あらすじ
8つの物語の「軌跡」を奇跡の構成力で描き切った、『同志少女よ、敵を撃て』を超える最高傑作
自動車期間工の本田昴は、2年11カ月の寮生活最終日、同僚がSUVブレイクショットのボルトを車体内に落とすのを目撃するが。マネーゲームの狂騒、偽装修理に戸惑う板金工、悪徳不動産会社の陥穽――移り変わっていく所有者たちの多様性と不可解さのドラマ。
感情タグBEST3
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登場人物の心の動きが細やかに描かれていて、感情移入しすぎて吐きそうになったり泣きそうになったりした。ページ数の多い作品だったが、夢中で読んだ。平凡な期間工から物語は始まるが、そこから紛争やビジネス、家族、恋愛、社会情勢など様々なジャンルに切り込んで1つの物語になっているところがすごいなと思った。
今のところ今年読んだなかで1番面白い本!
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2025/07/02 166
期間雇用者、本田昴が作っていた『ブレイクショット』というクルマを巡って繋がる人々。そしてブレイクショットとはビリヤードの最初のショットの事を表し次々に影響を与えるものらしい。修吾も春斗も思春期に親の事情に引き込まれ悩まされ、計画も頓挫。人生は思い通りにならない事を痛感する。けれども次に向かって再生していく様子がすがすがしい。
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最高だ
最初のあらすじではとにかくスケールのでかい話だと思っていたんだけど、実際は登場人物たちの心の機微までも丁寧に描かれていて、終始心が揺さぶられた
特に後藤と霧山、門崎の話ではマイノリティの人たちが描かれていて、当事者である自分にとっては涙が止まらなかった。確かに規模の大きいリアリティのない話ではあるかもしれないけど、彼らが抱えている課題は現実にも存在するし、それが物語上でも幸せな結末を迎えたことが本当に本当に嬉しかった。パートナーである自分が彼にとっての弱点なのかもしれないという晴斗の言葉辛かったな。
後藤友彦、中邑翔のパートもほんとに心痛くて読むのしんどかった、だからこそ終盤の伏線回収がとにかく救われた。全てが繋がった時鳥肌だった。
あと、昴が最初に見逃したボルトが原因で後藤友彦の事故が起きたのだと勝手に思っていたけど、実はそこ自体は関係なかったんだよね。。昴が声をあげてボルトの混入を防いだことで、友彦の事故およびそれに付随するような不幸がこの先の未来で起こるのを防げたんだと思うと、とても救われた。どうしようもないことばっかで辛くなる現代だけど、善良に生きることは間違ってないんだと思わされた。
とにかく、「善良」な人たちが救われる、報われる世界であってほしいと心の底から思った。最高小説だ〜!
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ビリヤードに関して「台の上のすべてを把握しようというのは傲慢だし、自分の打つボールが波及するという意識をもたない人間にはゲームに参加する資格はない。しかしだれかが最初の一打(=ブレイクショット)を打たなければならない。打つ意志と狙いを持った人間だけが、恐れずに堂々とそれを打つしかない。」
本作で何度か登場するビリヤードに関するこの発現に、本作のエッセンスが凝縮しているように思う。
自動車の組立工程で部品が落ちたことに気付き、報告が一歩遅くなってしまった期間工。彼には正社員登用の話が聞かされており、後からでも報告せず見て見ぬふりをすることもできた。しかし、遅れてしまいながらも勇気を出して報告した。
周りの無理解を覚悟しながらも確かな意志を持って同性婚を公表したスポーツ選手。
他にも勇気と意志を持って行動に移した人物たちが本作上に登場する。そして彼らは、先述の期間工が組立に携わった車も介して見えないところで繋がっている。
その車名は「ブレイクショット」と呼ばれるが、その部品の落下が勇気を持って報告されたことが、その代々の所有者たちを見えない線で繋げることになる。
SNSで見えないところから、世間に見えるところで行動する当事者たちを断片的な情報だけで批評することは簡単だと思う。
