逢坂冬馬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最初に題名みたときは、あらすじも読まず調べずに、あービリヤードの話かー。と思って読まなかった。(ビリヤードは好き)が、最近あらすじを知って興味をもったから読んだ。最後のセレナに1番びっくりした気がする(笑)
晴斗が結婚したのは良かったけど、コーチになるまでの過程を知りたかった。
晴斗の人生厳しすぎるやろ………
全てがそれぞれ繋がってたな。
やっぱ詐欺師は詐欺師、儲かる話を世間に大げさにする人は信用ならん!面白かったけどデビュー作は超えてないかなと思った。
まだ、真ん中の歌われなかった海賊へは読んでないから、それもはやく読みたい。 -
Posted by ブクログ
短編が全体としては1つに繋がっているような構成で、私の好きなタイプだった。
紛争地帯からジェンダー多様性、アングラまで扱う世界が幅広いのがすごい。読み応えがありながらも短編なのと内容が面白く、これがどう他の短編に繋がるのかというわくわく感もあってさくさく読み進められる。
少し嫌だったのが、晴斗があまりにも報われなさすぎていることである。晴斗に対して全然大したことない境遇なのに、修吾は大騒ぎしすぎだろうという冷めた気持ちになる。晴斗の境遇が完全に見えてはいないので、修吾が自分の境遇だけを嘆いてうるさいのは仕方ないのかもしれないが、物語としても「みんな苦労してるよね」みたいな感じに同程度かのように -
Posted by ブクログ
傑作『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬氏による第二作目。
今回も第二次世界大戦下の物語、そして舞台はドイツ。
1944年、ヒトラーによるナチ体制下のドイツ。
密告により父を処刑され、居場所をなくしていた少年ヴェルナーは、
エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに出会う。
彼らは、愛国心を煽り自由を奪う体制に反抗し、
ヒトラー・ユーゲントに度々戦いを挑んでいた少年少女だった。
ヴェルナーらはやがて、市内に敷設されたレールに不審を抱き、線路を辿る。
その果てで「究極の悪」を目撃した彼らのとった行動とは。
物語の9割は当時の大戦下のドイツだが、
冒頭と結末は2020年を過ぎた我 -
Posted by ブクログ
舞台は第二次世界大戦、終戦間際のドイツ。
とある町に鉄道のレールを敷いている主人公たちだが、何か違和感を覚えて、そのレールの行先に何があるのか探る。そこで見つけたものは何だったのか。
前作「同志少女よ、敵を撃て」では独ソ戦における女性兵士という、あまり一般的には知られていなかった存在を主人公にしていたが、今作もそのような知られざるグループが主人公となっている。
エーデルヴァイス海賊団。
ナチス政権下における、青少年による反ナチグループである。この本を読んで初めてこのグループの存在を知った。
あの時代に流されずに自分で物事の本質を考えられるのはどれほどいただろうか。考えられたとしても、 -
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ある日、ドイツの中学校で、生徒の1人が提出した課題の中に町では偏狭で有名な老人のことが書いてあった。
興味を持った教師はその老人に会いに行く。
エーデルヴァイス海賊団。
ナチス政権下のドイツで実在した若者グループ。
第二次世界大戦下でのドイツでは(でも)
ざっくり言ってしまえは
ヒトラー万歳
偉大なるナチス
のような洗脳と言っていい教育を、ヒトラーユーゲントという組織の中で14歳以上の子どもに(当初、参加は自由だった)大戦末期ではほぼ強制的に行なっていた。
そこに反発をしていたのがエーデルヴァイス海賊団。
しっかりした政治的思想や目標がある訳ではなく、ただただ強制されることがな