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京都辻占探偵六角
写真を撮る楽しみを教えてくれた、松原京介の不可解な死。離婚話で揉めていた彼の妻は、関与が疑われたものの、死亡時刻にはタクシーに乗っていた。どこをどう見ても、不運な事故としか考えられない状況だったが──恩人の死をその妻の仕業と確信した駆け出しカメラマンの安見直行は、祖母の助言によって六角法衣店を訪れる。店の主は代々京の辻や橋に立ち、道のさざめきから神託を受け、失せ物を見つけ出すことができるというのだ。直行は恩人の死亡事故を他殺と証明する証拠を探して欲しいと依頼するが、若くて無愛想な店主・六角聡明からは、けんもほろろに断られてしまう。だが、直行の撮った一枚の写真がきっかけで、六角は事件の証拠探しに協力を約束する。現代のガジェットによって構成された不可能犯罪を、緻密な論証で見事に解き明かす表題作ほか全五編を収録。第十六回ミステリーズ!新人賞受賞者による出色のデビュー連作集。/【目次】第一話 431秒後の殺人●これは計算尽くで偶然の可能性を限りなく必然に近くなるまで高めた――殺人事件だよ。/第二話 睨み目の穴蔵の殺人●最近、お客さんから「襖の武将の目が動いた、絵の中から睨まれた」なんて言われるんです。/第三話 眠れる映画館の殺人●幽霊でもない限り、無理やん? だって誰にも首を絞めたりする時間なんかなかったやんか。/第四話 照明されない白刃の殺人●オレ達がそいつの後を追って角を曲がるまでに、次の瞬間にはもう通りから姿が消えていたんだ。/第五話 立ち消える死者の殺人●この部屋に入院した人はな、夜中に攫われて二度と戻ってこられへんねんて。/著者あとがき -
現場で役立つ人材評価学 人を見る目を養い仕事・教育に活かす
【日本にはどのような仕組みが合っているのか?】 社会や組織の中で活動するには避けては通れないのに、常識で片づけられていて、意外と深く知られていないのが人の評価。本書は、組織における人の評価の問題を、多角的な視点で掘り下げるもの。「能力vs運」という社会的問題からはじめて、奈良時代の評価、昔話から読み解く評価の考え方、絶対評価と相対評価のメリット・デメリット、評価の甘辛、東洋と西洋の評価の特徴、ジョブ型雇用の下での評価のあり方、80・20の法則が評価に与える影響などを題材に、心理学的、脳科学的、経営学的、経済学的、歴史的視点を盛り込んで解説する。 【目次】 第1章 社会の価値観が評価を決める 第2章 人の評価とその中身 第3章 評価にかかわる根本問題 第4章 人事評価の歴史を巡る 第5章 賃金はどのように決まるのか 第6章 評価におけるメンバーシップ型・パフォーマンス型・ジョブ型 第7章 絶対評価と相対評価を見極める 第8章 人事評価のスタンダード――図式評定 第9章 目標で評価する制度(MBO) 第10章 職場の姿を映し出す三六〇度評価(コンピテンシー評価) 第11章 1on1ミーティングによる一対一のコーチング 第12章 人事評価の悲観論 第13章 評価はどこまで甘いのか 第14章 本人の全体的印象は正しいのか、誤りなのか 第15章 評価の認知科学 第16章 人を見る目を養う 第17章 評価の質を高めるために人事部ができること 第18章 評価は組織の「鏡」 第19章 評価の質を高める評価者訓練 第20章 人事評価からパフォーマンス・マネジメントへ 第21章 評価の前提が揺らぐ社会 第22章 人事制度の未来図 -
医師しか知らない 死の直前の後悔(小学館新書)
人生を変えるヒントになる、後悔の言葉集。 高齢者医療に長年従事してきた著者・和田秀樹氏は、誰も見舞いに来てくれない、元大企業の幹部で高慢な性格の患者を見て、考え方や生き方を変えたと言います。それまでは医学界での名誉を求めていたそうですが、本当に自分のやりたい医療を行ったり、映画を撮ったりする方向にシフトしたのです。性格もおだやかになったそうです。 著者は一人の患者を見て生き方を変えましたが、 この本にちりばめられた、高齢患者たちの残した言葉や、それに基づく著者の考えは、あなたの人生を変えるきっかけになります。 「働きすぎなければよかった」 「定年後の生活について、もっと考えておけばよかった」 「もっと家族と旅行しておけばよかった」 「友人や仲間との交流を大切にすべきだった」 「他人のことなど気にせず再婚すればよかった」 「お金を惜しまず、思い出をつくるべきだった」 「昔、仲違いした人のことが気になっている」 など、人間関係やお金、健康、旅行などのさまざまな後悔について 著者が考察しています。そして後悔のない人生のための助言も載せています。 何歳からでも、人生はやり直せます。 この本を読んで、新たな一歩を踏み出してみませんか。 (底本 2025年11月発売作品) -
勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術
社長を辞める私が伝えたいビジネス最強鉄則 ABEMA、インターネット広告、ゲームなどの事業を軸に、創業以来27期連続増収を達成し、サイバーエージェントを売上高8000億円超の大企業に育て上げた藤田晋社長。直近では、「テレビの再発明」を掲げ、巨額投資を続けたABEMAの通年黒字化が射程圏に入っている。経営のみならず、麻雀も財界屈指の腕前として知られ、競馬では愛馬が賞金15億円のサウジカップで勝利、サッカーでもオーナーを務めるFC町田ゼルビアはJ1昇格初年度から優勝争いを繰り広げた。仕事も趣味もとにかく「勝負強い」経営者なのだ。 そんな藤田氏だが、2026年に自らが創業したサイバーエージェントの社長を退任することを公言している。その直前に今最も伝えたい「ビジネスの最強鉄則」をまとめたのが、本書『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』だ。 〈自らの実体験を振り返ってみると、これまでありとあらゆる重大局面で勝負に挑んできた。チャンスと見て大胆に攻めるばかりではない。必死で守ることもあった。組織のリーダーとして、むしろ守る場面のほうが多いかもしれない。麻雀では、細かなスキルや読みも大事だけど、結局は押すべき局面で押せるか、引くべき局面で引けるか、その「押し引き」が勝敗の9割を決めると言っても過言ではない。これは、ビジネスの世界にも通じるものがあると思う。〉(「はじめに」より) どの回も、単なる抽象論ではない。撤退戦の大切さと難しさ、Z世代のマネジメント術、ワインや映画を嗜むことの重要性、超トンがった企画の生み出し方、リーダーに必要な意外な条件……などが自らの経験をもとに“超実践的に”綴られている。 本書は「週刊文春」の好評連載「リーチ・ツモ・ドラ1」を加筆修正したものだが、藤田社長が自ら毎週執筆してきた。 〈なにしろ私はこの連載を本当に自分で書いている。本当に、というのは、経営者など本業が別にある人は口述筆記といって、インタビューのように答えたものをプロの文筆家がまとめるのが普通だからだ。これは別におかしなことではない。プロが書いた文章の方が読者にとって遥かに読みやすいし、本人の意向も伝わる。私も、別の連載で口述筆記をお願いしていたケースがある。でも今回は、自分で自分の頭の中を整理し、言語化したいという思いがあり、編集者に自分で書いてみたいとお願いして、毎週2400字、一生懸命書いているのだ。〉(「おわりに」より) 実は、多くの経営者や著名人も目を通しているという藤田社長の連載。トップ起業家が退任直前に綴った「渾身の13万字」は、すべてのビジネスパーソンに大きな気づきを与えてくれるに違いない。 -
天皇機関説タイフーン
言論はいかに弾圧され、口を封じられるのか。どうやって人々は生き延びるのか。 台風の如く、人々を翻弄し、敗戦に至る日本の行く末を決定した天皇機関説事件。 「昭和百年」に「合法無血のクーデター」の真相に迫る。 評伝『江藤淳は甦える』の著者による、天皇と憲法をめぐる人間ドラマ! 宮沢俊義は蓑田たちから次のターゲットとされていた。昭和十年には危うい位置に座っていたのである。美濃部の後を継いだ憲法学の少壮教授は、いかに巧みにサバイバルしたか。それは当人には棘となり、良心は痛み続け、戦後にまで尾を曳く。美濃部とは違う宮沢の「小さい」ありよう。それを他人事として批判するだけではすまされない。大なり小なりあの「小さい」ありようは当時の人々に内在していた。当時に限定することなく、いまの我々、いや私にもそれがあることを認めざるを得ない。史料を注意深く読んでいくと、その「小さい」ありようは、東京帝大出の官僚にも、政治家にも、それどころか、首相で海軍大将の岡田啓介にも、はるか上の「最後の元老」西園寺公望にも、雲の上の昭和天皇にも分有されていたのではないかとも思えてきた。けっして他人事ではないのだ。(あとがきより) -
