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Posted by ブクログ 2024年04月14日
今回も前回同様に、良かった。人が受け取るこたのできる他人のあり方などほんの断片であり、という文があるがまさにその通り。そのことを理解しているつもりでも、わたしたちは、わかったつもりになることが多い。
今まさに戦争が起こっていることを考えると、つらい。レオとドクトルの死は、本当につらい場面だった。フラ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月13日
前作「同士少女よ敵を撃て」以来の逢坂冬馬さんの作品。前作が本屋大賞受賞作という事もあり非常に良い作品だった為今回も期待させられる。
今回の舞台は1944年のドイツの田舎町。1945年夏にドイツが降伏する、終戦間際の背景。
戦争が絡む作品を読むと毎回感じるのだが、戦中を生きている人達は「生と死」の...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月07日
たしかに同志少女よりもインパクトはないが、とても考えられるし、逆に同志少女と同じような表現だったら、この本の本当に伝えたいことは伝わらなかったんじゃないかと思う
序盤は淡々と物事が進んでいるように感じる部分があるが、後半の追い込みがすごく、感情移入してしまった
戦争経験がない現代を生きる私たちが読む...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月27日
前作より、こちらに考えさせてくれる内容だと思った。
舞台はドイツの片田舎で、導入は現代の教師と生徒。
第二次大戦のことについてレポートを課すのが学校の伝統。年月とともに語られることは少なくなっていくことを、仕方ないとも感じる。
町の変わり者の老人の家の庭に「歌われなかった海賊へ 歌わなかった住民より...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月24日
エーデルヴァイス海賊団、ヒトラー・ユーゲント、初めて知ることばかり。
学校で何を学んできたのか。
この時代の歴史について、『数々の残虐行為と殺されたその責任は、ヒトラーとナチ一党のみにあったのではなく、市民の間にも存在した。』しっかり学ばなければならない。
最後に、
『どうしてみんな、自分の都合...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月22日
1944年のドイツの小さな村に、鬱屈した思いを抱えた16歳の少年がいた。母は幼い頃に亡くなり、父は密告されて死刑になった。密告者を待ち伏せ、襲いかかる寸前、聴こえてきた音楽に彼は心を奪われる。ハーモニカを片手に現れた少女は翌日、もう1人の少年に引き合わせる。それがエーデルヴァイス海賊団との出会いだっ...続きを読む
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