青木薫のレビュー一覧

  • 暗号解読(下)

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    上巻読破後に購入。
    暗号とは別視点の他国言語、古代語を取り上げた章があり、これがかなり面白く、言葉も一種の暗号かと思うと日常目に飛び込む外国語を見ると少しワクワクする。

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    2026年03月24日
  • 暗号解読(上)

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    タイトルで暗号物の推理小説かと思って買ったら、まさかの解説本。
    が、実際あった暗号の解法や歴史が書かれていて、物語としても面白く、章毎に異なる種類の暗号を取り上げていて、章別に繰り返し読み返している。

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    2026年03月24日
  • 量子物理学の発見 ヒッグス粒子の先までの物語

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    量子力学という分野が、ミクロな世界で生じる「現象の理論」であるのに対し、量子物理学というのは「現象の検証と再現性」である。
    1990〜2000年代に素粒子物理学がCERNの可動によって瞬く間に進歩し、重力子以外はほぼ発見。宇宙誕生後、物質と反物質がいかにしてバランスを崩して、物質だけが残ると世界となったのか、これも量子物理学による検証の成果によってスーパーコンピュータの演算で再現できた。

    「畳まれた高次元の低次元展開」という三体で取り入れられた量子力学上の理論についても、現実味を帯びてきている。

    現在、重力子はLIGOによる重力波の検出によって、理論上の物質ではなくなった。高質量ブラックホ

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    2026年03月23日
  • 暗号解読(上)

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    まだ上巻だけだが、かなり面白かった。

    子供の頃、僕は暗号作りをしたことがあった。日本語の平文をまずローマ字に置き換えて、母音と子音に分解した。それぞれの母音に1から5の数値を与えて、一桁目として、子音を同じように数値化して二桁目に使用した。友達に見せたら、仕組みを見破られた。一桁目の数値のパターンが少ないこと、濁音の表現が"を使っていたことで、大体わかったのだそうだ。
    それから数年後、ひょんなことから点字の並びを見かけて、とてもおどろいた。日本語の点字は、まさにぼくが子供の頃作った暗号と思想が似ていた。数値ではなく点になっているだけだ。ぼくは、誰にもわからないように作った暗号は、盲

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    2026年03月06日
  • フェルマーの最終定理

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    高校2年生の時に読みふけり
    もうカバーもなくボロボロに
    今日がフェルマーの最終定理が証明された日ということもあり
    19年ぶりにページをめくります。
    あの時の興奮変わらずです。

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    2026年02月13日
  • フェルマーの最終定理

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    やはりサイモンシンは読ませるなぁ!期待を裏切らない。宇宙創生では理論物理学や天文学の世界に、素人の自分でも惹き込まれたが、まったく明るく無い数論の世界へもこれまたドラマティックに引き込んでくれた。数学ってこんなに面白いものだったんだ。

    時代背景や、数学者それぞれのキャラクターも描かれていて、最後まで飽きさせない。専門的な内容を素人にも分かるように面白く書いてくれるサイモンシンの力量と、様々な立場の人たちにも光を当てる公正さが彼の人柄に表れているように思えて、ますます好きになった。フェルマーの最終定理を通して、数学の大統一まで目指したワイルズに最後は感情移入し、感動せずにはいられなかった。数の

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    2026年02月05日
  • 量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―(新潮文庫)

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    量子力学誕生100年ということで、読んでみました。

    物理は高校レベルの知識しかありませんが、そんな自分にもわかりやすく読むことができました。量子力学発展の経過を人物そのものに焦点を当てながら、ボーアとアインシュタインの対立軸を大きな流れとして完成されていて素晴らしい本だと思います。

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    2026年02月01日
  • 科学革命の構造 新版

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    流石古典的名著。
    バーマン『世界の再魔術化』とセットで読むとより良いと感じる。
    最近、帰納的アプローチに惹かれていたので、良い薬にもなりました。

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    2026年01月11日
  • 宇宙創成(下)

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    物理の世界をわかりやすく、又科学者たちの人間模様も交えて興味深く読ませる筆致のスペシャリスト。宇宙の切り口は筆者によって様々だが、入門者にもグイグイ読ませる構成がさすが。科学の進歩に純然にスポットを当てた美談ばかりでなく、地位や名声に執着した人間らしい嫉妬や欲に翻弄された、科学者や科学界の裏側も描いていたのが面白かった。

    現在の科学は数多のサイエンティストやそれに関わる人たちの奮闘の末に発展していった。人間の好奇心は歩みを止めることはない。好奇心は過去と現在を繋ぐ遺伝子のようなものだ。

    サイモンシンの別の作品もぜひ読みたい!

