逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 歌われなかった海賊へ

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    最後の数十頁から物語がドライブして、全てのピースがはまっていった。

    目を背けたひとたちにも、背けられなかった人たちにも、どちらにもなり得るなと、我が身を振り返った。

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    2025年12月09日
  • 文学キョーダイ!!

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    青木理さんとの対談本で奈倉さんを知って興味出て、読んではないけど逢坂さんの事も知ってて、へぇ姉弟なんだぁーと思ったから読んでみた。
    姉弟なんだから家族の話は出るだろうと予想して、本を読む家族はどんな家族なのかと興味があり読んだ。本を読むことは考え力に繋がると思ってたから、子育てをしていて、そういうのも知りたかった。

    同世代だし、生きてきた時代も共感できた。戦争を反対していく立場をはっきり示していて、最後は反戦本にもなってると思った。

    肝心のお二人の小説も翻訳本読んだ事ないのでこれから読んでいきたいと思います。

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    2025年08月29日
  • 文学キョーダイ!!

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    逢坂冬馬さんの「同志少女よ敵を撃て」を読みたいと思いつつ、こっちに先に手がのびました。姉弟の幼少期の過ごし方や、読んできた本、お二人の戦争や平和への思いなど、背景のようなものが見えて、お二人の著作をますます読みたくなりました!

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    2025年07月30日
  • 文学キョーダイ!!

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    ネタバレ

    文学研究家・翻訳家の姉、小説家の弟。

    この2人が姉弟だったなんて、そりゃ高橋源一郎さんも椅子から転げ落ちるだろう。そんな偶然の一致が起きることは滅多にない。しかしこうやって対談を読むと自分も姉妹だからわかるという雰囲気がある。同じような文化を享受しつつ、ほんの数年の差や本人の受け取り方で異なる視点。別の方向に目を向けているのに、共通する意識。面白く読んだ。

    本を読むことの強さを感じる。友だちがいなくたって、いろいろなものに縛られていたって、本を読むことで世界は広がり、自分は変わる。自分もそう思っている。だから本を読めるように生きていきたい。大学はある意味計算ずくで卒業してしまったけど、ひた

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    2025年07月29日
  • 文学キョーダイ!!

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    作家逢坂冬馬と姉のロシア文学者奈倉有里の対談が1冊になったもの。
    「同士少女よ敵を撃て」も読んでいないし、この作者のお姉さんがロシア文学者とも知らなかったのに、なぜか興味を持ち読みました。
    まず、姉弟でこんなに、平和について、戦争について語ることができるなんてほんとにびっくりでした。
    誰もが戦争について平和についてもっと考えるべきだし、表明していかないと世界はどんどん戦争に向かって行ってしまうという危機感を抱き、そうだよなと気づかせてくれた1冊となりました。

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    2025年06月01日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    購入済み

    女の戦争

    初めて読んだ戦争小説がこの作品だった。戦争を深く知ることが怖く、また戦時中の女性を取り巻く環境などに疑問と嫌悪感があったからだ。この作品を読んでいて、もちろんそれがなかったわけではないが、私の中のこれまで抱いてきた感情が少し軽くなった気がした。女だって戦っていた。子どもだって戦っていた。その時代を生きていないから遠いようにも感じていたけれど、主人公セラフィマが照準を合わせたことで、敵を撃ったことで私の中の視界が少し開けたように感じた。もう少し戦争について知ってみようと勇気が出た。少し前に話題になっていて、この本の中でも参考資料としてあった『戦争は女の顔をしていない』岩波現代文庫も気になったので

    #ドキドキハラハラ #深い

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    2025年03月11日
  • 文学キョーダイ!!

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    奈倉有里さんと逢坂冬馬さんがご姉弟と知った時から、こういう本を待望していたんだと思う。よくぞ出してくださった。

    ミーハー的な気分でどんなご家庭でお育ちになったのか知りたかった。納得。自分の子育てにはもうとっくに手遅れなのだが。そもそも親の中身が違うのだから、何十年前から自分をやり直さなければいけない。

    「キョーダイ‼︎」のイメージでもう少し軽い感じを想像していたが、内容はとても濃く考えさせられた。文学を愛し、小説を愛し、おかしいことには声を上げ、世界の平和のために行動する。そんなお二人の著作をこれからも楽しみにしていきたい。そして考えを深めていきたい。

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    2025年02月20日
  • 文学キョーダイ!!

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    お二人が育った家庭とその教育方針。偏見を助長するものは与えない、二人がそれぞれ好きなもの、人生を賭けられるものを見つけることを見守る。そこには人と比べない精神も養われていく。

    その二人は、ウクライナ侵攻がはじまり、戦争に否の声をあげる。それは育った家庭と同じ位相の大人としての人格がなせる技だ。

    自分が投影されていない、待たれていない言葉がどんどん放たれている現状を憂う部分が素敵だった。

    戦う言論だった。

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    2024年10月25日
  • 歌われなかった海賊へ

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    知らないふりという残虐への抵抗 オーディブルにて。

    アウシュビッツの強制収容所を解説してくれる中谷ガイドを思い出した。
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    自分の信念にそぐわないものに直面した際に、はっきりと抵抗できるのか。見てみぬふりをせずに自分の信念に沿えるのか。

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    2025年12月12日
  • 文学キョーダイ!!

