであると知った時の驚きに匹敵したこともメモで残しておきます。

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    2026年01月31日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    購入済み

    キャラ立ちが光る

    登場人物の繊細な描写が素晴らしく、キャラクターの魅力を最大限に引き出しています。
    キャラクターの顔を想像しながら読むことが容易く、長編ながらさくさくと読むことが出来ます。

    #笑える #泣ける #ドキドキハラハラ

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    2026年01月14日
  • 文学キョーダイ!!

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    この人たちの著書をもっと読みたくなった。
    文学や読書、さらには執筆に対する姿勢や考え方が非常に興味深いし好感を持つ。本の力を私も信じる。
    平和についてもとても大切なことを述べている。対談形式で読みやすいし、ぜひ多くの人に読んでほしい。

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    2026年01月08日
  • 文学キョーダイ!!

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    ロシア文学研究かつ翻訳者の奈倉友里さんと、「同志少女よ、敵を撃て」の逢坂冬馬さん姉弟の対談。ほぼロシアに関して、つっこんだ会話が進む。文学、政治、独裁、戦争、ジェンダーについて幅広く深い。

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    2025年10月17日
  • 文学キョーダイ!!

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    姉弟の対話式エッセイ。
    次の総裁がきまるまで1か月きった・・
    最後の章はリアルすぎてとても怖い。2人のような人が今のまま表現活動をしていける日本であって欲しい。

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    2025年09月26日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    本屋大賞受賞してて話題になっていたので購入しました。
    リアリティがありドキュメンタリーのようでした。序盤から手が止まらなくてあっという間に読み終わりました。読後感も悪くなくとても面白かったです。

    #深い #切ない #ドキドキハラハラ

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    2025年07月27日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    幼なじみが女を犯すやつで
    宿敵のドイツ狙撃兵が敵国の女性を愛し決して市民を襲わない男で

    戦争が人を変える様

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    2026年09月30日
  • 文学キョーダイ!!

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    ネタバレ

    よかった!この2人が姉弟という事への興味で読み始めたが、成人してだいぶ経ってからこんなに深い話をする機会はふつうの家ではあまりないのではないか。長い時間をかけて何回も対談をしたものを編集の人がまとめたとの事。
    3つのパートに分かれていて、特にパート3ではまさに今、ロシアやウクライナの人々がどんな状況に置かれているのか、他人事ではない、関心を持ち続けて、考えることを手放してはいけないと、2人ともが話している。国民が賢くなるのを嫌がるのはどこの国でも同じなんだと。翻訳家としてロシアの学者の言葉を伝えたいとか、作家が政治的な発言をしてもいいんだ。自分の作品を誤読されたくない、など切実な話も出てきて、なるほどと思った。
    本を読むことが平和な社会を築くことにつながるのね。デモに参加出来なくても、自分の行動や発言の意味を考えることは出来る。たしかに。

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    2025年04月25日
  • 文学キョーダイ!!

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     たいへん面白かったです。注目のロシア文学者の姉と「同志少女よ、敵を撃て」の作家の弟。まさかの姉弟ですが、この本の対談で必然的な関係性も分かります。普段からこんな知的な会話をしているのでしょうか。
     翻訳するときに「これを読むことが平和につながるかどうか」と考える姉。読書するときに「自分はこれを好きでもいいんだって思えるのはすごく大事」と考える弟。その2人を育てた放任主義のジブリ映画「耳をすませば」のような家庭。
     今、話題の三宅香帆さんの新書「なぜ働いていると〜」の元ネタもありました。映画「花束みたいな恋をした」のくだり。三宅さんも奈倉有里さん大好きと言っていたので、ここから大ヒットのヒントをいただいたのかも…。

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    2025年04月24日
  • 文学キョーダイ!!

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    逢坂冬馬は「同志少女よ…」と「歌われなかった…」
    の2つの小説を、姉さんの奈倉有里のはエッセー「夕暮れに…」と「世界」臨時増刊のシュリマンの講演を翻訳したものの2つしか読んでない。が、注目しているキョーダイである。
    二人が縦横に語る本作は読めば読むほど素晴らしいと思えた。期待の1000倍以上の内容だった。なるほど育てたこの親にして育ったこの子。そうそうありそうな家族ではない。それにしても二人それぞれに見事な自立ぶりである。
    高校生や大学生にぜひ読んでほしい。自分が何者かになろうとすることをきっと支えてくれるぞと思った。
    子どもを育てる親にも必読だ。
    窮屈な世の中に倦んでいる大人にも今一度元気を掻き立ててくれること疑いなし。
    知的に独立した人間になりたいと私のような老人でも思った。

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    2025年01月05日
  • 文学キョーダイ!!

