逢坂冬馬のレビュー一覧

  • 文学キョーダイ!!

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    姉の奈倉有里さんと弟の逢坂冬馬さんの対談で構成されていて、お2人の育った家庭や仕事、戦争についてなど読み応えたっぷり。

    特に「小説」について話されている箇所が、よかった。私が映画について深い感想をもてないのは、ビジュアルからすぐにその状況や意味を察知するのが得意じゃなく、察知しよう考えようとするともう次のシーンにいってたりして、自分のペースではみれず、想像の余地もあまりなくて、っていうのが原因なのかも!
    それに対して小説は読み手がどう受け止めても、想像してもいい、読者にゆだねられてるみたいな、だから好きなのかもしれない。

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    2023年10月29日
  • 文学キョーダイ!!

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    10月8日(日)に高田馬場芳林堂であった2人でのトーク参加の条件である書籍購入。2人のサインを頂き、帰宅して、速攻で読みました。キョーダイが普段は余り話をしないことと、お互いが何をやっているのか気にもしておらず、成果物のみでお互いを理解しているとか、育った環境やそれぞれ別の道を歩くことになったこととか、興味深く書かれています。
    逢坂冬馬さんの前著『同志少女よ、敵を撃て』の内容とギャップのある平和主義を、思想面からも書かれています。とても興味深かったです。買う価値ありですね。

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    2023年10月19日
  • 文学キョーダイ!!

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    ネタバレ


    「同志少女よ、敵を撃て」の作者が男性と聞いて、逢坂先生に興味が湧いた。お姉さんとの対談本。2人がどのような環境で育ち、どのような考えを持っているのか。非常に考えさせられる本だった。

    ※ ネタバレがあるので、先に「同志少女よ、敵を撃て」を読んでからこの本を読んでください。

    ◎「ゆっくり見守ってくれる」「さかなクンになればいい」10-13ページ「受け取りかたをサポート」58ページ「大絶賛と大酷評の両極しかないわけじゃなくて、いい作品の
    中にも変なところはあるし、評価が低い作品にも思わぬ良さがあるよね」62ページ

    親はそれぞれ熱中しているものがあり、出世を促さない。自分の子供が社会に馴染めず

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    2023年10月14日
  • 文学キョーダイ!!

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    自身のロシアの大学で文学を勉強した経験を書いた『夕暮れに夜明けの歌を』著者の名倉有里さんと、『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬さんの姉弟対談。

    彼らが姉弟だと知らずにそれぞれの著作に触れて感銘を受けた身としては、この2人の対談が読めるのはとても楽しみであったし、実際付箋を貼りながら夢中で読んだ。

    2人の幼少期や家族の話、そして文学について、戦争や平和について語られる言葉はどれも深く、考えさせられた。

    「本を読むことが、風を吹かせることにつながる」
    「(本を読むことは)必ず世界が拡張する」
    「どんな言葉を拾っていったら平和につながるんだろう」


    言葉と文学と平和について、言語化している2

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    2023年10月14日
  • 文学キョーダイ!!

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    読み終わるのが惜しいくらい久々の大ヒット。
    「夕暮れに夜明けの歌を」のな奈倉有里と「同志少女よ、敵を撃て」の逢坂冬馬の姉弟が、忌憚のない意見をバンバン吐露してる貴重な対談本。互いに敬語を使うのに、(笑)、内容は忖度なしの言いたい放題で溜飲が下がること下がること!楽しい読書だった。

    どうやったらこんな姉弟が育つのか、「夕暮れ〜」でも登場した両親がやはりキーパーソンのようだ。丁寧に愛情込めて育てられたのですね。理3の4人の子供を育てた佐藤亮子さんもかなり子どもの教育に関わってたけれど、彼女と違って、子どもに学歴よりも教養を身につけさせることにシフトしている姿勢が潔くて清々しい!価値観が真っ当で柔

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    2023年10月05日
  • ブレイクショットの軌跡

