逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 歌われなかった海賊へ

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    敗戦濃厚のドイツで反ナチス活動に身を投じる少年少女たちを描く。前作に比べると人物描写や展開に首を傾げる部分があり没入感には欠けるものの、昏く重たい歴史的事実が物語の強度を保つ。戦争の凄惨さや不条理、倫理的葛藤へのアプローチも教科書的に感じられる面が多々あるものの、時代の闇に立ち向かった若者たちの痛切な足跡として、静かな哀しみを心に残す。

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    2026年09月06日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ブレイクショットって車の名前でした。
    ビリヤードがらみの物語かと思いきや、ビリヤードの話も出てきますが、ブレイクショットという高級SUV車をめぐる、群像劇でした。

    自動車工場の期間工の話から始まったかと思いきや、いきなり、国際紛争のストーリに切り替わります。
    なんじゃ?
    っと思っていると、今度は、企業ファンドの話。
    若くしてエグゼクティブになる者たちの考え方。
    そこから、その子供とその友達のサッカーへの夢へ。
    友達の父親は板金工。家族間のGAP。
    エグゼクティブからの急展開。
    プロサッカー選手への夢はどうなる?

    つぎに、今度は不動産営業の闇。
    ここでの社用車はブレイクショット!
    不動産営業に用いられる名簿。
    そう、不動産に限らず営業の電話ってよくかかってきますよね。こうやって名簿が流れているんですよね。
    そして、そこから、金融セミナー、そして、特殊詐欺への展開。
    さらにさらに裏社会の闇。
    と話が広がっていきます。

    それぞれでブレイクショットが絡んでいく展開です。
    そして、エピローグですべての伏線が回収され、それぞれが関連付けられていたことに気が付きます。
    読み返してしまった。

    秀逸な展開です。
    ただ、時系列がちょっと分からず混乱しちゃいました。

    逢坂冬馬の3作目の物語でしたが、本作が一番好きですね。

    お勧めです。

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    2026年09月05日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    audibleで聴読
    狙撃手って本当にいたの?こんな世界あったの?と思ってしまうけど現実なのが怖です

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    2026年09月03日
  • ブレイクショットの軌跡

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    悪人をやくざに収束させる必要ある〜?ってのと、調べ学習発表会パートが気になった
    後藤パパは善良に戻れてよかったね

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    2026年08月27日
  • 文学キョーダイ!!

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    姉弟が同じ分野で活躍しているというケースにかなり関心があるので、面白かった。
    インテリ一家だからこそなんだなーと思う面が多い。戦争と平和に対する両者の考え方というかアプローチの違いもなるほどなぁという感じ。どちらも思想は偏っている、と思う。

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    2026年05月26日
  • 同志少女よ、敵を撃て 3

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    ネタバレ

    表紙はアヤ。

    天才だが、やられるアヤ。

    セラフィマ、戦争での人殺しの葛藤。

    サンドラ、フリッツの愛人になってスパイ?
    いいえ、愛してる。

    一日一殺。できれば二殺。

    タバコが消えるマジック。これが後の伏線か?

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    2026年04月03日
  • 文学キョーダイ!!

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    逢坂冬馬さんが読みたくて借りたら
    まさかの対談集
    それも姉弟って!!
    知らないことが多すぎて困惑
    内容が深すぎて超困惑
    出てくる本を読もうと思う
    ありがとう

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    2026年02月19日
  • 文学キョーダイ!!

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    あの逢坂冬馬さんに3つ上の姉がいた。しかも同じ時期に作家デビューしているとか。
    名倉有里さんについては知りませんでしたが彼女の作品も読んでみたくなりました。
    対談形式で語られる姉弟の家庭環境とか興味深く、貧乏インテリの家庭に育ったとか謙遜してましたが清貧な学者の家系のようで、好きなことをとことん続けることに手間暇惜しまない精神があればこそなんだなって感じました。
    凡庸な者は生活に追われお金を追い求める暮らしを強いられるわけですが、抜け出した者はお金のほうが自然と集まるような仕組みで生きられるんだって感じました。

    冒頭にカラフトが島なのか半島なのか知るために一人は東、もう一人は西に歩いて再び出会えたら島だと解るとかの件がありましたけど半島なら出会えないけど探求心が半端なくってヤバイって思いました。

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    2025年07月17日
  • 同志少女よ、敵を撃て

    購入済み

    ソビエト・ロシアの狙撃兵の少女の話。
    直木賞の候補になったというだけあって、読み進めるほどに引き込まれる。
    しかしいくらか気になる点もある。
    途中で数度、ソビエト期の代表的な歌が出てくるのだが、原曲を知っていた私としては、歌詞を見ても全くその歌であることが分からなかった。なにせ日本語版を使用していたからだ。
    原曲とは大きくかけ離れたその内容、どうにかならなかったのだろうかと思わずにはいられない。
    また、ところどころ出てくるロシア語の固有・一般名詞もなかなか怪しいものばかり。

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    2025年04月10日
  • 同志少女よ、敵を撃て 1

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    原作が気になっていたので、コミカライズが出るなら、と読んでみました。『戦争は女の顔をしていない』を読んでいたから、よりわかりやすかったかも。残酷で救いがない。多分、この先も。

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    2024年12月24日
  • 文学キョーダイ!!

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    ロシア文学研究者であり翻訳者の奈倉有里さんと「同志少女よ敵を撃て」で本屋大賞を受賞された逢坂冬馬さんの対談集です。このお二人はおおらかな家庭で育った実の姉弟です。こういう対談でもないと、なかなかじっくり世の中のことを語り合う機会はないので…ということでしたが、たしかにお互いに忙しくなれば、なかなかゆっくり語り合う時間なんてないし、家族が何を考えてるかとかあえて聞かないもんなぁ…と。お二人の文学論議とても微笑ましく面白かったです。

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    2024年10月25日
  • 文学キョーダイ!!

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    家族からのおすすめ。
    実はどちらの作家も未読なのですが、とても面白かったです。
    作家と私の世代がほぼ同じで、家族のタイプも似てるところがあるので、共感がありました。

    政治に無関心な社会への警鐘…、能登の地震を経てさらに強く響きました…。

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    2024年01月12日