逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 同志少女よ、敵を撃て

    購入済み

    キャラ立ちが光る

    登場人物の繊細な描写が素晴らしく、キャラクターの魅力を最大限に引き出しています。
    キャラクターの顔を想像しながら読むことが容易く、長編ながらさくさくと読むことが出来ます。

    #ドキドキハラハラ #泣ける #笑える

    0
    2026年01月14日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おもしろかったです。
    第五章で後藤晴斗が門崎亜子のマンションを訪れたあと、久々に実家に帰る場面。
    父友彦の様子や日記、そして笑顔を見て、「お父さん、ごめんなさい」と言って、
    抱きしめるところで思わず泣いてしまった。
    第二章のラスト、友彦の「俺は必ず・・・・・・大丈夫になるからね。必ず、必ず・・・・・・戻ってくるから」
    というセリフを思い出したからだ。「この言葉を忘れたくない。」
    忘れてなかった。いや、忘れたこともあったかもしれない。
    でもそれでもその言葉を思い出したのだろう。何度も。友彦はまったくあきらめてなかったのだ。

    そして、エピローグ。中邑翔。彼もまたあきらめてなかった。ここでも泣いた

    0
    2026年01月11日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ブレイクショットという車に関わった人達の運命が繋がっていく。ビリヤードのブレイクショットのように全てを把握しようとするのは怠慢、だが誰かがそれを打たなければいけない。心に突き刺さりました

    0
    2026年01月10日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    エピローグのネット民の反応パートが入って急に現実に引き戻された気がした。
    でもそれが作者の狙いで、その日のネットニュースになるような出来事の裏にはそれぞれの事情と生きてきた人生があって、それぞれ実は繋がっている一連の出来事だとしたら、という妄想が形になった小説なんだろうと思う。

    0
    2026年01月10日
  • 文学キョーダイ!!

    Posted by ブクログ

    この人たちの著書をもっと読みたくなった。
    文学や読書、さらには執筆に対する姿勢や考え方が非常に興味深いし好感を持つ。本の力を私も信じる。
    平和についてもとても大切なことを述べている。対談形式で読みやすいし、ぜひ多くの人に読んでほしい。

    0
    2026年01月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    これがデビュー作というのにびっくり。
    ページ数は多いが、物語りとしてすごく引き込まれる内容で、最後までスムーズに読み進めることができました。

    0
    2026年01月07日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    女性を守るために戦う。
    主人公・セラフィマが序盤で放ったセリフが、彼女を戦いに向かわせ、殺させた。
    独ソ戦の女性狙撃兵を描いた本作品は、確かに戦争小説だ。加えて、これは女性の物語だと思った。
    作品中にはセラフィマをはじめ、さまざま立場の、さまざま思想をもち、さまざまな十字架を背負う女性たちが登場する。その一人ひとりに、物語があるのだ。
    同志少女よ、敵を撃て。
    では、敵とは誰か? 同志セラフィマが撃ったのは、本当に敵だったのか?

    途中、読むのがつらいシーンがいくつもあった。これはフィクションだけど、フィクションではない。確かに80年前、女性たちはそれぞれの戦争をしていたことを思い知る。

    考え

    0
    2026年01月05日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    素晴らしかった。
    前半は登場人物全員が散々な目に遭ってて、読んでて苦しかったけど、
    最後に全ての伏線がつながって、人と人が結びついて、すごく面白かった。

    展開が最高!
    よくこんなにたくさんの場所と出来事を繋げられたなぁと思った。

    0
    2026年01月05日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    ブレイクショットという車を通じた様々な視点での話。すべてが繋がっていく。
    宮苑と霧山の話が面白かった。会社経営者の話にやはり興味があるのかな。

    0
    2026年01月05日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    オーディブル試聴。
    これまでに読んできた逢坂さんの作品とはまた別の雰囲気で、引き出しがたくさんある作家さんだ…と、感心してしまった。
    決して交わらないと思われた様々な人物が、ブレイクショットという車を介して関わっていく様子を描いていて、最終的に見事にまとまる群像劇。
    染井為人さんの群像劇が好きな人はきっとこの作品も好きだと思う!

    0
    2026年01月05日
  • 歌われなかった海賊へ

    Posted by ブクログ

    長年積んでいたのだが、年末年始ということで開いたら一気に読み進めてしまった。
    現代ドイツ、移民のトルコ人の少年に頭を悩ませる教師。そのトルコ人の少年に近所の偏屈爺が何かを言ったらしい。偏屈爺から託された一冊の本、そこにはWW2の時に起きたことが書かれていた……。8割はWW2の時の話なのだが、2割が現代の私たちとつないでくれるので終盤でぐっと自分事に戻される。2026年に読むにはあまりにつらい本で、だけれど2026年だからこそ読んで欲しい本。