兵諫
たった一人の決意が、歴史を変えた。 張学良、そのとき弱冠、35歳。 西安で蒋介石の宿営地が襲撃された。張学良軍によるクーデターなのか。 蒋介石の生命については絶望視されるがーー 「西安事件」の真相を描く、心震える歴史法廷ミステリー 一九三六年。東京で二・二六事件の動揺も収まらないころ、世界に衝撃が走る。 「西安で張学良が蒋介石の身柄を拘束した」。張学良の目的は。蒋介石の安否は。 取材を進める朝日新聞の北村に陸軍大尉の志津は、天命の証、龍玉の話を始めるーー。 壮大なスケールで日中の近現代史を描く「蒼穹の昴」シリーズ第六部。 【解説・保阪正康】 二・二六事件と西安事件。1936年に起きた2つのクーデター事件をつなぐ見えない糸をたぐることによって、歴史の転換点を描いた傑作。命や名誉よりも大切な価値を知る者が真の英雄なのである。 ――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官) 時代の求めに身を呈した軍人、記者たちが作り上げる重層の歴史ドラマ。国境を越えて連鎖する事件の決行者の役割を照射することで、見えざる大戦前夜の構図が浮き彫りになってくる。日中の若き軍人が訴えた「兵諫」の思想とは。 ――保阪正康氏(作家・評論家) -
特定しないでください
彼女の身に、いったい何が起こったのか――。 無名の新人作家である“私”のもとに舞い込んだ、とあるアイドルの行方調査依頼。どうやら、そのアイドルが所属していたのは『メンバーの中に人殺しがいる』という噂が流れ、現在はメンバー全員が失踪してしまっている曰く付きのグループらしい。 編集者からの催促を受け、次回作の企画に悩んでいた“私”は、半信半疑のまま彼女の行方を追ってみることにしたのだが……。 彼女の身に、いったい何が起こったのか。観客の証言、メンバーの裏アカウント、インタビュー音源などの断片から真相を浮き彫りにしていく、著者渾身のヒトコワ×ミステリー。 -
若者帝国 好きな人たちと、好きなことに熱狂して働く
従業員の平均年齢が25歳(2025年9月時点)という、まさに「Z世代」ど真ん中のアパレル企業・株式会社yutoriが、混沌とする令和の世に打って出る勝算はどこにあるのか。 彼ら彼女らはどこから来て、少子高齢化待ったなしのこの国で、どのような地平へと向かおうとしているのか――。 アパレルは淘汰が激しい業界のひとつといわれ、多くは中小企業であり軒並み苦戦を強いられているのが実情だ。そのような状況下で業界に新風を巻き起こしている株式会社yutoriは、InstagramやTikTokを中心に、複数のアカウントを使い分けるSNSマーケティングによって認知度とEC売上を拡大し続けてきた。 令和ならではの売り方やマーケティングセンス、卓越したブランディング力は、それ以前の世代には、固定観念から発想できない手法であると同時に、独自の企業戦略が大きな注目を集めている。 しかし、本書はそれらの手法を単に綴ったビジネス書である前に、ひとりの「若者」(著者・片石貴展。通称「ゆとりくん」)の読み手の胸を熱くする、パッションの物語である。 同氏がいま現在進行系で築いている「若者帝国」の全貌とその魅力に迫ることで、片石氏と同世代だけでなく全世代の人間が、みずからの可能性を感じられる「勇気の書」となった。 <CONTENTS> INTRODUCTION ブルージーに生きろ PROLOGUE ハグレモノをツワモノに CHAPTER1 いましかできない「好きなこと」 CHAPTER2 上場前夜 CHAPTER3 yutoriというビジネス CHAPTER4 信じることが真実だ EPILOGUE 好きなことを、ただ好きという -
新版 やっぱり変だよ日本の営業
12万部を売り上げ、一大ベストセラーとなった「やっぱり変だよ日本の営業」がスマホ・タブレット時代の営業の教科書として、全面改定して再登場。未だに根強く残る営業部の「無駄」と「無意味」をテレビでおなじみの宋文洲が軽妙な語り口でまとめて一喝。経営者・営業マネージャー必見の書!※ダイヤモンド社より配信されていた同タイトル作品と同じ内容になりますので重複購入にはご注意ください。 -
職場の断捨離 空間から始める、意思決定の整流術
【内容紹介】 「断捨離とは、単にモノを片づける手段ではありません。 その本質は、『意志を回復すること』にあります」 (第1章より) 断捨離は単なるモノの処分ではなく、 誰もがいきいきと働くための「選び直し」。 決断の先延ばしをしない職場づくりのために不可欠な実践である。 そしてそれは、収益改善、残業削減など、経営やマネジメントにも効く「引き算」である。 断捨離提唱者のやましたひでこが、職場を片づけ、自分の気持ちを整理し、チームや会社をいきいきさせたい 全ての「断捨離リーダー」に向けて書き下ろした渾身の実践哲学書。 【目次】 まえがき―だからこそ、職場の断捨離 第1章 職場に断捨離が必要な理由 1 空間が詰まると、思考が詰まる 2 職場の淀みは、判断の保留 3 空間が変われば、人が変わる 4 断捨離は自然に広がる 5 モノは思考の証 6 空間が変われば、関係性も変わる 第2章 断捨離経営とリーダーシップ 1 経営も足し算から引き算へ 2 書類の山は、過去への執着 3 5Sでは整わない 4 断捨離型リーダーシップとは 第3章 基本の断捨離リテラシー 1 俯瞰の構え 2 判断軸は今と自分 3 「不要・不適・不快」の視点 4 総量規制7・5・1 5 3分類トレーニング 6 個人の断捨離と職場の断捨離の違い 第4章 ある自治体の実践:管理職発のチームの断捨離 1 過酷な職場の、残念なありさま 2 とにかく経験してもらい、徐々に広める 3 モノができたら、コトへと広げる 第5章 三森製作所の実践:トップダウンによる会社丸ごと断捨離 1 町工場が断捨離する理由 2 断捨離プロジェクト始動 3 捨てた先に見えたもの 第6章 断捨離リーダーが手放すべきもの 1 足し算思考の断捨離 2 モノができたら、ルールの断捨離 3 「枠」を緩めると、人が動き出す 4 引き算で、ごきげんな居場所づくり 5 職場の断捨離を持続させる3本柱 6 断捨離を「自然化」させる 7 リーダーこそ、もっとも多くを手放す おわりに -
中東戦争最前線 対立するイランとイスラエル
米国、ロシア、中国が介入する中東は第三次世界大戦の火薬庫になるか? 空爆、ミサイル攻撃、暗殺、テロ、拉致、人質、核開発… 過酷な戦争を続けるイラン勢力とイスラエル、それを取り囲む国際情勢と日本の問題を説く! ◎イラン国内でハマス指導者を暗殺したイスラエル ◎モサド長官が語るヒズボラへのポケベル爆破作戦 ◎イエメンのフーシ派を空爆するイスラエル軍 ◎実はUNRWA学校校長だったハマス司令官 ◎イランの再武装化を支援する中国 ◎ロシア・イラン支援のシリア・アサド政権が崩壊 ◎第二次トランプ政権の中東政策の成否 ◎イランとイスラエルの「12日間戦争」の行方 ◎「トランプを殺せ」と命じるイラン法学者 ◎イランの核開発を見て見ぬふりの日本 宗教、民族、国連、大国の思惑が入り乱れる中東戦争の真相! -
対話するたび成長する AIセルフ・コーチング
◎AIを活用して、質の高いセルフ・コーチングを習慣化しよう!セルフ・コーチングとは、「自分で自分を導く技術」のこと。本来は自分が自分のコーチ役を務めますが、AIをコーチ役にするのが、本書が提案する「AIセルフ・コーチング」です。AIコーチの作り方から、その運用、習慣化のコツまでを解説。・1日24時間365日、いつでも・どこでも相談できる。・心理的安全性が確保されているので、安心して本音が出せる。・想像以上の「深い問い」を発してくれるので、思考の幅が広がる。・感情に流されることなく、冷静な第三者の視点で事実を提示してくれる。・対話内容を即座に要約し、ネクストアクションを提案してくれる。AIコーチが思考を整理し、望むゴールへと導いてくれる!お勧めのプロンプトを多数、収録!特典として、AIコーチ3体が無料で使える! -
