作品一覧 2024/03/27更新 ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ NEW 試し読み フォロー 天才科学者はこう考える 試し読み フォロー あなたの人生の意味 試し読み フォロー あなたの人生の意味 先人に学ぶ「惜しまれる生き方」 試し読み フォロー 因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか 試し読み フォロー 「男らしさ」はつらいよ 試し読み フォロー オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 試し読み フォロー 会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか 試し読み フォロー 「期待」の科学 悪い予感はなぜ当たるのか 試し読み フォロー 屈辱の数学史 A COMEDY OF MATHS ERRORS 試し読み フォロー 「公正」が最強の成功戦略である~「いい人では勝てない」のウソ~ 試し読み フォロー ゴビ 僕と125キロを走った、奇跡の犬 試し読み フォロー シカゴ・ソウルはどう世界を変えたのか――黒人文化運動と音楽ビジネスの変革史 試し読み フォロー Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である 試し読み フォロー 新・100年予測 ヨーロッパ炎上 試し読み フォロー CIA諜報員が駆使するテクニックはビジネスに応用できる 試し読み フォロー 人類が絶滅する6のシナリオ 試し読み フォロー 世界一しあわせなフィンランド人は、幸福を追い求めない 試し読み フォロー ソクラテスからSNS 「言論の自由」全史 試し読み フォロー タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 試し読み フォロー 〔ダイジェスト版〕オリバー・ストーンの「アメリカ史」講義 試し読み フォロー デマの影響力 試し読み フォロー TRANSFORM AIでビジネスを変革する最強フレームワーク 試し読み フォロー ネットリンチで人生を破壊された人たち 試し読み フォロー 脳はいいかげんにできている その場しのぎの進化が生んだ人間らしさ 試し読み フォロー リベラル再生宣言 試し読み フォロー 1~26件目 / 26件<<<1・・・・・・・・・>>> 夏目大の作品をすべて見る
ユーザーレビュー デマの影響力―――なぜデマは真実よりも速く、広く、力強く伝わるのか? シナン・アラル / 夏目大 すんごい厚さとその知識量、データ量、分析の幅に胃もたれしそうになる現代SNS論の大著。 フェイクニュース、他者の価値判断に影響を受けるユーザー、匿名性やプライバシー保護、デジタルマーケティング、相関関係と因果関係の違い、アルゴリズムと人間の相互関係による影響の及ぼしあい。 めちゃんこ勉強になりました...続きを読む。 Posted by ブクログ タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 ピーター・ゴドフリー=スミス / 夏目大 この本を読む前と後でタコの印象が大きく変わり、なんだか愛着を感じるようになった。すぐにでも生きてるタコを見に行きたくなる。 心身問題について論じる本はたくさんあるけど、下手に哲学的なものよりも、この本を読むほうが有意義かもしれない。単に知識が増えるだけではなく、これから先の生き物との関わり方が変わる...続きを読むかもしれない。少なくともタコが痛みをどのように感じているか、考えずにはいられなくなる。 Posted by ブクログ 因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか ジューディア・パール / ダナ・マッケンジー / 松尾豊 / 夏目大 とても面白い本。「ですよね!そうするしかないですよね!?」という部分(因果ダイアグラムと、それが主観的にしかやりようがないという点)と「すいません、それもう少し詳しく書いてください」の部分(do演算子やバックドア基準、フロントドア基準のルール)があり、後者は別の本を読めばいいのだろうか。練習問題があ...続きを読むるといいな。 自分がやりたいこと、知りたいことを突き詰める方法があるんだと知れてよかった。 Posted by ブクログ タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 ピーター・ゴドフリー=スミス / 夏目大 タコやイカは知性が高いと言われている。進化樹の中でははるか昔に枝分かれした人類とタコであるが、異なる進化の中で神経系をそれぞれで発達させているのが興味深い。人間は脳で集中制御しているのをタコでは腕部にも脳のような機能があるなど、違いはあるもののタコにはタコの心があるようだ。また、もし異星人が存在する...続きを読むのであれば、独自進化した異星人の心を知るためにもタコの心を研究するのは有意義だ。まずはタコになった気分を考えるというのは面白い思考実験になりそう。こんなことを考えられるのも人間の特権のようなのだけど。何冊か類書を読んだうえで、この本にたどり着いたが、読みやすくて分かりやすい。 Posted by ブクログ 因果推論の科学 「なぜ?」の問いにどう答えるか ジューディア・パール / ダナ・マッケンジー / 松尾豊 / 夏目大 世界屈指の人工知能科学者が因果推論について、過去の事例や著者自身の経験・研究をもとに解説している。そもそも因果推論とはなにをすることか、人工知能の科学者がどうして因果推論について研究することになったのか、因果推論を蔑ろにしていた統計学者などの歴史、一貫して重要性を主張していた因果ダイアグラムの解説な...続きを読むどさまざまなことが学べる。 私自身、計量経済学を中心にデータ分析を学んでいたこともあり、もともと因果推論には関心があった。本書でも述べられていたが、伝統的に?計量経済学のほとんどの教科書では因果ダイアグラムを使われることがなかった。しかし、因果ダイアグラムを駆使することで、交絡・コライダー・媒介などを明確にできることが説明されていた。このことは非常にまなびになった。あの有名なモンティ・ホール問題も因果ダイアグラムで解説されている。 データのみから情報を得るだけでは因果推論はてきない(因果のはしご一段目)。介入や反事実(因果のはしごの二段目、三段目)を扱うには、推論したい事象の分野についてよく考察できるだけの知識や経験が必要だと実感した。なお、観察データから純粋な効果(本書ではdo演算子が式にある問題)を推定できる方法も本書では解説されている(フロントドア調整など)が、これらもそれぞれの因果の向きや理屈を理解していないといけない。 本書では因果推論をうまく扱えなかったがために間違った道に進み、多くの失敗(たばこや壊血病など)をしてきたことが紹介されている。私自身、本書の内容についてまだまだ理解不足なことばかりであるが、因果推論の考え方で正しい道の方向に向いていきたいと思った。 Posted by ブクログ 夏目大のレビューをもっと見る