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    ネタバレ

    最初に題名みたときは、あらすじも読まず調べずに、あービリヤードの話かー。と思って読まなかった。(ビリヤードは好き)が、最近あらすじを知って興味をもったから読んだ。最後のセレナに1番びっくりした気がする(笑)
    晴斗が結婚したのは良かったけど、コーチになるまでの過程を知りたかった。
    晴斗の人生厳しすぎるやろ………
    全てがそれぞれ繋がってたな。
    やっぱ詐欺師は詐欺師、儲かる話を世間に大げさにする人は信用ならん!面白かったけどデビュー作は超えてないかなと思った。 
    まだ、真ん中の歌われなかった海賊へは読んでないから、それもはやく読みたい。

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    2026年04月25日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    取引先の所長さんにすすめられて手に取った。全滅した村の生き残りの少女がスナイパーとして仕込まれ、独ソ戦を戦っていくというもので楽しめた。仲間も結構生き残る、まあライトな内容。

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    2026年04月24日
  • ブレイクショットの軌跡

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    SUVブレイクショットの生産ラインで内部に落ちた1つのボルトがビリヤードでゲームを始めるときの最初の一打のように繋がっていく

    アフリカのホワイトハウス、最初はなぜと思ったが、ラストで納得。世界って繋がってるんだな

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    2026年04月24日
  • ブレイクショットの軌跡

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    詐欺のくだりとか都合良く出来すぎてるなという違和感もあったけど、最後みんなの行く末が分かる感じとか大団円で、よかった。
    結局冬至パパが改心したと思ったのに途中から全然で、残念。

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    2026年04月16日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    セラフィマが女性を守りたいという自身が戦場に立つ意味を最後まで貫いてミハイルを打ったシーンが印象に残っています。
    狙撃兵という1人の技量だのみの兵科でさえ周りに影響されて変わってしまうことが恐ろしかったです

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    2026年04月16日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    初めての戦争小説。その圧倒的な緊迫感と迫力に、息を殺してページをめくりました。目を背けたくなるような残酷なシーンの数々に、「これが戦争か」と衝撃を受けています。
    復讐を胸に、狙撃兵へと成長していく少女セラフィマ。訓練相手だった「牛」が、戦場では「敵兵」に変わる。技術や戦略を吸収し、自分を研ぎ澄ましていく彼女を待っていたのは、殺人が英雄視され、女性が褒美として扱われる地獄でした。
    ――真の敵は誰か。何のために撃つのか。彼女の問いが、胸に深く突き刺さります。

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    2026年04月16日
  • ブレイクショットの軌跡

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    短編が全体としては1つに繋がっているような構成で、私の好きなタイプだった。
    紛争地帯からジェンダー多様性、アングラまで扱う世界が幅広いのがすごい。読み応えがありながらも短編なのと内容が面白く、これがどう他の短編に繋がるのかというわくわく感もあってさくさく読み進められる。
    少し嫌だったのが、晴斗があまりにも報われなさすぎていることである。晴斗に対して全然大したことない境遇なのに、修吾は大騒ぎしすぎだろうという冷めた気持ちになる。晴斗の境遇が完全に見えてはいないので、修吾が自分の境遇だけを嘆いてうるさいのは仕方ないのかもしれないが、物語としても「みんな苦労してるよね」みたいな感じに同程度かのように

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    2026年04月15日
  • ブレイクショットの軌跡

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    逢坂冬馬さんの作品、初読みです。
    2026年初作家、25人目です!
    初読みと言ってもaudibleで聴きました。
    初読み作家さんは本で読みたいなぁとの気持ちもあるのですが、ちょっと忙しく、ながら読書できるaudibleが重宝しています!

    こちらの作品は2026年このミステリーがすごいの第6位でした。

    内容的にミステリーか?とちょっと疑問でしたが、面白かったです。

    最後にそうなるのかってスッキリと良い読後感だったので良かったです!

