逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 文学キョーダイ!!

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    お二人が育った家庭とその教育方針。偏見を助長するものは与えない、二人がそれぞれ好きなもの、人生を賭けられるものを見つけることを見守る。そこには人と比べない精神も養われていく。

    その二人は、ウクライナ侵攻がはじまり、戦争に否の声をあげる。それは育った家庭と同じ位相の大人としての人格がなせる技だ。

    自分が投影されていない、待たれていない言葉がどんどん放たれている現状を憂う部分が素敵だった。

    戦う言論だった。

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    2024年10月25日
  • 歌われなかった海賊へ

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    知らないふりという残虐への抵抗 オーディブルにて。

    アウシュビッツの強制収容所を解説してくれる中谷ガイドを思い出した。
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    自分の信念にそぐわないものに直面した際に、はっきりと抵抗できるのか。見てみぬふりをせずに自分の信念に沿えるのか。

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    2025年12月12日
  • 文学キョーダイ!!

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    凄いキョーダイだな。色々と考えさせられた。ただ流れてくる情報に流される事なく広い視野を持つ努力は忘れないでいたい。

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    2023年11月09日
  • 歌われなかった海賊へ

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    前作の「同士少女よ敵を撃て」同様、戦時下の物語。
    終戦間際のドイツでのストーリ展開です。
    しかし、ちょっと読みにくい..

    エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに主人公ヴェルナーが加わって、ナチス政権下での少年少女たちの活動を描いたもの。

    町に鉄道が敷かれると喜んでいたのもつかのま、終点のはずが、レールはさらに延伸。
    レールの先にあるものは何か?
    彼らがその先を探検してみると、そこで見たものは?
    という展開。
    そして、彼らは自らの正義で行動を起こします。

    当時の民族差別、選民思想、ナチ思想が刺さってきます。

    見て見ぬふりをする住民
    戦時下の中なら長いものに巻かれる、自

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    2026年02月01日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    何年越しで読んだのかなぁ。
    購入したきっかけは、ウクライナとロシアの戦争の記事をNewsweekで読んで、この本が気になったから。
    でも、購入してから何度も挫折した。
    私がやはり戦争を題材にした小説が苦手で、少し読んでは放っておいてを繰り返してやっと読んだ。
    読み進めると面白いし、のめり込むがやはり戦争物は苦手で、なかなか進まないのが現状。
    今のウクライナとロシアの戦争もむごたらしいけど、ドイツとソ連の戦争もひどい。
    一人の女の子が戦争によって武器となってしまうのは、異常な毎日を生き抜かなければならないからなのか…
    読み終わって、最後は静かな日常を生きられた主人公にすこしだけ気持ちが救われたけ

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    2026年01月26日
  • 歌われなかった海賊へ

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    もっと時代背景をちゃんと知ってから読みたかった!!
    間違っていると分かっていても、見て見ぬふりをしてしまう。
    そうはなりたくないけど、自分の命をかけてまで行動できるのか。タイトルがじわじわ効いてくる作品でした。
    勇気を一度でも出せば、動けたかもしれない。
    でもその最初の一歩が出せない。
    だってそこは自分にとって未知の世界だから。
    命がかかっていなくても、こう感じてしまうことってたくさんあるから、この時の住民たちの気持ちも決して非難できないと思った。
    そして集団の力ってとてつもなく大きいし、怖いものだと感じた。

    ●印象に残った言葉
    「私たちはドイツを単色のペンキで塗りつぶそうとする連中にそれを

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    2026年01月26日
  • ブレイクショットの軌跡

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    前作『同志少女よ、敵を撃て』、『歌われなかった海賊へ』の衝撃に比べると、本作はふわっとした感じ、振り幅や紐付けの工夫は流石だけどなんかちょっとと思ったのはどうして?

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    2026年01月24日
  • ブレイクショットの軌跡

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    めちゃ読み応えあった!!
    エピローグがまさに、"ブレイクショットの軌跡"だった!!タイトル回収がすばらしいっっっ!!読後感最高!!
    自動車工場期間工の本田昴と、鈴木世玲奈、の名前も秀悦!!

