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宇宙物理学の最先端を平易に語ったベストセラー!
『種の起源』に匹敵する宇宙論のパラダイム・シフト。
私たちのいる宇宙はビッグバンで誕生した。では、その前には何があったのだろう。宇宙は「無」から生まれたのか――? 物質と反物質のわずかな非対称が生んだ私たちの宇宙。なぜ「無」からエネルギーが生じたのか。宇宙はいかにして終わりを迎えるのか。
・宇宙は加速しながら膨張しており、やがて光速を超える
・99パーセントの宇宙は見えない
・未来には私たちがいま観測している宇宙は観測困難となる
などなど、最先端の研究成果ともとに、気鋭の宇宙物理学者が宇宙の意外な像をわかりやすく描き出す。リチャード・ドーキンス氏、推薦。
解説・井手真也
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Posted by ブクログ
「昨日のない日」
ジョルジュ・ルメートルは、アインシュタインに「あなたの数学は正しいが、あなたの物理学は忌まわしい」と否定されながらも、宇宙の始まりの時をこう名付けたのだった。
137億2000万歳
WMAPによる宇宙マイクロ波背景放射から得られた宇宙の年齢。
突然、宇宙の膨張を加速させる何かが起こったわけではなく、膨張にブレーキをかける力(物質のエネルギー密度)が膨張によって弱まり、ダークエネルギー(空っぽの空間のエネルギー)の方が上回ったために、膨張が加速した。
ダークエネルギーが宇宙の膨張を支配するようになったのが、過去50億年かそこらの比較的最近。p163
第七章がこの本の真骨頂。
今から二兆年後、われわれの銀河団を除いて、すべての天体は観測不可能になる。
かつて可視光線だったものは、波長が伸びて赤外線やマイクロ派になり、いずれその波長は、宇宙のサイズよりも長くなる。
そのような未来の観測者たちは、1915年の観測者たちが見ていた宇宙「広大で空っぽの静的な空間の中に、われわれの銀河だけが存在している宇宙」を見ることになる。
「物理学は環境科学なのか?」
われわれが知る物理法則は普遍的なものではなく、たまたまこの宇宙で成り立つローカルな法則に過ぎないのか。
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