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    2026年04月14日
  • 歌われなかった海賊へ

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    傑作『同志少女よ、敵を撃て』の逢坂冬馬氏による第二作目。
    今回も第二次世界大戦下の物語、そして舞台はドイツ。

    1944年、ヒトラーによるナチ体制下のドイツ。
    密告により父を処刑され、居場所をなくしていた少年ヴェルナーは、
    エーデルヴァイス海賊団を名乗るエルフリーデとレオンハルトに出会う。
    彼らは、愛国心を煽り自由を奪う体制に反抗し、
    ヒトラー・ユーゲントに度々戦いを挑んでいた少年少女だった。
    ヴェルナーらはやがて、市内に敷設されたレールに不審を抱き、線路を辿る。
    その果てで「究極の悪」を目撃した彼らのとった行動とは。

    物語の9割は当時の大戦下のドイツだが、
    冒頭と結末は2020年を過ぎた我

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    2026年04月15日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    初めての戦争小説。戦争シーン、読み入ってしまった。独ソ戦の背景をもう少しインプットしてまた読もう。1回では消化しきれない深みがある小説。

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    2026年04月13日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    ネタバレ

    長かった。長い戦争だった。後書きまで入れて大体600ページ。最後に文を寄せた高橋源一郎さんは割とスラスラと読まれたみたいだが、私は息も絶え絶えに読み続けた。
    読み始めて苦労したことの一つが、戦争や武器の用語に馴染みがないこと。人物の多さと、名前にも最初は苦戦した。徐々に慣れていったから、あまり間を置かずに読み続けられれば、もう少しスムーズに読めたかもしれない。苦手な人は、メモをとりながら読むのもありかも⁈
    結局は狙撃兵の物語だから、生々しい描写も多かった。映像だったら、目を伏せてた。
    幼馴染と戦後を生きる結末もありかと思ったら、そんな安易な結末は待ってない。それどころかの展開に呆気に取られた。

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    2026年04月13日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    戦争を題材にした作品を初めて読みました。戦争の怖さとか、人間の本性というかやっぱり極限の状態は、綺麗事だけではない事は改めて感じました。主人公の信念や仲間との絆が深まっていくストーリーが素晴らしく一気に読んでしまいました。

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    2026年04月13日
  • ブレイクショットの軌跡

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    砂状の楼閣。マネーゲームに実態はなく、生きている意味を見出せない。そんなお話だった。登場人物が多く、掴みどころのない出だしで読むのが少し億劫になるが、関係性が明らかになって面白くなってくる。なんでもお見通しと言わんばかりの人達が次々出てくるけど、結構隙があって、その辺に矛盾を感じつつもハラハラする展開に。ブレークショットは物語を繋ぐ糸的な役割になっていた。些細なことで運命は変わることは世の常。その中でどの様に生きるかが人間が人間である意味なんだろうと考えさせられた。テーマに同志少女と通ずるものはある。大好き度❤️

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    2026年04月10日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    戦争の話、読むのはちょっと重いかなぁと思っていたけど、戦時中の生きる意味について考えさせられる作品でした。
    主人公のセラフィマか狙撃兵として成長していく中で、何のために生きるのか、戦後に得たものは何か、考えるとひと言では言えないけど、やはり人は仲間がいるから生きて行けるんだなぁと思った。

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    2026年04月07日
  • ブレイクショットの軌跡

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    日本の貧富の2階層とアフリカの最貧国の最貧家庭の子という3地点の3人の男の子を軸に、ブレイクショットという名前のSUVカーを共通のポイントとして展開する複数の物語。

    それぞれのストーリーは独立なようでいて、人生の浮き沈みはそれぞれの登場人物にあり、ふとした避けられない契機から、気づけば抜け出せない恐怖に足を取られるところが共通項だったりする。

    応援したくなる人物が複数いて、私の場合その中心はハル、そして彼をめぐる父や恋人、同僚だった。ヤクザの世界や特殊詐欺の沼の怖さ、Twitterの不毛さはすぐ隣にあるリアルな現代社会で、絶望しかけるけれど、最後の読後感の爽快さはいい意味で『同志少女』と似

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    2026年04月06日