これからの日本の論点2026 日経大予測
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介】 日本経済新聞社を代表する記者が、2026年の最重要【政治、経済、ビジネス】を解説 大転換を迎える時代を、専門記者の視点で予測する――。 準戦時ムードが漂う世界、日本はどう向き合う? 働き方や雇用をゆさぶるAIエージェント、仕事はどう変わる? 令和の米騒動は常態化するのか? 2026年版は、3つの特集と、日経平均株価の行方、海外投資家と日本企業、さらに国内政治のシナリオなど、ビジネスで押さえておきたい22のテーマを取り上げる。 【目次】 2026年の争点となる3つの論点 論点1 世界は同時戦争を防げるか 暴れる1930年代の亡霊 論点2 AIエージェントが雇用を直撃 社会・経済の構造変化に光と影 論点3 「令和の米騒動」常態化のリスク コメ不足阻止のカギ握る 脱・生産調整 Chapter 1 日本はどうなる ・日経平均「4万円台」の先へ トランプ乱気流の下、株高持続の足場固め ・自民党政権は維持できる? 与党批判+多党化の波、日本にも Chapter 2 企業はどうなる ・アクティビストは先鋒隊 真の危機はその後にやってくる ・大企業も賃上げ格差の時代へ 世界の人材争奪戦さらに厳しく Chapter 3 世界はどうなる ・波乱含みの米政治・経済 トランプ政権、中間選挙が分水嶺に ・停戦しても終わらない ウクライナ戦争妥協なき持久戦 -
50代、それでも戦い続ける 将棋指しの衰勢と孤独と熱情と
バカになっていく実感、衰えゆく体力ーー あらがい、もがき、盤上に向き合う 朝日新聞将棋記者・村瀬信也が書いた、 50代プロ棋士・木村一基の軌跡 頭脳・体力の自己認識から若手棋士への気持ち、 AIに対する感触、将棋への思いまで、赤裸々に描くーー。 「退化している部分があるかもしれないが、全体の進歩の速さに追いつく伸びがないのかもしれない」 「『精一杯やっている』と思う自分と『もっと時間をつくって将棋に取り組めるはずだ』と思う自分と」 「記憶力とか読む量の衰えとか、自分がバカになっていくのを実感するのがたまらなく嫌ですね」 「経験が生きることを強引に見つけるとしたら、苦しくなったときに辛抱できるようになったことぐらいじゃないでしょうか」 「カーテンを閉めていいなんて、言わなきゃよかった。藤井(聡太)さんが焼け焦げてひからびるのをじっと待っていればよかった」 「(永瀬九段を)以前は強烈な人だな、と思っていたけど、今は憧れに近い気持ちを感じています」 「やっぱり、やっていて面白いです。研究が活きて勝った時は研究したかいがあったと思いますし、夜戦は自分の子どものような年代の人とケンカするようなところがあって、とても興奮します。この生活を少しでも長く続けたいです」 若き天才たちが躍動する将棋の世界で、 衰えゆく頭脳と体力 、進むAI、時流の変化 、 そして生まれる不安とあせり ――。 彼の抱える苦悩は、多くの働く中高年が 直面しているそれと重なるのではないかーー。 先の見えない時代の中で、下りゆく自分と向き合い、 もがきながら、あらがいながら、 「それでも、やるしかない」 と歯を食いしばる、 そんな人たちのための一冊です。 将棋好きな人も、そうではない人も、 本書を読めば、明日からもう一度戦うための勇気が湧いてくる! -
選ばれる人の100の習慣
★なぜ、あの人はいつも「選ばれる」のか? ★選ばれることは、生き残るための基礎的な「生存戦略」である。 こんな悩みを抱えていませんか? ・就職、昇進、プロジェクトメンバー… 「選ばれる」ことへの漠然とした不安がある ・SNSの「いいね」やフォロワー数に一喜一憂… 他人の評価が気になってしまう ・頑張っても報われない… 「普通止まり」の自分を変えたい ・人とのつながりが希薄に感じる… もっと信頼される人間関係を築きたい 私たちは日々、誰かに「選ばれる」状況と、「選ぶ」状況を繰り返して生きています。 また、「選ばれる」ことの意味や基準は複雑になり、小手先のテクニックでは通用しない時代になってきています。 いま求められているのは、フォロワー数や一時的な人気ではありません。 「その人の言葉や行動の本質が、本当に信頼できるのか」 つまり、人間力が問われる時代です。 この本で紹介するのは、表面的な「選ばれ方」のテクニックではありません。 そこで、あなた自身の価値を高める「生存戦略」を100の習慣にまとめました。 「頑張りすぎて疲れてしまう」がラクになる習慣 「他人の評価を気にしすぎる」が自信を取り戻す習慣 「感情表現が苦手」でも簡単に実践できるヒント 誰もがすぐに実践できるシンプルな習慣です。 必要なのは、特別な才能や環境ではありません。 大切なのは、「どんな自分であるか」を大切にし、「他者への敬意」を持ち続けること。 「選ばれる」ことは、誰かと競争して打ち勝つことではありません。 自分と向き合い、周囲と関わることで、「あなたにしかないもの」が「選ばれる力」へと変わっていきます。 -
noteで年収1000万円
■資金も特別なスキルがなくても noteなら好きなことをして稼げる いま注目を集めるプラットフォーム「note」は、 自分の文章を誰でも手軽に発信できるサービスです。特別なスキルや知名度がなくても、 コンテンツを通じて共感してくれる読者と出会うことができます。 そして有料記事やマガジン、サブスクの仕組みを活用すれば、 発信をそのまま収益に変えることができます。実際にnoteから安定した副収入を得ている人、 さらには年収1000万円を超える人まで現れています。 近頃話題のサイドFIRE(不労所得と副業などの収入を組み合わせて生活すること)も夢ではありません! 本書は、そんなライフスタイルを手にするための方法を6つのステップにわけてまとめています。 趣味のカフェ巡り情報の発信で、実際に年収1000万円を達成した著者自身の経験と、 数々の成功事例をもとに「ゼロから始めても成果を出せる方法」を丁寧に解説しています。 ■具体的には、 ・noteへの導線をつくるSNSの活用法 ・読まれる、買われる記事の書き方 ・サブスクを使った収益化の仕組みづくり ・読者を「フォロワー」から「ファン」に変えるコミュニティ運営術 ・継続して発信を続けるためのマインドセット といったテーマを、わかりやすく紹介しています。 「文章に自信がない」「特別な才能なんてない」と感じている人ほど、 本書の内容は役立ちます。なぜなら、本書が伝えているのは普通の人が等身大の発信を続けることでファンを増やし、 収益を積み上げていったリアルな方法だからです。 本業のかたわらで副収入を得たい人も、 将来的に独立を考えている人も、まずはnoteを始めてみることをおすすめします。 ■本書の主要目次 STEP1 noteで年収1000万円を目指すには? STEP2 好きなことをしているだけで稼げる仕組みをつくる STEP3 収益を生むnote有料記事を書く STEP4 サブスクリプション型サービスを展開する STEP5 高価格サブスクリプション型サービスに挑戦する STEP6 売上の拡大&安定を目指すための戦略 -
史上最大の大量絶滅では何が起きたのか? 生物種の96%がいなくなった!? ペルム紀末の大量絶滅の謎
