逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 同志少女よ、敵を撃て

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    生き残ったら何をして生きればいいのか?の葛藤が終始辛かったです。改めて戦争を学ぶきっかけになりました。また読み返していきたいです。

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    2026年09月27日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    描写の仕方が上手いなと思いました。
    話の構成も特に気になるところは無く、
    良くまとまっていると感じました。
    戦争について考えさせられる作品です。

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    2026年09月26日
  • ブレイクショットの軌跡

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    国産SUVブレイクショットという名前の車を軸に複数の人物がそれぞれの話を展開し、後に収束していくのが最高に気持ちいいです。物語のキモはそれぞれが持つ善良性なのかな。結構ボリュームありますが、読後感は晴れやかでいい読書体験でした。
    登場人物同士の関連性に若干のご都合主義を感じますが、小説ならではな感じで全然アリです!
    後藤友彦さんの話は父を思い涙しました。

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    2026年09月25日
  • ブレイクショットの軌跡

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    一台のSUVに関連する複数のストーリー。
    一つの事象を色々な人の視点から描かれており、色んな思いが交錯していて面白かった。

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    2026年09月24日
  • 歌われなかった海賊へ

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    ハズレなしの作家のひとり。「ホロコーストはガス室から始まったのではなく、少数者に対するヘイトスピーチから始まった」はという言葉は印象深い

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    2026年09月24日
  • ブレイクショットの軌跡

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    あるSUVに関わった人たちの物語。登場人物は国内外、性別年齢問わず、でも全員が異なる状況で現代社会ゆえの苦境に置かれており、社会問題のエレクトリカルパレードかよ!と思った。全員が必死に生きて良心を保てるかの瀬戸際の中、そのどこかにこのSUVがあるからこの車呪われていると感じた。でも、この車の繋がりは奇妙で面白く感じた。自分の行動はどこかできっとごく僅かに影響しているから、私も頑張って良心に恥じない行動を選択しようと感じた。

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    2026年09月21日
  • ブレイクショットの軌跡

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    いやぁ~すっかり誤解してました…ボルトの謎解きでは全くなかった(笑)…この量が一気読みできちゃう逢坂さんスゲーよ…同士少女もスゴかったけど…

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    2026年09月21日
  • 歌われなかった海賊へ

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    独裁者の残虐性だけでなく、不都合な事実を黙認して生きている層に対しての非難や、そういう社会の風潮に対するアンチテーゼがテーマになっていると感じました。とはいえ、いざ自分がこの社会に生きていたとしたら、ヴェルナー率いる登場人物たちのように果敢に行動を起こせるのかと言われると、それは極めて難しいことだと思います。社会の風潮に抗い、自分たちの疑念を取り払うため信念を持って行動を起こす少年少女たちに最大限の賛辞を送るとともに、この物語を心に刻んでいきたいと思います。

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    2026年09月20日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    戦争に女性が参加している国があるということは知らなかった
    しかも軍人として狙撃手として
    でも世の中は女性に対する差別も性暴力もある時代なのは変わらず、しかし彼女らは男性から受ける心ない言葉や扱いにも負けなかった
    人類史上最悪の戦争を、自分の信念のために生き続けて生き残った
    並大抵の覚悟ではない
    もちろんその覚悟が凄惨な出来事から生まれている訳ではあるが
    復讐のために生きる
    だが、これは何かを成し遂げるために必要な膨大なエネルギーを生むものであり、彼女が真の敵を撃つためにきっかけとなったことである
    何かを成し遂げるためには自分にとって大なり小なりきっかけが必要となる
    それはある日突然やってくるかもしれないし、つかみに行くべきことかもしれないし、本来は望まれるものではないかもしれない
    主人公の境遇は本来は望まれるべきものではないが、とりあえずそれは置いておいて、
    いい意味では、自分が何かを成し遂げて変わっていくきっかけは、何かを体験してみる、新たな人との出会いをするなど、自分でつかみに行くことが大事なことなのように思えた

    PS.
    何かを極めその丘を登りきった先に見えるのは何なのか、地平線が見えるのか
    リュドミラ・パヴリチェンコは残ったものは何もないと語った
    戦争が終わったら愛する者か熱中する趣味を見つけよと言った
    自分が納得する大きなものは愛する者がいることだったので、それを失った彼女は狙撃の腕を極めても何も残っていないと語ったことが印象的であった
    何かを成し遂げた先にあるのは地平線か無か、それは成し遂げる前に見極める必要もありそうだ

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    2026年09月20日
  • その犬をください

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    明治から令和までの人と犬の歴史をテーマとした短編集です。戦争を犬という切り口で描かれています。戦争の中で人々が大きな流れに呑み込まれ、自らの正しさを上書きしていく過程が痛々しい。自分の意見を失い、諦めとともに理性が壊れていく…その様子は強いリアリティをもって私に迫ってきます。

    野犬、日本犬、洋犬、ハチ公、供出される愛犬たち、警察犬。人の傍にはいつも犬がいます。しかしその時代ごとに人に都合よく定義され利用されて…。そんな自然体の存在を人と共に描くことで、人間の思考や意識が変遷していく恐ろしさが、より一層際立っています。

