逢坂冬馬のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読み終わるのが惜しいくらい久々の大ヒット。
「夕暮れに夜明けの歌を」のな奈倉有里と「同志少女よ、敵を撃て」の逢坂冬馬の姉弟が、忌憚のない意見をバンバン吐露してる貴重な対談本。互いに敬語を使うのに、(笑)、内容は忖度なしの言いたい放題で溜飲が下がること下がること!楽しい読書だった。
どうやったらこんな姉弟が育つのか、「夕暮れ〜」でも登場した両親がやはりキーパーソンのようだ。丁寧に愛情込めて育てられたのですね。理3の4人の子供を育てた佐藤亮子さんもかなり子どもの教育に関わってたけれど、彼女と違って、子どもに学歴よりも教養を身につけさせることにシフトしている姿勢が潔くて清々しい!価値観が真っ当で柔 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです。
車ブレイクショットの所有者の軌跡がこんな物語になるなんて!
本田昴の自動車期間工の話、宮苑というカリスマが興した事業、晴斗と修悟の話、晴斗の父友彦の事故で後遺症が残った話、修悟のサッカーの才能を信じ晴斗が金銭援助するため投資セミナーの講師になる話、等々。
頭が良く容姿もいい晴斗に目を付けセミナーの講師にする志気。志気もまたきれない悪縁を抱えていました。
一部の賢い人は儲けて凡人はカモに…、商品やマニュアルが変わってもそれは不変なのですねぇ。
境遇のせいか、修悟に関すること以外は達観している晴斗が危うく見えました。 -
Posted by ブクログ
現代的なテーマを取り扱っている一冊。
特殊詐欺について重点的に描かれています。
とても読みやすく面白かったです。
LGBTを受け入れられる人なら楽しめると思います。
人物それぞれの葛藤や苦悩、バックグラウンドについて丁寧に描かれています。
そのため感情移入しやすくなっています。
ラストはとても綺麗にまとまっており読後感は良いです。
あとは作者との相性の問題だと思うのですが、この作品に心からハマる人と割と面白かったなぁという人と途中で挫折する人に分かれていきますね。
私は割と面白かったなぁという人です笑
テーマも登場人物もとても良いし読み応えもありましたが、登場人物に魅力があるかというと... -
Posted by ブクログ
ブレイクショットという名前の自動車。製造から所有者を変えながら転々とするSUVに関連する人々のバラバラなエピソードが、ビリヤードの9ボールの展開さながらに進んでいく感じのお話。
次々に展開する中で異色だったアフリカのエピソードもエピローグできれいに回収されて、そういうことかとサプライズも楽しむ。
主なキャストが的玉と同じ9人なのかと想像したが、そうではなさそう。
ホワイトハウスの呼び名の元になったブレイクショットのボディ両側面にある日本語らしき文字表記は予想が完全的中だった。
プロットの仕掛けとしては面白いし、ストーリーもスカッとするものだったが、出来すぎなのと、ラビリンスや竜賢会がどうなった -
Posted by ブクログ
「同志少女よ敵を撃て」は本当に面白くて、あんな分厚いのに一気に読んだ記憶がある。今回もハリーポッター並みに厚かったが、すらすらとストレスなく読めたし、非常に面白かった!自動車工場に勤める本田昴、スバルの彼女のセレナ、大手企業副社長の霜山冬至、プロサッカー選手を目指す息子の霜山修吾、その友達の後藤晴斗、そしてアフリカのホワイトハウス…全く関係ない人々を繋ぐのが、一台の車、ブレイクショット。
そう思うと確かに普通に暮らしている中にも、テレビを作った人、映ってる人、配達してくれる人、ネット世界で繋がっている人…たくさんの無意識的なつながりがあり、それが最終的にどこにつながっているのか私たちは知らない -
Posted by ブクログ
ネタバレ歴史知識ゼロでも読める一冊です。
恥ずかしながら戦争や歴史の知識が乏しく、
歴史小説のようなジャンルの本は読まないのですが、
あまりにも話題になっているので手に取りました。
そんな私でも読みやすく、
最後まで没入して読むことができました。
物語の舞台は第二次世界大戦の独ソ戦。
ソビエト連邦の女性狙撃兵部隊をテーマにした
戦争小説であり歴史小説といった作品です。
実際の歴史がベースにはなっているものの、
完全な歴史再現ではなく、主人公やストーリーは
作者の創作となっています。
冒頭は背景情報の密度が高く、
「全部理解してから読みたいタイプ」の人は
少し読み進めるのに苦戦すると思います。