逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 同志少女よ、敵を撃て

    匿名

    購入済み

    戦争について考えさせられる作品

    赤軍やナチスといった第2次世界大戦の世界史に触れつつ、その時代に活躍した女性狙撃兵が主人公の作品。
    戦争がもたらすものは、帰ってくる命はないということ、それ以上でも以下でも無い。
    戦後から80年以上が経過した現代においても世界では戦争が起きている現実があり、戦争について深く考えさせられる。
    全体的に読みやすく、特にラストは夢中で読みました。面白かったです。

    #深い #切ない #アツい

    0
    2026年08月26日
  • 歌われなかった海賊へ

    Posted by ブクログ

    戦争時代において何が正義なのか、多くの人が被害者でもあり加害者でもあると感じた。
    人は他人をカテゴライズしてわかった気になっているが、完全に理解できないし、理解できているのはほんの一部なのだろう。
    ナチドイツを知る良い本で、一気に読めた。

    0
    2026年08月23日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    文句なしの⭐︎5です。
    最近読んだ中でナンバーワン!
    めちゃくちゃおもしろかった。

    霧山冬至、宮苑秀直、後藤友彦、晴斗と修悟。魅力的な人間が次々と現れて、読む手が止まらず。おかげで寝不足です。
    カリスマ社長とインサイダー取引。高次脳機能障害。サッカー。経済塾と詐欺。はるか遠い中央アフリカでの出来事。すべてがおもしろくて、伏線的な繋がりも素晴らしい。
    とても分厚い本ですが、二巡目も楽しめるような練りに練られた内容で脱帽でした。


    晴斗と修悟に次々と襲いかかる苦境。負けないでと願いながらハラハラしながら読みました。賢さと優しさを失わないでいてくれた二人に感激でした。

    0
    2026年08月22日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    2022年本屋大賞受賞作
    時は第二次世界大戦、ソ連vsドイツの物語。
    主人公は猟師から狙撃手になったセラフィマ
    戦記物は数あれど女性が兵士として描かれた作品って読んだ事なかったな。
    戦争とは…性別とは…民族とは…セクショナリズムとは…って考えさせられる事は多々あれど。
    (戦う)目的は?とか
    自分全てと思うな、その上がいると思え!とか
    学び大き教訓が散りばめられている中で
    リュドラ・ミハイロビッチ・パブリチェンコの言
    『愛する人を持つか、生きがいを持て』
    妙に刺さったなぁー

    0
    2026年08月22日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    「ブレイクショット」という車種の車に関連する、一件関係なさそうな複数の物語が展開され、最終的には連鎖的に話が繋がっていく様が面白かった。
    この連鎖がビリヤードのブレイクショットに準えたようで、本のタイトルの意味が最後にわかってスッキリした。
    とても長いがその分読む価値はあり面白かった。

    0
    2026年08月20日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    突然日常が奪われ、恐ろしいほどの衝動と覚悟に突き動かされる少女たち、退くことができない少女たちの様相に引っ張られるように一気に読んでしまいました!少女が抱えた憎しみとは、「敵」とは何か、絶対的な正答はない問いですが、少女がどのように答えを出し、スコープの先に何を捉えるのか、息を飲むような展開が待ち受けていました。

    今までにない読書体験でした。この物語は間違いなく自分の価値観になにか問いかけてくる力があると感じます。第二次世界大戦は過去の重大な歴史として教わり、戦争とは絶対にあってはならないものだとたくさん聞いて育って来ました。みなさんもそうだと思います。もちろんその考えは揺らぎません。実際こ

    0
    2026年08月20日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かった。連作短編みたいだけど、最後の伏線回収が気持ちいい。タイトルの意味がわかっていくかんじも面白い。読みやすくてページ数の割にすぐ読めた

    0
    2026年08月18日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一台のSUV、ブレイクショットが辿る軌跡とそれに関わる人々の人生が最後ちゃんと回収されてすっきりと終わる。今年1番面白かった!

    0
    2026年08月15日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    敵とは誰か、についてはちょっと考えさせられた。ただ,自分的にはただただ独ソ戦の内容が面白かった。もっと調べようと思った。

    0
    2026年08月14日
  • 歌われなかった海賊へ

    Posted by ブクログ

    1944年、ナチス政権下のドイツ。父を密告によって処刑され、孤独に生きる16歳の少年ヴェルナーは、ナチスに反抗する少年少女のグループ「エーデルヴァイス海賊団」と出会う。ヒトラー・ユーゲントに抵抗しながら、束の間の自由を求めて活動した海賊団の物語。

    「同志少女よ、敵を撃て」、「ブレイクショットの軌跡」に、続いて逢坂冬馬の作品を読むのは3作目。
    毎度のことだが、歴史や社会構造への造詣が深い。そこに裏打ちされた物語がどれだけ面白いか皆さんにも読んでほしい。

    三作とも「歴史や社会の大きな流れの中で埋もれてしまう個人の声を拾い上げ、その人が「どう生きるか」を描く」そんな作品になっている。次回作も楽し

    0
    2026年08月14日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第二次世界大戦の独ソ戦の中で戦う1人の少女のお話でした。
    自分がもし戦争を生きる人間だったら彼女たちのように強く生きれただろうか。
    人の命を奪うことに何も感じなくなる罪悪感と戦争という魔の空間に飲み込まれていく描写が何ともいえない気持ちになった。
    一番最初にセラフィマの復讐の相手としてイリーナがでてきたが、イリーナはセラフィマを狙撃兵として、ただの自分の駒として動くように仕向け、罪悪感を感じさせないように、誘導していた事実を知ったときは思わず泣いてしまった。
    戦争という残酷な中でも、人を愛してその人のために戦う、決して美化してはいけない部分だと思うが、人にはそれぞれ信念があってそれに従って行動

