逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 文学キョーダイ!!

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    読み終わるのが惜しいくらい久々の大ヒット。
    「夕暮れに夜明けの歌を」のな奈倉有里と「同志少女よ、敵を撃て」の逢坂冬馬の姉弟が、忌憚のない意見をバンバン吐露してる貴重な対談本。互いに敬語を使うのに、(笑)、内容は忖度なしの言いたい放題で溜飲が下がること下がること!楽しい読書だった。

    どうやったらこんな姉弟が育つのか、「夕暮れ〜」でも登場した両親がやはりキーパーソンのようだ。丁寧に愛情込めて育てられたのですね。理3の4人の子供を育てた佐藤亮子さんもかなり子どもの教育に関わってたけれど、彼女と違って、子どもに学歴よりも教養を身につけさせることにシフトしている姿勢が潔くて清々しい!価値観が真っ当で柔

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    2023年10月05日
  • ブレイクショットの軌跡

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    だいぶページ数多いものの、読みやすくてあっという間に完読。
    分断されていると思っていた内容がつながっていくので最後までぜひ読んでほしい。
    何度も読みたいかと言われればそういうわけでもない(1回で満足)ので、★4
    途中で読むのをやめたり、プロローグとエピローグだけ読むと面白くないと感じるかも。
    手放しで良い話とも言い切れないけど、ほっこりするところもあり、後味は悪くない。(すごく良いというほどでもないけれど)

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    2026年04月04日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    戦争小説は永遠の0以来で
    詳しい戦車や銃の名前は分かりませんでしたが、
    それでものめりこめてしまいました

    女性狙撃兵が自身の戦争で倒すべき目標を明確にし、
    最後はまさか自分の幼馴染を撃ち抜いたシーン
    敵はなんなのか。ドイツなのか。
    自分の信念を貫いた彼女に衝撃を覚えました

    戦争の残酷さは言わずもがな、
    少女1人の成長を実感できる物語でした

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    2026年04月01日
  • ブレイクショットの軌跡

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    577ページの読み応え。手に取った時の本の分厚さを感じさせない内容で、いつのまにか読み終えていました。
    複数の話が同時進行的に切り替わり、それぞれに登場する人物、エピソードは、まるで短編小説のようだが、全ての話はきちんと集約され、収まっている。展開も素晴らしいが、考えた作者の頭の中はどうなってんの?的な興味深い要素も感じました。
    同著者の本は、これからもチェックしたい。

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    2026年03月31日
  • 同志少女よ、敵を撃て 3

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    ネタバレ

    スターニングラードの激戦前で終わりましたね。第二次世界大戦でもっとも死者が出た場所。

    そして、セラフィナが狙撃手として開花するシーンが、語弊があるかもしれないけど、美しくて素晴らしかった。

    一日も早い終戦を願いながら過去の戦争を振り返る矛盾を感じながら。

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    2026年03月31日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    戦争という特殊な環境がいかに人を変えてしまうか。怪物だと思っていた敵にも血が通っていたと知った時の絶望を生々しく感じました。

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    2026年03月29日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    長いこと積読だったけど、連休をきっかけに読んだ。面白かった、と言う表現は適切ではない気がする。でも、ページをめくる手が止まらなかった。

    誰が敵で誰が味方かとか、何が正義で何が悪なのかとか、立場や見方で簡単にひっくり返るものだし、戦争は恐ろしくて、人は愚かな生き物だなぁと思った。。
    世界中が鬱々としている最近だけど、子供は子供でいてほしいし、夢を持てる人が1人でも多くいてほしいし、世界中の人と友達になれる世の中であってほしい。何気なくていいから、笑って過ごせる毎日がいい。そんなことを思いました。

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    2026年03月24日
  • ブレイクショットの軌跡

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    風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな話だった!
    この方の本結果的にはすごくおもしろいんだけど、私には少し読みにくいところもあってすごく頭の良い人なんだろうなーと思う。読むのに覚悟が必要!

