逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 同志少女よ、敵を撃て

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    早く続きを読みたくなる。

    狙撃手が主人公の作品は小説でも映画でも
    おもしろい。

    2026.06.14-74冊目

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    2026年06月22日
  • 文学キョーダイ!!

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    おもしろかったー!!!

    お二人の作品のテイストが違うようでいて、
    同じ世界を見ながら、違う世界を見せて
    くれているような気がしたので、楽しみに拝読。

    家庭での文学との接し方、
    物事の捉え方、
    作者としての考え方、
    そして、今、この時代に生きる私が
    戦争のない平和な世界にするために
    大切なこと。

    どれも本当に心に響く言葉。
    ずっと記憶の中においておきたい、
    その想い。

    そして、最後の奈倉さんの
    「本を読むことによって、
    思考の可能性が開けていく。
    あらかじめ用意された回答で満足なんかしていられないぞ、
    という思考回路ができてくる。
    それが読書の大きな楽しみのひとつなんです」
    という言葉。

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    2026年06月18日
  • ブレイクショットの軌跡

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    1台の車のオーナーとその周りで起こる物語。色々絡み合い、繋がるストーリーに作者の創作力の高さを感じた。
    現代のLBGTQ等の同性愛、資産運用詐欺、情弱ビジネス、アフリカの内戦などが1台の車の周りで巻き起こり、どう繋がるのか予想できなかったがピタッとパズルがはまって面白いストーリーだった。

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    2026年06月15日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    自動車期間工・本田昴はボルトが車体に落ちるのを目撃する。投資ファンドの役員、板金工、金融系youtuber、少年兵と視点を変えて描かれていく物語。
    第173回直木賞候補作。

    分厚いけど続きが気になってどんどん読み進めてしまう。
    P240あたりは「おのれ本田昴…」と思いながら、後半はただひたすら人のためだけに生きてるような春斗が幸せになってほしいと思いながら読んでました。
    まさにバタフライエフェクト。
    無関係に思われた人達の話が少しずつリンクしてー。
    そして読み終えた時の爽やかさ。
    読んで良かった。

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    2026年06月14日
  • 歌われなかった海賊へ

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    ネタバレ

     大戦中、ナチ政権下において、自由のために戦う子供たちの物語。戦争の悲惨さや、巻き起こる事件が目を引きますが、自分が読後感じたのは人のことを全て理解することは不可能だということでした。
     人の特性として、他人の一面を捉えて理解した気になるところがあると思います。
     相手の生い立ち、行動を全て知ったとして、時代や環境によってその行為の善悪や持つ意味は変わるし、相手を理解したことにはならない。
     相手のことを知り、考え続ける。それが物語の中で示された相手を理解しようとすることなのだと解釈しました。
     

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    2026年06月14日
  • 歌われなかった海賊へ

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    ナチス政権に反抗する「エーデルヴァイス海賊団」を名乗る少年少女たちの物語です。
    前作の「同志少女よ、敵を撃て」が強烈だったため、それ以上を期待してしまいましたが、あのインパクトは越えきれなかったかなという印象でした。
    それでも、戦争渦中の彼らの正義は何だったのか、悲惨さと人の弱さを見事に描き切っています。
    ナチスの被害者側目線で描いている内容は新鮮で、一気に読み終えました。

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    2026年06月11日
  • ブレイクショットの軌跡

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    自動車組み立て工場の期間工、中央アフリカ共和国の少年兵、新興ヘッジファンドの副社長、投資用マンション専門の不動産営業等など、まったく縁もゆかりもなさそうな人々の話が、同時並行でいくつも語られる。
    かろうじて「ブレイクショット」という日本車が人々を繋いでいる。「ブレイクショット」は、新車として、そして中古車として人々の間を渡り歩いていく。
    それぞれの話はやたらと解像度が高く、どれもが独立した小説になりそうなほど面白い。それらが飛び飛びで提示されるので、ついつい先へ先へと読み進めてしまう。

    凝った構成と作者の筆力に圧倒され続けた570ぺージでした。
    逢坂冬馬さんの小説を読むのは「同志少女、、、」

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    2026年06月09日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    独ソ戦の中 ソ連にて女性狙撃兵が戦場に行った現実。
    狩猟生活をする親子の少女が目の前で母親を殺された。少女の村 親 友達全てを焼き尽くす女性兵士
    少女をスナイパーに育てた女を この少女は憎みながらも尊敬していく。居なくてはならない存在になっていく。
    人間はこんな悲しい本に出会い 心を痛めても、
    高く評価され 沢山の人の目に触れる事になっても

    どうして 戦争をやめれないんだろうかー

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    2026年06月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    難しい言葉がたくさんで
    調べながら読み進めなければならない。
    それでも読む価値があるし
    読まなければいけないとさえ思う。
    同じ女として
    共感できるところがたくさんあった。