しかし、世間に知られていないその他の情報が、むしろ当事者たちを構成する大多数の要素であるということから目を背けて、自分の考えに沿う事実だけで判断するのは危険である。そのうえ、自分が行動する勇気がないのであれば、少なくともそれに関わる人たちを影から批判するのは卑怯なことでもある。またその批判が思いもよらぬ形で当事者を傷つけることもある。
しかし、時には批評が必要なときもある。そのときには、冒頭のビリヤードに関する発言のように、それがもたらす影響をよく自覚したうえでするべきであるし、それができないのならば、行動している人に失礼であるという意識は持っておきたい。
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読むのにきっかり2週間かかる大作。でも苦痛なく読めたのは、登場人物の人物像に厚みを与えている著者の力量に他ならない。各所に張られていた伏線を、最後に全て回収していてお見事。
作品を貫くテーマは「善良さ」かな。特に現代では、「正しさ」には「正しさとは何か」がつきまとうが、「善良さとは何か」と悩むことはあまりなさそう。もがきながら、最後の最後で「善良さ」を貫く登場人物達。それを素直に「よかった」と思える読者でよかったな、と思った。
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全人類に読んでほしい作品
車の車種としてのブレイクショット、ビリヤードとしてのブレイクショットがかかっている。
全く関係のない様な出来事も、実は繋がっている。
それはすなわち、一つの出来事が連鎖的に何かを波及して影響していくということ。
最終的に、主人公…と言っていいか分かりませんが善人である彼らが報われてよかった。
ルールの裏をかくのではなく、ルールのなかで正々堂々と戦うこと、そしてルールに不満があるならそれを変えるために動くことというシーンが熱かった。
自分のちょっとした発言や行動が、良い意味で誰かや社会に対して影響を与えていけるといいなと思った。
伏線回収がめっちゃ気持ちいい。
後藤くん…期間工になったの?と思ったところからのミスリード。
ホワイトハウスの意味。
全部が繋がっている。
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実物の本で小説を読むようになって太めの本で1冊目にチャレンジした本。三宅さんがおすすめしてたので買った。分厚かったけど読みやすかった。単行本だとそんなに文字が詰まってないからページ数の割に気持ちサクッとよめた。寝る前に本を読んでるけど平日の夜も読んでてつい夜更かしした。色んな人がいたけど、自分は社長を下ろされた人が印象的でした。ブレイクショットの後に起こるカオスを楽しむ。その人生観は不安を感じがちな自分にとって、とても魅力的に映りました。
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自動車メーカー期間工。歌手。中央アフリカ。投資ファンド。板金工。プロサッカー選手、ユース。不動産屋。金融系YouTuber。闇バイト。LGBTQ。アロマンティックアセクシャル。生活保護。
何も関係ないように思えるストーリーがつながっていく。
ブレイクショットという自動車がつなぐようなストーリーたち。
これだけテーマあるのに、無理矢理詰め込んだ感じはない。
どんな仕事も、どう、生きるのも大変やなぁ。
飽きさせない長編小説。
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一発のブレイクショット。一つの始まりがそれぞれの人生へ影響して最後は戻ってくる。
1章ごと区切れていて読みやすい。
それぞれの人生が繋がっていないようでどんどん繋がっていく面白さ、最初のボルト一本からの伏線からのそれぞれの人生での伏線がいい意味で裏切られていく面白さが感じた。
伏線回収がうますぎてにやついてしまった。
みんな色々あったけどパッピーエンドになったのは本当に良かった。
最後のブレイクショットは痺れる
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超大作にして本当に面白い。こんなに壮大な物語を書ける作家さんに尊敬の念が止まらない。
570ページ近くあったが、9日間で読み終わった。逢坂冬真さんの作品は『同志少女よ、敵を撃て』を読んでいたが、やはり戦闘の描写が上手いな。
2025年の世相を大いに反映した作品だった。本当に誰か読んで、語り合いたい。2000円強の価値はあります!