    0
    2026年08月12日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    いくつかの点が繋がっていく構成が素晴らしい。内容も、現代の日本や世界の問題がふんだんに描かれており、読み応えがあった。本屋大賞のデビュー作よりも良かったけど、今年の本屋大賞10作には入ってないのですね。

    0
    2026年08月11日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    戦争に巻き込まれた少女がどう生きていくかの話。重厚なページ数に物おじしていたけど、読み終えてみるととても満足のいく読後感だった。

    終わりの見えない戦場で、セラフィマはなんの為に戦うのか。先の見えない旅路の終わりとは?

    ひりつくような戦場の描写と緊張感が堪らない一冊だった

    0
    2026年08月11日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった。

    が、この物語の結末はあくまでセラフィマの視点で描かれた、飾られた彼女の正義の話だ。
    主人公セラフィマは、最後にドイツ人女性に暴行しようとした幼馴染ミハエルを撃ち殺す。物語としては収まりが良く、おそらくバッドエンドと感じた読者は少ないだろう。心地よさすら感じた読者もいるかもしれない。
    が、実際の戦争を舞台にしている以上、この結末の是非をセラフィマ側のみの視点で判じてしまうのは危ういと感じた。

    ミハエルが属する自走砲隊は、味方との連携が重視される兵科で、その中でもミハエルは、隊長として先陣を切って敵陣に攻め込み、仲間の盾となるような人と描かれている。
    比較的遠くから一人でポチポチ

    0
    2026年08月14日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    私の人生に残る1冊。「同志少女よ、敵を撃て」その言葉の本当の意味がわかったとき、鳥肌が立った。きっとこの物語を一生忘れない。でも記憶を消してもう一度読みたい。星5では足りない。

    0
    2026年08月10日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2026/08/09読破

    1つのきっかけが、様々な人.事象に影響していく物語
    あらすじ
    自動車期間工の鈴木スバルは同僚が組み立て中の車ブレイクショットにボルトを一本落とすところを発見してしまう。
    ただ、ちょうど仕事満期の鐘がなり正社員にどう伝えよう、、とタイミングを悩んでしまう、、伝えなければ事故につながる可能性が、ただいま伝えればタイミングが遅く正社員の話が白紙になるかも、、

    そこから始まる物語
    どのシーンにもブレイクショットが出てきて、まるで1台のブレイクショットの一生を見ていくかのような物語

    すごい、、ブレイクショットの軌跡という題材がすごくピタッと納得ができた。
    途中様々なシーン

    0
    2026年08月10日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    戦争と平和な日常の境目は曖昧であることを知った。いつの間にか歪んだ戦地にいる人間は、善悪の境を無くして行動してしまうことを知った。相手が自国の言葉を理解出来なければ、尊厳ない表現をし、簡単に痛め付ける。敵と味方は状況次第ですぐ変わる。実際に味方の人望の厚い幼馴染の隊長は、戦闘勝利後に女性への尊厳ない行為をし、主人公の敵となった。自国の男性の子を身籠りながら、敵国兵士を主体的に愛する女性もいた。圧倒的に傷付けられないことが保証され、カフェで呑気にサンドイッチ食べながらこの本を読める今の状況をありがたいと思った。

    0
    2026年08月09日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    久々に読んだ「本格的エンタメ」って感じの作品ですごく面白かった。
    いろんな人の人生が交互に綴られ、でもそれぞれがバッチリ絡み合ってすごく重厚なストーリーになってる。
    内容的に、サッカーや自動車期間工、特殊詐欺といったことが舞台になっているので男性的な作品だから本屋大賞は取れなかったのかな?と思うぐらい大賞に匹敵する面白さでした。
    分厚いけど意を決して読み始めて良かった!
    #ブレイクショットの軌跡
    #逢坂冬馬
    #読書好きな人と繋がりたい

    0
    2026年08月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごいものを読んでしまったと思った。読み進めるうちどんどん引き込まれていって、敵を撃った瞬間の衝撃に圧倒された。
    戦争や銃の描写はもちろん、人間の描き方がすごい。ほとんどの登場人物に驚かされたけれど、アヤとオリガの最期、ヤーナが敵(しかもセラフィマが撃った)を助けに撃たれたところ、サンドラとイェーガーの間にあった愛とその行動、セラフィマの敵陣特攻と拷問描写など全部がメインになりそうなほど強いのに、セラフィマが「敵」を撃った瞬間に収束していったのが衝撃だった。平和ならセラフィマは人を撃たなかったし、ミハイルは優しいままだったし、お互い変わってしまったといえばそれまでなんだけれど、死んだほうがまし

    0
    2026年08月06日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    絶望から狙撃手として生きる道を選んだ少女の凄惨な成長劇。戦場で出会う仲間との絆や「何のために戦うのか」という葛藤が圧倒的な熱量で描かれ、長い小説ではあるが最後まで楽しめた。
    単なるアクションにとどまらず、敵とは誰かを戦争とは何かを考えさせられ、読み終えた後は深い余韻が残った。非常に読み応えがあった。

    0
    2026年08月05日