逢坂冬馬のレビュー一覧

  • ブレイクショットの軌跡

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    ちゃんと不穏で、不安で、不幸もしっかりあって、読みごたえがある。
    最後の最後までしっかり今までのたくさんの世界観を繋いでくれて、ずっと楽しく読めた。
    個人的には、全く知らない世界(サッカーや銃撃などの場面)なのに、リアリティーをもって感じさせてくれたこともとても楽しかった。

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    2026年06月09日
  • ブレイクショットの軌跡

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    まだ逢坂さん、3作しか出してないのに、「最高傑作」とか帯文に書かれるのは些か早い気もしますが、現時点での最高傑作ではあると思います

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    2026年06月09日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    なんと巧みな物語!感心せずにはいられない。
    「ブレイクショット」という一台の車の周りでさまざまな人間模様が繰り広げられる。
    そしてブレイクショットはビリヤードにもかかっている。
    主人公が入れ替わり立ち替わりで物語が進む様子は、まさにビリヤードのゲームが進んでいくようだったりする。
    そんな中、明らかに現実世界にモデルがいる存在がいくつかいたりして、それらにど直球の批判的な眼差しが向けられることもある。
    人にはそれぞれの複雑な事情があることを気にも留めず、憶測で判断し思慮なく表明する人々に対しては、特に批判的な表現がされている。
    登場人物の苦悩や苦境が多い物語のため、ダークな面が多いが、最後には前

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    2026年06月09日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    命は大切だと思ってはいたが、この作品を読み、今までの自分の甘さ、弱さをひどく痛感させられた作品だった。一人一人なんのために生きているのか、考え、それを見失わない彼女らの強さにとても救われた気がした。ページ数はかなり多いのに、1ページも無駄がなく、もっと読みたいと思えた。第6章のラストにページの情景描写がとても美しく、数分眺めてられるほどだった。

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    2026年06月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    独ソ戦を戦う少女狙撃兵の話。壮絶なテーマを扱っていながら読みやすく、期待以上に面白かった。臨場感があり、戦場の異様な空気を味わうことができた。撃つということの悪魔的な魅力すら分かるような気がした。

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    2026年06月07日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    戦争の悲惨な内情を伝えるのは、小説という手段が優れている、と思う。
    戦争に巻き込まれるのは、いつも一般市民。そして、懸命に意味を考えながら、納得する物語を紡ぎ出すしかないのか…。

    スターリンが死んで、フルシチョフがその恐怖政治をソ連なりに正そうとした、と最後のところにあった。プーチンが亡くなれば、今のウクライナ戦争をまた誰かが正してくれるのではないだろうか…と期待をせずにはいられない。

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    2026年06月07日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    ふーん、タイトルから想像するにビリヤードのプロ選手の話なのかな?専門用語も多そうだし、ビリヤード自体なんとなくしか知らないし、読んでも大丈夫かな?
    と思っていた時期が私にもありました。まず言えることは、もしビリヤードわかんない!っていう理由でこの本を読んでいないとしたらそれはまったくの取り越し苦労だということだ。ビリヤードという遊戯がこの世に存在するということだけわかっていればOK。
    ちなみにタイトルにある「ブレイクショット」は劇中に登場する自動車のことです。

    この「ブレイクショット」が様々な人物の手にわたり、そこで繰り広げられる人生模様を私たちはウォッチングすることになる。まさに『ブレイク

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    2026年06月06日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    登場人物の個性があるために横文字でもスッとインプットできた。
    テンポがよく展開の仕方もわかりやすく面白かった。
    最後まで読んで良かったなと思える作品。

    原作に忠実な映画にして欲しいという期待を込めて満点つけました。

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    2026年06月03日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    長い物語だったが、素晴らしかった。
    イリーナは結局セラフィマのためを思ってなんやろなーと途中から思っていたが、そこにある理由やイリーナの心情に触れた時、感動を覚えた。
    学校の登場人物皆が魅力的だったが、戦争であるが故に次々と亡くなっていくのは戦争の悲惨さを思い知らされた。
    特にオリガの最期はなんとも言えない気分になった。
    エピローグまで含めて最終的にはハッピーエンドだったのかな。
    イリーナの信念を貫く姿に痺れた。

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    2026年06月02日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    1冊で完結ながらまるで長いシリーズ物を読んだかのような心地のいい疲れと満足感。
    最初こそ「セラフィマから家族や故郷を奪った独兵やイリーナ」こそが敵だったが読み進めるうちにそれぞれがそれぞれの正義や考えの元動いており、完全なる悪人はいないのではないか。と余計読むことが苦しくなっていった。
    ラストの展開はかなり衝撃的。間違いなく忘れられない1冊となった。