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凄すぎた…!
個別の物語が終盤で一気に絡み合っていく様子は圧巻。
夢とは、善良さとは、愛とは。
一度では受け止めきれないほどのメッセージ。
投資や詐欺絡みのパートでそれぞれの登場人物の思惑が錯綜する様子に圧倒された。
必ず再読したい。
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本屋大賞ノミネート作品。
「ブレイクショット」という車種に関わった人たちの人生の連作短編集。ただ、全ての事柄は繋がっていて、複雑に絡み合い、丁寧にすべての伏線は回収される。
その伏線回収は素晴らしく、「なるほど」とうならされる。
「同志少女…」の時に使われた「LGBTQ」の視点と、「前線で戦う心理状態」もしっかりある。
短編のエピソードが現代の若者がハマりがちな要素をたっぷり盛り込んでいて、途中疲れる感じもある。
20代若者の必読図書と言えるのかもしれない。
Posted by ブクログ
ブレイクショットという日本車を巡る話。オムニバス形式のようで、最後はしっかり繋がっている。
カリスマ性のある同級生に誘われて共に起業し大きな会社の副社長となった男。サッカーに夢中である息子。父はサッカーに対して無理解。息子のサッカー仲間。貧乏だけど賢い。その父。貧乏だけど善良。ただ前頭葉を損傷する事故で人格も変わってしまう。そんな父の代わりに働き出す息子。恋人でもある友達のサッカー費用も捻出。
働き先で同僚だった美しい女性。その女性と付き合う車の期間工の男。
全て少しずつ繋がっている。
中央アフリカの話だけはどこで繋がるのかハラハラしたがちゃんと繋がる。
Posted by ブクログ
だいぶ長編で色んな話が色んな時系列で並んでいる編成。
最後に全てが集結するバタフライエフェクト方式。
身の回りの事すら把握するのは難しいのに、その先の結果なんていくら考えても分からないけど、
間違えなく自分の言動のその先には誰かがいて少なからず影響を与えてしまうことがあることを忘れないようにしよう。
ちっぽけなわたしの『正しくあろう』とする心がけが平和に繋がるかもしれないしね。
Posted by ブクログ
アフリカの紛争地域で使われている日本製のSUV車「ブレイクショット」と、ビリヤードの最初のショットである「ブレイクショット」の繋がりは?自分の打ったボールが他に波及するように、自分の行動が他人の人生を大きく変えてしまうこともある。誰が善人で誰が誰を騙しているのか、やっと最後に、ビリヤードの台を見渡してボールの動きが確認できたように、つながりが分かった。ハッピーエンドでスッキリ終わることができてよかった。
Posted by ブクログ
あちこちで多発的に発生する物語が、終盤に急速に収縮集まり、すべてがからみとられるようにまとまる。いままで読んだことのない部類の小説だった。それぞれの物語で感情を揺さぶられたが、その感情が物語の展開によってつながる感覚も新鮮ですごい小説だなと思った。
Posted by ブクログ
ブレイクショットにより人生を壊された人たちが自力で負の運命から立ち直るストーリー
ストーリー展開が私には少し複雑だったので、次はまとまった時間をとって一気に読みたい
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一台の車が繋ぐ、現代の闇鍋。隠し味はエピローグの構成力!
