逢坂冬馬のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前作の「同士少女よ敵を撃て」同様、戦時下の物語。
終戦間際のドイツでのストーリ展開です。
しかし、ちょっと読みにくい..
エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに主人公ヴェルナーが加わって、ナチス政権下での少年少女たちの活動を描いたもの。
町に鉄道が敷かれると喜んでいたのもつかのま、終点のはずが、レールはさらに延伸。
レールの先にあるものは何か?
彼らがその先を探検してみると、そこで見たものは?
という展開。
そして、彼らは自らの正義で行動を起こします。
当時の民族差別、選民思想、ナチ思想が刺さってきます。
見て見ぬふりをする住民
戦時下の中なら長いものに巻かれる、自 -
Posted by ブクログ
何年越しで読んだのかなぁ。
購入したきっかけは、ウクライナとロシアの戦争の記事をNewsweekで読んで、この本が気になったから。
でも、購入してから何度も挫折した。
私がやはり戦争を題材にした小説が苦手で、少し読んでは放っておいてを繰り返してやっと読んだ。
読み進めると面白いし、のめり込むがやはり戦争物は苦手で、なかなか進まないのが現状。
今のウクライナとロシアの戦争もむごたらしいけど、ドイツとソ連の戦争もひどい。
一人の女の子が戦争によって武器となってしまうのは、異常な毎日を生き抜かなければならないからなのか…
読み終わって、最後は静かな日常を生きられた主人公にすこしだけ気持ちが救われたけ -
Posted by ブクログ
もっと時代背景をちゃんと知ってから読みたかった!!
間違っていると分かっていても、見て見ぬふりをしてしまう。
そうはなりたくないけど、自分の命をかけてまで行動できるのか。タイトルがじわじわ効いてくる作品でした。
勇気を一度でも出せば、動けたかもしれない。
でもその最初の一歩が出せない。
だってそこは自分にとって未知の世界だから。
命がかかっていなくても、こう感じてしまうことってたくさんあるから、この時の住民たちの気持ちも決して非難できないと思った。
そして集団の力ってとてつもなく大きいし、怖いものだと感じた。
●印象に残った言葉
「私たちはドイツを単色のペンキで塗りつぶそうとする連中にそれを -
Posted by ブクログ
読み終わると、なるほどそういうことだったのね、というのは確かに感じる。でも途中、結構つらい場面が多くて、audibleだと飛ばして聞けないので聞くのはあきらめて、本で読んだ。
冒頭近くでアセクシャル差別の話が出てくる。ラッパーの歌詞で、「愛を知らない奴に価値もねぇ」というかたちで、人々を「愛(性愛)を大事にする人⇔そうでない人」と二分化し、「そうでない人=金銭勘定だけを重んじる人」に枠づけてしまう。
昔、日本の左翼が、体制側を「米帝(アメリカの帝国主義)」としてひとくくりにして批判したのと同じように、わかりやすい批判というのはどうしてもこういう単純化をともなう。彼らがやっていることは、実際、 -
Posted by ブクログ
あの逢坂冬馬さんに3つ上の姉がいた。しかも同じ時期に作家デビューしているとか。
名倉有里さんについては知りませんでしたが彼女の作品も読んでみたくなりました。
対談形式で語られる姉弟の家庭環境とか興味深く、貧乏インテリの家庭に育ったとか謙遜してましたが清貧な学者の家系のようで、好きなことをとことん続けることに手間暇惜しまない精神があればこそなんだなって感じました。
凡庸な者は生活に追われお金を追い求める暮らしを強いられるわけですが、抜け出した者はお金のほうが自然と集まるような仕組みで生きられるんだって感じました。
冒頭にカラフトが島なのか半島なのか知るために一人は東、もう一人は西に歩いて再び出