青木薫のレビュー一覧

  • 代替医療解剖
    原書名「Trick or Treatment?」とは、なんとも秀逸なタイトルだ。サイモン・シン氏の過去の著書と今回の内容を比較すると、方向性が異なるため落胆する人も少なくないだろうが、本書では彼のジャーナリストらしい一面を見ることが出来て、大変興味深く楽しめる1冊である。青木薫氏の翻訳も相変わらず読...続きを読む
  • フェルマーの最終定理
    未解決問題にはロマンが詰まっています。そのロマンの過程で得たもの、失ったものについて知ることができます
  • フェルマーの最終定理
    多くの人がそうだと思いますが私もYouTube大学から流れてきて読んでしまったうちの一人です。が、やはり期待以上に面白かったです。この本を面白くしているのは何といっても著者サイモン・シンの章立ての構成力だと思います。史実であってもそこにストーリー運びがある。ストーリーテラーとしてのアンドリュー・ワイ...続きを読む
  • フェルマーの最終定理
    巨人の肩に立つ、とはこういうことかと感じさせてくれる名著であった。フェルマーの最終定理を巡るドラマを描いたもので、数学の知識はなくとも十分楽しめる。
    遥か昔に提示された問題を解くため、数学の発展の中で生まれてきた新たな技術を1つ1つ駆使して証明していく様は、美しいとしか言いようがない。
    最後に、コン...続きを読む
  • ビッグ・クエスチョン 〈人類の難問〉に答えよう
    子供の頃から疑問に思っていた、宇宙の始まりや地球以外に知的生物はいるか等の謎が説明されている。
    好きな箇所は、「もしこの先タイムトラベルが可能になっているとしたら、現代人を冷やかしに未来から来ているはずだ。素性をばらしていけないという決まりがあっても、必ず我慢出来ない調子がいい奴がいるはずだ」。とい...続きを読む
  • フェルマーの最終定理
    面白かった。学生時代から数学アレルギー、数学嫌いで実はこちらの書籍も購入したものの長らく未読状態でした。しかし読みはじめて感動、続く高揚感、数学と数学者の世界に大いに魅了されました。
    高校時代のあの数学教師も数学の魅力に気付いていたのでしょう。だったらなんで教えてくれなかったのか。いや私が聞いてなか...続きを読む
  • ユニバース2.0 実験室で宇宙を創造する
    宇宙論の権威たちへのインタビューをベースに構成された読み応えのある本。宇宙を創る話と神の存在を信じるかという話が融合している。最初は突拍子もなく感じる話が、宇宙創造の仕組みを考えるうちにそうでもなくなり、人間が宇宙の創造主に成りえる可能性が出てくる。宇宙が生命誕生に適しているのは人間が存在できている...続きを読む
  • 宇宙創成(上)
    「天才科学者達のバトル集」

    天動説vs地動説
    ニュートンvsアインシュタイン
    静的宇宙vs動的宇宙

    など、新しい説が古い説を打ち砕いていくストーリー的な面白さもあるし、
    理論、実験、背景のエピソードなど、しっかり解説されているのに読みやすい。サイモンシンさん凄すぎるとしか言いようがない。
  • 宇宙創成(上)
    天文学の歴史の変遷(宗教的な世界観、地動説、一般相対性理論、観測方法の進化etc..)が、その時代の背景と合わせて書かれています。
    宇宙だけでなく、アインシュタインやハッブルの考え方や信念も魅力的に書かれている面白く、美しい本でした。
  • 暗号解読(上)
    本書の「はじめに」から心を鷲掴みにされた。著者のサイモン・シン氏は、一体何者なんだろうか。目次からして言葉選びのセンスが良い。翻訳も読みやすく、一気に青木薫氏のファンになってしまった。エニグマの章では、連合国が情報戦に強いと言われていた理由が分かった。植民地にまでエニグマを配給し、裏ではその暗号を日...続きを読む
  • 宇宙創成(下)
    読み応えのある良書。科学のみならず、宗教との関係性についても書かれており、当時の状況をより深く理解することが出来る。科学に疎いため、すべてを理解することは出来なかったが、それでも非常に楽しんで読めた。

    以下、お気に入りの箇所を抜粋。
    「私はこの晴れの場に、自分の身なりを外側から飾るものではなく、私...続きを読む
  • 代替医療解剖
    それぞれの代替医療の成り立ち、理論が説明され、更に臨床試験の結果が示され、結論づけられる。非常に論理的で説得力のある内容だった。厳格な臨床試験(二重盲検法)等に関する解説も興味深い。プラセボ効果について詳述した第6章は必読。代替医療をめぐる現代社会への警鐘と提言に、著者の熱い思いを感じた。
  • 暗号解読(下)
    安定のサイモン・シン、非常に面白かったし勉強にもなった。ネットセキュリティの暗号など身近な問題ながら難解で、ほとんどの人は詳細を知らないでいることかと思う。 素因数分解が使われてるってことぐらいは聞いたことがあったが・・
    最後に歴代の暗号を使った検証問題が出てくる試みも非常に面白かった。この10問を...続きを読む
  • 暗号解読(下)
    近代の暗号、それから古代の文字の解読。
    特に興味を引いたのは、やはり今どういった暗号が用いられているか、それから今後どういった暗号が用いられうるのか。素数を使った暗号が強いというのは、なんとなく耳にしたことがあったが、実際に分かりやすく理解できたのは素晴らしい。それに量子世界の一端に触れられたのが本...続きを読む
  • 暗号解読(上)
    初期の頃の暗号は自分で頻度分析で手を動かして解けた。
    解けたときの快感たるや。
    エニグマは、大学入試の英文に出てきたときに初めて知ったが、それをこんなに分かりやすく知れるのは素晴らしい。
  • 代替医療解剖
    代替医療が本当に医療効果があり、費用と見合ったものなのかを、正しい臨床評価を基に検証したものです。正しい評価とは、「科学的根拠にもとづく医療」の事で、通常ランダム化臨床試験で得られた根拠の事です。

    医療の歴史を紐解きながら、医療の素人でもわかりやすく理解できるよう努められており、そこからも筆者達の...続きを読む
  • フェルマーの最終定理
    数学を扱ったドキュメンタリーながら、まるでミステリーを読むかのように、ハラハラドキドキしながら読み進められる名著。
    フェルマーの最終定理の証明に日本人数学者が貢献しているとは知らなかった。
  • フェルマーの最終定理
    数学界に長年証明されずに残っていたフェルマーの最終定理を証明した数学者のお話。

    この本が他のエッセイや自伝と違うところは、著者のサイモン・シンがテレビ業界の人だという点だ。

    数百年証明されていなかっただけに、フェルマーの最終定理の証明を巡る物語には、一般人には難解すぎる概念が数多く出てくる。いわ...続きを読む
  • 「無限」に魅入られた天才数学者たち
    『無限』について、どんな種類があるか。
     その証明方法がエレガントです。
     直感に反するので、騙されてるような気がするのですが・・・

    ◇整数と有理数では、どちらが数が多いか。
     考えるまでもなく有理数だと思うのですが
     何と、整数と有理数では"同じだけ"あるのですね。
    工夫すれば、全ての有理数は、...続きを読む
  • フェルマーの最終定理
    「フェルマーの最終定理」は何故こんなに面白い本なのか。 長年の歴史に渡る壮大なノンフィクションであり、関連する人物全員に素晴らしいヒューマンドラマがあり、知的欲求を満たす題材であり、知らなかった貴重な情報に数多く触れられる点も挙げられる。 数学嫌いな人も含めて大勢の人々から世界中で評価されている、...続きを読む