オリヴァーミルマンの作品一覧

「オリヴァーミルマン」の「昆虫絶滅」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

ユーザーレビュー

  • 昆虫絶滅

    Posted by ブクログ

    虫が嫌い、と言う方がおられるのは理解できます。でも、嫌いだからと言って、殺してしまえまで行ってしまうのはどうでしょう。
     私の尊敬している虫博士が、憂い顔で話してくれました。最近のホームセンターの殺虫剤売り場に並ぶ数々の劇薬、忌避剤の多様性にため息が出てしまう、ともおっしゃておられます。
     虫を殺すことは、周りまわって(それも驚くほど速く)人類を殺すことになってくる。
     それを考える端緒として この一冊を紹介してくれました。

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    2025年02月04日
  • 昆虫絶滅

    Posted by ブクログ

    私は虫が嫌いで、どちらかといえば『昆虫絶滅』してほしい側の人間である。
    しかし、自分が嫌いだからといって何も昆虫について知らないのに絶滅を願うのはひどすぎるので手にとってみた。
    結果、自分の考えは大きく変わり、「絶滅しないでほしいし、なんならもっと増えてください!」と叫ばずにはいられない。
    昆虫には我々人間の食に関わる様々な役割があり、本当に様々な特徴を持った者がいることがわかりやすく、多くの例や引用を用いて説明してくれる。
    大好きにはなれずとも、興味を持ち続けて絶滅阻止のお手伝いができればいいなと考えさせられた。

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    2024年09月19日
  • 昆虫絶滅

    Posted by ブクログ

    前から研究者レベルでは言われていたことだが、昆虫の絶滅は危機的な状況にある。
    解決に向けて進める方法のヒントに、自分が小説の中で作った昆虫憲法もあると思う。そういう意味で自分の仕事も重要だと感じた。
    危機感をもったが、読後の印象は爽やかで、未来に可能性も感じた。

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    2023年12月19日
  • 昆虫絶滅

    Posted by ブクログ

    そういえば子供の頃、家の近所でチョウ、トンボなど虫をよく見た。小学校の自由研究ではクラスの男子の約半数は昆虫採集だった。あれから約50年、大人(老人?)になった今、昆虫をすっかり見なくなってしまった…。
    昆虫絶滅の危機を訴える著者。昆虫が姿を消したとき、何が起こるのか、また、その原因は何か。早く手を打たないと人類の危機が訪れると解く。

    本書の冒頭の書き出し。
    「激変の最初の兆候は不気味な静けさでだった。
    世界中の昆虫が姿を消したというのに、人間はすぐには反応せず、最初に恐怖の叫びの声を上げたのは、奇妙なことに鳥だった。ツバメのヒナ1羽が成鳥になるには約20万匹の昆虫を必要とする。それが皆無に

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    2024年09月05日
  • 昆虫絶滅

    Posted by ブクログ

    動物の3/4は昆虫。気温上昇、殺虫剤、森林伐採で種が減っている。ミツバチの絶滅が深刻。『沈黙の春』のような書き出し。

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    2025年01月19日

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