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    2026年06月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ただの村の女の子だったセラフィマが、拾われて凄腕の射撃兵になっていく話。情景も心情も手に取るように伝わってきて読み進める手が止まらなかった。知識不足で、ロシアの地名とか分からないところが多くて、調べながら呼んだから話から離脱する時があって、ちょっともったいないなと思ったから、次は基礎知識を叩き込んでから読みたい。
    「どのような時代も、いかなる民族、国籍、人種も、その全体を憎悪してはならず、戦争行為と悪行の責任が、それら全体に還元され、懲罰の対象と捉えられることがあってはならず、同様にいかなるアイデンティティも、共感の対象から排除されてはなりません。それは虐殺を防ぐ論理ではなく、あらたなる虐殺を

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    2026年06月07日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    戦争が人の性質を変える有害性をイェーガーやミハイルから読み取った。
    また、戦争の悲惨さや戦地における女性に対する扱いの描写や、臨場感がページを捲るごとに伝わった。

    イェーガーもミハイルも戦争が無ければ、彼らは心優しい青年として生涯を終えていただろう。

    他方で戦争という極限状態に晒されながらも彼らは良心を保とうとしていた(同調圧力に晒されながらも)。
    ミハイルが隊長として戦勝後持て囃され、同調圧力に屈したのか占領民を陵辱しようとした描写は正に戦争の残酷さである人の性質を変化させることを如実に表している。

    セラフィマは自分の信念に基づく彼を射殺したが、人の生き死にだけでは語れない戦争の惨さが

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    2026年06月06日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    面白かった!

    途中からあっという間。
    吸い込まれる感じでぐんぐん進んだ。

    こういう話をなんで書こうと思ったのか、
    そこに至るのがすごいと思った。

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    2026年06月01日
  • 歌われなかった海賊へ

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    面白くはある。星を一つ減じたのは主人公目線で批判的に描かれている目の前の不正義に対して迎合的な人たち、とまではいかなくても傍観者とさして目を背けようとする人たちの要素が自分にも含まれていて、息苦しさを感じてしまったからだと思う。

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    2026年05月29日
  • 歌われなかった海賊へ

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    傑作『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬氏による第二作目。
    今回も第二次世界大戦下の物語、そして舞台はドイツ。

    1944年、ヒトラーによるナチ体制下のドイツ。
    密告により父を処刑され、居場所をなくしていた少年ヴェルナーは、
    エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに出会う。
    彼らは、愛国心を煽り自由を奪う体制に反抗し、
    ヒトラー・ユーゲントに度々戦いを挑んでいた少年少女だった。
    ヴェルナーらはやがて、市内に敷設されたレールに不審を抱き、線路を辿る。
    その果てで「究極の悪」を目撃した彼らのとった行動とは。

    物語の9割は当時の大戦下のドイツだが、
    冒頭と結末は2020年を過ぎた我

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    2026年04月15日
  • 同志少女よ、敵を撃て 3

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    ネタバレ

    スターニングラードの激戦前で終わりましたね。第二次世界大戦でもっとも死者が出た場所。

    そして、セラフィナが狙撃手として開花するシーンが、語弊があるかもしれないけど、美しくて素晴らしかった。

    一日も早い終戦を願いながら過去の戦争を振り返る矛盾を感じながら。

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    2026年03月31日
  • 歌われなかった海賊へ

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    面白い。終戦間際ドイツの反ナチの子供たちというめちゃくちゃ重い設定で、このようにすんなり読めてしまうのは少年マンガ的というかジュブナイルぽいからか。
    クライマックスにおけるタイトル回収は涙なくしては読めない。

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    2026年03月08日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦争を少年少女のミクロな視点からの描写、全体におけるストーリー構成と情報の展開の仕方もよかったように感じました。

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    2026年02月12日
  • 歌われなかった海賊へ

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    『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬さんが、ナチス下のドイツとその後を書いた物語。
    人の内面を知ることの難しさ、人が自分と関係のないことに無関心を装う怖さにつき、考えさせられました。
    歌われなかった歌が、いつかみんなで大合唱できる世界が訪れますように。
    星1つ減は、外国人の名前が分かりにくかったといういう勝手な事情だけで、とても面白かったです。

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    2026年01月11日
  • 歌われなかった海賊へ

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    少し難しい話だったけど、とても興味深い話しでした。

    戦時中の、上の絶対的な権力に楯突けず、全てを正しいと信じて行動していくしか生きていけない生活は、とても苦しかったと思います。戦時中の日本でも同じようにあったのではないでしょうか。
    それを反発して行動を起こしたエーデルヴァイス海賊団の勇気は本当に真似出来る事ではないです。

    エーデルヴァイス海賊団は本当に存在していたのだと知り、当時の若者達の闘いをとても誇らしいと感じてしまいました。

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    2026年01月02日
  • 文学キョーダイ!!

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    実はお二人の著書をひとつも読んでいないまま、なぜかこの対談にたどり着いた。
    ある種極端な環境で育ったおふたりだからか、世の中をとてもニュートラルに見つめているように感じた。この価値観の人達が書く文章は読んでみたいと思ったので、近々手を出そうと思う。

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    2025年12月27日