ビリヤードの最初の一投「ブレイクショット」みたいに、SUV車のブレイクショット号を起点として、持ち主が入れ替わりながら様々な物語が展開していく作品。
LGBTQ、投資詐欺、アフリカの貧困に非正規雇用、さらには教育問題……。「これでもか!」ってくらい現代の世相を雑多に盛り込んでいるんだけど、なぜかエピローグで綺麗にまとめあげられちゃうから不思議。その鮮やかな力量に、気づけば「終わりよければすべてよし」で評価が上がっちゃってました。
ただ、読み終えて唯一残る本音は「なげーよ!」(笑)。577ページという圧倒的なボリュームのわりに、どこか中身が薄く感じちゃうのは飽きたからだろう。つまらなくはない、決してつまらなくはないんだけど……やっぱり、なげーよ!その長さをエピローグだけで「☆4」まで持っていく構成力は、ある意味で本物の「奇跡」だわw
■引用
自身に根拠なんて持っちゃだめだよ。根拠のある自信は、ときに根拠ごと倒れる。だが根拠のない自信は、無敵だ。
Posted by ブクログ
最後まで面白く読めました。ページ数はありますが、それを感じさせないくらい、文章にのって進むことができます。読者への優しい配慮を感じました。人物描写はとても丁寧で惹き込まれます。ときどき著者の存在に注意が逸れてしまうことがあり、明確なメッセージ性を感じますが苦しくはなくて、このご時世にこの物語をまとめきる著者を尊敬しますし、たくさん考えることができました。その読後感は、私としては小説というより人文学の本に近かったです。
Posted by ブクログ
一台のSUV「ブレイクショット」が持ち主を変えながら渡り歩き、その先々で出会う様々な人々の物語。
ドライな社会派の筆致に、一気に引き込まれた。
登場人物たちの造形が深く、一人ひとりが抱える生活の重みが伝わってくる。
特に心に深く刺さったのは、後藤友彦・晴斗親子のエピソード。不器用ながらも互いを想い、必死に生きる親子の姿には、心が熱くなり「誠実に生きる」ことの難しさと尊さを思い知らされた。社会の闇や、欲にまみれた物語の中で、この親子の描写だけはどこか切実で、人間らしい体温に満ちていた。
そして迎えるエピローグ。
「これが伏線回収か!」と膝を打つほど、バラバラだったピースが一点に集約されていく語り口は見事としか言いようがなく、あまりの鮮やかさに、ただただ圧倒された。
ただ、その一章であれほど生々しく描かれた長い群像劇のすべてを、一点の曇りもなく綺麗に整理されてしまったことには、正直、わずかな戸惑いも残った。
それでも圧倒的な筆力で描き出された現代社会の不条理と人間の業と愛。そしてあまりに精巧な物語の結末。
その構成の巧みさを、じっくりと味わえる一冊ではあった。
Posted by ブクログ
8つの物語から、現代社会の問題や不条理を描く連作短編集。
自動車期間工・本田昴、サッカーで頭角を表す・霧山修悟、修吾と世界を目指す優秀な少年・後藤晴斗、詐欺同然の不動産営業マン・十村稔…他にも様々な登場人物がそれぞれの視点で物語を紡いでいく。一見、関係なさそうな人物たちが時にぶつかり、すれ違い、予測できない結末へ向けて弾かれる。
どの章も面白かった。
それなりにボリュームがあるので、一人ひとりを細かいところまでしっかりと一章で描ききれている。もちろん登場人物によって好き嫌いはあるのだが、彼らの行く末が気になるくらいに愛着は抱かせてくれる。特に好きだったのは、後藤友彦の章だろうか。本人も言うように、良心が服を着て歩いているような平凡で善良なおじさん。家族を大切に、背伸びしない幸せってこういうのだよなと安心感がある。このあったかい雰囲気ももちろん読み心地が良かったし、一転、交通事故後に信じられない不幸のどん底を見る波乱万丈さも良かった。人間ドラマとしては一番肉厚で歯応えを感じた。
晴斗と修吾のゲイ設定いる?(笑)
ちょっとやりすぎ感あったな。まだ恋愛感情として慕ってるのは晴斗だけというなら理解できたが。結婚したものの、何か元カノ感あるんだよなあ。不治の病とか、夢オチとかと同じくらいLGBTQオチは食傷気味。結婚会見後の、夢女子が滂沱の涙で憤死ツイートは面白かった。まっしろ不動産まっくろと併せて、センスのある書き込みは好きだ。
