同志少女よ、敵を撃て

同志少女よ、敵を撃て

1,210円 (税込)

6pt

激化する独ソ戦のさなか、赤軍の女性狙撃兵セラフィマが目にした真の敵とは──デビュー作で本屋大賞受賞のベストセラーを文庫化

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同志少女よ、敵を撃て のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読まなきゃいけないから読むという本ではなく、引き込んで読ませる。

    ファンタジーでは戦う意義を見出せるが、実際のところは、この世界に、悪人は誰なのか、という答えすらない。戦場では死ぬとただの無であるし、理不尽しか存在しない。

    文字なのに、めちゃくちゃ怖いものが迫ってくる。
    しかし、読者だからで、実

    0
    2025年12月07日

    Posted by ブクログ

    私の勉強不足で戦争の話は理解できない部分があった…
    ただセラフィマの成長を描いた物語と割り切って楽しく読むことができた!
    セラフィマにとって敵とは?
    狙撃兵として育ったセラフィマには戦争が終わった後はなにが残るのか?
    色々と考えさせられる物語だった!

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    人は何の為に戦うのだろう?
    多くは、何かを守る為だと思う。
    その何かは、大切な家族だったり、自分の住む故郷、
    、あるいは誇りといった所だろう。

    第二次世界大戦の独ソ戦が舞台。
    主人公である少女セラフィマは愛する家族と仲良くなっての良い村人と平和に暮らしていた。セラフィマは将来は外交官を夢み、今は戦

    0
    2025年12月04日

    Posted by ブクログ

    フィクションとして手に取った作品であったが、実在の女性狙撃兵や史実に基づく描写が随所に折り込まれており、物語の背景に広がる現実の重みを強く感じさせる作品であった。
    戦中の出来事を善悪や正誤といった単純な枠組みでは扱いきれず、価値観が揺れ動き、時に歪められていく様子が印象に残った。極限状況下で人間が変

    0
    2025年12月03日

    Posted by ブクログ

    歴史の知識が無さすぎて調べながらだったのと、戦争小説なので人の死もたくさんでてきて、読破するまでに時間がかかった。それでも読んでよかったと思えた小説。「読んでよかった」というのは「面白かった」というより「読まなくてはならない本だった」という感覚。

    ・戦争という逼迫した状況がどのように人を変え戦闘に

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    こりゃおもしろい!! 文末コメントにもありますがこの装丁が物語にいい味付けをしてますね。
    ハラハラドキドキで一瞬にして読み終わりました。読後感もとても良く、評価が高い理由も納得です。

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    とても面白い
    戦争をテーマにした小説はあまり読んだことがなかったが、兵士が女性さらには狙撃兵ということで、通常の戦争物語とは別の角度での見え方が多々あった

    また、現実世界でも同じことが起こっていることを加味すると、色んな感情を掻き立てながら読むことになる

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    前評判通りとても面白く興奮させられた作品だった。
    ソ連兵の主人公がナチスドイツを討ち取る単純な物語ではなく、何のために戦争に参加するのか、戦争の果てに何があるのか、そして戦争における敵とは何か、物語を通じてそれらが著者から問いかけられ、考えさせられる作品だ。
    これらの問いに対する回答は主人公達の思想

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    エピローグで泣いた。後書き読んで参考文献読んでリュドミラって本当にいたの??ってなった。

    最後の要塞の戦いで泣いた。ユリアンとマクシム隊長でグッときた。セラフィマとの旅。イリーナの愛。戦争の虚しさ。ミハイル。。。

    個人的にはオリガがマジで好き。カッコいい。そして悲しい。優しい。

    イェーガーとの

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    最初から最後までずっと面白かった。
    何が面白かったのか。全部。
    どこが面白かったのか。全部。
    正義はどちらか一方にあるのではなく両方にある。
    命は重いし、軽い。
    狙撃の境地とは瞑想の境地と等しいのか?

    0
    2025年11月18日

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