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    2026年01月23日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ブレイクショットが物語を繋げていく役割は良い、キャラクターも立ってる。ただ若干展開や物語やキャラの動きが記号的でこちらの感情を強く揺さぶるまでには至らない感じ。続きは気になる感じは良かった。

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    2026年01月23日
  • ブレイクショットの軌跡

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    読み終わると、なるほどそういうことだったのね、というのは確かに感じる。でも途中、結構つらい場面が多くて、audibleだと飛ばして聞けないので聞くのはあきらめて、本で読んだ。

    冒頭近くでアセクシャル差別の話が出てくる。ラッパーの歌詞で、「愛を知らない奴に価値もねぇ」というかたちで、人々を「愛(性愛)を大事にする人⇔そうでない人」と二分化し、「そうでない人=金銭勘定だけを重んじる人」に枠づけてしまう。
    昔、日本の左翼が、体制側を「米帝(アメリカの帝国主義)」としてひとくくりにして批判したのと同じように、わかりやすい批判というのはどうしてもこういう単純化をともなう。彼らがやっていることは、実際、

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    2026年01月18日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ワタシにとって 初 逢坂冬馬 作品!
    最初の自動車工員の話はなかなか面白く読み始めたけれど、その後はあんまり興味がない話ばかりで。マネーゲーム、格差社会、ヤングケアラー、LGBTQ、特殊詐欺などなど社会の問題てんこ盛りなんだけど、そんなに興味を惹かれずでで。
    いい人代表 後藤さんがあまりにひどい目にあっちゃって可哀想で仕方がない。

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    2026年01月18日
  • ブレイクショットの軌跡

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    変わったアプローチによる構成が目を引く一方で、描かれている内容自体はきわめて王道。
    そのため、果たしてブレイクショットがこの構成上必然として機能しているかという点には疑問が残る。
    結果として新鮮味よりも冗長さが勝ち、間延びしている印象。

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    2026年01月14日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    オーディブルで拝聴しました。
    カタカナの名前が多かったのと、元々戦争を扱った話が苦手だったので活字だと中々手が出ず...
    オーディブルだと語り手の方が人物の演じ分けをしてくれるので、聞きやすかったです。
    ただ、弾丸の軌道だとかの難しい話は右から左に聞き流してしまって理解はイマイチできなかったです。

    全体的に話が難しい。
    前半面白い 中盤いまいち 後半面白い

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    2026年01月14日
  • ブレイクショットの軌跡

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    570ページ超

    自動車期間工
    板金工
    LGBTQ
    高次脳機能障害
    詐欺セミナー
    偽装修理
    ヤングケアラー

    かなり盛りだくさんの内容

    登場人物達の多くが誠実だったのが救いかなと思いました。
    終盤は、現実の社会よりやさしくて、回収がスッキリ見事でした。

    ただ、個人的にはちょっと疲れた読書でした。

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    2026年01月12日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    中々進まず、、、半年以上かけて読んでしまった。うーん。伝えたいことはなんだ?戦争の無惨さ、、、かな。本屋大賞で評価も高かったから期待値を上げすぎて読んでしまったのかもしれない。専門用語も多く、説明がもう少しあったら読みやすかったかなぁとも。私が知識不足なだけか、、、

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    2026年01月10日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    難しい部分(教科書みたいな)が多くて、理解しきれてないのが悔しい。
    少女狙撃兵の話、成長、結末がリアルで生々しくハラハラしたし面白かった。
    ミーシカ残念だよ。

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    2026年01月08日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    戦争の状況や時代背景について、私は難しいと感じたので、当時のドイツ、ソ連それぞれの考え方など、歴史を知っておいた方がより面白く読めると感じた。

    戦争における女性について学ぶことができた。

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    2026年01月08日
  • 歌われなかった海賊へ

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    最後まで物語に入り込むことができなかった。文章が読みにくい訳ではなく、むしろ読みやすい。なのに内容が全くはいってこなかったのは自分の知識力の乏しさゆえ。

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    2025年12月27日
  • 歌われなかった海賊へ

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    ネタバレ

    「同志少女」が良かったので読んでみましたが、
    前作ほどではなかったです。
    題材のスケールはやや小さくなったし、
    いろいろ話がややこしい。
    前作もそうだったけど、同性愛の描写が出てくるのが好きじゃない。前作のは意味があったと思うけど、
    今作のそれは不要な印象でした。
    2寄りの3

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    2025年09月06日
  • 文学キョーダイ!!

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    あの逢坂冬馬さんに3つ上の姉がいた。しかも同じ時期に作家デビューしているとか。
    名倉有里さんについては知りませんでしたが彼女の作品も読んでみたくなりました。
    対談形式で語られる姉弟の家庭環境とか興味深く、貧乏インテリの家庭に育ったとか謙遜してましたが清貧な学者の家系のようで、好きなことをとことん続けることに手間暇惜しまない精神があればこそなんだなって感じました。
    凡庸な者は生活に追われお金を追い求める暮らしを強いられるわけですが、抜け出した者はお金のほうが自然と集まるような仕組みで生きられるんだって感じました。

    冒頭にカラフトが島なのか半島なのか知るために一人は東、もう一人は西に歩いて再び出

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    2025年07月17日