約2億5000万年前、史上最大とされる大量絶滅が起きた。海棲生物では生物種の96%が絶滅したという研究もある。シベリア・トラップの火山活動が原因とされているが、大量絶滅のメカニズムについてはまだわからないことが多い。しかも、海と陸、無脊椎動物と脊椎動物、植物では、絶滅の起きたタイミングや規模に差があるようなのだ。従来の研究では、海棲生物、それも化石が多く残っている無脊椎動物の研究が中心となっていた。本書では、海棲無脊椎動物の研究からだけでは見えてこない、生物界全体にとっての、ペルム紀末の大量絶滅を描き出していく。そもそもペルム紀とはどんな時代だったのか? ペルム紀末には何が起きたのか? 三畳紀には生物とそれらを取り巻く環境はどのように回復していったのか? 史上最大の大量絶滅という大テーマを包括的に扱った野心的な一冊。 目次 序章 そのとき何があったのか? 第一部 前夜 第一章 境界前の席巻者 単弓類 第二章 黎明期の登場者 陸棲爬虫類 第三章 古き良き・・・・・・ 両生類 第四章 消えゆく海の主役たち サカナ 第五章 海底の窓から見ると 軟体動物 第二部 世界をまたいで 第一章 植物が紡ぐ 第二章 昆虫が紡ぐ 第三部 新たな時代 第一章 時代を譲る 単弓類 第二章 時代を握る 陸棲爬虫類 第三章 勃興する 海棲爬虫類・両生類 第四章 新世界のメンバー サカナたち 第五章 世界の目撃者たち 軟体動物・棘皮動物 終章 そのとき何があったのか? -
なぜ男女格差はなくならないのか
日本社会に根強く残る男女間の賃金格差。 その背後にあったのは、「男性らしさ/女性らしさ」という呪縛だったーー。 ● 妊娠・出産による「母親ペナルティ」だけでは説明できない格差 ● 労働市場と恋愛市場の「ダブル・スタンダード」に苦しめられる女性たち ●「女性は数学ができない」という偏見が生む悪循環 ● ミシュランの星つきレストランに女性シェフが少ない理由 ● 〇〇専用車両は「差別的」な施策か? 優遇策の予期せぬ「副作用」 ● 韓国、アメリカ、北欧まで……世界中で急増する「女性を憎む」男性 ● 差別につながる「カテゴリー化」の罠 「今とは異なる境遇に、自分が生まれていたなら……。」 「あり得たかもしれない自分への想像力」に始まり、「今を生きる他者への想像力」に終わる、 性別をめぐる社会の理不尽に問いかける一冊。 世界的に起こっているマイノリティや女性の優遇策に対する「バックラッシュ」現象を考えるヒントにも。 -
韓国消滅の危機 人口激減社会のリアル
★新入生ゼロの小学校が続出 ★親が子の結婚に猛反対 ★38度線に接する最前線部隊が解体 ★国土の半分が「消滅危険地域」 常備兵が5年間で10万人減少し、釜山が「消滅危険水準」に突入するなど急激な人口減に直面しつつある韓国。合計特殊出生率は、1970年の「4.53」から急落の一途を辿り、2024年には「0.75」となった。その背景にあったのは、深刻な格差と競争をひとりで生き抜いた若者と、かつての儒教主義に苦しんだ親世代の「本音」だった。未曾有の人口減少に直面しつつあるこの国で進む地方の崩壊、窮余の移民政策、そして後がない中での少子化対策の内実を現地記者がレポートする。 ●少子化が改善されなければ「韓国は2750年には消滅する」と予測 ●常備兵が5年間で10万人減 ●第2の都市・釜山も「消滅危険水準」に ●エリート教育は乳幼児にまで「低年齢化」、うつ病になる子どもが激増 ●高齢者貧困はOECD加盟国ワースト ●産育休が最大4年半、出産に約1100万円支給など企業による破格の育児支援 【目次】 はじめに 第1章 消える学校、綻ぶ韓国軍――今、この国で何が起きているのか 第2章 SNSが加速させた超競争社会 第3章 激変する男女の意識――ジェンダー対立の深層 第4章 結婚を止める親たち――伝統的家族観のゆらぎ 第5章 空回りする280兆ウォン――少子化対策の実態 おわりに -
上司が足りない 管理職候補をどう育てるか
【内容紹介】 責任が重すぎる、仕事量が増える、メンタル面で不安、プレイヤーを極めたい…… 管理職は、今や「罰ゲーム」と言われる時代。 管理職候補育成のためにメンターを派遣する「上司代行」サービス会社の著者が、組織ごとの課題、管理職に必要な能力などを明らかにし、管理職のなり手不足を解消する方法に迫る。 【目次】 はじめに 管理職は、「罰ゲーム」? 第1章 なぜ若者は管理職を〝回避〞するのか? ――社会的背景と若手社員の本音 第2章 今、企業が求める管理職像とは 第3章 若手社員が「管理職をやりたい」と感じる仕掛け 第4章 ベンチャー企業で働くBさんの例(20代後半女性) ――若手社員中心の組織での管理職育成 第5章 プロダクトマネージャーQさんの例(20代後半女性) ――開発部門の管理職育成 第6章 女性管理職の少ない職場で働くRさんの例(40代半ば女性) ――深刻な人事課題を抱える組織での管理職育成 第7章 老舗企業に勤める若手リーダーたち(30~40代) ――若手管理職が育ちにくい組織での管理職育成 おわりに 管理職はもっと評価されるようになる -
両膝を怪我したわたしの聖女
決 壊 す る 文 体 ――圧倒的な感情がほとばしり、膨れ上がり自壊する言葉の群れが未熟な欲望を覆い尽くす。10歳の少女らを閉じ込めるひどく退屈な夏休み、早熟なふたりの過激で破滅的な友情。 スペイン最南カナリア諸島発、世界18カ国語に翻訳の問題作。 ◇ ◇ ◇ スペイン・カナリア諸島に暮らす、10歳の「わたし」と親友イソラ。 せっかくの夏休みは、憂鬱な曇天に覆われていた。薄暗い貧困の地区を抜け出して、陽光のふりそそぐサン・マルコス海岸に出かけたいのに、仕事に追われる大人たちは車を出してやる余裕がない。ふたりの少女は退屈しのぎのため、不潔にして乱暴、猥雑で危うい遊びにつぎつぎ手を染める。 親友というには過激すぎる、共依存的関係性。 「わたし」にとってイソラはまるで聖女のように絶対的な存在だった。イソラが両膝を怪我すれば、舌でその血をなめとった。イソラの飼い犬になりたかった。粗暴な物語に織り込まれた緻密な象徴の数々。子どもらしいイノセンスとは無縁の、深い悲しみに由来する頽廃と陶酔の日々。 イソラと共にある日常は永遠に続くかに思われた。しかし—— ◇ ◇ ◇ Andrea Abreu, Panza de burro (2020) 装丁:コバヤシタケシ 装画:さめほし「夜明けの海」 -
時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2
日本推理作家協会賞 短編部門 受賞作! 同時刻に、異なる場所で、 ふたりの女性が殺された。 しかし、容疑者は男性ひとり…… シリーズ累計17万部突破! テレビドラマ化、大人気シリーズ最新作 トリックメーカーが贈る 本格ミステリの傑作! 難事件に頭を悩ませる新米刑事は、 美谷時計店の店主・時乃に アリバイ崩しを依頼する。 湖に沈められた車の謎。 パーティ出席者500人が証人となった政治家のアリバイ。 異なる場所でふたりの女性が同時刻に殺された結果、 生まれた鉄壁のアリバイ。 時乃の推理はいかに? 第75回日本推理作家協会賞受賞作 「時計屋探偵と二律背反のアリバイ」収録。 解説/有栖川有栖 【目次】 第1話 時計屋探偵と沈める車のアリバイ 第2話 時計屋探偵と多すぎる証人のアリバイ 第3話 時計屋探偵と一族のアリバイ 第4話 時計屋探偵と二律背反のアリバイ 第5話 時計屋探偵と夏休みのアリバイ 解説 アリバイ崩しの傑作 有栖川有栖 -
筋肉と脂肪 身体の声をきく(新潮文庫)
スポーツが得意だったら、自分の人生も少しは違っていたのかもしれない――。そんな夢想に端を発し、アスリートの身体と精神に迫る取材の旅が始まった。力士、プロレスラー、陸上選手、そしてスポーツ栄養士、サプリメントや体脂肪計の開発者との、驚きと発見に満ちた対話。食をライフワークとして書き続けてきた著者の集大成にして新境地! 『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』改題。(解説・谷本道哉) -
人生で必要な決め方はすべて「進路選択」で学べる
--かつて受験生だったすべての大人たちへ。人生の岐路で後悔しないための「進路の教室」開講! -- 仕事でいつも正しい判断ができていますか。人生の節目節目で、つねに後悔しない決断をしてきたでしょうか。おそらく多くの人は、常識とか、慣習とか、前例とか、しきたりといったことを手がかりに、「何となく」「とりあえず」で選択しているはずです。 本書は、のべ1万人の高校生が受講した進路探究プログラム『ミライの選択』を大人向けに完全書き下ろし。 就職、転職、結婚、引っ越し、病気、終活……人生の岐路で後悔しないために、河合塾が編み出した「納得できる意思決定」の公式をお教しえます。 ***もちろん、子どもの進路選び・受験にも役立ちます。*** *「決められない自分」をどうにかしたい/やりたいことが「まだ」わからない/もっとちゃんと考えて決めたい人に!* ~数年前、私たちは河合塾で『ミライの選択』という進路を考えるプログラムを開発し、学校向けに提供を始めました。ただ、「この内容は、大学生や社会人になっても役に立つに違いない」という声をもらうようになったのです。そこで『ミライの選択』を土台にしつつ、あらゆる世代の方たちに「決め方が身につく方法」をお伝えしたいと思ってできたのが本書です。(序章より) -