それにしても、経済塾みたいなものに興味を持ったことがない。
貯蓄志向の強い日本では一定数いる「儲け話を完全に遮断する層」。これまさに私のことだ。チャンスを逃す可能性が高いので、褒められた姿勢ではないのかもしれないが、「普通以上に素人でも儲かる=詐欺」だと思っている。「ほぼ確実に儲かる」「不労所得」とか言われるほどに、恐怖で耳を塞いでしまう。それ故に、一億経済塾みたいな場所に足を運ぶ気持ちが理解できない。アングラの入口だ。怖い怖い。
Posted by ブクログ
それぞれの登場人物が繋がっていて読み進めるのが楽しかった。後藤家の話は読むのが辛かったがエピローグで回収されていて安心した。金融関係の話が難しくてちょっととっつきにくい面もあったけど、全体を通して良い作品だった。
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ブレイクショット
「台の上のすべてを把握しようというのは傲慢だし、自分の打つボールが波及するという意識をもたない人間には、ゲームに参加する資格はない。だが、だれかかそれを打たなければならない」
縁起。
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叙述トリックというか、時系列を反対に捉えていたので、
最後の方にどんどんとハッピーエンドに向かっていく流れを気持ちよく受け止められた。
最初の方はずっと辛かったし、
なにか嫌なことが起きそうな空気感は好きではないのだけれど、
ハッピーエンドであれば、それもまぁいいか、という気持ちになる。
ご都合的ではあったけれど。
個人的には辛い時期よりもハッピーな時期の記述が長い方が好み。
エピローグのXについての記述が現代らしかったが、
物語の流れとしては不要で、少しこれ見よがしに感じた。「確かにそうなんだろうけど、それについてはこの本で語らなくてもいいよ」というか。
登場人物たちがクィアの人達である必要性も、実はそこまでないのでは?とは思った。確かにより生きづらいことを強調している要素ではあったけど、とってつけたようにも感じられた。
とにかくハッピーエンドで良かった。
Posted by ブクログ
久々に単行本読んだ
文庫よりデカいしこの本700ページくらいあるから、鈍器系で、読んでる時ページに入り込むと言うか物語にダイブするような感じ久々味わえた
もっと単行本読もうかなーー良い!
投資や詐欺、中東の紛争、なんかあっちやこっちやで最後繋がってお見事
詐欺のパートに関してはシンプルに学がついた、へえーそういう仕組みあんねや!みたいな、そういう学び良い
テンポも良くて、登場人物多い割にキャラ立ってて読みやすいんだけど、なんか話がおもろい分、読み終わった時の本書のメッセージ?訴え?的な部分が、個人的に弱く感じた
エンタメ系小説に何を求めてんだって話ではありますが
ちなみに個人的に受け取った本書のメッセージは『人生において選択迫られた時はちゃんと考えろ、大局や行く先なんて誰も知り得ない、だからこそ考えて行動しろ』
そうですね。となってしまった
Posted by ブクログ
一台の車「ブレイクショット」の所有者たちをめぐって、インサイダー取引、特殊詐欺、LGBTQなどなど現代社会のさまざまなトピックが描かれる。わりとてんこ盛りなので後世の人が読んだら時代の雰囲気がよくわかるのではないかしら。
ブレイクショットの所有者たちは皆「あなたは不正を見てみぬふりをするのか?」という問いを突きつけられているように思えた。それはブレイクショット自体も不正が見逃されたまま世に出てしまったからなのかと思いきや…
ラストで一気に伏線が回収され、いろんなことが繋がってきれいに収束していくのは読んでいて気持ちの良いものだったが、きれいに収まりすぎた感がなくもない。
Posted by ブクログ
十村稔の言動にハラハラ。後藤晴斗にもハラハラ。
波及のきっかけ、諸悪の根源はコーナー・ウィルソンじゃないかと思えるし、ああいったところから後藤晴斗があんなにきれいに抜けられたことにもちょっと違和感。
でも最後は大団円でホッとした。