    どんな科学分野でも、人が初心者であることをやめてその分野の達人

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    2026年01月03日
  • 宇宙創成(上)

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    チ、地球の運動についてや、リハックの野村泰記先生が面白いと感じた人は絶対に読むべき。ドンピシャにハマります。理系じゃなくても、なんとなくの知識だった宇宙についてのアレコレにより興味を持てる、文系こそ読むべき一冊。

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    2026年01月03日
  • フェルマーの最終定理

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    『フェルマーの最終定理が解かれた』
    その事実に向かって、紀元前から続く数学の歴史を辿る作品。
    場所も時代も文化も違う様々な主人公が数学の難問を解き明かし、その知恵が受け継がれてまた別の強大な難問へと話が移っていく、もはや数学をテーマにしたファンタジー小説のような読み感の傑作

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    2025年12月31日
  • 量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―(新潮文庫)

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    今まで読んだ一般向け「量子力学」、いや、「科学」の本の中でダントツ一番に面白かった。最高の読書体験が出来た。この様な想像を超える程の凄まじい物事が全て事実であり、私達の身の回りに遍在している事にこの上無い人生の面白さを感じた。

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    2025年11月26日
  • 宇宙創成(下)

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    再読。

    やはり、サイエンス系の本は面白い。サイモンシンはその点でめちゃくちゃ言語化が上手いと思う。

    この本を読んだ後、「天地明察/冲方丁」が読みたくなりますよ。

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    2025年11月24日
  • 宇宙創成(上)

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    再読。

    サイモンシンの本で、一番読み込んだので5回目くらいの再読になります。今の宇宙論についてほぼすべて網羅し、予想されています。
    下巻では観測可能な宇宙の果てと、宇宙観測の起源について説明されています。

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    2025年11月24日
  • 宇宙創成(下)

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    下巻も非常に面白かったです。

    研究の世界では先取権、誰よりも早く発表することを意識することが多いみたいですが、意外と埋もれてしまうこともしばしば、というのがショックでもあり驚きでもありました。

    またガモフのおふざけのせい?で過小評価されてしまったアルファーの無念は心に来ました。

    それとハッブルがノーベル賞を取ることができなかった話も、とても印象的です。物理的な解釈を避けるその態度が個人的に好きだったのですが、そういった立場故にノーベル物理学賞から遠のいてしまう、という話は悲しいですね、仕方ないと言えばそうですが。

    物理では有名なフェルミとチャンドラセカールが、規約を違反して奥さんのグレ

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    2025年11月23日
  • 宇宙創成(上)

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    圧巻、非常に面白かったです。

    以前『フェルマーの最終定理』を拝読した時にも思いましたが、科学に関わる人物の物語は、その科学の内容以上に面白いなとつくづく感じさせられます。

    アインシュタインの相対性理論を示すまでには戦争の弊害があったり、コペルニクスの理論を先駆けて出版したレディクスは、序文に言及がなくて残念がったり、リーヴィットがセファイドの測定をする中で周期の法則性を知りたくなったり。

    多くの偉人たちにも自分と共感できることが必ずある。これだけの事実でどれだけ心が楽になることか。好奇心万歳!

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    2025年11月18日
  • フェルマーの最終定理

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    わたしは、数論研究者をはじめ、著者、訳者への賛辞を溢れんばかり抱いているが、ここの余白が狭すぎて記すことができない。

    私には覗き見ることすら難しいこの数論の世界を、フェルマーの定理をめぐるドラマを、知ることができて(残念ながら難解すぎて理解はできないけど)本当に幸運に思う。

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    2025年11月17日
  • フェルマーの最終定理

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    数学の問題を一つ解くのにここまでの驚きと感動があるとは読む前には思いもしなかった。数学の知識がない人でも理解できるような解説がされている点にも感動した。三百年間解かれなかった未解決の難問に挑む天才数学者たちの知恵と努力が現代人の生活を豊かにしていることにもはや感謝しなければならない。

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    2025年11月14日
  • フェルマーの最終定理

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    数論という分野の話で、性悪のフェルマーが約350年間解けない難問を残していき、ワイルズが証明を成し遂げるノンフィクション。
    最高の理系のロマンとドラマに溢れた作品でした。

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    2025年11月03日
  • フェルマーの最終定理

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    ワイルズのフェルマーの最終定理に至るまでの人類の数学史というべき進歩の過程を丁寧にかつ初学者にも分かりやすく解説している名著。古代ギリシアのピュタゴラスが学問として開祖したといっても過言では無い「数学」だが、その彼の名前を冠した「ピュタゴラスの定理」の派生系とも言える数式が、3世紀もの間人類を悩ませ続けてきたという点も非常に面白い。ピュタゴラス以外にも、ディオファントス、オイラー、ガウス、ガロア、そしてフェルマーという人類が誇る数学の天才たちについても、彼らの成し遂げたことに限らず人生そのものについて分かりやすく解説があり、各人に思い入れを感じざるを得ない。子供の時に読んでいれば数学者を目指し

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    2025年10月07日