名水と日本人 起源から百名水まで、文化と科学でひもとく
電子版は本文中の写真をすべてカラー写真に差し替えて掲載。 日本人と水は縁が深い。「湯水のように」と言われるほど豊かな水は、炊事や洗濯など日常生活や酒造、灌漑などに利用されてきた。本書は、名水というキーワードから日本人と水の関わりを案内。弘法大師伝説が全国に広がる理由、歌枕と名水、茶の湯の文化などを時代ごとに解説し、さらに美人水や害虫駆除の泉などのユニークな水質、まいまいずやまんぽなど巧みな水利用も紹介。名水の歴史と科学、文化が一目でわかる。 □■□目次□■□ はじめに 序章 時代が求めた名水の変遷 1 名水とは何か? 2 時代によって移ろう名水 第一章 『古事記』『日本書紀』『風土記』が伝える水――神代~記紀時代 1 神代~記紀時代の水 2 『古事記』『日本書紀』に登場する水 3 『風土記』に登場する水 4 『万葉集』に登場する名水 5 神代の水と日本人の生活 第二章 日本人の心情を伝える和歌の名水――奈良時代~平安時代 1 『万葉集』で詠まれた名水 2 歌枕としての名水 第三章 人物ゆかりの水と宗教の水――平安時代~室町時代 1 天皇ゆかりの水 2 空海と日蓮にまつわる水 3 武士にまつわる水 4 文化人ゆかりの水 5 宗教にまつわる水 第四章 新たな水文化、茶人・茶事の水――室町時代~江戸時代 1 茶の伝来と喫茶のはじまり 2 茶にまつわる京都の名水 第五章 民衆の水――江戸時代の名水 1 地誌・名所案内記から見た京都の名水 2 人物に関わる京都の名水 第六章 生業の水――明治時代~現代 1 京都の地下水 2 酒造の名水 3 文明開化の水 4 ペットボトルで販売される名水 5 名水としての変遷 第七章 水質が生み出した名水 1 珍しい水質の名水 2 茶の湯に用いられた名水の科学的特徴 3 信仰に関係する名水の特徴 4 不思議な水 5 水質がよい水に生息する生物 第八章 自然環境と共存する巧みな水利用 1 水利用の匠「水船」 2 まいまいず井戸と上総掘り 3 六角井戸 4 マンボとショウズヌキ 5 間欠泉 6 水板倉 7 磨崖仏に存在する湧水の謎 終章 名水の名付けの「謎をひもとく」 あとがき 参考文献 平成の名水百選リスト 昭和の名水百選リスト 名水一覧 -
企業の通信簿
注意! 大企業の現役経営者や経営者OBの方は読まないでください、不愉快になるだけですから。 「失われた30年」で日本の上場企業の時価総額はアメリカの10分の1以下にまで衰退した。国民1人当たりのGDPはG7諸国の中では圧倒的最下位で、平均年収も韓国の後塵を拝している。にもかかわらず、日本の新聞やテレビなどのオールドメディアは忖度なのか、一向に日本企業の体たらくを批判しない。 戦後の日本が繁栄したのは、経営者が優秀だったからではなく、労働者が素晴らしかったからである。しかし、日本の経営者は労働者に報いてこなかった。失われた30年の間、労働者の実質賃金はほとんど上がっていない。 大企業に至っては、日本の年間GDPに匹敵する600兆円超の巨額の内部留保(企業の貯金)を積み上げながら、従業員の賃金は低く抑え、役員報酬だけを増額させている厚顔を許せない。 イノベーションとコーポレートガバナンスを怠り、今日の日本経済の惨状を招いたのは、日本の大企業やその経営者だ。 誰も言わないなら嫌われても自分が言うしかない。 ネスレ日本で同社史上最年少となる30歳で部長に昇格し、キットカットの受験キャンペーンの大成功など10年にわたって同社CEOを務めた筆者が、最新決算を踏まえて日本の主要業界の大手企業を徹底批判する。 -
アラブの格言(新潮新書)
神、戦争、運命、友情、家族、貧富、そしてサダム・フセインまで――。素早く、簡潔に、かつ深くアラブ世界を理解するには、彼らの世界の格言を知るに限る。「追う者と追われる者は、共に神の名を口にする」「一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ」など、古来より伝承され数多ある中から530を厳選。そこに加えられた著者独自の視点、解説によって、鮮明に浮かび上がる「アラブの智恵」とは。 -
からだに聞いたこころの秘密
悩みの答えは、ぜんぶ、からだが知っている。 人生に迷っても自分で決められるようになる本。 ベストセラー作家・ひすいこたろうさん推薦! 「『からだ』こそあなたの『神様』です。 この本で、『なんだ、私はこんなにも愛されてたんだ』と気づくことでしょう」 「なんだか嫌な感じ」 理由もなく、胸がざわざわする。 「今日はなんだかいいことが起こりそう」 からだの奥から湧き上がってくる。 理屈では説明できないけれど、からだが先に何かをキャッチしている状態。 この違和感や予感は、頭、思考で考えたものではありません。 じつはこれは、あなたのからだからのメッセージ。 私たちがまだ言葉にする前の、もっともっと深いところで、 いろんなことを感じとっているのです。 そして、いつも私たちに気づかせようとしてくれています。 なぜなら、「からだ」には「こころ」があるから。 さらには、からだには現在・過去・未来すべての情報があるのです。 私たちはからだと対話することで、宇宙とつながることができます。 著者は、からだの中の臓器と対話できる 潜在意識の専門家・藤堂ヒロミさんです。 藤堂さんは、自分のからだと対話することは 誰でもできることと言います。 この本で、そのコツがわかれば 悩みの解決方法も、未来の行方も 人に聞かなくても、自分でわかるようになるのです。 【目次より】 ・悩みの解決方法はあなたの「からだ」が知っている ・こころが苦しい……その〝こころ〟はどこにある? ・思考は現実をつくっていない! ・からだとの対話が潜在意識をアップデートする ・からだの中に「敵」はいない ・あなたのからだの中の個性的な臓器たち ・朝と夜、からだのここに話しかけたい! ・失ったからだからのメッセージ ・“すご腕占い師”はあなたのからだ ・「からだ」の声を聞くと「世界」が変わる -
虚池空白の自由律な事件簿
その一言が、謎を呼ぶ――。 自由律俳句の伝道師といわれる俳人・虚池空白と、編集者の古戸馬は、本の企画のため、世の中の落書きや看板などに落ちている言葉を、詠み人知らずの名句〈野良句〉として集めている。 そんな彼らが手にした〈野良句〉の裏には、喜怒哀楽に満ちた、それぞれの秘密が隠されていた――。 行きつけのバーの紙ナプキンに書かれた「柱に当たって月消し帰る」、急逝した作家が一筆箋に残した「金拾お我より見つけろ白は黒」、夜の動物園のキリンの写真と共にSNSに投稿された「おりのなかキリンしかしらないこわい」、消息を絶った自由律俳句の天才が箸袋に残した「あかい雨降らばいつかの帰路」など、言葉の裏に潜む人間の愛憎や秘密、時にはある犯罪を二人が解き明かしていく。 極上の俳句ミステリー誕生! 【著者略歴】 森 晶麿(もり・あきまろ) 1979年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。2011年、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞受賞。〈黒猫シリーズ〉のほか『探偵は絵にならない』『切断島の殺戮理論』『名探偵の顔が良い 天草茅夢のジャンクな事件簿』『あの日、タワマンで君と』など著書多数。 -
プラハの古本屋
