逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 同志少女よ、敵を撃て

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    登場人物の個性があるために横文字でもスッとインプットできた。
    テンポがよく展開の仕方もわかりやすく面白かった。
    最後まで読んで良かったなと思える作品。

    原作に忠実な映画にして欲しいという期待を込めて満点つけました。

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    2026年06月03日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    長い物語だったが、素晴らしかった。
    イリーナは結局セラフィマのためを思ってなんやろなーと途中から思っていたが、そこにある理由やイリーナの心情に触れた時、感動を覚えた。
    学校の登場人物皆が魅力的だったが、戦争であるが故に次々と亡くなっていくのは戦争の悲惨さを思い知らされた。
    特にオリガの最期はなんとも言えない気分になった。
    エピローグまで含めて最終的にはハッピーエンドだったのかな。
    イリーナの信念を貫く姿に痺れた。

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    2026年06月02日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    1冊で完結ながらまるで長いシリーズ物を読んだかのような心地のいい疲れと満足感。
    最初こそ「セラフィマから家族や故郷を奪った独兵やイリーナ」こそが敵だったが読み進めるうちにそれぞれがそれぞれの正義や考えの元動いており、完全なる悪人はいないのではないか。と余計読むことが苦しくなっていった。
    ラストの展開はかなり衝撃的。間違いなく忘れられない1冊となった。

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    2026年06月01日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    実際に現場にいるかのような臨場感があった。フィクションではあるが、今なおこのような環境で戦争や紛争に関わっている人々がいることを思うと、人が極限状態で何を守ろうとするのかが強く印象に残った。

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    2026年05月30日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    話の側はアニメ的なのに登場人物の心理や戦争の描写はとてもリアリティのある小説だった。

    シャルロッタが実はお嬢様だったり、天才スナイパーのアヤが汚部屋だったりキャラクターの設定が特にアニメらしいと思った。正直難しそうな内容かとちょっと心配だったのでとっつきやすくて助かった。

    狙撃訓練の様子や狙撃するときの感覚はリアリティがあって本物の戦争を疑似体験することが出来た。

    話の構成もとても親切で順番に読んでいるだけでセラフィマの心情の変化に共感しながら読み進められるようになっていた。

    タイトルを回収するところで感情がブチ上がる。その後セラフィマの本当の敵が誰かが判明してからはどうしてこうなった

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    2026年05月27日
  • 歌われなかった海賊へ

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    逢坂冬馬の歌われなかった海賊へを読んだ
    舞台は第二次世界大戦のドイツ
    主人公たちはエーデルヴァイス海賊団を結成しレジスタンス活動をする。
    エーデルヴァイス海賊団というのが存在しているのを初めて知った。
    ユダヤ人迫害などの話が当然出てくる、私の中で第二次世界大戦のドイツと言えばシンドラーのリストが記憶から蘇る。
    映画にもなり、他には明るく描いたライフ・イズ・ビューティフルも思い出す。
    福島県の白河にもNPO法人アウシュヴィッツ平和博物館があり何度か訪問してる。
    面白くてほぼ一気に読んでしまった。
    映画になって欲しい一冊だ

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    2026年05月27日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    晴斗が、悪い道入ってなくてよかった。そしてちゃんと幸せになってよかった。本当に最後までハラハラしてしまった。

    人を投資に駆り立てて儲けようとする人たちは、人が安心して納得したいたら儲からない。あなたはこのままではだめだ。日本もこのままではだめだ。将来は不安だ。あなたはもっと稼いで投資しなければいけない。
    不安を煽りたてられ、少し勉強して分かった気になってしまう自分のことだと思ったら。詐欺にひっかかるのは、自分だけが得をしたい、自分だけが賢い、と思ってしまうからだなと反省した。

    晴斗の、聖書の話が心に残った。
    自分が持つ能力を自覚して他者を助けるために使う、そのために、自分にあるものは何かを

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    2026年05月26日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    戦争と聞いてこれまで単なる事実として捉えていたが、この本を読んで印象がガラッと変わった。

    恐ろしすぎる。

    何百万人もの人が亡くなった戦争の情景が鮮明に描かれており、戦争の恐ろしさを感じました。殺した人数によって勲章が与えられるのも考えられないし、最後相手を殺すために味方のオリガをおとりにしたのもなんとも言えない感情になりました。

    同じ人間であっても時代や社会によって人々の価値観は大きく変わるものだと実感し、自分の考え方も広がるような名著でした。また10年後20年後に再読したい。

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    2026年05月25日
  • ブレイクショットの軌跡

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    一台のSUV“ブレイクショット”に関わるそれぞれの所有者たちの物語。ベンチャー企業の副社長、板金工、悪徳不動産の営業マン、中央アフリカの少年兵…。

    運命の悪戯か期せずして不運に巻き込まれた時、人はどういう行動を取るのか。誠実であること、善良であることが、人生を拓いていく唯一の間違いのない方法であることを教えてくれるような作品。

    エピローグで全ての伏線が回収されるにつれ、次第に心に温かいものが満ちていく幸せな読書。
    LGBTQから特殊詐欺、偽装修理、SNSの実体のなさ、紛争地帯の少年兵の問題まで様々な要素も取り込みながら決して小難しい社会派小説然とせず、時にユーモラスで時に切なく、そして最後

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    2026年05月25日
  • 歌われなかった海賊へ

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    「同士少女よ、敵を撃て」の逢坂冬馬さんが描いた戦争小説。
    ナチス政権下で密告により父を処刑されたヴェルナーは、体制に反感を抱き、ヒトラーユーゲントに異を唱えるエーデルヴァイス海賊団の仲間になる。そしてレールの先に強制収容所を見つけ、手前のトンネルと橋を爆破する計画を立てる。