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    本を読むことを全力で全肯定してくれて、胸がいっぱいになった。

    饒舌な逢坂さんと、穏やかな語り口で本質を突く奈倉さん。姉弟だけに、共通の価値観(素晴らしいご両親と祖父!)が根底にあり、難しい話もかなーりわかりやすく話してくれてる。
    知識量や解像度がすごいし、難しい本ばかり読んでるんだろうな、と思いきや、角田光代を絶賛したり(サイン会に並んだそうだ)、りぼんやジブリやショッカー(⁉︎)などなど、わかりやすい比喩をあげて説明してくれて親近感をもった。
    私は同志少女の戦争のゲーム性みたいな書き方が少し嫌だったのだが、そのあたりの作者の意図もわかってよかった。

    2人ともニュートラルで、自分の軸がしっかりあって、澄んでる。所謂外面にまったく気負いがないので、読んで疲れないし、爽やかな気持ちになった。

    奈倉有里の書いたものを読んだことがなかったので、読もうと思う。
    ロシア文学も重厚で読むのしんどそうなイメージがあったけど、読んでみよう。(そういえば、米原万里のエッセイも好きだったなぁ。)

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    2024年09月21日
  • 文学キョーダイ!!

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    逢坂冬馬と奈倉有里の姉弟対談本。いや、これ対談ってレベルの内容じゃないから。知的探究心超強めでベクトルもロシアに向いているっていうのが揃っているからなのか、ロシア・文学(本)・戦争に関する知識の濁流に揉まれました。面白かったです。
    本が好きで人に本を勧めることのある職業の人は読むべき一冊。同士少女~が面白かった人にはオススメ。あと、トルストイとかゲーテ好きな人にも。
    逢坂さんの、大塩平八郎本、楽しみにしてます。
    あと、さとうまきこさんは私も大好き。色々読みたい本が溜まる本でした。

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    2024年07月15日
  • 文学キョーダイ!!

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    奈倉有里と逢坂冬馬による対談集、『文学キョーダイ』。
    逢坂冬馬は『同士少女よ敵を撃て』で鮮烈なデビューを果たし、アガサクリスティー賞、本屋大賞を受賞。迫力ある、フェミニズム小説とも言えるとても力のある作品。今年3月には、2作となる『歌われなかった海賊へ』を出版している。
    一方、奈倉有里はラジオに出演しているのを聞いて初めて知り、その際紹介されていた著書『夕暮れに夜明けの歌を』を読んでみると、文学への愛と情熱があふれており、感動したのと同時に同い年ということもあり刺激を受けた。
    その二人が姉弟であることは、それぞれが文壇に登場後に発覚したことらしく、ずいぶん驚かれたとか。もちろん私もびっくりした。
    その二人の対談集、はっとさせられることや共感することの連続で、とても興味深く読んだ。戦争をはっきりと拒絶し、平和のために書いている、平和のために読んでいる、と名言する二人。学術会議への政府の介入についても明確に批判している。武器を持つことで戦争が拡張されていくことへの懸念など、同世代でしかも実力のある文学者がこんな風に今の時代を語っていることにとても励まされたし、たくましさを感じた。
    何より、二人が文学の力に確信を持っていること、文学を深く愛し尊ぶ態度に感動した。
    それぞれの著書や翻訳本、出ている限り読みたい。そしてこれからの活躍にますます期待がふくらんだ。

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    2024年07月13日
  • 文学キョーダイ!!

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    きょうだいがいるっていいな、と思いました。
    幼い頃、共通のあたたかな経験と記憶があって。成長とともに違う道を歩み、今、重なり合うところにきている。けれど、少し違っている。

    文学、生き方、政治との付き合い方など、深く、骨太で、興味深い対談でした。

    本とともにある生き方。本によるつながり。
    時代や地域を越えて感じる、普遍的なものの存在。

    本好きの私にとってはたまらない内容でした。

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    2024年03月19日
  • 文学キョーダイ!!

