青木薫の作品一覧
「青木薫」の「令嬢だって自分で幸せを掴みとりますわ!アンソロジーコミック」「暗号解読」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「青木薫」の「令嬢だって自分で幸せを掴みとりますわ!アンソロジーコミック」「暗号解読」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学理学部卒。同大学院博士課程修了。専門は理論物理学。2007年度日本数学会出版賞受賞。感動の数学ノンフィクション『フェルマーの最終定理』などの作品を手がける。
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Posted by ブクログ
紀元前500年頃のピュタゴラスから影響を受けた、17世紀頃のフェルマーが証明したとされる定理を、三世紀半をかけて証明される。
多くの天才が一歩ずつ様々な研究を進め、その点と点を繋げて、完全証明に至るまで、凄く壮大でロマンがある物語だった。
証明したワイルズだけの半生でも、読み応えがあるが、三世紀半の間に関わった一人一人の歩みや人生についても細く書かれている。
算数レベルしか分からないが、出てくる定理等は補遺を交えて細く説明されている。「なるほど」と分かる事もあれば、何となくも分からない内容もあった…ただ細かな理論が分からなくても十分に楽しめた。
Posted by ブクログ
科学の歴史を構造的に振り返る論文です。ある程度科学の歴史をおさらいしてから読み始めるべき本です。とはいえ、大体の歴史はみなさん学んでいるので、そんなに構えなくてもいいかと思います。
しかし、本書は私にとってはとても難解な書籍の一つです。それでも、とても興味を持って読み進めることができる面白さがありました。
本書は、科学革命(科学の常識が天動説から地動説に置き換わるような事象)がどのような構造で、どのようなプロセスを経て置き換わるのかを、つぶさに考察していくのです。パラダイム・シフトです。このパラダイムという言葉を創設した人が著者のトマス・S・クーン氏です。電気学、光学、熱理論、天文学、物理学、化学など様々な分野で革命がありパラダイムが置き換わってきているのです。えらい単純化して書きましたが、本書は、科学の転換点に立ち会うかの如く、どのようにパラダイムがシフトしていくのかを確認していくのです。
高い次元から低い次元を眺めるが如くです。転じて、この論文から、現在私たちがいる次元から、さらに高い次元を想像することができるのでしょうか?
科学の歴史を構造的に捉えるという視座を学ぶことができます。この応用ができないか?現在の社会を見つめる視座として、自身の設問として掲げておきたいと思いました。
Posted by ブクログ
数学以前に算数すら苦手な私でも、飽きるどころかずっとワクワクしながら読んだ一冊。
歴史に残る難問に挑む人たちの情熱が大変よかった。
大好きな本です。
誕生日のパラドックスの問題楽しすぎ。
ピュタゴラスの弟子の死因が√2 って……ええ……?
「この問題の証明方法を知っているが、余白が足りないので書きません」があまりにカッコよすぎる。
オイラーの橋の問題おもしろー!!
問題が出された状況も含めて面白い。
まさか証明後に悪夢が訪れるとは。地獄のような日々……迫るリミット……。ハラハラしながら読んでいった。
すべてを終えた後の寂しさ。そして快さ。
いやーーいい本だった。
あと、めちゃくちゃどうでもいいんですが、オイラーの橋の問題の攻略方法を私なりに考えました。
①分身の術を習得してひとり1橋ずつ渡る
②スライムになって身体を自在に伸び縮みできるようにして7つの橋を一瞬で同時に渡る
④追加で橋を建設する
⑤川を泳ぐ
⑥観測者に催眠術をかけて条件通りに橋を渡ったと錯覚させる
⑦ 「この問題の証明方法を知っているが、余白が足りないので書きません」とハッタリをかます
個人的には①②はファンタジー技の有無を数学的に証明しないと不可と言えないので、強そうだなーと思いました。