    犬にまつわる知らない歴史がたくさんあり、新たな気づきをくれるとても印象に残る作品。またぜひ読み直したいです。


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    2026年09月20日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    敵味方どちらから見ても同じことをしている。敵とみなせば略奪し殺す。50人殺した、80人殺した、故に自分は英雄なのだ、と。戦場においては殺害もただの数なのだ。そのひとつひとつは命であり無数の物語がある何者かだったはずなのに。しかし戦争はやがて終わる。誰も殺さず何の殺害計画も立てない日常に戻った時に思い知るのだ、自分は確かに80名もの命をただ奪ったのだと。そして個人の意思ではなく戦争という状況がそれをさせた、殺すか殺されるかどちらかを選択せねば生き延びられない現実こそが残酷なのだ。それぞれがその時正しいと信じたことをする。戦火を生き延びた彼女たちの晩年とその年月もまた胸に染み入るものがある。

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    2026年09月19日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    戦う系、歴史系の話は個人的に少し苦手意識があり(複雑で難しいから)、人物名がカタカナだと覚えられないのですが、こちらの本はこんな私でもとても楽しく読み進められました。
    最後は戦争の残酷さを感じさせられました。当事者にとって、当時は大事だった価値のあるものでも、年月が経つと価値を見失うのは虚しいです。

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    2026年09月16日
  • ブレイクショットの軌跡

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    今年読んだ本でナンバーワン!
    池井戸潤、
    塩田武士、
    朝井リョウ、
    が好きな人なら、ハマります。 

    現代社会を緻密に分析した上で展開されるストーリー展開。読む者を惹きつけて離さない登場人物達。
    すごい作家さんに出会ってしまった!

    不動産営業のこととか、
    マネーセミナーのこととか、
    よくぞここまで調べ上げたものだ。
    裏の裏まで。

    そして、人の心の機微を、とても丁寧に描いているし、本当に大切なこと、大切な気持ち、大切な態度ってなんだろう?真に善良であることって、どんなことなんだろう?というのを、登場人物達が必死で伝えてくれる。

    理不尽なことも、思うようにならないことも
    突然の事故も、悪い誘惑も、生きている限り誰にもあるわけで。

    ラストシーンも好きだ。
    オーバーザレインボウ。
    好きな曲。レインボウに込められた意味。

    あー!余韻に浸る!
    表現しきれない
    自分の語彙力のなさと
    感情と経験と優しさの欠如が嘆かわしい。
    身悶えするくらい、素晴らしい本だった!

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    2026年09月11日
  • 歌われなかった海賊へ

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    「分かった気になってんじゃねえぞ」
    全編通じて、そう言われている気がした。
    まとめるとしたらこの一言になるけれど、他人を完璧に理解できる人間など1人もいないように、本作をまとめようとすること自体が既に謙虚さを失っている証左なのだろう。
    それを前提としながら、本作の凄みの一端を記したい。
    自己、他者との関係における自己、社会の中の一員としての自己、他者理解、文化…現代に通ずるあらゆる要素が深く描かれた物語である。全ての大人に読んでもらいたい。

    「殴り方を教えてやる」の真意とは。
    「自分を完璧に理解する他人が一人でもいるか」。相手にとっての自分も同じだろう。
    かと言って、他者に無関心であることを本作は提示しない。社会に生きる一員としてのありようも描かれる。完全なる他者理解はできない。だが、私とあなたはつながっている。がゆえに、できることもあるのだと。

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    2026年09月08日
  • ブレイクショットの軌跡

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    文句なし五つ星!
    読んで損なし。
    時代の問題点などもうまく切り取って取り入れている。
    物語としても先が気になる展開で面白い。

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    2026年09月08日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ブレイクショットの呪い?と思うぐらい持ち主に何かが起こるので怖かったです。
    最近読んだ本の中で一番夢中になって読みました。

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    2026年09月01日
  • ブレイクショットの軌跡

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    全部繋がってみんなに会えたし、今伝えたいこと全部伝えたいのも本当に天才かと思ったけど、
    一貫して「善良であること」について、全員が、何度も対峙したのがとても良かった

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    2026年08月31日
  • ブレイクショットの軌跡

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    一台の車を通して、さまざまな人の人生がつながっていく展開が面白かったです。
    誰かの小さな選択や行動が、思いもよらない形で別の誰かに影響を与える怖さと温かさが印象的でした。
    複雑な社会の中でも、人とのつながりや希望を感じられる作品でした。

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    2026年08月30日
  • 文学キョーダイ!!

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    読書の素晴らしさと平和について考えさせられる本だった。本を読むことになにか理由や意味を見出さなくても自由に、ただ好きだから読む。それでいいという言葉が心に残った。
    戦争や平和について考えたときにもちろん、人々が安全に幸せに暮らせることを祈るけど、それを自分が住む日本に当てはめたときに、政治に対する興味や意見があるかと言われたらあまりない。きっとなにが自分の望む未来に繋がるのかがわからないからだと思う。でももう少し興味を持ってみるだけで、今までとは違う視点で物事を考えられる気がする。

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    2026年08月30日
  • ブレイクショットの軌跡

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    同志少女を読んでこの作家はすごいと思って読んだ本作
    舞台が半分日本になったからわかりやすくなるかと思ったけどマネーゲームやら投資などについての知識は本にも出てくるような半可通なので集中して読む必要があった
    後藤友彦さん周りの話は泣きながら読んだ
    読んでいて多分ここは最初のこれと繋がってるんだろうなという感触は先が読める単純さとも違って少しずつこの本の全貌が見えていくようで良かった
    一部多少ロマンチックすぎる演出にちょっと照れを感じたけどほぼ一気読みした、面白かった

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    2026年08月30日