    喧嘩や戦闘の描写はもちろん、思惑や保身が見え隠れするドイツ人同士の心理戦が印象的。
    戦時中という特殊な極限状態のなか、「喜んで騙された」人たち。見て見ぬふりや迎合主義について考えさせられる物語だった。

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    2026年05月20日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    ある自動車メーカーの期間工が目撃した製造工程での商品への異物混入の瞬間。その小さな事件がビリヤードのブレイクショットのように、1台の車を巡り様々な登場人物の人生が動いていく…というストーリーと思っていたが、実はプロローグだと思っていたこのエピソードがエピローグだったというオチには驚いた。

    読み始めの1章、2章は登場人物が魅力的で、特に宮苑社長のいう「根拠のない自信は無敵」という持論は、自分を鼓舞するために見習いたい考え方であった。
    3章からは2人の少年の成長がメインとなってくるが、ここで唐突に挟まれるLGBT要素に、必要性を感じられず、安易なキャラ設定と正直辟易してしまった点もあるが、最後ま

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    2026年05月20日
  • ブレイクショットの軌跡

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    プロローグから相当枚数を経てのエピローグ。バタフライエフェクト!と叫びたくなり、善性を信じさせてくれた著者に心から感謝したいです。

    やっぱり真っ当に生きたい。

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    2026年05月18日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    過去2作とも外国を舞台にした話だったので、登場人物の心情描写だけでなく、異国の描写にも心を惹かれていたので、今回の日本を舞台にした話はどうなんだろうとワクワクしていた。

    今回も期待通り面白かった。
    普段関わりのない層の人々が描かれておりその知見に驚きを感じた。
    また、舞台が現代日本ということで登場人物の心情描写や思考について、深い理解が感じられた。
    登場人物に喋らせる言葉は、基本作者も考えていることが多いと思うのだが、自分は作者と近い思想を持っているのかもなと感じた。
    過去2作もそうだが、登場人物の行動や感情、思想について違和感がなく、私も同じことを思ってた、と、自分のふわっとした考えが言語

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    2026年05月17日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ブレイクショットと聞いて
    ビリヤードの話なのかとのノリで読み始めたが・・・

    辞書レベルの厚さの本だが
    エピローグが無ければ最高級の作品
    日本映画にありがちな読者を信じてほしい作品
    様々な視座に飛んだ作品なので人生の勉強にもなる


    晴人が首都高を周回し
    友彦にボルトの話をしていたシーンでは
    満員電車で「えー」大声を発してしまい
    周りがざわつく有様に恥ずかしさのあまり途中下車
    この作品の没入度合いが半端ない


    1番好きなページ
    聖書に登場する喩え話というのは、
    全体で一つなんだ。
    神と言って分かりにくければ
    親でも自然でも世の中でもいいけど、
    自分が生まれる前に獲得するものは
    人によって差は

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    2026年05月14日
  • ブレイクショットの軌跡

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    予約本、やっと手元に届いた!
    どう繋がってるのかとわからないまま読み進めたホワイトハウスのところも、少しずつストーリーが絡み合って、最後の伏線回収はしっかり腹落ちしてすっきりした。膨らませていった想像とは全然違って、当たり前だけど作家さんの凄さを実感。
    読み応えもあるし、考えさせられる。

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    2026年05月13日
  • ブレイクショットの軌跡

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    分厚い本ですが、続きが気になって一気読みしました。最後の回収が見事。そして素敵でした。
    主要人物の1人である後藤晴斗がとても魅力的。この子には不幸になってほしくないと願いながら、読みました。経済の難しい話もたくさん出てきます。それが苦にならないように読ませてしまうのがすごい。
    お金とかSNSとか、自分の損得で動いてしまう世の中の嫌な部分もしっかり描きつつ、晴斗のお父さんの信条「善良に生きる」が、読後じわじわと響いてくる、そんな一冊でした。

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    2026年05月10日
  • ブレイクショットの軌跡

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    読んでよかった
    持つ手が震えるほどの場面も多々あったけど(本が分厚いのもある)

    恋愛しないなんて人間じゃない、と言われた事があるので最初の「友達になろうよ、と言いながら抱擁する手にナイフをもってる」の話にウッてなった

    「世の中に怒って変えようとしても無駄」と刷り込みつづける投資系セミナー詐欺YouTubeの話、『今』すぎるな〜ってなった

    最後須藤くんの話をしたのと「友達になりたかっただけなのに」が重なって良かった 須藤くんは大きく間違える前に気がついてよかったけど、志気さんは春斗くんに出会うのが遅かった

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    2026年05月08日
  • 文学キョーダイ!!

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    奈倉有里さんを読み始め、この本を知り、ええー、まさかの姉妹!と驚きました。

    共感することが多い対談で、奈倉さんの本を読むことへの気持ちの純度に痺れました。

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    2026年05月04日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦争を経験したことないのに、なぜ経験したかのような気持ちになるのだろうか…当事者は、想像し得ない混乱と不安の中にあったんだろう…
    どんな育ち方したらこんな本が書けるんだ

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    2026年04月14日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦記物では決してなくて、戦時中の人々や主人公とその家族、仲間たち、さらにナチスや連合軍の兵士に至るまで、全ての人間がどのように自分を納得させて生きているのかをとても丁寧に文章で描かれています。
    現在の自分に置き換えても、どの登場人物にもなり得ることに気付きました。

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    2026年04月11日