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    凄いキョーダイだな。色々と考えさせられた。ただ流れてくる情報に流される事なく広い視野を持つ努力は忘れないでいたい。

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    2023年11月09日
  • 歌われなかった海賊へ

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    第二次世界大戦末期のドイツ、体制に反発する若者たちを描いた物語。
    ドイツの過剰な全体主義のなかでも、全国民がまったく同じ色に染まったわけではない――そんな、史実には残らない戦いが描かれている。
    テーマ自体は好きなのだが、なぜか作品の世界にすんなりと入っていけなかった。人物描写が肌に合わないのか、場面の展開についていけないのか、どこか違和感が付きまとう(たとえば、レオンハルトの父親の描写など)。
    前作のときにも感じたが、ゲームやアニメのようにシンプルに映像化するのには向いているのかもしれない。ただ、自分が小説に求めているものとは、少し焦点が違っているようだ。

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    2026年06月28日
  • ブレイクショットの軌跡

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    最後に複数の物語を繋げて伏線回収すごいでしょ!的な感じで終わった。ただただ味なしガムを噛み続けるような無感動が続くだけの577ページでした。

    劇的な何かもないし、感動もないし、極度につまらないってわけでもない。ブレイクショットと言う車が様々な人の人生の過程に登場し、時には大きな影響をもたらす事が本書の軸となっている。それ自体には特に面白さもなく、なんか微妙な感じでした。

    結論としては可も無く不可もない普通の小説です。

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    2026年06月10日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ☆3.8【Audible】
    ホントありきたりだけど戦争ダメ絶対…
    今まで見てきた作品で女性に暴行する兵士を止める男性兵士ってのはあったかもしれないけど女性を守るために戦う女性兵士の話は覚えてる限りでは初めてかも…
    戦争モノとしてのエンタメ的な面白さもありつつ戦争の悲惨さや戦争に巻き込まれた人達についても考えさせられる作品
    ロシアとウクライナの戦争が今なお続いてるからこそこの作品が色々な人に届いて戦争を考えるきっかけになればいいと思う

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    2026年06月10日
  • ブレイクショットの軌跡

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    これだけの長編を一気に読ませる技巧と筆力に唸りつつ、しかし正直、パッチワークのように因果関係が絡み合った構成に読み疲れてしまった。登場人物の輪郭も、自分の中ではうまく像を結ばず、物語を前に進めるために、登場人物や出来事が置かれているような不自然な印象を受けてしまって、ボリュームの割に少し物足りなかった。逢坂冬馬さんの作品初なので次は評判の「同志少女...」を読んでみたい。

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    2026年06月03日
  • 文学キョーダイ!!

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    姉弟が同じ分野で活躍しているというケースにかなり関心があるので、面白かった。
    インテリ一家だからこそなんだなーと思う面が多い。戦争と平和に対する両者の考え方というかアプローチの違いもなるほどなぁという感じ。思想は両者偏っている、と思う。

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    2026年05月26日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    めっちゃ話題になっていた時に購入してずっと積んでいたものを満を辞して読み始めましたが、自分には難しい…面白くない訳ではないのだけど理解力が乏しいから内容を読むのに精一杯だった。また再読して違う感想がもてることに期待。でもハッピーエンドで良かった。

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    2026年05月22日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    暇つぶしにはなった。
    セラフィマが幼馴染の男の子を殺したのは意外だった。やり過ぎのようにも思えたが…

    もっと戦場でバタバタ死ぬかなと思ったらそうでもない。ダークで救われない話かと思ったが、想像よりは温い内容だった。

    スターリングラードでサンドラを助けようとしたらイェーガーを助けることになった部分は面白かったかな!

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    2026年05月22日
  • ブレイクショットの軌跡

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    昨年の直木賞候補作ということで期待して読んだが、思っていたよりはまらなかった。ブレイクショットという車にまつわる登場人物の物語が展開される。自動車の製造現場から始まり、ヘッジファンドの経営者や不動産屋の営業員、果てはアフリカの紛争地域までと様々な視点や立場から話が広げられ、とても楽しめた。特にアフリカでの話は、アフリカに関する知識が無いこともあり新鮮で、実際にこういった話が現実として起きているのだろうなと感心させられた。
    しかし、霧山修吾の話など退屈に感じるパートの話もあったりして、登場人物によって面白さが上下する。特に霧山修吾と後藤晴斗の帰結は、ページを散々使って描かれた割には、まったり終わ

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    2026年05月15日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ボリュームが凄い1冊です。最初の方は全然面白さが分からなくて、ただ文字を追っていただけでしたが、最後の最後ですべてが繋がりました。人間の醜い欲望そのままに生きた人は不幸になり、善良に生きた人は結果的に幸せになる物語です。

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    2026年05月09日
  • 同志少女よ、敵を撃て 3

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    ネタバレ

    表紙はアヤ。

    天才だが、やられるアヤ。

    セラフィマ、戦争での人殺しの葛藤。

    サンドラ、フリッツの愛人になってスパイ?
    いいえ、愛してる。

    一日一殺。できれば二殺。

    タバコが消えるマジック。これが後の伏線か?

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    2026年04月03日