青木薫の作品一覧
「青木薫」の「数学の大統一に挑む」「宇宙創成」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「青木薫」の「数学の大統一に挑む」「宇宙創成」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学理学部卒。同大学院博士課程修了。専門は理論物理学。2007年度日本数学会出版賞受賞。感動の数学ノンフィクション『フェルマーの最終定理』などの作品を手がける。
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Posted by ブクログ
数学以前に算数すら苦手な私でも、飽きるどころかずっとワクワクしながら読んだ一冊。
歴史に残る難問に挑む人たちの情熱が大変よかった。
大好きな本です。
誕生日のパラドックスの問題楽しすぎ。
ピュタゴラスの弟子の死因が√2 って……ええ……?
「この問題の証明方法を知っているが、余白が足りないので書きません」があまりにカッコよすぎる。
オイラーの橋の問題おもしろー!!
問題が出された状況も含めて面白い。
まさか証明後に悪夢が訪れるとは。地獄のような日々……迫るリミット……。ハラハラしながら読んでいった。
すべてを終えた後の寂しさ。そして快さ。
いやーーいい本だった。
あと、めちゃくちゃ
Posted by ブクログ
フェルマーが余白に何を見ていたのかは、いまだわからない。
17世紀、フェルマーは「余白には入りきらない」と書いた。300年以上、オイラーもクンマーも、途中までは進む。部分は埋まるが、全体は埋まらない。谷山豊と志村五郎は、楕円方程式とモジュラー形式が同じ数列を持つのではないか、と言い出す。1984年のフライ、1986年のリベットを経て、フェルマーの式を直接解かなくても、谷山=志村予想の必要な部分を証明すれば、フェルマーの最終定理も証明できる。
1986年、ワイルズは7年間、130ページで半安定楕円曲線とモジュラー形式の対応を示した。130ページかけてフェルマーの式を計算したのではない。199
Posted by ブクログ
暗号解読 下
原作:サイモン・シン
訳:青木 薫
出版社:新潮社
新潮文庫 シ 37 3
下巻のはじまりは、暗号ではなく、言語と、古代文字の解読である。暗号は、言語に通暁している者が適しているといわれていて、ヒエログリフなどの解読の手法と暗号との対比による解説である。
もともと、敵が知り得ないような言語があれば、その言語で対応していれば、平文でも全く問題はない。太平洋戦争の中で、ナヴァホ暗号といわれた言語がそういった使われ方をしている。
そういえば、映画でマンハッタンで、敵にかこまれた工作員どうしが、アフリカ戦線で覚えた言語でコミュニケーションを図っているのを思い出した。
次にヒエログ
Posted by ブクログ
暗号解読(上)
著:サイモン・シン
出版社:新潮社
新潮文庫 シ 37 2
国家にとって、国を治め、軍を動かすためには効率的な通信手段が不可欠であることを支配者たちは知っていた。それと同時に支配者たちは、メッセージが正当な受信者以外の人物に渡ったり、貴重な秘密がライバル国家に奪われたり、重要な情報が敵の軍隊に漏れたりすればどうなるかもよく理解していた。
孫子は、謀攻篇に彼我の情報量が勝利へ直結すること、そのために、用間篇に何種類ものスパイの運用方法をも、記載している。
重要な情報を敵に知られることなしに、離れた味方に伝える手段こそ、暗号なのである。
暗号は、数学、言語学、情報理論、量子