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宇宙はいつ、どのように始まったのか? 人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていた――。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。『ビッグバン宇宙論』改題。
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Posted by ブクログ
再読。 サイモンシンの本で、一番読み込んだので5回目くらいの再読になります。今の宇宙論についてほぼすべて網羅し、予想されています。 下巻では観測可能な宇宙の果てと、宇宙観測の起源について説明されています。
圧巻、非常に面白かったです。 以前『フェルマーの最終定理』を拝読した時にも思いましたが、科学に関わる人物の物語は、その科学の内容以上に面白いなとつくづく感じさせられます。 アインシュタインの相対性理論を示すまでには戦争の弊害があったり、コペルニクスの理論を先駆けて出版したレディクスは、序文に言及...続きを読むがなくて残念がったり、リーヴィットがセファイドの測定をする中で周期の法則性を知りたくなったり。 多くの偉人たちにも自分と共感できることが必ずある。これだけの事実でどれだけ心が楽になることか。好奇心万歳!
サイモン・シンの著作「フェルマーの最終定理」が面白かったので、こちらの本を手に取った。 紀元前6世紀の古代ギリシャから、1931年のハッブルの法則、ビッグバン理論まで、人間がどのように宇宙を理解してきたかを一気に理解できた。 難しい内容もあるが、図やグラフが豊富に散りばめられているので、しっかり理解...続きを読むしながら読み進められる。 手も届かない、行くこともできない壮大な宇宙を、あの手この手で解明していくところに、人間の知恵の偉大さを感じた。 上巻でこのボリュームと満足度。下巻も楽しみ。
科学者たちがどう宇宙の創成にあたる謎を解明してきたか、群像劇や歴史エンタメのような感覚で一気に読むことができた。 古代から科学者たちが努力を重ね、少しずつ真理に迫っていく様は感動する。ニュートンやアインシュタインがどう凄いのかもこれを読んで始めて分かった(ような気がする)
今まで読んだ理科の本には書かれていない、ビックバンや星が何でできているのか、など歴史とともにその理由が書かれていて、、わかりやすく理解&納得できました。 行ったこともない星の成分がわかるのはなぜ? 宇宙の始まり 膨張し続ける など 面白い
フェルマーの最終定理が非常に面白かったので、同じ著者のこちらも購入。 相変わらずの難解な内容を分かりやすく伝える文章力と、謎が解明されていくプロセスをドラマティックに描き出す演出に感心させながら一気に読ませてくれた。 上巻は紀元前の古代ギリシャの哲学者が宇宙という天上世界の解明に足を踏み入れたと...続きを読むころから始まり、コペルニクス、ガリレオによる地動説、アインシュタインの相対性理論、ハッブルによる赤方偏移による宇宙膨張の観測までが描かれる。 ここに至るまでも様々な議論や、長年真とされている価値観を変えたくない保守層の妨害を経た上で、実験、理論、観測等による検証を繰り返しながら、今当たり前とされている宇宙の現象が事実として確立されてきた紆余曲折の歴史がある。 未知の領域が少しずつ時を経て解決されていく過程と、それに挑もうとする人間たちのドラマは本当に目頭が熱くなった。このカタルシスを是非体験してほしい。 下巻からはビッグ・バン宇宙派と定常宇宙派の議論が白熱する。
ようやく読み終わった「宇宙創成」。なかなかのボリュームで内容もかなり難しい部分もあったが非常に質の高い作品で面白かった。 宇宙に関する人類の考察の歴史がよく分かり、今までは何となく言葉だけ知っていたビッグバンについてより正しく理解することが出来た。これ1冊読めば現代の宇宙物理学まで全部理解できるとい...続きを読むう優れもの。 それにしても「フェルマーの最終定理」といい、難しい学問を素人にも分かり易く表現できるサイモン・シンの力量には感服するばかり。
宇宙の性質や構造の仕組みを解き明かすドキュメンタリー番組を見ているようだった。個人的に面白いと感じたのはその時代の風潮が科学の発展に大きく影響することである。 本書では、アインシュタインとニュートン宇宙理論のストーリーがそれに当てはまる。年齢を重ねた人がいなくなると、古い理論を支持する人が減り...続きを読む、新たな理論が相対的に受け入れられやすくなるのである。古い理論を簡単に捨て去ることができないのは、新しい理論が正しい場合、古い理論を用いた実験結果は全て使えなくなってしまうからである。しかし、それ以上にその人が築き上げてきた結果とプライドによるところが大きいと思う。 上巻では宇宙の起源を発見するまでをたどっている。プトレマイオスモデルを覆すコペルニクス、地動説を復活させるガリレオ・ガリレイ、光の特性を明らかにしたアインシュタイン、ビックバン理論提唱の材料をそろえたエドウィン・ハップル。どれかが無くても今日の宇宙理論が成り立たなかったのだと考えるととても感慨深いものがある。
地動説の正しさを主張したコペルニクスやガリレオにしても、より正確な重力理論を提唱したアインシュタインにしても、一番の敵は科学それ自身ではなく、宗教や有力な科学者など、その時代の権威であったことがよく分かる。だからこそ科学にドラマが生まれたのだ。
ギリシャ神話から始まり、アインシュタインの特殊相対性理論ができあがるまで、科学者の関わりやそれまで常識と思われていたことに対する理論を作り、実験にて証拠を揃え、確立していく流れが描かれている。一般性相対理論が発表され、もっと微小な世界に目を向けていく流れが少し書かれ、下巻に続く。 科学者の名前を覚え...続きを読むるにはちょうど良い。理論そのものの説明があるわけではない。
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