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    2026年03月22日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    面白かったです。
    車ブレイクショットの所有者の軌跡がこんな物語になるなんて!

    本田昴の自動車期間工の話、宮苑というカリスマが興した事業、晴斗と修悟の話、晴斗の父友彦の事故で後遺症が残った話、修悟のサッカーの才能を信じ晴斗が金銭援助するため投資セミナーの講師になる話、等々。

    頭が良く容姿もいい晴斗に目を付けセミナーの講師にする志気。志気もまたきれない悪縁を抱えていました。
    一部の賢い人は儲けて凡人はカモに…、商品やマニュアルが変わってもそれは不変なのですねぇ。

    境遇のせいか、修悟に関すること以外は達観している晴斗が危うく見えました。

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    2026年03月20日
  • ブレイクショットの軌跡

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    令和の現代小説。分厚いながらもスルッと読み通せてしまう読みやすさ、点と点を繋げて星座を作るようなストーリー構成が印象的。

    完全に個人の趣味だが、読後感がスッキリし過ぎているという感想でした。
    ストーリーの中で登場する全てのものに明確な意味が与えられており、読み手に想像を膨らませる余地が少ないかも?
    (私は村上春樹を偏愛し過ぎている)

    ただ、単話で読むとてんでバラバラの物語を違和感なく紐付けられる構成力には感嘆。
    資本主義の中枢にいる霧山冬至のストーリーを読んで、自分は資本主義と一定の距離を取るべき人間だと再認識。

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    2026年03月20日
  • ブレイクショットの軌跡

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    現代的なテーマを取り扱っている一冊。
    特殊詐欺について重点的に描かれています。
    とても読みやすく面白かったです。
    LGBTを受け入れられる人なら楽しめると思います。
    人物それぞれの葛藤や苦悩、バックグラウンドについて丁寧に描かれています。
    そのため感情移入しやすくなっています。
    ラストはとても綺麗にまとまっており読後感は良いです。

    あとは作者との相性の問題だと思うのですが、この作品に心からハマる人と割と面白かったなぁという人と途中で挫折する人に分かれていきますね。
    私は割と面白かったなぁという人です笑
    テーマも登場人物もとても良いし読み応えもありましたが、登場人物に魅力があるかというと...

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    2026年03月20日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ブレイクショットという名前の自動車。製造から所有者を変えながら転々とするSUVに関連する人々のバラバラなエピソードが、ビリヤードの9ボールの展開さながらに進んでいく感じのお話。
    次々に展開する中で異色だったアフリカのエピソードもエピローグできれいに回収されて、そういうことかとサプライズも楽しむ。
    主なキャストが的玉と同じ9人なのかと想像したが、そうではなさそう。
    ホワイトハウスの呼び名の元になったブレイクショットのボディ両側面にある日本語らしき文字表記は予想が完全的中だった。
    プロットの仕掛けとしては面白いし、ストーリーもスカッとするものだったが、出来すぎなのと、ラビリンスや竜賢会がどうなった

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    2026年03月18日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    独ソ戦に参加することになった女性狙撃手とその教官、仲間達の話。全編通して戦争そのものや悲惨さを伝えることより、戦時・戦後の女性の立場に対して作者がメッセージを投げかけているように感じました。

     主人公のセラフィマが射撃の技術が上がっていくにつれ、実戦を積むにつれ感覚が麻痺していくことがとても印象的です。実戦で敵兵を撃った夜、悪夢をみるような自分でありたかった、、ここに現れている気がします。

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    2026年03月17日
  • ブレイクショットの軌跡

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    「同志少女よ敵を撃て」は本当に面白くて、あんな分厚いのに一気に読んだ記憶がある。今回もハリーポッター並みに厚かったが、すらすらとストレスなく読めたし、非常に面白かった!自動車工場に勤める本田昴、スバルの彼女のセレナ、大手企業副社長の霜山冬至、プロサッカー選手を目指す息子の霜山修吾、その友達の後藤晴斗、そしてアフリカのホワイトハウス…全く関係ない人々を繋ぐのが、一台の車、ブレイクショット。
    そう思うと確かに普通に暮らしている中にも、テレビを作った人、映ってる人、配達してくれる人、ネット世界で繋がっている人…たくさんの無意識的なつながりがあり、それが最終的にどこにつながっているのか私たちは知らない

