逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 同志少女よ、敵を撃て

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    全くロシアの世界史的なことは知らないのに全く苦しくなく読むことができた。しかも、重量感のある長編で、どんどんセラフィマとともに積み重なっていくことで物語の深みも増して幸せだった。

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    2026年05月14日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    第二次世界大戦、ナチスドイツのロシア侵攻に対し、防衛戦争に参加したロシア人女性狙撃兵の話。 かなりヘビーな入りだったので序盤は気が重くなりながら読んでいたが、リアルな描写に段々と引き込まれていき、最後は手が止まらなかった。 戦争という極限の環境にどう順応していくか、その中で自分をどう保ち続けるか、またはそれなできないか、その心理描写も面白かった。

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    2026年05月14日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ブレイクショットと聞いて
    ビリヤードの話なのかとのノリで読み始めたが・・・

    辞書レベルの厚さの本だが
    エピローグが無ければ最高級の作品
    日本映画にありがちな読者を信じてほしい作品
    様々な視座に飛んだ作品なので人生の勉強にもなる


    晴人が首都高を周回し
    友彦にボルトの話をしていたシーンでは
    満員電車で「えー」大声を発してしまい
    周りがざわつく有様に恥ずかしさのあまり途中下車
    この作品の没入度合いが半端ない


    1番好きなページ
    聖書に登場する喩え話というのは、
    全体で一つなんだ。
    神と言って分かりにくければ
    親でも自然でも世の中でもいいけど、
    自分が生まれる前に獲得するものは
    人によって差は

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    2026年05月14日
  • ブレイクショットの軌跡

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    予約本、やっと手元に届いた!
    どう繋がってるのかとわからないまま読み進めたホワイトハウスのところも、少しずつストーリーが絡み合って、最後の伏線回収はしっかり腹落ちしてすっきりした。膨らませていった想像とは全然違って、当たり前だけど作家さんの凄さを実感。
    読み応えもあるし、考えさせられる。

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    2026年05月13日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    登場人物を魅力的に描くのが上手で、感情移入の末しんどい気持ちで読んでたけど、読み進める手が止まらない文の力があった
    そしてタイトルの回収があまりにも痺れた
    文庫で著者のあとがきを読んだときに、誠実すぎる方や、、と思ったしそれが文章に表れてるなとも思ったよ
    文庫解説にもある通り、読み終わった後に自分の中で何か種が残って発酵し続けているような感覚がある



    ◾️印象に残った言葉

    意外って思われるでしょうが、地獄にも地獄の日常というものがあります。(263p)

    子どもが遊ばなくなったら、きっとそれは子どもとして生きることを諦めたときでしょうね(279p)

    意識の明瞭さを取り戻したニコライの顔

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    2026年05月10日
  • ブレイクショットの軌跡

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    分厚い本ですが、続きが気になって一気読みしました。最後の回収が見事。そして素敵でした。
    主要人物の1人である後藤晴斗がとても魅力的。この子には不幸になってほしくないと願いながら、読みました。経済の難しい話もたくさん出てきます。それが苦にならないように読ませてしまうのがすごい。
    お金とかSNSとか、自分の損得で動いてしまう世の中の嫌な部分もしっかり描きつつ、晴斗のお父さんの信条「善良に生きる」が、読後じわじわと響いてくる、そんな一冊でした。

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    2026年05月10日
  • ブレイクショットの軌跡

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    読んでよかった
    持つ手が震えるほどの場面も多々あったけど(本が分厚いのもある)

    恋愛しないなんて人間じゃない、と言われた事があるので最初の「友達になろうよ、と言いながら抱擁する手にナイフをもってる」の話にウッてなった

    「世の中に怒って変えようとしても無駄」と刷り込みつづける投資系セミナー詐欺YouTubeの話、『今』すぎるな〜ってなった

    最後須藤くんの話をしたのと「友達になりたかっただけなのに」が重なって良かった 須藤くんは大きく間違える前に気がついてよかったけど、志気さんは春斗くんに出会うのが遅かった

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    2026年05月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    【ブクログ】2026/04/14(火)
    同志少女よ、敵を撃て 逢坂冬馬 ハヤカワ文庫/1942年 独ソ戦に参戦した100万人もの女性兵士の実話をもとにした作品。圧倒的な肉体的精神的困難に立ち向かい、相手を殺さねば自分が殺されるという戦争の究極の意味について考えさせられる。展開がリズミカルで心理描写も見事。50万部ベストセラー 2022年本屋大賞も頷ける。

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    2026年05月08日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    待ちに待ってよーやく読めた。噂にたがわぬ面白さ。タイトルの「ブレイクショット」とは、小説に出てくる自動車の名前なのだが、ビリヤードの第一打ともかけている。

    多種多様な色の球が干渉しあい影響しあってあちこちに転がり落し処に収まっていく…ナインボールだから、順番に当てさえすれば落ちるのはどのナンバーボールでもいいが、9番だけは最後に落したい(でないと小説が短くなってしまう)…ということで、プロローグの本田昴君の話が9番(車のブレイクショットが1番ボールなんだろうな)ってことだったのね。