    0
    2026年01月04日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    なんで私はこんな面白い本を今まで読んでなかったんだろう。話題書を斜に構えて敬遠しがちな天の邪鬼の自分を責めたい。(たぶん日本人の男性著者が描いた外国の戦争を舞台にした少女兵士の話なんて…と舐めていたんだろう…本当にすみませんでした!)
    でもこの年末年始没頭するようにこの長編を読み進めて2026年一発目にこれを読み終えたことは本当に幸せだと思う。素晴らしかった。登場する女性狙撃兵達がこの地獄のような独ソ戦をどう生き抜くのか、最後どこに辿り着くのか、ハラハラしてページをめくる手が止まらなかった。憎悪、怒り、反発、信頼、信念、友情、裏切り、愛、、緊迫する極限の戦火の中で描かれる人間性。幼馴染、師弟、

    0
    2026年01月03日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    いろんな人たちの人生が軌跡としてつながっていくのが面白かった。また、社会的問題にも焦点が当てられていて色々考えさせられることがあった。LGBTQ、反社や障害者雇用などだ。しかし、そんな複雑な社会を生き抜くのに必要なのは運と善良さだと思う。運が善良さからもたらされるものだとしたら善良さのみということになる。なぜ、そう思うのかというと嘘をつかって幸せや富を手に入れたとしてもそこに誇りを持つことはなく、真の幸福を手に入れることはできないと後藤友彦の人生を味わって感じたからだ。それでも運がなければ、どこで命を落とすかもわからないこの世界を生き抜くことは難しい。少なくとも私たちができるのはこの不条理を背

    0
    2026年01月02日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    車の話かと思えば、投資や経済の話になり、介護や反社会性力や犯罪の話になり、戦争であったり、と話がとっちらかっているようにも見えるが、ブレイクショットというSUVを通して描かれる物語のおかげで、一貫性があって最後まで読破できた。非常に重厚な内容ではあるが、現代社会の課題など私が知らないことも学べたので、非常に勉強になった。

    0
    2026年01月01日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    読み終わったときの余韻が体に響いた
    戦争、平和についてよく考えるきっかけになった
    ぜひ、読んでみて欲しい

    0
    2026年01月01日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    人は誰かにとっての誰か。ひとつひとつの話がビリアードボールだった。はじき、ぶつかり、そんなところに作用していくのかと。だいぶ読み応えがあったけど、読む手が止まらなかった。

    ガツンと社会派小説というのは普段あまり読まないのだけれど、タイトルと装丁のインパクトで手に取った。

    読み始めたらもう…!
    ブレイクショットを取り巻く8人の人生がブレイクショットして見事ポケットに落ちたよ?(混乱)

    脳内に散らかった点と点が、きれいにつながっていく疾走感に手が止まらず、文字を追っているのに映像が流れ込んでくる。

    わたしが覗くことのできる人生はここまでだけと
    これからどう生きていくのか。
    その先まで見届け

    0
    2026年01月02日
  • 歌われなかった海賊へ

    Posted by ブクログ

    今ではそれなりに受けいれられている価値観、自分らしさが、戦時中のドイツではどのように扱われていたかわかり、興味深い作品だった。最後はハッピーエンドとはいかなかったが、闘った物語を誰かが受け継いでくれることで、未来までそれが続いていくのがすごく良かった。

    印象に残ったフレーズ
    なんでみんな、他人を分かろうとするんだろう。自分が見た他人の断片をかき集めて、あれこれ理由をつけて矛盾のない人物像が出来上がると錯覚して、思い上がって分かろうとして理解したつもりになる。

    分からないままにしておいてくれたから。

    0
    2025年12月31日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    章ごとの話がそれぞれ独立して面白いうえに、徐々に繋がりが見えてきて、読んでいてハラハラしつつもずっと続きが気になる展開でした。登場人物の視点を変えるだけで新しい事実が少しずつ明らかになっていく感じも面白かったです。
    色んなテーマが散りばめられていたと思いますが、苦労した過去があるほうが他人からの信頼を得やすいみたいな話が個人的に一番考えさせられました。

    0
    2025年12月31日
  • 歌われなかった海賊へ

    Posted by ブクログ

    正義とは、英雄とは。
    時代や立場、勇気によって異なる言動。
    少年少女のなかにある沸々とした感情、やるせなさ。
    心に残る小説だった。

    0
    2025年12月30日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     戦争を舞台にした小説だと、読むのを躊躇っていたが、手に取って正解だった。
     人の性質を変えてしまう戦争という恐ろしい場で狙撃兵として戦う少女セラフィマたちを描いた物語。
     戦友たちの死、ドイツ・ソ連軍兵士の女性に対する仕打ち、共に郷里の復興を誓った幼馴染の変貌を目の当たりにして、単に大勢の人が死ぬというのではない戦争の恐ろしさが突きつけられた。昨今報道されるロシアとウクライナの関係も、無知のまま見過ごしてきた自分にも危機感を覚えた。

    0
    2025年12月30日