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    2026年03月17日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    歴史知識ゼロでも読める一冊です。

    恥ずかしながら戦争や歴史の知識が乏しく、
    歴史小説のようなジャンルの本は読まないのですが、
    あまりにも話題になっているので手に取りました。
    そんな私でも読みやすく、
    最後まで没入して読むことができました。

    物語の舞台は第二次世界大戦の独ソ戦。
    ソビエト連邦の女性狙撃兵部隊をテーマにした
    戦争小説であり歴史小説といった作品です。

    実際の歴史がベースにはなっているものの、
    完全な歴史再現ではなく、主人公やストーリーは
    作者の創作となっています。

    冒頭は背景情報の密度が高く、
    「全部理解してから読みたいタイプ」の人は
    少し読み進めるのに苦戦すると思います。

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    2026年03月12日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    良いとも悪いともなんとも表現しがたい作品。
    1番初めに村を襲った襲撃の臨場感は実際にこの身に起きたらと考えると恐怖だったし、物語の中盤からは兵士たちの心情や極限状態の様子や葛藤が感じ取れた。主人公の女性たちにフォーカスすることによってその中に性別の違いがあることでまた違った戦争の観点や虚しさを突きつけられた。

    知識はあまりないがこの小説を読んでいる最中でもウクライナやロシア、イランでの戦闘が起きていることも矛盾?皮肉?にも感じる。

    こんな硬い表現をついしたくなる話だった。

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    2026年03月11日
  • ブレイクショットの軌跡

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    最初の二話くらいまではこれからまだ何話も続くんだと辞めてしまおうかと度々思ったが、徐々に修悟を応援したくなり、次に各話がどのように繋がっていくのか興味が湧き、どんどんと読み進めることが出来た。

    実直に生きていくことの大事さ。
    長かったけど、面白かった。

    ブレイクショット、所有者が不幸になる車。
    でも惹き付けられる。見てみたい。

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    2026年03月11日
  • ブレイクショットの軌跡

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    複数の別の物語が、ちょっとずつ関係して一つの物語となっている作り。
    全体としての言葉遣いや考え方に頭の良さを感じる。
    応援したくなっちゃうような登場人物が多く、それ故ハッピーエンドで何より。
    同志少女は戦争物なので死んじゃう人も多かったけれど、これは(一部除く)日本。人は死なない。死ぬとハッピーエンドは難しいよね。

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    2026年03月10日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    同志少女よ敵を撃て
    まさにこのタイトルが考えさせられる。主人公にとっての敵とは、ドイツ兵か女性をいたぶる全てかそれともミハイルのように人を変えてしまう戦争そのものか?そして敵を撃った主人公は本当に正義なのか?
    詳細な戦闘描写と主人公が戦争に狙撃兵に最適化されていく姿、面白いと感じることが嫌になるが面白い。戦争のあとの描写はつくづく悲しくなる。日常を日常として消費できるのは有り難いと思わなければ。他の人も書いてあるが、映像が映し出されるような文で、アニメや映画でまた会えるかも知れない。

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    2026年03月10日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    戦時下における女性の扱われ方を見事に描いた作品。慰安婦問題等もあるし、戦争の中では女性は性処理の道具として扱われるのが事実。一緒に読んだ男2人は「戦闘シーンが面白かった。」って言ってたけど、そこじゃないだろ。あとミハイルの死について、「そこまでしなくてもよくない?」という意見があったけど、戦争は人を変えてしまうという残酷さと、セラフィマの「女性を守る為に戦う」という信念を描くには必然だったと思う。

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    2026年03月10日