社会主義国の古本屋では、良い本は店頭より奥にしまい込んである。店主と打ち解け、バックヤードに入れるかどうかで勝負が決まる―― 戦後第1回目の交換留学生としてプラハに降り立ったときから10年間、古書を探さない週はなかったという言語学者が、本と出逢う喜び、愛すべき店主たちとの交流をユーモラスに語るエッセイ。 〈解説〉阿部賢一 目 次 Ⅰ 沈黙の通訳 沈黙の通訳 その一語 壁 島 魚 スライムの終焉 津波のロンド 英語夜話 チェルニー博士訪問記 小さなバイリンガリストたち Ⅱ プラハの古本屋 共産圏の古本屋・1 共産圏の古本屋・2 共産圏の古本屋・3 プラハの古本屋 続・プラハの古本屋 ほろ苦い喜び ストラホフ図書館への招待 辞書との縁 チェコの匿名辞典 チャペックのコロンボ風探偵小説 もっと長い長いお医者さんの話 古本のプラハ・'87 三つのミニコレクション Ⅲ カルパチアの月 アドリアの海から ワルシャワの秋 沖縄の熱帯魚 雨のプラハ ウィーンの四日間 カルパチアの月 初出一覧 あとがき 解説 「古本」との新たな出逢い 阿部賢一 -
新・常識の世界地図
常識は変わる。あなたは変化に対応できるか 挨拶、ビジネス、食事、冠婚葬祭……。 世界の「慣習」と「タブー」を知る決定版。 累計80万部突破のシリーズ最新作。 あなたの常識は世界の「非常識」!? 「常識」や「タブー」には、文化の深奥に迫る鍵が隠されている。 10万部突破の旧版をアップデートし、『色彩の世界地図』のエッセンスを カラーで増補した決定版。「マナーとタブーの小事典」つき。 【目次より】 ・トランプ大統領率いる共和党の「赤」の謎 ・ギリシャ人のノーは頭を後ろにそらす ・ドイツで「18」が車のナンバーに使えない理由 ・イスラームでは子どもの頭をなでてはいけない -
やっぱりいまさら聞けないITの常識2026-2027
・最近のデジタル用語についていけない ・「これからはわが社もAIだ!」。社長のざっくりした指示に困っている ・たびたび求められるパスワード変更や、しょっちゅう変わるルールにうんざり こんな悩みに答えます! 生成AI、AIエージェント、DX、クラウド、空間コンピューティング ――次々と新しいバズワードが登場し、猛烈なスピードで「常識」が塗り変わるIT・デジタル分野。 本書はその最新常識をコンパクトにまとめました。 単なるキーワードの解説ではなく、なぜそうした技術が登場したのか、どのように関連付いているのかを、具体的な事例やたとえ話を交えながら説明します。 「最先端についていけていないな」と苦手意識を持つ一般ビジネスパーソンや経営層から、「それなりに知識はあるけど、なぜこうなっているのか、その背景から知りたい」と考えているIT担当者まで、幅広い方に読んでいただける内容です。 【目次】 第1章 友だちから助手へと進化するAI -AIは人類を滅ぼすのか? -生成AIはここまで進化した -AIへの期待と進化のこれまで -話題の「AIエージェント」、その効能と限界 -AIと人間の知性について、改めて考える 第2章 ITの地殻変動――クラウドから空間コンピューティングまで -所有から共有へ――クラウド -雛壇から手元へ――モバイル -直線から螺旋(らせん)へ――システム開発 -Web3はWeb2.0の続きではない -快適なメタバース -空間コンピューティングがもたらす新たな世界 第3章 データ活用以前の壁、わかっているのにできない問題 -面倒なDXに挑む、たった一つの方法 -「スモールデータ」から始めよう -疑心暗鬼のブロックチェーン -データセンターは宇宙を目指す? 第4章 すべてがつながる悲劇と喜劇 -SNS利用規制の落とし穴 -パスワードは変えないとダメなのか問題 -もう誰も信じない? ゼロトラスト -データを手元で「地産地消」するエッジコンピューティング 第5章 新科目「情報I」が突きつける教育の課題 -「情報I」は、何を教えるのでしょうか? -「鍋を見ておく」から教育を考える――AI時代の思考力 -
その〈男らしさ〉はどこからきたの? 広告で読み解く「デキる男」の現在地
「24時間戦えますか」から 「おじさんの詰め合わせ」まで スーツ/腹筋/大股/白人の上司/高層ビル/ヒゲ脱毛/能力主義/とりあえずビール/違いがわかる男/命令する本田圭佑/ホモソーシャル/生涯現役…… CM・ポスターに刷り込まれた“理想の男性”の虚像を暴く! 缶コーヒー広告のスーツ姿と背景の高層ビル、 「出世」や「モテ」と結びつけられるヒゲ脱毛、 いつも命令口調の本田圭佑…… その〈男らしさ〉のイメージはどこからきて、 私たちの価値観に影響を及ぼしているのか。 栄養ドリンク、ビール、スーツ、メンズ美容、選挙ポスター―― 街中にあふれる広告から、これまで「なかったこと」にされてきた 男性表象の問題点を鮮やかに炙り出す。 -
さよならまでの三日間
===================== 『彼女が遺したミステリ』で 注目の新鋭が贈る タイムリミット恋愛ミステリー! ===================== 与えられた時間は三日間。 船上という限定空間で 彼女が抱える秘密に辿りつけるのか? 高校の同級生と約十一年ぶりに再会した僕。 その場所は不可解なことに、 横須賀から新門司港に向かう フェリーのデッキだった。 なぜ彼女は九州に向かうのだろう? 理由を聞いても教えてくれない。 到着までは、約一日。 「それまでに当ててみて」 突如彼女が仕掛けてきた船上ゲーム。 僕は質問を投げかけながら、 彼女が抱える秘密に徐々に迫っていく。 そんなさなか、エンジントラブルが発生。 船は和歌山県沖で停泊することになり……。 高校時代の苦い恋の思い出、 突如現れた謎の男――。 船上という閉じられた空間で タイムリミット推理劇が始まる! 手に汗握り、 最後は涙がこぼれる エモさ100%の恋愛ミステリ! -
サイコパスから見た世界―「共感能力が欠落した人」がこうして職場を地獄にする
絶対に彼らと戦ってはいけない。 20人に1人の割合で存在するサイコパス。 彼らはどんな特徴をもち、どのように組織を破滅させるのか? どうしたら彼らを見分け、その有害な影響を排除できるのか? 脳科学や事例、ストーリーを通して理解する、その実像と対策。 職場や仕事で関わるサイコパスを見抜き、対処し、排除するための役立つガイドであり、 人生のお守りとして誰もが読んでおくべき全社会人の必読書。 [サイコパスの特徴] ・脳に機能障害があり、共感能力に問題が生じている。 ・「ウソをついたりズルをしない人間はただの馬鹿」と考えている。 ・自分以外の人間は管理すべき家畜と見なしている。 ・自分は絶対正しく、間違うことなどないと思っている。 ・他人を信頼できず、マイクロマネジメントをする。 ・表面的にはとても魅力的。印象操作の達人。 ・リスクを評価できないため「怖いもの知らず」。 ・目先のことしか頭にない。衝動的に行動する。 ・「モラル」というブレーキがないので、どんなにひどいこともできる -
ライアーハウスの殺人
孤島に聳え立つ来鴉館で 嘘つきたちの饗宴が始まる お嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。 「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」 嵐の気配が近づく中、ターゲットのミステリ愛好者たち(ショーゴ、詩音)、医療関係者(みくに)、刑事(矢頭)、霊能者(真波)、嘘で雇われたメイド(アリカ)が館に集められ、金にものを言わせた自前のクローズドサークルが完成。有能メイド・葵の鬼のダメ出しの末、綿密に練られた復讐劇は、成功間違いなしと思われた。しかし、一夜明けると、彩莉が殺した覚えのない死体が転がっていた・・・・・・。 二度読み必至。空前絶後の超本格ミステリ!! 織守きょうや(おりがみ・きょうや) 一九八〇年ロンドン生まれ。二〇一二年『霊感検定』で第一四回講談社BOX新人賞Powersを受賞、翌年同作が刊行され、デビュー。一五年『記憶屋』で第二二回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。二一年『花束は毒』で第五回未来屋小説大賞を受賞。著書に『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『ただし、無音に限り』『響野怪談』『朝焼けにファンファーレ』『隣人を疑うなかれ』『キスに煙』『まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖』『戦国転生同窓会』がある。 -
旅で潜在意識が変わる!