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    2026年06月01日
  • 歌われなかった海賊へ

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    逢坂冬馬の歌われなかった海賊へを読んだ
    舞台は第二次世界大戦のドイツ
    主人公たちはエーデルヴァイス海賊団を結成しレジスタンス活動をする。
    エーデルヴァイス海賊団というのが存在しているのを初めて知った。
    ユダヤ人迫害などの話が当然出てくる、私の中で第二次世界大戦のドイツと言えばシンドラーのリストが記憶から蘇る。
    映画にもなり、他には明るく描いたライフ・イズ・ビューティフルも思い出す。
    福島県の白河にもNPO法人アウシュヴィッツ平和博物館があり何度か訪問してる。
    面白くてほぼ一気に読んでしまった。
    映画になって欲しい一冊だ

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    2026年05月27日
  • 歌われなかった海賊へ

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    「同士少女よ、敵を撃て」の逢坂冬馬さんが描いた戦争小説。
    ナチス政権下で密告により父を処刑されたヴェルナーは、体制に反感を抱き、ヒトラーユーゲントに異を唱えるエーデルヴァイス海賊団の仲間になる。そしてレールの先に強制収容所を見つけ、手前のトンネルと橋を爆破する計画を立てる。

    喧嘩や戦闘の描写はもちろん、思惑や保身が見え隠れするドイツ人同士の心理戦が印象的。
    戦時中という特殊な極限状態のなか、「喜んで騙された」人たち。見て見ぬふりや迎合主義について考えさせられる物語だった。

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    2026年05月20日
  • 文学キョーダイ!!

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    奈倉有里さんを読み始め、この本を知り、ええー、まさかの姉妹!と驚きました。

    共感することが多い対談で、奈倉さんの本を読むことへの気持ちの純度に痺れました。

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    2026年05月04日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦争を経験したことないのに、なぜ経験したかのような気持ちになるのだろうか…当事者は、想像し得ない混乱と不安の中にあったんだろう…
    どんな育ち方したらこんな本が書けるんだ

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    2026年04月14日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦記物では決してなくて、戦時中の人々や主人公とその家族、仲間たち、さらにナチスや連合軍の兵士に至るまで、全ての人間がどのように自分を納得させて生きているのかをとても丁寧に文章で描かれています。
    現在の自分に置き換えても、どの登場人物にもなり得ることに気付きました。

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    2026年04月11日
  • ブレイクショットの軌跡

    購入済み

    国産SUVブレイクショットに纏わる連作短編集です。人生は思い通りにはいかないけれど、善良にできることをするしかないと思わされました。稚拙ですがとんでもなく面白かったです。

    #感動する #憧れる #エモい

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    2026年04月05日
  • 歌われなかった海賊へ

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    2026年7冊目。子供にも読ませたい、素晴らしい名作であった。冒険小説でもあり、歴史小説でもあり、現代の我々に対して強く問題提起も投げかけてくる啓蒙的な小説でもあり、素晴らしい1冊であった。この作者の作品は3つとも全て読んだが大ファンになった。これからの作品も全て追いかけていきたい。

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    2026年04月05日
  • 歌われなかった海賊へ

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    読んでよかった。歴史に残らなかった一般人にもそれぞれの生き方があり、尊厳がある。家族があって子孫が繋がっている。語り継ぐものがなく、消えてしまった事実もいかに多いことだろう。また語るものの偏見によって事実とはニュアンスが違ってくることもあるだろう。
    長いものに巻かれるズルい生き方もどこかで批判しながらも人間は弱いものだから、そうなるよなぁ、と思うことも多い。
    終戦間際のドイツ、ナチスについては知らないことが多すぎたので機会があれば勉強してみたい。

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    2026年03月25日
  • 歌われなかった海賊へ

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    再読。発売されてすぐに読んだ記憶があったけれど前作の同志少女よ、敵を撃て!を読んでこちらも読みたくなったので読んだ。何度読んでも逢坂冬馬さんの作品は面白い

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    2026年03月22日
  • 文学キョーダイ!!

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    ご両親がりぼんをふたりで熟読して、子どもたちに読ませていいか議論してくれたーーというエピソードが印象的。過干渉な親だぜという捉え方もできるだろうに、それを娘も息子も全肯定している姿勢もすごい。信頼、尊敬できる親がいるって素敵。

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    2026年03月22日