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    『ことばの白地図を歩く』。若者向けにゲーム仕立てでおもしろく読みやすいけれど、内容は驚くほど専門的。書いたのはどんな人なんだろう?と気になって経歴をみると紫式部文学賞を受賞した『夕暮れに夜明けの歌を』の著者であり、あの『同志少女』『歌われなかった海賊へ』の逢坂冬馬さんと姉弟だと知り驚いたり納得したり。
    「有里先生」と「逢坂さん」。3歳ちがいのおふたりは対談の中でお互いをこのように呼び合い、「文学」「作家という職業」、「戦争や武器」について、専門家同士としてリスペクトしつつ、存分に語り合う。ご両親のエピソードも紹介されるがこれがまた
    言葉かけと言い距離感といい、「親の背を見て子は育つ」の諺どおり。さて、私達も感心してばかりではなく同じ時代に生きているものとして、こんな社会だからこそきちんと次世代に伝えていく努力をしていかなければ。

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    2024年03月06日
  • 文学キョーダイ!!

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    読み終わるのが惜しいくらい久々の大ヒット。
    「夕暮れに夜明けの歌を」のな奈倉有里と「同志少女よ、敵を撃て」の逢坂冬馬の姉弟が、忌憚のない意見をバンバン吐露してる貴重な対談本。互いに敬語を使うのに、(笑)、内容は忖度なしの言いたい放題で溜飲が下がること下がること!楽しい読書だった。

    どうやったらこんな姉弟が育つのか、「夕暮れ〜」でも登場した両親がやはりキーパーソンのようだ。丁寧に愛情込めて育てられたのですね。理3の4人の子供を育てた佐藤亮子さんもかなり子どもの教育に関わってたけれど、彼女と違って、子どもに学歴よりも教養を身につけさせることにシフトしている姿勢が潔くて清々しい!価値観が真っ当で柔軟性もある本当に強いご両親だ。

    逢坂さん曰く
    「高等教育のありかたって、言ってみれば国家から独立した人間を育てる過程でもあるわけですよね。一元的な教育から離れて、知的に独立した人間を作るという。でも、知的に独立した人間を作るという発想そのものを憎悪している節が、現在の日本には見られるように思います。単なる利潤の追求や実学志向とも違う、知性の自立を恐れるという。もっと社会に従順で、経済を発展させる方向にだけ行きなさいと。」

    まさしく!肘を打つ言葉。

    逢坂さんは、「現代日本についてガンガン言っていく」行動する作家でいたいと宣言する。

    プーチンをキャラクタナイズして茶化す風潮についての考えも慧眼だった。日本のオートバイ同好会がハーレーダビットソンに乗ったプーチンをもてはやしていたことに対して、安っぽいマッチョイズムの提示をしてプロパガンダをしているのに、それをまんま無邪気に受け取ってしまう現象に警鐘を鳴らしている。
    こういう風潮は確かにあると思う。上から目線にもなれるし、すぐに冗談だと逃げることもできるし、どちら方向からの非難も交わすことができるずるいやり方だ。(私もよくやる)

    つい最近、モディリアニ風に描かれたプーチンの絵画を見たので、あれはどうなんだろうと考えてしまった。風刺とキャラクタナイズとの線引きが難しとは思うが、「俺たちは本当はプーチンを崇拝しているわけではない」と言いつつ、プーチンの実際的な統治の方法には全く異論を唱えない、それを「冗談めかした迎合」として極めて危険な兆候だと逢坂さんは分析する。

    パンとサーカスの例も出してくれていたが、政治的関心を失った民衆には食糧と娯楽さえ与えておけば支配はたやすい。抗う作家たちの登場に拍手です。

    同じ土壌で育った二人だからこそ、何の遠慮もなく思ったままを開陳することができ、それを私たちは知ることができてラッキー。
    ああ、こういう人たちが存在するのだ、と心を強くできる一冊でした。

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    2023年10月05日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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     人類史上最も多くの死者を出した国は、第二次世界大戦のソ連。その数は2000万人を大きく超え、他国と比較しても桁が違う。中でもスターリングラードの一都市では200万人以上が死亡した。本書でら狙撃兵の少女の視点からソ連の戦争が描かれ、戦争がどのような地獄であったのか想像することができる。実在した作戦、戦争なのかと疑いたくなるほどの地獄だ。内容は到底面白いとは言えないが、登場人物の心情の描写が上手く、当時の背景や事情も詳しく書かれており惹き込まれる。ここまで当時のことを詳しく調べて物語を書いた著者には感心した。

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    2026年10月04日