『7日間でなりたい私になれるワーク』『気づくだけで人生が好転する思考のレッスン』をはじめ、『全方位からHAPPYになる手帳』など、思考にアプローチする数々の書籍・手帳でベストセラーを生んだ著者・宮増侑嬉(大石洋子)氏による、新機軸となる一冊が誕生! 新たなテーマは「旅×思考」。 旅は、宮増氏にとってライフワーク。 『思考が現実化する』というロジックを『旅』という切り口から見ていくことができるようになると、いつもの旅が何倍も深い意味を持って、あなたの目の前のリアルな現実をよりダイナミックに変化させる強力な味方になってくれます。 その実践的な教科書こそ、本書です。 今を生きる人たちに必要なのは、「旅」を通して、「世界を創造しているのは本当にわたしだったんだ!」という実体験をすること。 それによって自分という存在の尊さと小ささの両方を知り、こだわりなく気持ちよく生きていけるようになること。 すごく壮大な話に聞こえるかもしれませんが、でも、重要なことは実はこれだけ。必ず覚えてほしい2つのことです。 ほぼ全ての人たちが、自分に事件・不幸・不安・恐怖を創り出すために、多くの思考を「無意識のうちに」使い、それを現実化させてしまっています。 でも、もう、そんな苦しい前進は終わりです。 もっと優しくてあったかい世界で、心も身体も緩めながら、楽しくくつろいで。 旅をしながら自分の世界を素敵にバージョンアップさせちゃいましょう。 『旅をすることで潜在意識が自然とバージョンアップしていく』って、一体どういうこと? 本書を読み終える頃には、もうあなたはそれを体験してみたくてたまらなくなり、もしかしたらもうその旅の最中かもしれませんね! -
27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力【改訂版】
23万人のビジネスパーソンと向き合ってわかった どこに行っても通用する12のベーシックスキル! 01論理思考力/02コミュニケーション力/03仮説構築力/04情報収集力/05データ・情報分析力/ 06次の打ち手を考える力/07プレゼンテーション力/08AIを活用する力(今回追加)/ 09周囲を巻き込む力/10チームを作る力/11人的ネットワークを活かす力(今回追加)/12志を育てる力 若手からベテランまで、読み継がれてきたロングセラーをアップデート。 自分が今、どこにいて、どこに向かっていきたいのか。自分だけの地図をもって旅に出よう! Back to Basics! -
新版「自分には価値がない」の心理学
SNSで話題沸騰! 感動の声が止まらない名著が待望の復刊。 逆境の中で幸福を作り出す人もいれば、 幸せな環境の中でも不幸を作り出す人がいる。 自分の人生をつくるのは、自分しかいない。 今が苦しい、すべての人へ。 幸福とは、到達点ではなく幸福に至るプロセスのことである。 「自分には価値がある」と思える日々は、 きっと今日から実現できる。 <SNS書評家・本ノ猪さん推薦!> 「安易に「ありのままでいい」とは言わない。 「変わること」に寄り添ってくれる。必携の「伴走」本!」 (目次) 第一章 なぜ、生きるのがつらいのか 生きづらさを引き寄せる無価値感 人は「自分に価値がある」と実感したい 第二章 無価値感に翻弄される人 生きる自信がない日本の子どもたち 「『自分』が無い」私 母親の呪縛 第三章 あなたに無価値感をもたらすもの 生まれつき感じやすい人 親の愛情の問題ではない 「お前は無力だ」「ダメだ」というメッセージ 成長してから自信を失う場合 不幸は自分自身の作品である 第四章 無価値感を乗り越える視点 存在自体の価値を確認する 自分自身を愛おしいと思う気持ち 逃げないで行動してみる 第五章 自分のなかの「子ども」に別れを告げる もう、無力ではない 自分の存在が申し訳なくなる理由 「特別でいたい」という願望の取扱法 とらわれを自覚すると楽になる 心で唱えるだけで力を得るセルフトーク法 第六章 人生設計という魔法の杖 希望と充実の日々は作れる 人生設計は勇気になる 余計な欲を切り捨てると気疲れしない 夢を生活のなかに組み込む 実際に作ってみる 第七章 仕事で本当の自信をつけるには 仕事を自己実現に変える方法 「自分はこのままでいいのか」への処方箋 ストレスのない仕事人生のためのヒント 仕事で挫けたときに使える心理的技法 最悪を引き受ける覚悟をする 第八章 人を大切にすると幸せになる 友人や人生の師が人生を尊くする 無価値感が愛を歪ませる 人生で最も重要なのは、愛情を深める努力 愛着スタイルを知る 幸福な愛情生活の方法 感謝の心で世界は変わる 第九章 楽しむことに罪悪感を抱く人へ 快楽は悪いことか? 歪んだ快 成熟した大人の条件 楽しみのスケジュール 第十章 自分をもっと信頼してあげる なおざりにされる感覚・感情 エネルギーを自らの幸せのために 自分の感覚を信頼する 自己信頼の行動を積み重ねる -
とりあえずやってみる技術
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代人の誰もが抱えるであろう「やったほうがいいのに、なぜか動けない」という悩み。 その正体は、やる気や意志の弱さではなく、脳と心のしくみ、そして時代背景にあることがわかりました。 本書では、心理学・脳科学・社会学などの知見をベースに、世界各国の論文や研究を引用しながら、 「行動したい心」と「動きたくない脳」の構造を解き明かし、誰もが“最初の一歩”を踏み出すための具体的な術をお伝えします。 【目次】 はじめに 私たちは、「行動できない時代」に生きている 第1章 「動けない」には理由がある 第2章 小さな一歩を後押しする科学 第3章 行動し続ける自分の育て方 おわりに 未来はわからないからおもしろい -
渇愛 ~頂き女子りりちゃん~
「頂き女子」に迫った衝撃ノンフィクション! 複数の男性から総額約1億5千万円を騙し取った上、そのマニュアルを販売し逮捕された「頂き女子りりちゃん」に迫った本作に大絶賛の声続々! ◎町田そのこさん 彼女が奪う側に戻らない道を考える。読んでいるときも、読み終えたいまも。 ◎橘玲さん すべてウソで塗り固められた詐欺師 家族や社会から傷つけられた犠牲者 彼女はいったい何者なのか? ―選考委員激賞!第31回小学館ノンフィクション大賞受賞作― ◎酒井順子さん りりちゃんの孤独、そして騙された男性の孤独に迫るうちに、著者もりりちゃんに惹かれて行く様子がスリリング。都会の孤独や過剰な推し活、犯罪が持つ吸引力など、現代ならではの問題がテーマが浮かび上がって来る。 ◎森健さん 今日的なテーマと高い熱量。とくに拘置所のある名古屋に部屋を借りてまで被告人への面会取材を重ねる熱量は異様。作品としての力がある。 ◎河合香織さん 書き手の冷静な視点とパッションの両者がある。渡邊被告がなぜ“りりちゃん”になったかに迫るうちに著者自身もまた、“りりちゃん”という沼に陥り、客観的な視点を失っていく心の軌跡が描かれているのが興味深い。 (底本2025年7月発売作品) -
「国語」と出会いなおす
国語は得意だったけど、文学はよくわからない 文学を読むのは好きだけど、国語はつまらなかった ──どうしてわたしたちは国語を学んだのだろう? 国語と文学の歩んできたビミョウな関係をひも解きながら、ゆるやかな共同性を育む教室の可能性と、小説のもつ多様でゆたかな解釈を結びつける現役国語教師/批評家の著者による、新しい国語/文学論。 ★芥川賞作家・滝口悠生が、自作の試験問題を解きながら国語と文学について語る特別対談も収録! 「国語で文学は教えられない」という批判に見られるように、対立するものとして語られがちな「国語」と「文学」。けれど果たしてその対立はまっとうなものなのでしょうか? 新学習指導要領に伴って新設された「文学国語」と「論理国語」や、著者が教室で体験したさまざまな生徒からの反応、文学研究の成果が反映された現在の指導内容、国語の試験と小説の相性の悪さ、「文学史」のつまらなさとその必要性…… 国語と文学をめぐるさまざまなトピックから、属性や立場の違いを超えて《同じものを読んでいる》ということのみによって担保された、共同性を育むものとしての「文学」の意義を再確認する。 -
「どこに行っても通用する人」になるために今できること