    なんのこと書いてるか分からないだろうけど、読めば分かってもらえると思う。ブレイクショットで広がった話が次々に

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    2026年05月08日
  • ブレイクショットの軌跡

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    結構ボリュームのある作品でしたが、一気に読み終えました。
    作品紹介はちょこっと読んだだけだったので、『製造ラインで製品の中に落とされた一本のボルト』が何か事件を引き起こして、それが自動車メーカーの品質をめぐる大問題に発展していく、という話なのかなと思っていましたが、およそ違いました。
    どういう話だったかは読んでいただいてのお楽しみ、ということにしておきますが、私の普段の本を読むペースから考えるとかなりハイペースで読めた、つまりそれだけ引き込まれたと言えるんじゃないかなと思います。

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    2026年05月06日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    あのネジは昴くんが言えずにいたものじゃなかった。しかも昴くんは、ちゃんと『ナイス報告』(してはいけないことは失敗ではなく失敗を報告しないこと)していた。私は、すっかり嵌められていた…でも嵌められていたことがわかったときの心地よさ!

    読み終えてこの大団円に感動。胸が苦しくて、恐怖も伴い、心が震えていたけど勇気をもって最後まで読んで本当によかった。(ホンダスバルくんとスズキセレナさんのお名前がなんだか単純で、なんか引くって言うか躊躇うっていうか、でもそれは、精密なトラップだった♫それがわかったときの鳥肌ったら!)

    仕掛け、伏線、叙述トリックが、ちりばめられている。主人公が複数だけど、しっかり繋

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    2026年05月06日
  • 文学キョーダイ!!

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    奈倉有里さんを読み始め、この本を知り、ええー、まさかの姉妹!と驚きました。

    共感することが多い対談で、奈倉さんの本を読むことへの気持ちの純度に痺れました。

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    2026年05月04日
  • ブレイクショットの軌跡

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    物語を読んでいる最中は当然だけど俯瞰して物語を観察できる。けれど、もし自分の身に何か起こったとき、果たして正しく決断ができるだろうか、考える程に背筋が寒くなる感覚が。

    父子の会話やお互いへの思い、夢、自信とはなんぞや? 
    突き刺さるものが多い1冊でした。

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    2026年04月21日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦争を経験したことないのに、なぜ経験したかのような気持ちになるのだろうか…当事者は、想像し得ない混乱と不安の中にあったんだろう…
    どんな育ち方したらこんな本が書けるんだ

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    2026年04月14日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦記物では決してなくて、戦時中の人々や主人公とその家族、仲間たち、さらにナチスや連合軍の兵士に至るまで、全ての人間がどのように自分を納得させて生きているのかをとても丁寧に文章で描かれています。
    現在の自分に置き換えても、どの登場人物にもなり得ることに気付きました。

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    2026年04月11日
  • ブレイクショットの軌跡

    購入済み

    国産SUVブレイクショットに纏わる連作短編集です。人生は思い通りにはいかないけれど、善良にできることをするしかないと思わされました。稚拙ですがとんでもなく面白かったです。

    #エモい #感動する #憧れる

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    2026年04月05日
  • 歌われなかった海賊へ

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    2026年7冊目。子供にも読ませたい、素晴らしい名作であった。冒険小説でもあり、歴史小説でもあり、現代の我々に対して強く問題提起も投げかけてくる啓蒙的な小説でもあり、素晴らしい1冊であった。この作者の作品は3つとも全て読んだが大ファンになった。これからの作品も全て追いかけていきたい。

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    2026年04月05日
  • 歌われなかった海賊へ

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    読んでよかった。歴史に残らなかった一般人にもそれぞれの生き方があり、尊厳がある。家族があって子孫が繋がっている。語り継ぐものがなく、消えてしまった事実もいかに多いことだろう。また語るものの偏見によって事実とはニュアンスが違ってくることもあるだろう。
    長いものに巻かれるズルい生き方もどこかで批判しながらも人間は弱いものだから、そうなるよなぁ、と思うことも多い。
    終戦間際のドイツ、ナチスについては知らないことが多すぎたので機会があれば勉強してみたい。

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    2026年03月25日
  • 歌われなかった海賊へ

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    再読。発売されてすぐに読んだ記憶があったけれど前作の同志少女よ、敵を撃て!を読んでこちらも読みたくなったので読んだ。何度読んでも逢坂冬馬さんの作品は面白い

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    2026年03月22日
  • 文学キョーダイ!!

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    ご両親がりぼんをふたりで熟読して、子どもたちに読ませていいか議論してくれたーーというエピソードが印象的。過干渉な親だぜという捉え方もできるだろうに、それを娘も息子も全肯定している姿勢もすごい。信頼、尊敬できる親がいるって素敵。

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    2026年03月22日