あなたのその転職、本当に大丈夫ですか? 元リクルートの採用責任者が、1000社・2万人を見てきてわかった、本当に欲しいキャリアをつかみとった人が20代・30代でやってきたことを解説します。 いま、以下のような不安や疑問を持っていませんか? ・この会社にこのままいて大丈夫? ・上司や先輩を見て「こうなりたくない」って思う ・35歳リミット説は本当? ・せっかく内定を勝ち取った会社が期待外れ…… ・このまま年を重ねたら転職できなくなる? ・職場がゆるすぎて不安! ・市場価値が高い人材になるには? ・転職したいけれど、職務経歴書に書けることがない! 本書は、社会人になってキャリアを歩み始めたばかりのあなたに伝えたい、まだ何者でなくても、今からすぐできる、ステップアップのアクションを導きます。入社10年目までに知っておいたら、きっと人生が変わる1冊です。 -
経営者のための正しい多角化論 世界が評価するコングロマリットプレミアム
2050年、日本の上場企業数は半減する。「シナジー」幻想を捨て、総合商社を再評価したバフェットの投資哲学に、価値を創出する多角経営を学べ! 再生コンサルを専門とする著者が、巨大企業隆盛の時代に、間違った「選択と集中」ではなく、正しく企業を成長させる方策を提示する。 コングロマリットは、本質的に、株価やビジネスを押し下げるようなディスカウント要因ではない。むしろ、株価や業容を押し上げるプレミアム要因と考えられる。それは経営次第なのだ。これからは、いかに「コングロマリットプレミアム」を創造するかが、経営者やビジネスパーソンに求められている。 (「第1章」より) 【目次】 第1章 コングロマリットプレミアム――バフェットの価値投資と不確実な時代 第2章 世界のコングロマリットが縮む日本企業を取り囲む 第3章 日本の巨大企業解体史――「財閥解体」と「選択と集中」 第4章 世界経済はコングロマリットが動かしている 第5章 2050年日本の上場企業は半減する――日本経済を沈ませないために -
孤独の時間。
自分自身をひとりじめ。 24時間365日、いつでも何かと繋がる時代。 見えてきたのは、「寂しい」以外の孤独のかたち――。 大好評『休むヒント。』『おいしそうな文学』に連なる、文芸誌『群像』発エッセイ・シリーズ第三弾!! 豪華執筆陣44名が綴る、「ひとりの時間」に向き合うエッセイ・アンソロジー。 豪華執筆陣44名!! 麻布競馬場、阿部加奈子、一川 華、一穂ミチ、伊藤亜和、井戸川射子、稲垣 諭、イリナ・グリゴレ、岩内章太郎、上野千鶴子、加納愛子、上出遼平、qp、くどうれいん、五味太郎、紗倉まな、塩田武士、下西風澄、高瀬隼子、滝口悠生、武田砂鉄、武塙麻衣子、橘 玲、崔 実、千葉雅也、筒井康隆、中島梓織、奈倉有里、西 見奈子、のもとしゅうへい、乗代雄介、東出昌大、平岡直子、平野啓一郎、僕のマリ、堀江敏幸、皆川博子、宮内悠介、宮地尚子、燃え殻、山口未花子、山本アマネ、山本奈衣瑠、ゆっきゅん (執筆者一覧・50音順) きっとみつかる。 誰にもあって、みんな違う、「孤独」の味わい。 -
「書くこと」の哲学 ことばの再履修
読み終えると、なぜか「書ける自分」に変わっている! 37年間、書くことで生きてきた著者が明かす、技術よりも大事な思考と実践。 書くことは考えることーーあなたはなぜ「書けない」のか? 千葉雅也氏、推薦! 「より自由に書くための基礎理論がここにある。 僕も何度も読み返すことになるだろう。 何かを書こうとするすべての人にお薦めする」 <本書の内容> 第一部 「書けなさ」から脱出するためのマインドセット/マインドハック 第一講 日本語を「外国語」として学びなおすこと 第二講 「ことばにできないもの」はどこにあるのか? 第三講 書いてはならない? 第四講 上手な文章、下手な文章 第五講 ことばの多様性 第六講 ロジックとレトリック 第七講 話し言葉と書き言葉 第八講 反射神経について 第九講 スローライティング 第十講 ことばと思考 第二部 書き終えるまで 第十一講 書き始めるまえに 第十二講 書き始めるために 第十三講 書き進めるために 第十四講 書き続けるために 第十五講 書き終えるために 第十六講 書き終えたあとに 補講一 人称について 補講二 外国語について 「書くこと」の倫理について──あとがきを兼ねた補講三 -
一流の研究者たちが教える 快眠の科学
あなたが抱える睡眠の悩み、20人の専門家が科学根拠に基づいて対処法を伝授します! 寝付けない、夜中に目が覚める、朝から体がだるい、睡眠時間を削ってやりすごしている――。一つでも思い当たるなら要注意! 眠りに関する悩みを持つすべての人に手に取っていただきたい書籍です。 本書でぜひ快眠への扉を開いてください。 ◆「昼寝や寝だめで眠気は取れても、睡眠負債の健康リスクは消えません」(秋田大学大学院医学系研究科 精神科学講座 教授 三島和夫氏) ◆「眠気のメカニズムは日本庭園にある『ししおどし』にたとえることができます」(筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 機構長・教授 柳沢正史氏) ◆「夢はクリエイティビティとも深く関わっています」(北海道大学大学院理学研究院 講師 常松友美氏) ◆「脳は覚醒時よりも睡眠時のほうがアクティブに働いている可能性があります」(東京大学大学院医学系研究科 システムズ薬理学教室 教授 上田泰己氏) ◆「重症の睡眠時無呼吸症候群の人は、高血圧、糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などを引き起こすリスクが通常の3~4倍も高くなります」(早稲田大学スポーツ科学学術院 教授 西多昌規氏) 本書では、睡眠医学に携わる医師や研究者など20人の専門家が、科学的根拠に基づいた睡眠対策の方法をお伝えします。 -
夫が痴漢で逮捕されました 性犯罪と「加害者家族」
ある日突然、日常が崩壊する! 一家離散、ネット私刑、そして自死―― 社会から排除される「加害者家族」の“生き地獄”と再生に迫る。 痴漢、盗撮、レイプ、子どもへの性加害…… 連日報道される性暴力事件の卑劣な加害者たち。 彼らにも「家族」がいる。 あらゆる犯罪の中でもとくに白眼視されがちな 「性犯罪の加害者家族」の悲惨な“生き地獄”とは? 家族が償うべき「罪」はあるのか? 3000人以上の性加害者、1000人以上の加害者家族に向き合ってきた専門家がその実態に迫る。 あなたも決して他人事ではない! 第1章 ある日突然、家族が性犯罪で逮捕された ・「加害者の家族というのは、幸せになっちゃいけないんです」 ・ケース①:痴漢を繰り返した元高校球児 ・ケース②:妊娠中に夫が盗撮で逮捕、それでも別れない妻 ・ケース③:「優等生」の息子が女子生徒の着替えを盗撮 ・ケース④:小6の娘が妊娠、相手は中2の兄 ……ほか 第2章 加害者家族の「生き地獄」 ・刑事手続で家族がすべきこと ・裁判での経験がトラウマに ・母親に責任を押しつける「子育て自己責任論」 ・夫の痴漢はセックスレスが原因? ・加害者家族が怯える「世間」とは何か ……ほか 第3章 なぜ加害者家族を支援するのか ・両親は夜逃げ、弟はうつ、姉は自死……加害者家族の末路 ・加害者家族1000人へのアンケート ・複数回の逮捕でようやく治療につながる ・一番の悩みは「誰にも話せないこと」 ・家族会でも排除されやすい「子どもへの性加害」 ……ほか 第4章 それでも日常は続く ・「このまま刑務所にいてほしい」家族の本音 ・知らない番号からの着信に怯える日々 ・家族に加害者更生の責任はあるのか ・「親が犯罪者」のレッテルは大人になっても続く ・子どもに事件をどう説明するか ……ほか 第5章 加害者家族との対話 ・音信不通の息子は留置場にいた ・「育て方が悪かった」と裁判で責められる ・2度目の逮捕で実刑判決 ・息子に伝えた自身の性被害経験 ・わが子の婚約に抱く複雑な思い ……ほか 第6章 その「いいね」が新たな被害者を生む ・報道されるかどうかは運しだい ・文春砲の功罪 ・「SNS私刑」に振り回される加害者家族 ・「日本版DBS」で子どもへの性加害を防げるか ・加害者家族を知る映画 ……ほか -
読み手に届く 文章技術
読み手の理解を想定し、「認識の共有」を作り出す。これが、しっかり伝わる文章を書く王道です。自分の考えを適切な表現と組み立てで相手に届ける一生モノの技術を具体例とともに紹介します。 【目次】第1章 差分――書き手と読み手の知識の差/第2章 構成――整理の行き届いた文章構成/第3章 視点――共感できる視点の設定/第4章 根拠――主張を支える根拠の選定/第5章 定義――前提となるキーワードの定義/第6章 引用――信頼できる典拠の引用/第7章 推薦――AIを用いた適切な推敲/第8章 設計――初対面の相手のための情報設計/第9章 配慮――読み手の印象への配慮/第10章 総合――文章が生まれる過程
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